喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

スティーブ・ジョブズ最後の言葉  STEVE JOBS Last Words

2016-04-30 | 教育
スティーブジョブス最後の言葉 STEVE JOBS Last Words


I reached the pinnacle of
success in the business world.
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
   
In others’ eyes, my life is an epitome of success.
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。
    
However, aside from work, I have little joy.
In the end, wealth is only a fact of life that
I am accustomed to.
    
しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。
   
At this moment, lying on the sick bed and
recalling my whole life,
I realize that all the recognition and wealth that
I took so much pride in, have paled and become
meaningless in the face of impending death.
  
病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。
  
私がずっとプライドを持っていたこと、
認証(認められること)や富は、
迫る死を目の前にして
色あせていき、何も意味をなさなくなっている。
   
> In the darkness, I look at the green lights from
the life supporting machines and hear the
humming mechanical sounds,
  
この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。
   
I can feel the breath of God and of death drawing closer…
   
神の息を感じる。死がだんだんと近づいている。。。。
   
Now I know, when we have accumulated
sufficient wealth to last our lifetime, we should pursue
other matters that are unrelated to wealth…
   
今やっと理解したことがある。
   
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。
   
Should be something that is more important:
もっと大切な何か他のこと。
    
Perhaps relationships, perhaps art,
perhaps a dream from younger days …   
   
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。
   
Non-stop pursuing of wealth will only turn
a person into a twisted being, just like me.
   
終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。
  
God gave us the senses to let us feel
the love in everyone’s heart, not the illusions
brought about by wealth.
   
神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、
   
愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。
  
The wealth I have won in my life I cannot bring with me.
私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。
   
What I can bring is only the
memories precipitated by love.
   
私が持っていける物は、愛情にあふれた思い出だけだ。
   
That’s the true riches which will follow you,
accompany you, giving you strength and light to go on.
    
これこそが本当の豊かさであり、あなたとずっと
一緒にいてくれるもの、あなたに力をあたえてくれるもの
あなたの道を照らしてくれるものだ。
    
Love can travel a thousand miles.
Life has no limit. Go where you want to go.
   
Reach the height you want to reach.
It is all in your heart and in your hands.
    
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。
  
行きたいところに行きなさい。
   
望むところまで高峰を登りなさい。
  
全てはあなたの心の中にある、
   
全てはあなたの手の中にあるのだから
   
What is the most expensive bed in the world? –
“Sick bed” …
    
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい? 
シックベッド(病床)だよ。
    
You can employ someone to drive the car for you,
make money for you but you cannot have someone
to bear the sickness for you.
   
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
見つけることは出来ない。
  
Material things lost can be found.
But there is one thing that can never be
found when it is lost – “Life”.
   
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
   
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。
   
人生だよ。命だよ。
   
When a person goes into the operating room,
he will realize that there is one book that he has
yet to finish reading – “Book of Healthy Life”.
  
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。
   
「健康な生活を送る本」
  
Whichever stage in life we are at right now,
with time, we will face the day when the
curtain comes down.
  
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
   
Treasure Love for your family,
love for your spouse, love for your friends…
     
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートーナーのために、
あなたの友人のために。
  
Treat yourself well. Cherish others.
  
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。



スティーブ・ジョブスがティムクックに最後に贈った言葉

ジョブスが最後の言葉としてティムクックに残した言葉は

『 You should never ask yourself What Steve Jobs would do?
(スティーブなら何をしただろう?と考えてはいけない)』


だったとウォール・ストリート・ジャーナルが伝えていた。

『スティーブは私に伸し掛る大きすぎるプレッシャーを和らげてくれた。
あの言葉があったから、大切な決定を下すとき 『スティーブなら?』 という思考をブロックすることが出来た。』
とティムクックは語っていたそうだ。
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伊方町豊之浦を歩く

2016-04-29 | 感動
 昨日、仕事のため伊方町豊之浦を歩いた。
実に11年ぶり。

 急な斜面に人家が建ち並び、小道が迷路のよう。
それがまたおもしろい。
情緒がある。



 浜に下りてみると、漁師町にふさわしく、たくさんの漁船がつながれていた。



 海の男たちの誇り。
それを支える女性たち。

 昔から人情味ある豊之浦の人たちが大好きだ。
途中、記憶をたどりながらお世話になった井上商店を訪ねてみた。
 ガラガラとドアを開けると目が合い、
「ご無沙汰していました。」
「お変わりありませんか。」
 そんな会話に胸が熱くなる。

 この店があるおかげで、ちょとした物がいる時にどれほど助かることか。
お年寄りや車の運転ができない人がどれほどありがたがっていることか。

 次の仕事があったため長話はできず、店をあとにした。
すると背中から呼び声がして、
「これでも飲んでください」
と缶コーヒーを渡してもらった。

 本当、あったかいなー。


 また今度ゆっくりと立ち寄りたい。
伊方には明るい未来がある。



     岬人(はなんちゅう)

 

 
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おもしろい瀬戸内の風景

2016-04-29 | 佐田岬の風景
 昨日、おもしろい風景が見られた。

 釜木湾に低い霧が立ちこめ、海が見えない。
まるで高い山から見下ろす雲海のようだ。



 この霧が発生した理由は、海水温度が低いところに、暖かく湿った空気が流れ込み、
その空気が海水に熱を奪われ冷やされることにより、空気中に含まれていた水蒸気が霧となったのだ。

 海水は、暖まりにくく、気温より2ヶ月ほど遅れて上昇するため、
瀬戸内海では、3月から7月に気温が水温より高くなり、この時期に霧が発生しやすくなる。

 例えば、前線が日本の南にあり、南から暖かく湿った空気が流れ込み、水温の低い瀬戸内海で冷やされて広い範囲に霧が発生するということだ。



 暖かい気温と低い海水温が生み出す瀬戸内の風物詩。
これもまたふるさと瀬戸内の風景。

            岬人(はなんちゅう)
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岬めぐり ~大浜・中之浜・大成の風景~

2016-04-27 | 佐田岬の風景
 昨日、仕事にあわせて岬めぐりをした。
伊方町大浜では、鯉のぼりが気持ちよく泳いでいた。


 手が届きそうな黒島。


 緑がまぶしい中之浜。






 潮がかなりひいて、磯物がとれそうな大成。

 


 大成では、15年ぶりくらいの綾さんとの再会に感動。

 たまには、岬めぐりもいい。
地域ごとに個性豊かな風景が見られる岬のおもしろさを感じた時間だった。

            岬人(はなんちゅう)
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さわやかな田舎の朝

2016-04-26 | 佐田岬の風景
 ばたばたと忙しい毎日。
職場と家の往復だけで時間が過ぎていくような感じ。
気がつけば、もう朝が来て。

 連休もほとんど仕事がつまっている。

 そんな時間に追われるなか、今朝はちがった朝をむかえた。
暖かくなり、鳥の鳴き声も日に日に多くなっている。
 夜明け前など、小鳥のさえずりで目が覚める、
といったおだやかなものではなく、鳴き声の多さに目が覚める。
 たぶん、都会で暮らしている人にはわからない感覚。
それほど、この佐田岬は野鳥が多い。

 鳥たちに起こされ、ドリップコーヒーを手に、久しぶりにベランダに出てみた。
夜明け前のこの静かな時間がいい。


 
 やがて向かいにある東方の釜木から朝日が昇り始める。
辺りが一気に明るくなり、暖かい光を体に感じる。
自然と朝日に感謝する。

 いつもとちょっと違った朝。
いい一日になりそうだ。

        岬人(はなんちゅう)
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30年の時を経て、「ストレンジャー・カンパニー」テニスサークルに感謝

2016-04-22 | 感動
 双子の娘たちが、今春愛媛県立三崎高等学校に入学した。
入学する前から、部活動の選択で悩んでいた。

 三崎中学校では、ソフトテニス部に入り、それなりの充実感があったようだ。
指導者は、父親の私だった。

 高校になったら進学をめざしたいと、体育会系の部活動をあきらめようと考えていた。
ところが先輩の誘いもあり、硬式テニスを選んだ。
 先日、テニスラケットを一緒に買いに行った。


 思いおこせば30年前、一人福岡の大学に行った私は、同じアパートの佐瀬合一先輩との出会いがあり、
思いもよらないテニスをすることになった。
ところがやりだすと、これがおもしろかった。

 松岡修造さんとは、同じ年齢。
ずいぶんと有名になり始めたころだった。
 世界的には、ステファン・エドバーグやボリス・ベッカー、そして晩年のジョン・マッケンロー。
女性では、ナブラチロワが圧倒的な強さを誇っていたころ。

 そんな人たちのプレーを夢見て、練習が終わった後や休日に西部運動公園で、一人で壁打ちをよくしたものだ。
ある時、勢いあまってラケットをすべらし、地面にたたきつけてしまった。
そして折れてしまったのだ。
貧乏学生の自分にとって、それは大きな痛手だった。
 そして買ったのがこのプリンスのでか面のラケット。




 もう25年くらい使っていないが、大切に残している。
久しぶりに取り出し、振ってみた。
まだまだこれで打てそうだ。

 この年代物を見て娘たちも驚いていた。
さすがにこれを使うとは言わなかったが、まだまだ打てるということを見せてあげたくなった。
 ラケットの古さ以上に自分の体が古くなっているだろうが、連休中いっしょに親子でテニスをする約束をした。

 娘たちが買ったラケットが、このウィルソンとバボラのラケット。
軽くて性能もよくなっている。



「ストレンジャー・カンパニー」テニスサークルのおかげで、30年の時を経て娘たちとテニスができる。
何て幸せなことだろう。
「ストレンジャー・カンパニー」の人たちとの出会いが当時の自分を変え、
未来の今を豊かなものにしてくれている。

 出会いが、人を変える。
出会いが、未来を変える。


                    岬人(はなんちゅう)
 
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花のある風景 「藤の花」

2016-04-21 | 佐田岬の風景
 今年も我が家の塀にきれいな藤が咲いている。
年々、ツタを伸ばし、塀一面が紫色に染まる。

 道行く人の目を楽しませているようだ。
昨日も朝早く、車を待っていたアヤメおばちゃんが
「きれいやなー」と見とれていた。

 花のある風景、いいものだ。
未来に残したいふるさとの風景。










              岬人(はなんちゅう)
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息子との最後の夜

2016-04-10 | 佐田岬の風景
 明日の朝、息子は進学のためふるさとを巣立っていく。
実感がわかないが、明日の夜はもういないのだ。

 いつか子どもは、親元を離れる。

 生まれたときから今までいろいろなことがあった。
大きな病気もしたが、元気に今を生きている。
 

 風呂が好きで、のぼせるくらい入っていたこともあった。


 双子の妹たちができ、大喜びしていた。


 時にはイクメン(育男)。


 体の心配もほとんどなくなり、高校生活を謳歌。


 そして明後日12日が入学式。私たち両親は仕事があるので出席できない。


 息子と最後の夜を過ごしながら、30年前の自分と重ねあわせていた。

 大した子育てもできなかったが、多くの人に支えられ、育ててもらった。
子どもは家庭で育ち、社会で生かされる。

 たくましく成長していくことを願っている。

           岬人(はなんちゅう)

 

 
 


 
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忘れられない旅立ちの夜

2016-04-10 | ふるさと
 今から30年も前になる。
 平礒の田舎で生まれ、育った自分が福岡の大学へ進学するために、ふるさとを離れることになった。
 18歳の桜咲く4月のことだった。 

 引っ越し荷物を家の2トントラックに積み込み、
いよいよ出発の時を迎えた。
 九州へのフェリーの時間の都合で、平礒を夜中12時ころに出発することになった。

 天気がよく星がキラキラ輝いていた。

 祖母・母・弟・妹が見送りをしてくれた。
 ばあちゃんからの
「元気でやんなさいよ。」の言葉に涙がこぼれた。

 トラックに乗りこむと父が、
「今日のことは忘れるなよ。」
のひと言。 
 深く心に響いた。
この時の父の年齢は、ちょうど今の自分と同じ。



 そしてトラックは動き始めた。
トラックの窓を全開にし、別れをする。
見送りの家族が、大きく手を振ってくれた。
 
 胸が熱くなった。
「これがふるさとを離れるということなのか。」

 自分にとって、忘れられない物語。


 今春、三崎高校を卒業した息子は、将来柑橘農家を継ぐために、愛媛県立農業大学校へ進学する。
今晩が最後の夜。
 めずらしく、いろいろなことを話した。

 明日、息子はふるさとを巣立っていく。

           岬人(はなんちゅう)
 


 
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桜の向こうの亀ヶ池と女子岬

2016-04-01 | 佐田岬の風景
 仕事帰り午後6:30。
小雨降るメロディーライン。

 伊方地区では沿道の桜もずいぶん花開いてきた。

 亀ヶ池と女子岬を望むことができるお気に入りの場所に車を止め眺める。



 桜があればどんな風景も絵になる。

桜ノ雨もまたいい。




       岬人(はなんちゅう)
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