喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

いかた未来倶楽部

2010-07-18 | ブログ
 田村菓子舗三代目の原点は、
ふるさとに柑橘を広めた「宇都宮誠集」
を調べたことだそうです。

 コメントの続きがありますので、紹介します。

『それが原点で私はこんな活動をしています。

「いかた未来倶楽部」http://www.mirai-c.com/という会です。
私が今学んでいる、社団法人八幡浜青年会議所を卒業したOB (定年が40歳)が、
自分たちが学んだことを地域の若者に伝えていきたいと作った組織です。
 
 私はこの設立趣旨にひかれて入会をしました。
長くなりますがお付き合い下さい(笑)

「設立趣旨

はじめに

 私たちを取り巻く政治、経済、社会情勢の全てに於いて、閉塞感に満ちた今日の日本。 私たちのふるさと伊方の現状も、まさに、その中にあります。
 今、21世紀のふるさと伊方のまちづくりを考える時、
意識を同じくする青年が、同じ理想に向け、
まず、行動を起こすことが必要であると、痛感します。
 
 次代の子供たちに素敵なふるさとを確実に手渡すために、
今、私たちが、やらなければならない事は、何か? 
 そして、今、私たちに何ができるのか?
何ができないのか?
さらに、それが出来ないのは、なぜなのか?
 私たち自身が、常に疑問を提起しながら、
前向きにポジティブに思考し、行動する心を育んでいかなければなりません。
 
 これからの多くの出会いや交流の中から、
必ず私たちの求めるものが、はっきりと見えてくるものと考えます。
 
 まちづくりの主人公は、あくまでも、そこに住む住民一人一人です。
それゆえに、行政と住民の合意に基づき、
すべての施策が施行されることが、理想であります。
 住民は「してもらう」、行政は「している」的な考え方が、
まちづくりの方向性を危うくしています。
あなたは、何もしないで求めるばかりしていませんか?
あなたの知らないうちにモノが出来たり、壊されたりしていませんか?
 
 すべては、住民の行政に対する無関心から生まれるのです。
そういった住民意識、行政意識を、
私たちの活動、運動によって変革していく事が出来れば、
素敵なふるさとを、次代の子供たちに確実に手渡す事になることを確信しています。」

 この会の活動が、誰もが持っている潜在的なまちづくりへの関心を掘り起こし、
その思いを具現化していく「まちの元気」になることが、
この会の存在意義であり、基本理念であると考えます。

 みんながひとごとでなく自分の事として考え、行動する。
環境問題だって解決できるはずです。
気づいてもらうために、誰かが投げかけ続けなければいけないと思うのです。』

 田村菓子補三代目は、
学校生徒の職場体験などをこころよく受け入れ、
心底、本気になって関わってくれています。

 勇気が出ます。
 元気が出ます。

 梅雨明けした四国愛媛県。
今日は、ものすごい暑さでした。
 この暑さ、田村菓子補のおすすめの1品は何でしょう?

              岬人(はなんちゅう)

 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田村菓子舗三代目の原点

2010-07-18 | ブログ
 7月13・14日、愛媛新聞ヤング落書き帳に特集された三崎地域めぐりについて、
私の大好きな田村菓子舗の三代目からコメントをいただいたので紹介します。

『「自分ごととして考える」
 岬人さん。すばらしい取り組みですね。
子供たちが、ひとごとでなく自分のこととして意識する。
まさにこれが大事ですね。

 私も中学校の時、郷土クラブで
三崎に柑橘栽培を広げた「宇都宮誠集さん」について調べました。
このことが、私が故郷を自分のこととして考えるようになった原点です。

 その時のクラブのメンバーは5人、
県大会での発表で最優秀賞もいただきました。
 その時のメンバーのひとりは、平礒のヒゲのおじさんの娘です。
私の一つ年下。

 余談になりましたが、そんな体験が私に意識改革をもたらしてくれました。
一生懸命、私たちを導いてくれた木下先生に感謝です!!!』

 ふるさとを、自分のこととして考える。
ふるさとを、自分とのつながりとして考えるといってもいいのでしょうか。

 みなさんのふるさとは、どんなふるさとですか?

                    岬人(はなんちゅう)

 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田舎暮らしを楽しむ

2010-07-18 | ブログ
 現在、佐田岬の二名津という田舎に住んでいるのですが、
さらに田舎のふるさと平礒に移り住む予定です。

 写真は、リフォーム予定の家から見た風景です。
真下には、みかん畑が広がり、
釜木湾につながっていきます。
 手前に、フクロイセという砂浜が見えます。
よく泳いだ浜です。
かつて漁をしていた時代の船蔵跡の石積みが今も残っています。
この浜に打ち寄せる波の音が、ここまで聞こえてきます。
 向こうの山は、釜木の山で、
この方向から朝、太陽が昇ってきます。

 この風景は、30年数前の幼き頃とほとんど変わっていません。
 この変わらない風景にとても惹かれるようになりました。
まるで、時間が止まったかのような。

 こんな変わらないふるさとというのも、もう少なくなったようです。
「変わらないことが、魅力を発する」
そんな時代になってきたのではないでしょうか。

 そんな田舎で、家族といっしょにゆっくりと暮らしていきます。


                        岬人(はなんちゅう)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする