喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

明神の山桜が咲き始める

2016-03-31 | 佐田岬の風景
 今日、3月31日。
今年度最後の日。

 佐田岬半島の山々にも風物詩の山桜が咲き始めた。

 自然で素朴な山桜が大好き。

 特にきれいなスポットは、二名津と明神の間の山。

伽藍山の山すそ。



 週末からどんどん花開いていくだろう。

佐田岬が1年で最も美しい季節だ。


               岬人(はなんちゅう)

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喜久家プロジェクト NHK四国で放送

2016-03-29 | 佐田岬の風景
 愛媛県最西端の日本一細長い佐田岬。
ふるさと伊方町での郷づくり「喜久家プロジェクト」。



 その取組がNHKの取材を受け先週放送された。

 反響が多かったのだろうか。
明日30日、朝7:45から全国に向け放送される。
 
 実におもしろい。
 
 岬から新しい風を吹かせたい。




             岬人(はなんちゅう)
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よそ者来たれ 世界から  ~農作業などボランティア~   3/21愛媛新聞掲載

2016-03-22 | 地域づくり
 3月21日の愛媛新聞に喜久家プロジェクトのことが掲載された。
 
 タイトルは、
「よそ者来たれ 世界から  ~農作業などボランティア~」



 父も母も写っている。

 小見出しとして、
○ ドイツ・ギリシャ・韓国…10年で34カ国600人超。
○ 住民交流 地域徐々にオープンに



 新聞記者は、森口睦月さん。



 インタビューで、
韓国の歯科衛生士イ・へインさん(23)は、
「農家で働くのは初めて。したことのない作業がたくさんできて楽しい」

喜久家プロジェクト代表の弟浅野洋海は、
「金髪の外国人に驚いたり、よそ者を受け入れなかったりした地域住民が、
実際にボランティアと接することで少しずつ変わっていった」

「今では、若者に声をかけ野菜や魚のおすそ分けもしてくれている」

 とコミュニティーの輪を徐々に広げている地域の変化に喜んでいる。

          
写真は、私の両親と台湾出身の呉、ほおかむりをしているのはドイツのオラン。
休憩のこの時間がいつも楽しみなようだ。


                 岬人(はなんちゅう)
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カラフルでヘルシーなふるさと

2016-03-21 | ふるさと
 今日は、お彼岸。
昨日の部活動の大会に向けて、土日休みなしでやってきた。
 今日は、久しぶりの休日。

 柑橘作業の手伝いをした。
高校を卒業した息子は、じいちゃん(私の父)と剪定。

 私は、倉庫で選果の手伝い。


 働き始めたら止まらない弟。


 92歳になったおハルおばちゃんは柑橘作業ができなくなったので、
そのサンフルを選果してあげている母。
 ずいぶんと体が小さくなったように思う。


 ワーキングホリデーを利用して台湾から来ているゴーくんは、まじめに働く。


 いろいろな話で盛り上がる。
 みんなで一緒に働くっていいものだ。

 カラフルでヘルシーなふるさとの田舎。

                       岬人(はなんちゅう)



 
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岬の春  寒さも彼岸まで

2016-03-21 | 佐田岬の風景
 暑さ寒さも彼岸まで、と言われる。
本当、その通りの陽気。

 今日は久しぶりの仕事休みで、柑橘の選果の手伝いをした。

 倉庫の周りの様子。



 緑の木々のトンネル。


 ベランダから釜木を望む。


 山桜の蕾もふくらんできた。
今週末頃には、咲き始めることだろう。

 楽しみな岬の春。

           岬人(はなんちゅう)
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平成27年度伊方中学校 卒業証書授与式

2016-03-17 | 感動
 本日、3月17日(木)、愛媛県内のほとんどの中学校では卒業書証授与式が行われる。
伊方中学校でも昨日までに準備万端。





 今朝は、暖かいおだやかな春の日ざしが照るなか、卒業する3年生がさわやかに登校してきた。
巣立ちの朝だ。
 
 後輩たちから胸にリボンをつけてもらいながら、
「卒業おめでとうございます。」「ありがとう。」
というすてきな言葉が交わされる。



 

 家族や地域のみなさんも温かく見まもっている。

 ハンカチの準備もできている。

              岬人(はなんちゅう)
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モンゴル青年海外協力隊員の活動報告

2016-03-15 | 地域づくり
 昨日3月14日、青年海外協力隊員としてモンゴルに派遣されていた神野諒さんが、
母校の伊方中学校でその活動報告会を開いてくれた。

 2年前の出発の時に比べて、またひとまわり大きくゆとりができたように感じる。
 伊方中学校生徒会は、バスケットボールが足りない神野さんの派遣先へボールをプレゼントしたようだ。



 男前で、しかも優しい語り口。
伊方中学生たちは、どんどん引きこまれていく。





 
 途中、質問タイムもあり、とても盛り上がった。
中学生たちは、あこがれの目でみたことだろう。

 自分の体験談を交えながら、分かりやすく報告する神野さん。



 若者には、夢がいっぱいだ。

              (岬人 はなんちゅう)
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喜久家国際ワークキャンプ 2016 大交流会

2016-03-13 | 地域づくり
 喜久家国際ワークキャンプ 2016 大交流会






 3月12日、日本一細長い佐田岬半島の人口50人足らずの、小さな小さな郷平礒で開かれた
「喜久家国際ワークキャンプ 2016 大交流会」

 小さな家に集まったのは、何と50人。

 平礒の人口と同じ。
この夜、平礒は人口が2倍になった。

 あちこちで、笑いと熱い話で盛り上がった。

 今回は、NHK取材もあり、リポーターの福島さんのインタビューでさらに盛り上がった。

 おもしろい。実におもしろい。

 田舎には夢がある。

 
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愛顔でつなぐえひめ国体2017  えがおダンス講習会

2016-03-12 | 佐田岬の風景


 昨日3月11日、えがおダンス講習会が伊方中学校で行われた。
 2017年(平成29年)に愛媛で開催される国民体育大会に向けて、
県民をあげて盛り上げていこうという取組。



 マスコットキャラクターのみきゃんも踊る。

 指導者のすばらしい指導もさることながら、
伊方中学校生徒の楽しそうなダンス。

 

 愛顔でつなぐ愛媛国体。

 君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え 



     
               岬人(はなんちゅう)
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忘れてはならない記憶  東日本大震災から5年

2016-03-12 | 感動
 昨日、5年前の3月11日に東日本大震災が起こった。

あの衝撃から早5年が経つ。

 忘れてはならない記憶。

 伊方中学校でも黒い喪章をつけた弔旗が掲げられた。



 3年前、3人の子どもたちを連れて、まだまだ復興していない宮城県の被災地を訪ねた。

「自分にできること」を考えて動いていきたい。

 
             岬人(はなんちゅう)


  
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カフェ「三日月とカフェ」が人気の理由

2016-03-10 | 感動
 ある記事が目に止まったので、シェアさせてもらう。
松山にある人気の「三日月とカフェ」について。

 以前、知り合いと入ったことがある。
カフェについては全く無頓着だったが、落ち着いた雰囲気の居心地がいい店だった。

 以下が、このカフェについての記事。



 ~あの有名カフェが繁盛する秘密~
 
『息子さんが熱があります!』
保育園から一本の電話が。
 
 日曜日に始めていった動物園の興奮からか
息子が39度近くの発熱・・・
 
 自分も妻も仕事が詰まっていて
『一緒にいてあげることが出来ない・・・
どうしよう・・・』
 
 困っていると妻の職場の仲間がすかさず、
『勤務シフト変更するから、休んで大丈夫だよ♪』
って言ってくれました。
 
 職場の社員同士が協力し合って、
仕事のことだけでなく家庭のことも考えてくれる。
 
 妻がいつも言っています。
『今の職場で働けて幸せ。ずっと働き続けたい』

 社長をはじめ社員みんなが『思いやりの心』を
大切にしている・・・
 そんな心がお客様にも伝わっているんでしょうね。
 
 妻の職場は、松山で知らない人はいないほどの人気カフェ
『三日月とカフェ』
   
 香ばしい香りのコーヒー。
口に入れるとふわふわ食感がひろがるフレンチトースト。
そして、笑顔と思いやりのあふれるスタッフ。




 いい店(職場)には、いいスタッフがいる。
分かりきったことだが、ついつい忘れてしまいがちなこと。

 南予に近い「三日月とカフェ」伊予店もオープンしたみたいだ。
カフェには無頓着な自分だが、行ってみたい気がする。



           岬人(はなんちゅう)

               

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第8回地域教育実践交流集会に向けて  「教育の地産地消」

2016-03-10 | 地域づくり
平成27年12月5・6日に開かれた地域教育実践交流集会をふり返る。



 以前、実行委員会代表の讃岐幸治先生が、次のようなことを言われていた。

『どこの商店街も閑散としている。
八百屋やタバコ屋までも店を閉め、シャッター通りと化している。
 その代り、繁盛しているのが、全国規模のコンビニ、スーパー、大型の量販店などのチェーン店だ。
それらのチェーン店は値段も安いし、品も揃っており、
深夜営業のところもあり、便利で使い勝手がいい。

 ただ、そこの商品の多くは、地場以外のところから仕入れたものがほとんどで、
消費者は、生産者がだれかを知ることもなく、ただ買うだけ。
 また、利益はチェーン店の本部のある都市部に持っていかれ、地元にお金が落ちることは少ない。
 
 こうしたあり方に変化が起こっている。
 個人レベルでは、自分が食する野菜ぐらいは自分でつくろうと、一坪農園が盛んだし、
家のこまごました修理ぐらいは自分でやろうと、DIY(ホームセンター)がはやっている。
 アルビン・トフラーのいう「生産=消費者」の復権である。

 地域レベルでも、地域で生産したものをできるだけ地域で消費しよう。
そういう「地産地消」運動が起こっている。
 農産物直売所、道の駅、軽トラ市などがそうだ。
生産者と消費者が顔の見える関係にあり、その活動を通して、地域の存在感を高め、地域の価値を高めよう。
こういう動きが盛んになった。

「生産=消費者」や「地産地消」は、なにも経済の分野だけでなく、
教育の分野でも起こっている。
 かつては音楽会や映画館に観客として行っていたが、それだけでなく、いま合唱団に所属し、
第九を歌ったり、オペラや演劇で自ら出演する人が多くなった。
「音楽鑑賞」から「カラオケ」へ、「カラオケ」から「シンガーソングライター」へ移ってきているのである。

 学習活動にしても、地域の歴史、文化・産業について、その道の専門家から教えてもらうだけでなく、
自ら実地に出向き、生資料を発掘し、調査研究し、その成果をまとめあげていく。
 受講者(消費者)としてだけでなく、研究者(生産者)として学習活動していく傾向にある。

 また、地域の受益者から地域の担い手へと変わりつつある。
 地域レベルになると、もっとダイナミックだ。
各人が身につけた知識・技術、経験、持ち味など(生産したもの)をわが身にとどめておくのではなく(知的便秘状態)、
それらを体外に排出(消費・活用)していく。
 循環型教育といったらいいか、「知的おすそ分け文化」に満ちた地域づくりがはじまっている。

 住民一人ひとりを名人にしていく。
寄贈本を集めて図書室をつくる。
子どもの絵画をもとにまちを美術館にする。
 体験学習のための農家の民宿化、古民家を公民館ならず公民家にするなどなど。
こうした動きを「教育の地産地消」と呼んでもいいだろう。

 いま必要なのは、地域に学び、地域で育み、地域を創る教育、
いわゆる教育の地産地消の風土、しくみをつくりあげていくことである
。』






 教育の地産地消。

 現在、ふるさとの平礒では、喜久家国際ワークキャンプが開かれており、
国内外の13名の若者たちが共に地域づくりに関わってくれている。

 教育の地産地消の風土、そしてしくみづくり。
もっともっとおもしろいものになりそうだ。

           岬人(はなんちゅう)
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喜久家国際ワークキャンプ2016

2016-03-08 | 喜久家の情報
 3月2日から毎年恒例の「喜久家国際ワークキャンプ2016」
が始まっている。

 歓迎会の様子。



 今年も国内外から集まった熱き若者たち。
日本各地、ドイツ、ギリシャ、韓国、中国、台湾。
 地元の人たちとの化学反応。
 


 良あんちゃんもうれしそう。

 12日(土)が大交流会。
NHKの取材あり。

 そして18日(金)が涙のフェアウェルパーティー。



 今、田舎がおもしろい。
岬がおもしろい。

          岬人(はなんちゅう)

 

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「春はあけぼの」  枕草子を思い浮かべる

2016-03-08 | 佐田岬の風景
 朝、真向かいの釜木の山から太陽が昇ってくるまでの様子を見ていて、
ふと、枕草子を思い出した。



「春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、
少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」


 訳すると 

「春は明け方が良い。
 日が昇るにつれてだんだんと白くなる、
その山の辺りの空が少し明るくなって、
紫がかっている雲が長くたなびいている様子が良い。」
 



 ふるさとの春のあけぼのは、何とも趣がある。

            岬人(はなんちゅう)
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奇跡のみかん甘平(かんぺい)とデコポン(しらぬい)

2016-03-04 | 農業
愛媛県には信じられないほどおいしい柑橘が多い。
もちろんふるさと佐田岬三崎地区の清見タンゴール、サンフルーツなどは全国的に有名。



 甘平(かんぺい)は、2007年に品種登録をされたまだまだ新しいみかん。
まだ知名度も低く生産量も栽培の難しさからあまり増えてはいない。
 
 だが、甘平の魅力は果実の大きさからは想像できない味にあるといえる。
1月以降に出回る温州みかん以外の柑橘を総称して中晩柑(ちゅうばんかん)と言うが、
伊予柑・八朔・デコポンなど多くの種類が出回るが、
どれも糖度は高いものの酸も高めで 食べた際にある程度酸っぱさを感じる柑橘が大半。

 そんな中、この甘平は手のひらからはみ出しそうなほどの大きさがありながら甘味たっぷりで、
酸っぱさを全然感じさせない。
 もちろん甘ったるいだけではなく糖と酸のバランスが絶妙な美味しいみかん。

 甘平は愛媛県内でのみ栽培が認可されている品種で、
他県での生産販売が認められていない愛媛県限定の希少なみかん。






 果実は200~280g程で、頭部がこぶのように出ている。
これをデコと呼ぶ。
 果皮はやや粗く、その割りにむきやすい。
果肉は橙色で柔らかく、多汁。
ジョウノウも薄く、そのまま食べられる。
 
 基本的には基準で糖度13度以上、クエン酸1.0%以下と決まっているので、
酸味が強すぎるものなどはないことになっている。

 基準を満たしていないものや、JAに加盟していない生産者から出荷されたものは「不知火」として出荷される。

 みかん農家でありながら、柑橘が大好き。

 愛媛には、愛がある。

                岬人(はなんちゅう)

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