カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

8BIT MUSIC POWER サウンドブック

2016年05月29日 | ファミコンBGM
 平成28年の世にファミコンカセットを差し込んで音楽を聞こう、という酔狂な企画(ホメてます)『8BIT MUSIC POWER』。みなさんの中にはファミコン本体をお持ちじゃない方も多数いらしゃることでしょう。 「聞きたいけど、これだけのために今さらファミコン本体を購入するのもアレだわ。困っちゃう。うふん♡」というまいっちんぐマチコ先生みたいなイロッぽいそこの奥さん! ついに出ましたよサントラ版CDが!
 題して「奇跡のFCカセット、そのすべてが1冊に!  8BIT MUSIC POWER サウンドブック」←エコーかかる
 で、気になるCDの内容なんですが、オリジナルサウンドトラック12曲、ボーナストラックとしてアレンジ版を2曲収録。すべて実機から高音質で録音した、こだわりのサントラです。
さらに音楽だけじゃなくて、データトラックには、Windowsパソコンで動作する『8BIT MUSIC POWER』のほか、NESデータ、NSFデータ、MMLデータなどの開発データ、RIKIさんイラストの高解像度画像まで詰め込んでいます。「あらいやだ。なんてゼイタクな企画なのかしら。まいっちんぐ〜♪」(ここでパンチラ)
 紙面の方ではゲーム音楽家インタビュードット絵グラフィック、プロデューサー・RIKIさんによるコラムアートワークが詰め込まれてます。「キャー。RIKIさんってイケメン。もうあたしったら目がハート♡まいっちんぐ〜」(ここで左右逆向きでパンチラ)
 三才ブックスさんから6月9日発売。ただいまamazonゲームショップ1983にて予約受付中となってます。奥さん、ダンナと息子さんと実家のお父さんお母さんの分も。5冊くらいポチってくださいよ。「イヤ〜ン。RIKIさんカッコいいからご近所のママ友の分もポチっちゃう。」 そういえば、たった1ドットの白でパンチラを表現しているゲームがあったっけなー…。1ドットの白。男のロマンだよなー…。なんのゲームだったっけかなー…


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「ガッチャマン進行」を考察してみる②

2016年05月22日 | ガッチャマン進行
〜〜〜(前回①の続き)〜〜〜

 なぜ「ガッチャマン進行」は「つらい事に立ち向かい、困難を乗り越えた先には明るい未来が待っている」感じがするのか?
ヒミツは曲の「始まり方」と「終わり方」にありました。解決編はこのあとで。ハンマーカンマー。古畑任三郎でした…。

○フツーに明るい曲 = メジャーコードで始まり … メジャーコードで終わる
    《例》♪アルプス一万尺ドレミのうたおうまの親子うさぎとかめ

●フツーに暗い曲 = マイナーコードで始まり … マイナーコードで終わる
    《例》♪ドナドナ赤い靴かあさんのうたとおりゃんせ

そして「ガッチャマン進行」は、というと。
マイナーコードで始まり … メジャーコードで終わる
これこそが「つらい事に立ち向かい、困難を乗り越えた先には明るい未来が待っている」感じがする、ヒミツだったのです。

 画像の楽譜、1段目は曲の冒頭部Cm(シー・マイナー)から始まっています。で、中略して
2段目。これは私が考えた「ガッチャマンのフツーの終わり方」。Cmで終わらせてみました。弾ける方は演奏してみてください。全く問題なく成立します。
これはこれで勇敢な感じであり、「引き続き気をぬかずに戦い続ける」、「次へ続く」印象を受けます。

そして3段目。こちらがC(シー・メジャー)で終わる、本物のガッチャマン。
2段目と3段目を弾き比べるとその違いがよくお分かりになると思います。
この進行だと明るい未来がやってきて悪の組織との戦いは終わり。最終回。めでたしめでたし。っていう感じがしませんか。

 ちなみにこの効果を逆用してヘンテコな遊びができます。上に暗い曲の例としてあげた「ドナドナ」や「赤い靴」。歌詞も暗いし曲調も暗い。数ある暗い曲の中でも最も暗いと思われる「救いようのない暗さ」の曲ですが、
これらの曲の終わり方をメジャーコードにしてみると…なんかヘンな感じになるでしょ? 歌詞は暗いままなのに、曲調は明るく終わって…。ブラックユーモアというか、ある種の狂気すら感じますね。コード進行は感情にとても働きかけてくる…。奥が深いですよね。 
 さて次回は「曲の終わりだけじゃないよ。ガッチャマン進行」の巻です。 ユルーくお楽しみに〜♪

⇒その③へ


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8BIT MUSIC POWER LIVE COMPLETE

2016年05月15日 | ファミコンBGM
8BIT MUSIC POWER demo [8bit NES]

 ファミコンカセットを実機にさして、ゲームをするのではなく音楽を聞く
8BIT MUSIC POWER 」。2月のイベントに続き、今回2回目となる「LIVE COMPLETE」が開催決定となりました。
 6月11日(土)
 AKIBAPOP:DOJO 秋葉原スタジオ

《出演予定者》
Omodaka
梶原正裕 (Masahiro Kajihara)
国本剛章 (Takeaki Kunimoto)
慶野由利子 (Yuriko Keino)
Saitone
サカモト教授 (Prof.Sakamoto)
佐野広明 (Hiroaki Sano)
塩田信之 (Nobuyuki Shioda)
Tappy
Hally
与猶啓至
(Keishi Yonao)
小野 浩………グラフィック
RIKI……プロデューサー/イラスト
EIN………グラフィック
BAN-8KU………パッケージドット
m7kenji……VJ
 前回、日程が合わなくて来れなかった方も今回は全員が顔を揃えることになるそうです。「ここだけのナイショ話」や「この日だけ聞けるレアな音源」が期待できるイベントですよ。 キノコさんの出し物は「なんちゃって8bit音楽講座」。もちろん本邦初公開の新ネタをお送りしますよー。 ただいま前売り予約受付中。お申し込みはお早めに〜
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『ゲーム音楽大全』にインタビュー記事掲載♪

2016年05月08日 | ファミコンBGM

 『ゲーム音楽大全』という本が5月21日に宝島社より発売されます。内容は主にnamcoの1980年代ゲーム音楽に焦点をあててるようで、音楽CDもついてるというステキなものです。 namcoには全く関係のないキノコさんですが、年代的には今回の本の主旨に合っていたようで、インタビュー記事が掲載されることになりました。ありがたいことです。 amazonにて予約受付中です。1人につき30ポチくらいしてほしいワン。

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「ギャフン」のゲストは自由を愛する、あの指揮者

2016年05月03日 | キノコ国本のギャフンといってみよう
キノコ国本のギャフンといってみよう 第17回

 GWも中盤に突入しました。皆様いかがお過ごしでしょうか。GWといっても巨人×大洋戦じゃないですからね。平松投手カミソリシュート長嶋選手の胸元をエグったり、堀内投手の落差の大きいカーブ近藤和彦選手天秤打法で打ち返したり…のハナシではありませんからね。ましてやシピン選手が移籍してヒゲそったら実はなかなかイイ男だった、なんて全く関係ありません。 そんなGW、キノコさんpresents「ギャフンといってみよう」は5月5日(木・祝)19時頃〜放送開始予定です。 今回のゲストは市原雄亮さん。肩書きはこのような方ですね。
指揮者
●日本初のゲーム音楽プロオーケストラ、日本BGMフィル創設者
新日本BGMフィル(NJBP)代表
けつおん!ボーカル担当
●横浜ベイスターズ・ファン
 クラシック、ポピュラー、ゲーム音楽を愛していらっしゃる方で、型にはまらず自由な発想でさまざまなコンサートを企画し、自ら指揮・司会をしていらっしゃいます。 今回のギャフンでは未発表動画をいくつかご用意いたしまして、彼の活動の一端をご紹介させていただこうと思ってます。
《内容》(予定)
けつおん!LIVEふりかえり(市原氏=ボーカル、国本=ベース)
★国本曲を美人双子姉妹ピアノ連弾で演奏!?(市原氏企画)
★市原氏の活動紹介
★やきうのハナシ ←ウソよねー
どうぞご覧くださいませ♪
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