喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

窓ぎわのジョウビタキ

2012-10-31 | ブログ


 今朝も我が家の窓ぎわに、ジョウビタキが顔を見せた。
まるで、遊び相手を探しているかのようなそぶり。

 間近で見られるので、動きと顔つきがとてもおもしろい。

 娘たちにとっても、良い遊び相手ができたようだ。

        
                岬人

 
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窓ぎわのかわいいお客さま

2012-10-29 | ブログ
窓際のかわいいお客さま


 昨日の朝、娘たちが2階からかけおりてきて、
「お父さん、来てみてや。雀みたいな、かわいい、鳥がおるんよ。」

 鳥がめずらしいわけでもないが、見に行ってみた。
すると、娘たちの部屋の窓ぎわの手すりにかわいい鳥がとまって、こちらを見ている。
 雀に似てはいるが、雀ではない。
知り合いの岩田さんの写真に似た鳥があった。
「ジョウビタキ」かも?



 それにしても、警戒心が少ない。
何度も何度も離れてはとまり、離れてはとまりの繰り返し。
なかなかこれほど間近では見られない。

 知り合いの大利さんのように、餌づけをして手のひらにとまるようにしてみようか、
と娘たちと楽しい夢をしかけてみようと思う。

 田舎にいると自然がすごく近く感じられる。
自然のなかで生きている。

 我が家の「窓ぎわのかわいいお客さま」である。



                   岬人(はなんちゅう)
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平成24年三崎文化祭

2012-10-29 | ブログ
平成24年三崎文化祭


 昨日は、四国最西端の三崎文化祭があった。
さわやかな天気にも誘われ、家族で出かけた。

 娘たちは、地元のはまゆう合唱団といっしょに合唱をした。
子どもから大人までのすばらしい作品展示。
田舎だからといって、軽く見られるようなことはない、すばらしいものばかり。

 とかくスポーツに目がいきがちだが、
文化は生きる豊かさを示し、生きる力を養うものだと感じる。



 この日、最も感激したのが、茶道。
知り合いの子どもや大人がおもてなし。
お手前をちょうだいした。

 静かな空間のなかで、その動きに見とれていた。
無駄のない、かつていねいで美しさのある動き。
 普段からゆったりとした生活は心がけているが、
これほど豊かな時間は久しぶり。

 日本の美に魅せられた。

 故郷の手作りの文化祭。
故郷の人たちの豊かさを間近で感じるすてきなものだった。

                  岬人
                  
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たき火を囲い、豊かな時を過ごす

2012-10-28 | ブログ


先日、国立大洲青少年交流の家で河原学園看護学科の炭焼き実習があった。
講師として長年、愛媛大学農学部の鶴見先生が関わられている。
先生は、愛媛千年の森をつくる会の中心的な人でもある。

 その人柄と考え方に魅せられ、とても尊敬している。
久しぶりにお話もしたいと思い、仕事が終わり弟と一緒に会いに行った。
8時過ぎに到着すると、会場は若者たちの熱気で盛り上がっていた。
走り回る人。たき火のそばでじっと火を見つめる人。友と語り合う人など、さまざま。

 そのうち学生さんたちは、明日に備え帰っていった。
それから後、鶴見先生と炭焼き助手の学生さん、弟の4人でいろいろな話をした。
炭のすばらしさ、食べるということ、農業、食の安全、外国とのつきあい方など。
話は尽きない。

 社会は便利になり、そして申し分のない物の豊かな時代となった。
でもその代わりに失ったものや逆に生活を脅かしているものも多い。
アレルギー体質、ガンや心臓・脳の病気、糖尿病など。
ストレス、不登校、引きこもり、うつ病。



 人は自然と共に生きてきた。生かされてきた。
そんな自然と離れてしまっている。
また自然の歯車を壊してしまっている。

 我が家の農業で考えると、
消費者にできるだけ安全でおいしいみかんを作り、食べていただきたい。
そのために消毒をできるだけ減らしてはいるが、完全になくすことはできていない。
見た目が悪いと買ってもらえないところがある。
または、値段が安い。
 
 きれいなみかんは気持ちいいが、そこには消毒が使われている。
単純な考え方なのだ。
だから見た目のきれいさと引き替えに多少の毒を体にとりこんでいる。
一事が万事。他のすべてにおいて似たようなこと。

 それでも日本の農業の安全基準は世界トップレベル。
外国では、大量の消毒・防腐剤が使われている場合が多い。
 外国からの安くておいしそうな果物が店頭に並ぶ。
触ってみると、ヌルッとする。
これは腐らないようにする防腐剤のせい。
 日本人の大好きなエビ。
東南アジアの大切なマングローブの林を切り開き、養殖場をつくる。
病気が入らないようにと、大量の消毒がふりかけられる。
 こうして東南アジアの大切な自然は壊され、
それを好んで食べる日本人の体もむしばまれていく。

 食糧自給率40パーセントもない日本。
外国から食料輸入がストップしたら私たちの生活は成り立たない。
その一方で地方では、耕作放棄地がどんどん増えている。

 土と共に生きると心が耕される。
感謝と協力・共働。
 農業の魅力は限りない。

 こんな大切な夢のある話をした。
 この時のためにと買っていた山梨県の一升瓶に入った勝沼ワインを飲みながら。

 まわりを木に囲まれて場所で、
空には、三日月と星がきれいに輝く。
そこに向けてたちこめるたき火の煙。

 

 しだいに燃え尽き小さくなっていく暖かい火を見ながら夜はふけていった。
火のない生活になり、久しぶりに何かを思い出したような、すてきな時間だった。

                       岬人
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河原学園看護学科と炭焼き

2012-10-26 | ブログ
 
 
 河原学園は、松山市にある四国最大の専門学校。
そこに看護学科あるとは、知らなかった。

 先日、尊敬する愛媛大学農学部の鶴見先生が、
国立大洲青少年交流の家で、河原学園看護学科の生徒に炭焼き実習
を教えるということを聞いた。

 そこで新たな疑問。
看護学科の学習と炭焼き?
その関わりがよくわからない。
 
 そんな疑問を持ちながらも、鶴見先生に会うために、
1時間かけて、弟と一緒に出かけた。
 夜8時に到着。
会場では、たき火がされていて、学生さんたちはそれぞれ過ごしていた。
 すでにドラム缶炭焼き窯が10基ほどできあがっていた。

 

 鶴見先生と久しぶりに再会に話がはずんだ。
そして、看護学科の庄司先生を紹介してもらった。
 この時とばかりに先ほどの疑問を聞いてみた。

「看護実習と炭焼きはどんな関係があるのですか?」
すると庄司先生は、誠実にこたえてくれた。

「感性を磨くためです。
炭焼きは、火を入れて、窯開けするまで中の様子が見た目ではわかりません。
でも出てくる煙をよく見ていれば、中の様子が予想できます。
煙の量、色、匂いなど。
 それは、患者さんの体の調子を見る場合も同じことがいえます。
患者さんの様子をよく見ていれば、体の中の様子が予想できるのです。
そこで、予防できたり、早い処置ができたりします。」

 なるほど。
こんな話を聞いたのは初めて。
河原学園では、毎年この実習がされていて、希望者も今年は80名もいるとのこと。

 自然から学ぶことは実に多い。

                    岬人(はなんちゅう)


 
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南予中学生ソフトテニス大会 個人戦

2012-10-22 | ブログ
 20日(土)南予中学生ソフトテニス大会団体戦があった。
1回戦で大洲南中学校と対戦し、1-2で惜敗。
結局、大洲南中学校が優勝。
 基本を大切にした堅実なプレーが印象的なチーム。
子どもたちと指導者の努力が感じられる。

 21日(日)は個人戦。
日々前進。 少しでも自分が納得するプレーをめざす。
 結果は、1年生ペアの宇都宮・梶原組が初戦逆転で惜敗。
森橋・木村組が、2回戦敗退。
松下・垣内組と宮本・土居組が、3回戦敗退。
 課題は残るが、これからのやる気につながるような内容だった。

 三崎に着いたのが午後5時を回っていた。
この土日の2日間も朝早くから夕方遅くまで、こうして終わった。

 教師という仕事は、肉体的にも精神的にもたいへんなもの。
しんどいと思うこともある。

 でも最近、ちがった考えを持つようになった。
それは、子どもたちのおかげで自分ががんばれる時を与えてもらっている。
もっと言うなら、自分ががんばれる、輝ける時を与えてもらっている。

 輝ける時があるということは、幸せなことだ。

                     岬人(はなんちゅう)
 
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南予中学生ソフトテニス大会

2012-10-20 | 教育
 今日は、南予中学生ソフトテニス大会があった。

 朝6時前に家を出発し、宇和島市津島プレーランドテニスコートへ。
今日は団体戦。
昨日、中心選手のケガもあり、きびしい状態での試合となった。
 
 1回戦は、大洲南中学校。
 9月下旬に行われた八西新人大会でやり残したことをやりきることを目標としていた。
1試合目、相手の1番手を相手に、ひけをとらない試合運び。
 最後は、自力に勝る相手に走られてしまったが、
成長を感じるものだった。

 2試合目、相手は1年生ペア。
こちらのミスも少なく圧勝。

 そして運命の3試合目。
ロブをあげ、つなぐテニスを展開。
相手が打ち急ぎ、ミスも多く出た。
 こちらのペースで展開していく場面も。
後半、強気に攻める相手のボールに対して、
つなぎのロブがわずかにアウトすることが多くなり、ゲームセット。

 勝てる可能性もあったため、悔しい敗退となった。

 すぐにミーティングを行い、明日の個人戦につながるよう、
すばらしいプレーヤーを見て、ノートにメモしていく。
 三崎中の子どもたちは、本当に素直で、一生懸命。

 試合後、双岩中学校の保護者から声をかけられた。
「惜しい試合でしたね。でも一生懸命で、ていねいな試合を見ていたら、これからが伸びそうですね。」
というおほめの言葉をいただいた。
 うれしいことだ。
その時、その時が勝負なので、勝てないことは悔しい。
だが、努力する姿、一生懸命な姿が、将来の勝利を予感させることもある。
そして何より、その姿そのものこそすばらしいこと。

 明日の個人戦も悔いのないプレーをしてほしいと願う。

                  岬人(はなんちゅう)
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ばあちゃんの思い

2012-10-18 | 家族
 最近、忙しくブログの更新ができないでいた。
昨夜まで、三崎地域それぞれの地区で、人権・同和教育懇談会があり、
連日講師として参加していたため。

 夜9時過ぎに帰宅。
皿におかずが盛られていた。
 娘が説明してくれた。

「これ、ばあちゃんが、私たちの明日の陸上大会のおかずにどうぞ、って作ってきてくれたよ。」
心が温かくなった。
そして思い出すことがあった。

 今は亡き私の祖母が、家族の食事を作ってくれていた。
母は、畑仕事で忙しく昼食や夕食を祖母が作ってくれていた。
昔の人なので、見た目も味もあまりよくない。
母が作ってくれた方が、当然のことながらおいしかった。

 でも子ども心に、台所に向かい野菜を1つ1つ包丁で切り、
味付けするばあちゃんの姿がありがたかった。
だから、あまりおいしくなくても、文句も言わず食べた。

 昨夜、そんな幼き頃の思い出が浮かんできたのだ。
妻が作ってくれた方が、見た目も味もおいしい。
でも、「孫たちに食べさせてあげよう。」
「妻のおかず作りの負担を軽くしてあげよう。」


という気持ちが感じられた。

 私が幼き頃にばあちゃんからしてもらったことを、
娘たちもばあちゃんからしてもらっている。

 今日は、伊方町の小学校陸上競技大会。
ばあちゃんも、じいちゃんも応援に行くとのこと。
 娘たちには、そんな思いも受けてがんばってやりきってほしい。

          岬人

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未来に残したい故郷、岬の風景 ~ 松 ~

2012-10-15 | 佐田岬の風景
 未来に残したい故郷、岬の風景 ~ 松 ~


 
 佐田岬に柑橘をもたらした宇都宮誠集が生まれた故郷、松地区。

未来を先取りする進取の精神がやどっている。

 昨日14日(土)、カメラを片手に松地区をまわってみた。

石垣、路地、漆喰の屋根、まちなみ、みかん、漁船、釣り人など

おもしろいものがいっぱい。 

 夕方、西方の九州へ沈んでいく夕日が感動的だった。

 どれも、未来に残したい故郷、岬の風景。
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三崎秋祭り ~稚児の舞~

2012-10-13 | ブログ
三崎秋祭り ~稚児の舞~



 10月9日、三崎秋祭り。
先の牛鬼と四ッ太鼓の力強い対決。

 これとはうって変わって、かわいく、優美な「稚児の舞」
稚児は、神と私たち人との交信者。

 祭りでは、神を感じる。
私たちは、自然の恵みを得て、生かされている。

 いにしえより、先人たちはそのようなことを感じながら暮らしてきた。

 未来に残したい岬の風景の一つ。

                     岬人
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2012(H24) 三崎秋祭り 牛鬼と四ッ太鼓の対決

2012-10-13 | ブログ
2012(H24) 三崎秋祭り 牛鬼と四ッ太鼓の対決



 10月9日、三崎の秋祭り。
見どころがいくつかあるなかで、
この牛鬼と四ッ太鼓の対決がエキサイティング。

 牛鬼と四ッ太鼓の両方を、やぐらに立てかけ、一気に倒す。
牛鬼の倒れ方で勝敗が決まる。
 いにしえの三崎の人々の勢いが感じられる。

 故郷佐田岬の、未来に残していきたい風景。
 
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二名津秋祭り

2012-10-09 | ブログ
二名津秋祭り


 天が高い秋空。
今年も二名津のまちに太鼓の音がこだまする。

 小6になる双子の娘たちが、3回目の四ッ太鼓。
今年が最後。
 そして二名津にとっても、子どもがいないので最後の四ッ太鼓になるとか。

 牛鬼と四ッ太鼓の鉢合わせ。
娘たちの四ッ太鼓を下からかつぐ父。
重たい。たまらないくらい重たい。

 両肩には、内出血の大きなあとが残っていた。
でも娘たちを下から支えた思い出は、一生消えることはないだろう。

 来年、また別なカタチで祭りが残ってほしい。
田舎にとって祭りとは、絆のカタチなのだから。
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2012-10-06 | ブログ
 先日、十六夜の日に見た謎の輝く物体の正体がわかった。
翌朝のこと。



 正体は、宇和海でよく見られるイカ釣り漁船かと思っていたが、
光量が少ないし、たった1艘しかいなかったので不思議に思っていた。

 どうやら海上保安庁の船ではないだろうか。



 釜木湾の外では、白い波があがっており、
湾に吹きこむ北西の風が吹いていた。

 夏は、南からの風。
そして冬の半年は、北からの風。
だいたい秋祭り頃から吹き始める。

 田舎にいると、自然の変化に対し興味深くなるし、
それらは生活にとって知恵となることも多い。 

 佐田岬の秋が少しずつ深まっているようだ。

 
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2012-10-05 | ブログ


 先日十六夜の日、釜木湾を見下ろすと、
不思議な色をした輝く物体が。

 遠すぎて、よくわからなかった。

 きれいな光を放つ物体。

 月からの使者か。

 気になった。

 田舎には、こんなことがよくある。

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十六夜

2012-10-02 | ブログ
十六夜


 
 昨夜、伊方からの帰り道。
宇和海を照らす十六夜の月がとてもきれいだった。

 そして我が家から瀬戸内海の釜木湾を照らす月。
カメラの性能についていけず、オレンジ色になったり、
銀色になったり。

 それにしても、それぞれの趣があっていい。
しばらく、見とれていた。
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