昨日8/6は、被爆から74年の広島「原爆の日」を迎えた。
8年前の2011年、息子と行った「原爆の日」を思い出す。
その時の様子をブログでふり返ってみる。
「父と息子の広島の旅」
父と息子だけの二人旅もいいものです。
息子がおむつをしていた二歳の頃、別府高崎山へ猿を見に行きました。
息子は生で見る猿に大はしゃぎ。
あれ以来の二人旅。
我が家の旅行は、登山やスキーなど自然体験がほとんどで、
レジャー施設やショッピングなどはありません。
ある程度子どもが成長したら、社会を考えさせることを目的とした旅行に出かけることを考えていました。
今回は、明日8月6日の広島平和記念式典を見に行きます。
少し強めの刺激を受けることで、社会についての意識が芽生えていくと思います。
学校がこういったところへ連れて行くことはむずかしく、
家庭の役割だと考えています。
息子は、今中学2年生で、7月には学校の平和学習で、
広島に行きました。
三崎中学校の平和学習は、とても充実しています。
被爆証言を聞いたり、平和資料館・原爆ドーム・慰霊碑を見て回ったり、
原爆の子の像に千羽鶴を捧げたり、滋君の弁当を再現したものを昼食で食べたり、
佐々木貞子さんの折り鶴について学んだり、学校に帰ってからも被爆アオギリ2世を
植樹したりと、たいへんすばらしい学びをしました。
したがって、息子の意識はとても高まっている状態です。
今夜は前夜ということで、平和公園内ではさまざまな集まりがあります。
明日は、平和記念式典、「はだしのゲン」作者の中沢さんの出身小学校、元町小学校でのワークショップ、午後からは子どもたちによる平和創作劇「I PRAY ~子どもたちの祈り~」、夜は灯籠流しを見る予定です。
これらのすばらしい内容を企画してくれたのは、
尊敬する渡部朋子さん(NPOアント・ヒロシマの代表)。
息子は、今回の旅でいったい何を感じることになるのでしょう。
そんなことについても帰りの船や車の中で語り合いたいと思っています。
岬人(はなんちゅう)