カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

のこいのこ最新CMソング♪「はたらくモビルスーツ」

2016年11月27日 | のこいのこ
「はたらくモビルスーツ」『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』プロモーションムービー

 「オノデン」「エバラ焼肉のたれ」「サッポロ一番カップスター」など800曲以上のCMソングを唄ってこられた、のこいのこさん。ワタシのような「昭和生まれのTV大好き小学生」は彼女の声を聞かない日はない、というくらいそりゃもうお世話になっている方です。4年前くらいからライブをご一緒させていただくようになったのですが、活動ペースはゆっくりされていて最近では年1〜2回しか人前では唄われてないみたいです。 あとインターネット(SNS)をされていないので情報発信なども全くされていないんですね。先週くらいにお会いする機会があったのですが、そこでうれしそうに「国本さん!新作CMソング唄ったのよ!」とおっしゃるではありませんか。 で、チェックしてみて驚いた。『SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス』プロモーションムービー。 のこさんとゲーム?しかもガンダム?全く接点がない。 私が歌詞を読んでも全く意味不明な単語の羅列。のこさん、さぞや「なんだ?この呪文のような歌詞?」と思いながら唄われたことでしょう。でも伸びやかな唄声は健在。いつも楽しそうにCMソングを唄われる、のこいのこさん。昔のまんまだなー。なんだかうれしくなりました。 今年も12/24(土)には恒例のクリスマス・ディナーショーが横浜のホテルで行われます。私はベーシストとして演奏参加します。ご都合つく方、のこさんに会いにきませんか。ご興味ある方はワタシまでご一報くださーい。
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Disc2-#58 俳句 / 星観る人

2016年11月20日 | 20世紀ファミコン少年
 この曲を作ったきっかけは「若さゆえの反骨精神」ですね。国語の授業で「俳句。それは五・七・五17文字で表現される世界最短の詩です」って教わる。
古池や蛙飛び込む水の音   うん。たしかに17文字っていう素数な文字数だけど
|ふるいけや○○○|○かわずとびこむ|みずのおと○○○| (○は8分休符)  結局みんな休符を入れながら4拍子で読んでるんじゃん。なんでえ、つまんないの。
オレだったら17拍子で休みなく
ふるいけやかわずとびこむみずのおと
って読むね。 あれまあ。若さゆえの反骨精神以外の何物でもありませんね。お恥ずかしい。
でもこれを音楽にしてみたら、意外と面白かったのです。17拍子って、うねうね感が気持ちよくて結構アドリブが盛り上がる。そりゃもう好き放題にベースディストーションかけてブリブリ弾いてます。あはは。 ただ演奏は楽しかったんだけど1つ問題が発生した。録音エンジニアから「ドンカマがほしい」と要望が出たのです。「ドンカマ」ってのはリズムガイドトラックのことで、メトロノームみたいなモンですね。 キノコさんこの要望には困った。なぜなら一定のリズムに合わせて演奏することが大キライだったからです。特にこの「俳句」という曲。テンポがうねうねと揺れるからこそ味が出るというのに!ああもう! そこで解決策模索。♪もさーくはきーをきるー〜〜、ヘイヘイホー、ヘイヘイホー。もさーくー、もーーさーくーよー〜〜ハイハイその木を切るのは与作ね。与作じゃなくて模索ね。 で、行き着いたのは「1拍ごとにテンポチェンジが入力できるシーケンサーにクリック音を打ち込む」という荒技。何言ってるかわからない?あたしにだってわからないよ!
 とにかくね。こういうことだよ。
①メトロノームなしで、いつものように「俳句」のベーシック・トラックをバンドで一発録音する
②録音した曲を再生すると同時にシーケンサー(QX3)のクリック音を鳴らし、曲と同期するようにテンポチェンジの値を入力してゆく
③電子レンジで1分あたためる
④冷蔵庫で一晩ねかす
⑤いい具合にお皿に盛りつける
⑥できあがり
 実際には②でイヤになって作業を投げ出して遊びにいってしまうのでした。 はーなつかしい。そんな苦労をちょっとだけ想像しながら聞いてみてください。星観る人の演奏で俳句です。どーぞー♡
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つるぎさんの新作「リベンジ!迷宮組曲イラスト攻略本」

2016年11月13日 | 迷宮組曲
 今日は「迷宮組曲」が発売されてから30周年なんだそうで。読者のみなさん、当時何歳でしたか?今の年齢から30歳引けばいいからすぐわかりますよね。キノコさんは24歳。大学を2回留年して6年生として在籍(小学生かっ!)。ヤマハ札幌店で毎日バイトしてた日々だった気がします。 たしか迷宮組曲を作曲していた時期に担当の教授から「キミ、卒業の見込みはないね…授業料払って中退するか、払わずに除籍になるかの2択だね」と宣告され、5秒くらい考えて「じゃあ除籍で」という流れになったように記憶しています。ぎゃはは。 迷宮組曲の城外曲がブルース曲調なのは、当時植木等さん主演の映画「無責任シリーズ」が好きで「そのうちなんとかなるだろう」っていうフレーズが自分の境遇と符合したんですよね。ガーランド城の背景が真っ青な空じゃないですか。植木等さんの映画主題歌に「見ろよ青い空白い雲〜」という歌詞がある。ミロンくんはこれからいろいろな魔物と対決してヒドい目に遭う、っていうのになんて「設定に合わない」自分勝手な都合の曲をつけたんでしょうね。
 さて、そんな迷宮組曲ですが当時、小学生だったみなさんには難易度の高いゲームだったんではないでしょうか。井戸でヒドい目にあいました」「井戸はトラウマです」「井戸の曲を聞くと今でもコワいです」のような暖かいファンの皆様の声を数10回聞かされております。本当にスミマセン。 でも当時クリアできなくて泣く泣く断念した、そんなアナタにGood News!
 つるぎさんが「リベンジ!迷宮組曲イラスト攻略本」を作ってくださいました。タイトルに「リベンジ!」ってついてるくらいでこの本の制作主旨は「30年前の当時、ゲームクリアをあきらめた方にもう一度コントローラを握って挑戦してほしい」ということなのです。中身は本当に懇切丁寧な攻略本で「おおっ。この本を見ながらプレイすればワタシでもクリアできる!…かもしれない」というわかりやすい内容です。そしてイラストがかわいらしい♡ 直線部分をすべて手描きしているのもやさしい感じがして癒されます。入手方法は通販で。コチラからお求めいただけるか思います。 つるぎさんとはもう10年ちかくのおつきあいで拙作「迷宮円舞曲」の作詞を担当していただいたり、CD「1」では「フェニックスの尾」を唄っていただいたりしております。今回はステキな攻略本を制作してくださいまして本当にありがとうございました♪
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梅本竜トリビュートCDに1曲参加しました

2016年11月08日 | ともだち
 福岡でユカイな演奏ができたのも、FCBに混ざって1700人の前でボンバーキングが演奏できたのも、「20世紀ファミコン少年DECADE」や「ひつじの丘」を制作できたのも…全てはこの人のおかげなのです。 梅本竜。 亡くなって5年の月日が過ぎました。今ワタシが楽しく創造的な日々を過ごすことができる理由は、6年前の今頃の季節、彼から放射されたあまりにも大きな熱量に心を動かされ、彼からLogicをインストールしたMacBookProを託されたことに尽きるのです。 今回高見龍さん、ヨナオケイシさんが中心となって梅本竜のトリビュートCDが制作されました。彼の代表作である「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の劇中音楽を15人の友人達が1曲ずつアレンジして持ち寄ったものです。 呼んでいただいて本当に光栄でした。
 もともと梅本さんからは「赤い刀のアルバムを作るからベースを弾いてほしい」と言われていたんですよ。その話は実現しませんでしたが今回こうして梅本さんの曲で自分がベースを弾いて制作することができた。梅本さんに託された時には全く使い方のわからなかったLogic。まだまだ使いこなしている、とはお世辞にも言えないけれどこのツールを使って作品を発表できるようになった自分。 梅本さん、きっとニヤニヤ笑っているんじゃないかなー。 「成長」という、美しいメロディーを持ち明るい曲調の楽曲を選んでみました。自分なりに梅本さんに「こういうアレンジはどう?」と問いかけるような、割と思い切って大幅に楽曲構成をいじった作りになっています。Akira hagiwaraさんのボイステンドウさんのギターをフィーチャーし、音の素材的にもFM音源と対極にあるような離れっぷりです。でも意外と梅本曲とナマ楽器は相性いいんですよ。是非聴いてみてください。 amazonでのご購入はコチラから。都内近郊の方には先行販売イベントもあります。私は今回出演せず、客席でウロチョロしている予定です。あはは。どうぞ足をお運びください。
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完全犯罪は難しいようです。古畑任三郎でした。

2016年11月04日 | ともだち
 先日行われたFCB13thLIVE。キノコさんはボーナスステージに少しだけ登場させてもらいました。大好きなFCBと同じ舞台に立って演奏できたことはとても光栄であり、1700人ものお客様の前でお話させていただいたのはイイ経験になりました。FCBの皆さん本当にありがとうございました。
 ところで、この日ワタシが出演することはFCB関係者の方しか知らなかった「ヒミツ事項」でした。キノコさんも誰にも事前には言ってなかったワケです。 出演設定としては「ベースを会場に置き忘れた人」という茶番だったので、
①お昼前くらいに楽器をかついで会場入り
②リハーサルを行った後、ベースを舞台裏に置きざりにして単独で離脱
③開演直前に入り口付近で仲間(マツケんさんやテンドウさん)と待ち合わせ
④何喰わぬ顔で入場。客として観戦。
 という流れだったのです。 
めるさんのバスタオルの下がどうなっているのかドキドキし、みさき君のステージ上・早着替えに下品な拍手を送りそうになり、カワケムさんのピンボールの動きにギャハハと爆笑し、おにっちさんのアクションメイジソさんのリアルタイム効果音がバッチリ合っているのに感服し、よこばりさんのお姫様だっこを見て役者根性ここにあり、と感涙しているうちにいよいよやってきましたボーナスステージ。アヲケムさんが「お客様の中で会場にベースをお忘れになった方はいらっしゃいませんか」と問いかけ、キノコさんが「ハイ、ハイ、ハ〜イ」とこたえる。 客席に並んですわっていたマツケんさんもテンドウさんもビックリ。 やった!どうやらワタシが「サプライズ出演」することは誰にも悟られなかったみたいです。使命を果たしてホッと一安心したところでまさかの古畑任三郎登場!
 「んー。うふふ。キノコさん、誰にも悟られずにボーナスステージを迎える。一見うまくいったようです。 しかしアナタは2つほどミスを犯しました。」
再現シーン①》〜開演直前会場入口にて〜
キノコ「まめさん少し遅れてくるみたい。オレここで待ってるから先に中に入ってていいよ」
テンドウ「はい。でもどこが関係者席なのか、わからなくないですか?」
キノコ「大丈夫。前から14列目くらいの中央の席だから」
再現シーン②》〜2面が終わって休憩時ホール内にて〜
マツケん「ハドソンメドレー、面白かったです」
キノコ「最前列の人だけ鉄アレイを投げてた演出ね」
 
「ハンマーカンマー。んー。うふふ。おわかりですか?アナタはまだ会場に入っていないのに関係者席の場所を正確に把握し、客席の最前列にだけ鉄アレイが仕込まれていたことを知っていた。アナタが本番前になんらかの理由で会場内を訪れていたことの証明です。」
 というワケでうっかりボロを出していたワタシでした。テンドウさんとマツケんさん、気づいてたけど黙っててくれたのかな?完全犯罪は難しいの巻でした…
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