カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

国本曲をピアノ・デュオで。NJBP+

2015年04月25日 | ファミコンBGM
新日本BGMフィル 佐々木智令・視令 "All I Needed (Was you)" from MOTHER(FC)

 バーや喫茶店などリラックスした空間で新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団によるゲーム音楽生演奏を楽しめるNJBP+
このたび私、キノコ国本剛章の曲をピアノ連弾で演奏していただけることとなりました♪
双子の姉妹デュオ、佐々木智令・視令によるピアノで国本作曲のゲーム音楽をお届けいたします。
私は演奏ナシで、曲間に市原さんとトークをするためにおジャマいたします
どうぞお越しくださいませ。

5月23日 (土)
開演 14:00
名曲喫茶カデンツァ
東京都文京区本郷7-2-2本郷ビル地下1階

≪出演≫
佐々木智令・視令
(ちはる・みはる)…ピアノ連弾

* * *

市原雄亮 (MC)
キノコ国本剛章 (ゲスト)

2,500円(1ドリンク込)

ご予約はコチラへ
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骨太なグルーヴ感。Gourmet Mania(グルメマニア)

2015年04月19日 | ともだち
【バンドアレンジ】スーパーマリオカート タイトルBGM

 6月20日(土)に開催されるゲームミュージック RENDEZVOUS(ランデヴー)」関西からやってくるゴキゲン・grooveなバンドを紹介します。
Gourmet Mania (グルメマニア)
 まずは動画をご覧ください。男らしいでしょ。シビれるでしょ。ホレてまうでしょ。男っていうより「(おとこ)」っていう字が似合うかも。
 Acky (Guitar)
 Takaya (T.Sax)
 P-tan (Key)
 Famico Famio (Bass)
 Chanbom (Drums)
ふだんは滋賀にいらっしゃる5人組です。たしか二等兵さん(ゲー音部でいちばんエロい人。あ。間違えたエラい人)に紹介してもらったんだっけかニャー。一昨年3月に大阪で開催されたイベント「サウンドテスト0001」にオール1ブラザーズとして出演した際に、共演して以来のおつきあいです。
 CD「ファミコンディナー」も聞かせていただきましたが演奏も音色もカッコいい!リズム隊は「疾走感」にみなぎっていて、それでいて骨太です。スネアチューニングが高いのが個人的にツボ。カンカン言ってます。こういうの大好物でゴハン3杯はイケます。あとEQの使い方が個性的で全体の音色をわざとコモらせたり、昔のラジカセで聞いてると錯覚するかのような、ちょっとレトロな感じにしてみたり。ステキです。和声のアレンジは基本的にPopですが、ところどころJazzyなところもあってニヤリとさせられます。突然変拍子になったりとかもハマっててカッコいい。あとテナーサックスね。キノコさん、この楽器の音を聞くと、なぜか「」とか「」とか「タバコ」とかをイメージしちゃうように刷り込まれているんだけど、それが明るい曲調のバックの上に乗っかると「チョイ悪おやじ」的ななんともイイ感じ。コワーいヤクザの組長が小学生の孫の参観日に行ってるみたいなね。あはは。よくわかんないよ!
 というワケでGourmet Maniaがやってくる「ゲームミュージック RENDEZVOUS」。ただいま絶賛予約受付中です。皆さまのお越しをお待ちしておりまーす♪
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梅本竜“YU-NO”アルバム・ライナーノーツ①

2015年04月11日 | ともだち
 puchiさんが手がけていらっしゃる、梅本竜作曲『YU-NO』のカバー・アルバム三部作第2弾“PASTが発表されました。打ち込みは全曲たんちさんが担当されています。
今回、私キノコ国本がライナーノーツを担当させていただいております。はりきって書き始めたらなんだか、あっと言う間に3000文字超の長文ライナーになってしまいました。あらま。あまりに長いので3回に分けて掲載したいと思います。今回はその第1回目です。
 梅本竜、没後3年と8ヶ月。こうして彼と自分との関わりを文章にまとめてみると、ふだんフニャフニャと生きている自分に1本くさびが入るというか。身が引き締まる思いがします。自分が死ぬまでに限られた時間、これから何をしたらいいのか。彼が示唆してくれた指針のようなものを思い出すのです。

   [ 強烈なFM音源モジュレータのような男・梅本竜 ] ~ 1/3 ~

 私が梅本竜と初めて会ったのは2010年9月。私が主催して高田馬場の小さな店で行なった「タケちゃん&健ちゃん」のLIVE。彼は一人でそれを聞きに来た。残暑が厳しい日だった。いや残暑というか外気温は35度くらいあったと思う。地下にあるライブハウスの入口にふらりと現れた彼は「はじめまして。梅本です」と短く自己紹介した。小柄な男で引き締まった顔つき。眼光が鋭いな…というのが第一印象だった。その日は特に私に対して用事があったわけではなかったようで、LIVE終了後、打ち上げ〜ゲームセンター・ミカドと一緒に行動したが次につながるような話は何もなく、その日限りな感じで別れた。彼が37歳で亡くなったのが2011年8月のことだから、わずか1年前の話である。
 私は梅本竜36歳の夏からの1年間しか彼の事を知らない。その間に直接会った回数もわずか6〜7回に過ぎない。しかし彼は知り合ってからの年数や、会った回数に関係のない「強烈な揺さぶり」を私にかけ、当時48歳だった私の生き方に大きな影響・変化を与えて風のように去って行ってしまったのだ。まるでFM音源のモジュレータのように。

 今からここに書くのは梅本竜最後の1年間、いやもっと限定しよう。2010年11月〜2011年1月の3ヶ月間に起きた出来事である。それより前のエピソードにも触れるが、それらは全てご両親をはじめ共通の知り合いに「後から」聞いた話である。ご承知おき願いたい。

 梅本竜(1974年生まれ)と私(1962年生まれ)は同じ寅年生まれでちょうど1周り違うという年齢差だ。私が24歳の時に作曲したファミコン・ゲーム「スターソルジャー」(1986年発売)を彼は12歳、中学1年のときに遊んでいたという。だから彼は私の作った曲をそもそも知っていたのだ。知っていたどころか随分聞きこんで理論的分析していたという。中学生当時の彼は念願のPCを入手し、昼夜を問わず制作や研究に打ち込んでいた時だ。つまり私は自分では知らずに12歳の多感な少年に影響を与えていたことになる
 一方私は不勉強ながら、初めて出会ったタイミングでは彼の作品を1曲も知らなかった。

 2010年11月、梅本竜から1通のメールが届いた。用件は「今度CDを出すことになったから制作を手伝ってくれないか?」というものだった。『赤い刀』という渾身の力作を書き終え、充実感・達成感に満ちていた時期。彼の精神は高揚しており、新しい人脈を拡げ、新しいことを始めようとしていた。その中の1人に私もいた、という事らしい。彼の心の中のジグソーパズルに「国本」というピースがうまくハマる場所が見つかったのだろうか。しかしこの時、私はこの申し出を丁重に断った

 断った、というより「断らざるを得なかった」と言う方が適切だろう。48歳の私は現在とは違って音楽制作から遠ざかって久しい一介のサラリーマン。DAW環境を全く持っていなかったし、使ったこともなかったのだ。20代の時に作曲していた時の機材はとうの昔に処分してしまっていたし、だいたい持っていたとしても前時代的なポンコツで全く使い物にならない。私はベースを弾きながら細々とバンド活動だけかろうじて続けていたものの、創作に対する意欲はなく、新しい機材を取り入れる意欲もないまま30代〜40代をダラダラと過ごしていたのだ

 梅本竜からの誘いに良い返事ができずモヤモヤした感情が残ったように記憶している。久しぶりに「音楽家」として仕事に誘われているのに、自分にその準備ができていない。役に立てない。ふがいない。それまでは「いつかそのうち創作意欲が湧いてきたら、作曲だけを自分でやって、誰かに録音や編集を頼めばいいや。若い人でそういうの得意な人いっぱいいるだろうし。」なんて呑気に構えていた。そんな甘い考えの男に「いつか」なんて永遠に来るわけがない。梅本竜からの誘いは強烈な1発のボディーブローとして私の心の奥深くまで届いた。

(つづく…)
〜 2/3 はコチラ〜
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NES BAND 最新の演奏をチェック!

2015年04月04日 | キノコ国本のギャフンといってみよう
 お待たせしました。やりますよー。UST「キノコ国本のギャフンといってみよう」第10回
構成演出まめさんの全面的なご協力をいただきまして、マイペースでうねうねと続けておりますこの企画も、数えて10回目。驚いたことにGoogleで「ギャフン」という言葉を検索すると、キノコさんのUST放送が第3位に出てくるではありませんか!いやービックリした。
《検索結果》
第1位:ギャフン 語源由来辞典
第2位:ギャフンの由来を教えて nifty
…に次ぐ、栄光の第3位ですからね。うきゃきゃ。 でもこの結果を冷静に分析すると、世の中の人たちが如何に普段「ギャフン」という言葉を使用していないか、ってことですよね。へこむわー。。。でもこうなったら目指せGoogle検索第1位、ですよ。わっはっは。
 さてそういうワケで第10回放送は4月5日(日)19時頃〜スタート予定。ゲストは松澤さん、ヒトミchのお2人をお招きします。(写真は先日の誕生日パーティー用にGBSさんが描いてくださったもの)
内容
NES BAND 最新演奏動画(3/1 Push Generations!のライブの模様を一部公開)
●本人による奏法解説
がメインです。3月1日の演奏はすばらしいものだったのですが、まだ動画が公開されてますんよね。会場にいらっしゃった方以外は体験してなくて、これは何とももったいない。こういうのをご紹介するのがキノコさんのお役目ですからね。ご期待ください♪
 「Push Generations」は演奏以外にもトークコーナーも興味深い内容でしたので、主催者であるまめさんと、その辺のお話も少し振り返りたいですね。ナイショ話が多かったので、お話できる範囲でね。広島でのゲームインパクトにも触れたいニャー。というわけで内容盛りだくさんでお送りいたします。コメントたくさんくださいね。お待ちしておりまーす。
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