観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「アンナさんのおまめ」。こいつ身近にいたら殴る!

2010年06月06日 | 映画・ドラマ
 チョー勘違い女の桃山リリ(ベッキー)。自分は、飛び抜けた美人で世の中の男は全て自分に気があると激しい思い込み。ある意味で前向きのポジティブ人間なのだ。
 そんなリリの親友・西園寺アンナ(杏さゆり)の恋人・坂上恭太郎(柏原収史)も自分に一目惚れしたと勘違いし、周囲の迷惑さえ気付かず、突っ走る。
 これ、コミックで読んだ。そのリリは化粧は濃くてド派手だが、デブでブス。しかし、自分の目にはどうもそう写らないらしい、KY女で、面白いけど、こういう女が側にいたらそうとううざいなーと思ってた。
 ここまでいかなくてもリリ予備軍は結構身近にいるけどね。実際にビックリしたのが、どこからどう見ても「あんたデブだよ」ってな女がほかのデブを「デブ」って言っちゃう事。正に目糞鼻糞状態なのだが、最近知ったのが、「デブは自分をぽっちゃりだと思ってる」そうだ。すげー。
 で、こいうう人に本当の事を言うと怒ると相場は決まっているのだが、リリには通用しない。どんな悪口でもすべていい方に解釈しちゃうから、周りはたまったもんじゃない。暖簾に腕押し。
 原作が面白いからストーリーは問題ないが、映像ならではの心の声部分の柏原収史の表情に注目。
 ベッキーのオーバー・リアクションも堂に入ってる。でもベッキーは可愛いから映像的に許されてるけど、本当のデブでブスでバカでスペシャルやって欲しい。そうなると、現在、この手の役は森三中の村上知子が一手に引き受けているが、そうだ、あの超勘違いの「モー娘。」のあの娘(名前も覚えてないけど、自分で可愛いって言い張ってる、並)あたりいいんじゃないの?
 不思議なのが、親友のアンナがリリの事を少しも嫌がってもいないし、うざがってもいない事。でも美人は嫉妬や妬み心を持たなくても十分って、これも実際の話しだわね。
 ほかに、徳井義実(チュートリアル) 滝沢沙織、渡邉紘平、大東俊介、池田努、高橋ひとみ、草刈正雄らが出演。

「吉原炎上」。宮本真希のシーンにしびれます

2010年06月06日 | 映画・ドラマ
 観月ありさのスペシャルドラマ再放送。以前にも観て、書いたと思うが、その時はあまりいい印象が無かった。当時、名取裕子ファンだったのと映画の配役の豪華さに見劣りしていたのだが、今回改めて、宮本真希のインパクトが凄い。若者風に言えば「半端ねー」。役もいいのだろうが、わずかな登場シーンで、これだけの印象はやはり凄い。しかし、テロップ見るまでは純名里沙か? と思ったけどね。それに「宝塚っぽい」と思ってたらやはり宝塚だった。
 主演が、上田久乃→若汐→紫太夫なのは名取裕子の映画版と同じだが、内容やほかの登場人物は全く別もの。
 映画では花魁だった藤真利子が今度はやり手役っていうのが、月日の流れを感じさせる。
 全体的に、女優さんたちが綺麗かったー。
 白川由美の一本調子演技と、観月ありさと星野真里の取っ組み合いの喧嘩シーンの「なんじゃこりゃ」を抜けば、作品は面白い。
 「鬼龍院花子」や「肉体の門」っちゅー、ドラマ・シリーズが製作されて、イマイチ、若くておきゃんで可愛いイメージを引きずっていて、若手の台頭に苦戦していた観月ありさには追い風。
 

「タンブリング」。第8回のサプライズ

2010年06月06日 | 映画・ドラマ
 何がサプライズか? それは自分にとってだけなのだが、新体操のコーチ役で音尾琢真登場。そうだ、音尾、高校時代新体操部だったっけと、「ハナタレナックス」の新体操対決を思い出した(その時のこん棒演技で、音尾、投げたこん棒1回も拾えず)。
 大丈夫か? 大丈夫だった。さすが経験者だった。グリングリン回ってた。経験者だからの起用だろう。
 役は実は悪い奴。わっるい顔してたー。
 そして今回、烏森高校男子新体操部が全員で初めて演技披露。これは凄い。役とは言え、数カ月でこんなに出来るようになるなんて、役者さんも大変だ。
 で、来週からは。またあの悪い奴が再登場。赤羽礼治(伊阪達也)。あのツンツン頭(髪型)の時は、顔が真四角で、イケて無かったけど、前髪下ろしたら、イケ面。人間って髪型が重要なんだなと再確認した。
 この人(台本がそうなんだから仕方ないけど)が絡むと嫌なんだよね。暴力事件に発展して、ケガとか部の存続とかいった不良にありがちなテーマになっちゃうからさ。
 これも役だから、仕方ないけど、こういう方たちって絶対に何人かでつるむよね。一匹狼っていない。仲間を増やしたがって、どこかこOLみたいだ。女の子ちゃん。
 昔、あるおかまが、「ホモだからつるむのよーん」とか言ってたなー。言葉通りじゃなくて、男気が無いからっ意味ね。
 そのおかまによると、おかま仲間で「ホモ」って最も卑下する言葉なんだって。「あいつホモよ」ってバカにするらしいっす。
 という事で、毎週土曜は、朝から楽しみにしている「タンブリング」ももう終盤。
 後は、月森亮介役の三浦翔平と五十嵐隼人の区別がイマイチなんだけど、「ルーキーズ」は五十嵐だよね。「ごくせん」はどっちだ?
 火野哲也役のと、徳山秀典(表情、特に目の動き)。大山龍一郎役の大東俊介と小栗旬(雰囲気)が被る。俳優さんもどんどん若い人出て来るから大変だよね。