観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「オトコマエ! 2」思わず、三匹越えしそうな勢いだっ

2009年11月23日 | 映画・ドラマ
 北町奉行所の吟味方与力の藤堂逸馬(福士誠治)とその友人でもある評定所の吟味物調役武田信三郎(斎藤工)が維新直前の江戸で繰り広げる、人情的なお話。福士誠治ってお侍顔だし、ひょうひょうとしていていいぞっ。
 文句無しの面白さ。時代劇好きにはたまらない。とにかく楽しいので、1作目の「「オトコマエ!」も観るぞ。自分の中での時代劇ナンバーワンは、「三匹が斬る」シリーズなのだが、ひょっとしたら、これ三匹越えしそうな勢い。こういう軽いタッチの時代劇もいいもんだ。
 「親孝行プレイ」で初めて観て、「あれー、こんなイケメン俳優いたんだ」と思ってた斎藤工。「オトコマエ!」で発見。
 南町奉行の鳥居耀蔵(片岡鶴太郎)、北町奉行の遠山金四郎景元(柴田恭兵)など、脇は渋い役者が揃っている。さすがNHK。

「天知人」ついに最終回

2009年11月23日 | 映画・ドラマ
 「こういう終わり方か」ってなくらい大河ドラマは巧くまとめて来るよね。今回の「天知人」もお見事な結末。加藤清史郎人気に始まって、彼を一躍トップの子役に押し上げた奇縁酢べき作品でもある。これまで、こんなに人気を博した子役は居なかった。
 そして、あまりメジャーではなかった直江兼続も加藤清史郎同様、戦国のトップスターに躍り出た。
 戦国武将の中で、上杉景勝が一番好きな自分にとっては、嬉しい作品でもあった。演じた北村一輝もイメージにピッタリ。ピッタリと言えば、景虎の玉山鉄二も同様だ。
 妻夫木聡が直江兼続を演じるのは線が細いかな? と思ってもいたし、途中、中年稲荷切れていない感じがしたが、老域に入って妻夫木がグッと押さえた演技を魅せるようになった。直江さんっって本当は182cmくらいあった大男だったらしい。
 そして、最終回。これは冒頭に述べたとおりだが、洞窟で景勝と兼続の最後の見せ場で、妻夫木の顔が光に照らされてアップになるのだが、その顔が、なんと、なんと、父親役だった高嶋政伸に「そっくり」と思ったのは私だけだろうか?
 なにはともあれ、「天知人」。楽しめました。これにて、オンタイムで全部鑑賞した作品は「黄金の日々」、「篤姫」に続いて3作品となった。

 さて、次回からは年末特別の「坂の上の雲」。3年掛けて放送するってもが凄い。1年間、お話を覚えていなくちゃいけないものなのか? まさかね。1回(1年)だけでも十分理解できる内容に作ってあるのだろう。
 しかも主要キャストが阿部寛、本木雅弘、菅野美穂、香川照之ときたら、こりゃあ、もう観るしか無い。特に、香川照之出演作品で裏切られたことは無い。
 司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」が、中国滞在中に読破しているので、どのような映像になるかが楽しみである。
 さらに来年度の大河ドラマ「龍馬伝」。こちらも香川照之が出演ときた。もう観るしか無い。だが、どうだろう? 龍馬。現在放送中の「仁」の内野聖陽が「もの凄く、龍馬」なんだもん。外見はイメージと違うが、中身が龍馬そのものって感じ。本人にお会いしたことは無いが(笑)。
 同じく大河ドラマ「新撰組」と「龍馬の妻とその夫と愛人」で龍馬を演じた江口洋介以上の龍馬は現れないと思っていたら、内野聖陽が現れた。このイメージを越えられるか? 福山雅治の龍馬が楽しみである。
 チームナックスも出るしね。