観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「0号室の客 Second Story 才能のある男」単純な展開で分かり易い人間関係

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 丸山隆平、安田章大扮する売れない漫才コンビが得点の優劣を争いながら漫才のネタを考える。その点数が、たった1店差。しかも計るたびに優劣が入れ替わり…。
 3話完結なので次回で最後。どんな結末になるのやら。
 丸山隆平、安田章大共に、いかにも若手漫才だよねー。この話しは単純で、面白い。

 洋館風ホテル「HOTELPOINT」。このホテルの「0号室」にあるエアーシューターに爪や髪など自分の遺伝子を入れると、人間としての点数が送り返されてくるのだ。この部屋を訪れれば、自分の人間としての点数が明確に出る。しかも、その点数は人間の成長度に合わせ、流動的に変わっていくのだった。

<First Story 憧れの男> 全4話
出演:大野智(嵐)、田中美保、城島茂(TOKIO)、横山裕(関ジャニ∞) ほか

<Second Story 才能のある男> 全3話
出演:丸山隆平(関ジャニ∞) 、安田章大(関ジャニ∞)、彦磨呂、横山裕 ほか

<Third Story 完璧な男> 全3話
出演:加藤成亮(NEWS)、森迫永依、城島茂(TOKIO)、横山裕 ほか

<Fourth Story 点数抗争、勃発!? 親分、兄貴、チンピラ> 全4話
出演:村上信五(関ジャニ∞) ほか

<Fifth Story 36点のプライドの高いニート> 全3話
出演:小山慶一郎(NEWS) ほか

<Sixth Story 頼りない夫と完ペキ主義の妻 倦怠期の30代夫婦> 全5話
出演:城島茂(TOKIO) ほか

 城島さん、暇なのかな? First Story のどこに出てたんだろう? 

「深夜食堂」。大人のドラマだねぇ

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 「深夜特急」、「深夜食堂」と、深夜が付くとなぜかミステリアス感倍増。
 新宿・花園界隈の路地裏のマスター1人が切り盛りする小さな「めしや」が舞台。深夜0時から朝の7時頃までの営業をもじって「深夜食堂」と呼ばれている。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎のみだが、マスターが出来るものなら言えば何でも作ってくれる一風変わった店。
 そこに集う常連客の抱える思いとマスターの交流を描いている。
 本名、素性、経歴とも一切不明。左目に切り傷のような跡がある、いかにもわけあり的マスターには小林薫。忠さん(不破万作)、小道 (宇野祥平)は比較的多く出演しているが、準レギュラー的位置で、毎回のゲストが主人公になり、レギュラーはマスターのみ。
 ひきこもごもの人生を、彼らが注文するメニューになぞったタイトルの1話完結の大人のドラマ。深い話しなのにそう重く感じないところがいい。
 食べ物との組み合わせが、いい味出しているのだろう。
 果たしてこのマスターの正体が分かる日は来るのだろうか? 小林薫が客に深く関わるでもなく、かといって関わらないわけでもない絶妙の距離感を保つマスターにピッタリ。
 好きです。こういうドラマ。

「サザエさん」。ドラマもほのぼの

2009年11月28日 | 映画・ドラマ
 観月ありさが国民的アニメのフグ田サザエに扮した実写版。観月ありさも一時パッとしなくて、「ぼくんち」だっけ? 西原理恵子原作のひじょーに、イメージ脱却を計った役やったりもしたけど、まあ、おきゃんで、おちゃめな可愛い子ちゃんが定着したようだ。そんな意味で、ピッタリのサザエさん。
 マスオ(筒井道隆)、磯野波平(片岡鶴太郎)、フネ(竹下景子)、カツオ(荒井健太郎)、ワカメ(鍋本凪々美)、タラオ(庄司龍成)、波野ノリスケ(田中裕二、爆笑問題)、タイコ(白石美帆)、三河屋のサブロウ(勝俣州和)、電気店店員(オードリー)とほとんどこれだけの出演者で、「カラーテレビがやってきた!」、「磯野家大戦争!」、「磯野家にようこそ!」のオーソドックスなテーマを3本放送。
 出演者もおおかたアニメのイメージに近く、中でもサザエさんの観月とワカメを演じた子役とノリスケの田中が似てた! 竹下景子もまったりとしたフネを押さえながら演じてた。カツをキャラは、演じ易い典型的な子どもだから、そう難しくはなかっただろう。
 難を言えば、筒井道隆だよね。あの人って何時の時代の誰を演じてもあんな感じなんだけど、役者としてどうなのだろう? マスオさんも今イチ! 情けないところは似てたかもしれないけど?
 それと、タラちゃん。確かにあの子役の可愛いけれど、今風っぽ過ぎるのと、可愛い過ぎってところかな。もっと泥臭いこの方がイメージに合ったような…しかし、成長すると瑛太になっちゃうからあんなもんか(笑)。
 視聴率も良かったらしいし、続編出来るな! 恐るべしサザエさん人気。サザエさん自体が、観ていてホッとできるホームドラマだよね。
 アニメでは登場人物は年を取らないが時代はどんどん進んじゃってるけど、やはりサザエさんには昭和がよく似合う。このドラマのPRとして、放送当時のアニメが放送されたりしたが、あの頃はタラちゃんも子ども特有の奔放さで(我がまま)、いつの間にか、聞き分けのいい、いい子になっちゃうキャラチェンジしてた。