カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

ごあいさつは上品に

2009年12月26日 | タケちゃん健ちゃん

幼稚園小学校の時、朝の会とか全校集会とかでPhoto_2 みんなで一斉に礼をする場面ってありましたよね。そんな時に音楽のセンセイがピアノで奏でる『おじぎのテーマ』 ご存じですか?正式なタイトルは知らないんですけど“気をつけ直れ!”を号令の代わりに楽器でやる、例のアレですよ。 楽譜を書きましたのでキーボードをお持ちの方はぜひ弾いてみてください。ピアノが全然弾けないという方もこれ、覚えておくと『一発芸』として宴会の席で使えますから。う~ん、このブログって役に立つニャー。あ、そうそう。ギターで弾く場合コードネームは “  | G7 |  ”です。ジャラ~ンって弾いてみてください。

でも、これだけで終わってしまっては面白くもなんともない。今日は忘年会、新年会の一発芸の場面でさらにもう一段階ウケるネタを特別にお教えしましょう!それはこれです。ジャジャン!『おじぎのテーマ・上品バージョン』。Photo_3 楽譜をご覧ください。コードネームは “  | G7+5 |  ”に変わりますね。あと最高音を ♪ドーシードー から3度上げて ♪ミーミbーミー にします。どうですか。この上品な感じ。平民が貴族に格上げ、って感じです。実はこのおじぎのテーマ、先日のタケちゃん&健ちゃんLIVEで『迷宮組曲』のエンディングに使ったものなんですね。構成音がほんの少し変わっただけで聞こえ方がガラリと変わる・・・音楽って本当にフシギです。

さて最後に年末恒例の有馬記念予想。マツリダゴッホエアシェイデイの組み合わせ。馬連1点勝負です。どっからでもかかってこんかーい。それでは皆様、良いお年を~♪おじぎのテーマ(上品)

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エンディングの前に泣いちゃった?

2009年12月20日 | コロニー落とし

昨夜コロニー落としのライブがしめやかにPhoto とり行われました。演奏したのはファミコンBGM限定で全17タイトル、46曲。ライブを重ねるたびに新曲に取り組む我々ですが今回新たにチャレンジした中の1タイトルが『MOTHER』(1989年7月)。

非常に思い出深いタイトルです。なぜならこのゲームは私にとって数少ない「クリアしたファミコン・ゲーム」のひとつだからなのです。ファミコンがヘタクソなキノコさん。「チャレンジャー」も「迷宮組曲」もクリアするどころか1面の途中までしかいけずすぐにポイって放り出しちゃったため、ゲームとしてはあまり思い入れがありません。で、クリアした数少ないゲームといえば「ドラゴンクエスト」のⅡとⅢ。「ファイナルファンタジー」Ⅱ。それと「MOTHER」くらいなんですね。いつもはゲーム関連トークに置いてけぼりにされる私ですが、今回だけは参加することができました。

「MOTHER」の音楽は鈴木慶一さんと田中宏和さんの共作で、少ない音数で聞かせるファミコンならではの楽曲としてのひとつの完成型だと思います。リスナーの想像力に訴えるすばらしい楽曲揃いですが中でも私の好きなのは“スノーマン”と“8メロディー”ですね。“スノーマン”は20年前の当時、テレビのスピーカーの前にラジカセを置いてゲームをやらずにBGM流しっぱなしでカセットテープに録音した記憶があります。で、寝る時にヒーリング系BGMとしてよくエンドレスで聞いていました。“8メロディー”はコード進行があまりにツボでいつもグッときちゃいますね。今回もライブ中に耐えられずメソメソしてしまいました。今回のテーマ“エンディングまで泣くんじゃない”を守れなかったのは何を隠そう、私ですエ~ン。

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ラジカセで聴いてた名盤たち⑩

2009年12月13日 | My Favorite

12月もなかばにさしかかってきていよいよ「こりゃー本気で寒くなってきましたよ。奥さん!Photo氷という字は水という字にゴマがついてるワケじゃないのね~うひゃー字余り」などと気合を入れてインフルエンザを蹴散らしているキノコさんですが冬には冬の音楽夏には夏の音楽があると思うんですね。北海道出身としてはあの水道管が凍るほどの寒さ。空気の澄んだ夜の音の聞こえ方。忘れられません。冬には一音一音ていねいに作られた曲を作者と真正面に向き合ってストイックに聴くのに向いていると思います。

CHAKRA / CHAKRA (1980)

チャクラファーストアルバムですね。私は18歳、大学に入ってすぐくらいにリアルタイムでこれを聞きました。ひねくれた日本語の歌詞、歌詞と全然マッチしない明るくPOPな曲調。「あ、そうか。ものすごくダークな歌詞を暗い曲調でやるんではなく、逆にやたら明るい曲調で唄うと救いようがないほど真っ暗闇の世界になるんだ!」この感じにハマッて相当聴きこみましたね。中でも#3.「あこがれ」(作詞:鈴木博文、作曲:板倉 文)はイイ!寒くていやーな事があった日には部屋を真っ暗にしてタタミ正坐。歌詞のひとことひとこと、ギターソロの一音一音をよくかみしめながら聴いたものです。やがて手足がいい感じにしびれてきてうっとりしてきます。ああ寒いってしやわせ。空気が澄んでるってしやわせ。眠るな眠ると死ぬぞ!国本隊員しっかりしろ!そうだ眠らないようにみんなで唄うんだ唄え!♪雪よ岩よわれら~がやどり~奥さんこれだから冬はやめられまへんね

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1年ぶりのコロニー落とし

2009年12月10日 | コロニー落とし

あるんだかないんだかよくわからないバンド、コロニー落とし。1年ぶりのPhoto ライブをやることになりました。

12月19日(土) 高円寺コネクシオン 18:00 開場 18:30 開演(終了しました)

チラシはドラムの郡司顕吾・作です。コロニー落としの“ロ”の字がなんかおかしなことになっています。なんか地球の模様みたいになっていてなにかのゲームのロゴをまざまざーと思い出しますね・・・。今回のライブではこのゲームの曲を演奏する予定です。

最後(エンディング)まで泣くんじゃない!

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心あたたまる世界・・・shun._さん

2009年12月05日 | ともだち

罰帝さんWiz.さんつながりで知り合いになったのがshun._さんという方です。SyunPulse Therapy(パルス・セラピー)というゲーム音楽のリミックス・サークルをやっておられる方です。市川海老蔵風の目ヂカラのある容貌で、パッと見はコワイんですが(失礼)お話してみるととても優しくてユカイな冗談を言う方です。このかわいいミロンくんも彼の描いたものなんですよ。キャ~。そのshun._さんが迷宮組曲・城内の歌入りバージョンを自動演奏で作ってニコニコ動画に発表してくださいました。唄っているのは「鏡音(かがみね)リン」という名前がついてますが、実際にこういうヒトが存在するわけではなく合成音声をプログラミングして“唄わせている”ワケですね。「ボーカロイド」っていうんですか?火事が起きないように注意するヒトのことねそうそうマッチ1本火事のもと火のよーじんひのよーーーー~~~~じんってそれは防火ロイドやろが!じゃかましいわホンマにだいたい防火はわかるけどロイドってなんやねんええかげんにせいよキノコさんそっち方面は全くもって無知でして「鏡音リン」という名前も今回初めて知ったというていたらく。スミマセン・・・ただ知らないということは先入観ゼロで素直に聞ける、というメリットもあるのです(エッヘン)。聞いてみるとアレンジが素晴らしくストリング系の音色も和声もいいし、リズムが途中すこしスウィングっぽくハネるところがタマらない感じです。このアイディアは思いつきませんでした。エンディングもいいですね。泣きそうになってしまいました。全編通して暖かみがあり、shun._さんのお人柄がにじみ出ているのだと思います。すばらしい作品をありがとうございました。だからロイドってなんやねん

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