カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

大カンゲキの「楽譜希望」メール

2024年07月06日 | チャレンジャー
キノコ国本の「なんちゃって作曲講座」チャレンジャー洞窟面の楽譜書いたよ

 この動画をあげてから、たくさんの「楽譜希望」メールがキノコさんのもとへ届きまして、「あら。うれしいわ。みんな楽譜が好きなのネ♪うふん」とつぶやきながら、いそいそとPDF添付して返信ボタンをドーンと押す毎日。たいていのメールは短文で要件のみ記されているんですが、そんな中ワタシの目を引く長文メールが1通届いたのです。ナミコムさんという方からいただきました。チャレンジャーの感想が詳しく書かれていてキノコさん大カンゲキ。涙のプールでスワンボートを浮かべ、こいでこいでまたこいで。多摩川から東京湾に出て太平洋を東へ。東へ東へひたすら東へと進み、世界一周して自宅へ帰ってきたところです。ずっと東へ進むとまた元の場所に戻る。チャレンジャーSCENE2のように。なんてね。というワケで以下メールからの抜粋です。
 国本さん、はじめまして。ナミコムといいます。動画にて、チャレンジャー洞窟面の楽譜をプレゼントと告知があったのでメールしました!
★ファミコン「チャレンジャー」の思い出
 当時僕は小学5年生でしたが、ファミコンが大ブームになって社会現象といえるほど勢いのあった時期でしたね。友達の家にファミコンソフトを持ち寄って、みんなで遊んでいたのが懐かしいです。当時のファミコンゲームはどれも非常に難しいものが多かった中で、「チャレンジャー」は最後のボスクリアまで行けた数少ないゲームです。難しいもののクリア不可能なほどではなかったのが好印象です。(とはいえ難易度ゲージ最小設定ですが)
 1面BGMは、クラシックの原曲など知らず、ノリの良さと細かな打ち込み、踏切のキンキンという音を模した効果音がすばらしく、子供ながらこの音楽はファミコンで一番好きだと公言していました。列車の上を移動して内部に侵入し、先頭車両を目ざすアクロバット展開も最高にアツいです。のちにクラシックの原曲を知りましたが、うーん、国本さんのファミコンアレンジがないとイマイチだなぁなどと感じました。ファミコンの3和音しかない制限の中でベースCHやサブメロCHを動かしてメロディ、ハーモニーを装飾する技法は今聞いても国本さんならではのものですね。(スターソルジャー2音に圧縮する動画も見ました)
 2面BGMは、個人的にはカントリーウエスタンだと思っています。乾燥した砂の大地をさすらうインディージョーンズ。広いマップをひたすら探索していくBGMとして飽きずにずっと聴いていられる作りになっていますね。ラストに向けての曲の盛り上がりと、新しい土地に足を踏み入れたときの景色の変化が相まって非常にワクワクするゲーム演出になっていました。
 そして3面(洞窟)BGM、キラキラした洞窟のなかで湧き上がる噴水に飛び乗る素敵なゲームにふさわしく、3拍子のゆったりしたワルツの雰囲気をもった楽曲が素晴らしいです。サティジムノペティを連想する曲調ですが、重くなりすぎず明るめの楽曲に仕上げているのがさすがです。荒野の中でほっと一息つけるイメージにぴったりです。
以上、長くなってしまいましたが、よろしければチャレンジャー洞窟BGMの楽譜を送っていただけたらうれしいです!

ナミコムさん、詳しいご感想ありがとうございました。当時ターゲットを小学校高学年くらいに設定していたので「ああ。ウケていたんだなあ。よかったなあ。」あ。またカンゲキがぶり返してきた。いかんいかん、スワンボートスワンボート。世界一周、2周目の旅にいってきまーす。あはは。


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