喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

海外から若者がどんどん集まる

2010-09-29 | 喜久家の情報
 喜久家の秋は、にぎやかになっています。
これからの予定として、

  9/13~12/2   韓国女性
 10/4 ~12/23  フランス女性
 10/7 ~12/23  フランス男性
11/1 ~ 1/20  韓国女性 
11/1 ~ 1/20  韓国女性

 10/3 ~10/10  韓国男性 (ロビン) 
               (2年前の経験者、就職して休暇旅行)

 海外からの若者たちも
日本の若者たちと交流することを望んでいます。
もちろん、かつて若者だった人とも。

 希望のある方は、ぜひお月見会でもしましょう。

                           岬人 
 
 

 


喜久家の新しい訪問者

2010-09-27 | 喜久家の情報
 喜久家には、さまざまな人たちが出入りします。

 超田舎でありながら、国内外の若者たちが絶えることはありません。

 先日、喜久家入りした韓国のボーちゃん(写真右)に、
会いに来てくれたのが、りえさん(写真左)。
 
 りえさんは、大佐田出身で現在は、アメリカのロサンゼルスに住んでいます。
今、里帰りしていて、28日には出発します。
 
 上品であり、ふるさとが大好きな女性。
 ふるさとを遠く離れ、そのすばらしさにどんどん気づき、
「海外へ旅行に行くくらいなら、日本の田舎に帰りたい。」
という思いを持たれています。

 こんなにも佐田岬を愛してくれているのは、本当にうれしいものです。
海外から違った視点で、元気な地域づくりのアドバイスをもらえそうです。

 二人は、別れるときは、さびしそうでしたが、
「必ずロサンゼルスの私の家に来てね。」
という再会の約束に、うれしそうでもありました。
きっと、二人は今度ロサンゼルスで再会するような気がします。

 喜久家は、
「世界をつなぐ家」
「人をつなぐ家」
になっています。

                    岬人


ボーちゃん KWON Bokyoung

2010-09-27 | 喜久家の情報
 韓国出身のボーちゃん。

 9月13日に喜久家入りして、12月始めまで。
 今年の3月から7月まで交換留学生として、
埼玉に住んでいました。
日本語は、とても上手です。

 韓国の大学では、スキークラブの部長をしていました。
韓国大学スキー連盟のスキーコンテストに参加し、
3年間優勝に貢献しました。
 
 また、障がい者のスキーキャンプにボランティアとして参加し、
スキーを教えました。

 このように、バイタリティーあふれるボーちゃんですが、
一番の魅力は、はじける笑顔。
本当、まわりを幸せにするような笑顔です。

 写真は、佐田岬リゾートに住んでいる
大利(おおとし)さんの家に寄らせてもらったときのもの。
 餌付けされた小鳥は、手のひらに置かれたひまわりの種を
次から次へと食べにとまります。

 そんな映画のような光景に、
ボーちゃんは大喜び。

 「幸せの青い鳥」かもしれません。

                  岬人

 

大洲南中との練習試合

2010-09-26 | ブログ
八西新人総体を来週にひかえ、仕上げの練習試合。
相手は、大洲南中。
何と、一ヶ月前に申しいれがあり、決まっていました。

 そんなお誘いの声をかけてもらえるということは、とてもうれしいことです。

 大洲南中の先生は、子どもたちとしっかりと向き合い、
子どもたちの声に耳をかたむけられる、すばらしい指導者です。

 試合内容は、どんどんよくなり、最後にはお互い自分らしいプレーができていました。 やれる力は十分あるのです。
それをいかに早く出せるか、むらなく出せるかが勝負の分かれ目。

 試合後、大洲南中の先生から三崎中とやっていると、
子どもたちがどんどんさわやかになっていき、気持ちがいいです、とほめてもらいました
本当にうれしい言葉です

 最後に大洲南中のキャプテンと話した時、その素直な表情に感動しました。
この子は、こんなにすばらしい心を持っているんだ、と。

 一生懸命することは、人をどんどん変えていくようです。
すばらしい一日でした

心のこもった旅土産

2010-09-25 | ブログ
 たくさんのお土産を両手にかかえ、佐田岬をめざしています。

 三崎中女子ソフトテニス部の感動のお土産話があります。

 地域にテニスコート周囲の草引きを好意でしていただき、陰で支えてくれている都築さんという方がいます。
 部員は、年中毎朝、草引きに追われ、そのたいへんさは身をもって感じています。
都築さんは、そんな子どもたちのひたむきな姿を見て、
少しでも子どもたちのためになれば、と草引きをしてくれています。

 子どもたちは、引退した後も都築さんに感謝の気持ちを忘れず、
ユニバーサルスタジオJのタオルをお土産に贈ることにしたのです。
額に汗しながら草引きをされる都築さんの心地よい癒しになることを願って。

 子どもたちのすばらしい心の成長です。
感謝の心でつながる人と人。
心豊かな生き方ですね。

ユニバーサルスタジオJ

2010-09-25 | ブログ
今6時過ぎ、愛媛県東予港に到着。
楽しかった修学旅行もあとわずか。

子どもたちにとって、昨夜は夢のようなユニバーサルスタジオでの時間。

 ユニバーサルとは、みんなの、という意味。
 今、誰もが住みやすいまちづくり、ユニバーサルデザイン、ということが大切にされています。

 今回の旅行では、日本が誇る歴史と文化や、
これからの世界がめざす方向までを見て、体験しました。

 佐田岬の素直な子どもたちは、そういったものをたくさん吸収したようです。

 この仲間とは、最初で最後の旅行。
一生の思い出となりました。

光のパレード〓

2010-09-24 | ブログ
 田舎に住んでいると夜景やイルミネーションは、縁遠いもの。
それだけに、あこがれたり。

 ユニバーサルスタジオの最後をかざるのは、夜のパレード
色とりどりの華やかなイルミネーションに、
夢の中に入りこんだような心地。

 この後は、大阪南港からのフェリーに乗り、
明日の朝には愛媛東予港に到着。

 いい夢がみられそうです。

禅問答

2010-09-24 | ブログ
 ユニバーサルスタジオの待ち時間を利用して、ふり返っています。
40分間を有効に。

 写真は、龍安寺石庭の裏庭にある石でできたもの。
文字が彫られていて、禅問答のよう。
つなぎ合わせると、吾唯足知。
われ、ただ足るを知る。

 つまり、ないものではなく、足りているものを感じることが大切。

 ついつい、他と比べてないものばかりに目がいき、
自信をなくしたり、
ストレスがたまったり、
感謝の心がなくなったり。

 自分づくりや郷づくりにおいて、とても大切な考え方だと思います。

 人にはないすばらしい自分。

 他にはない、心落ち着く自分の故郷。

 ふるさと佐田岬のあるところ探しが続きます。

龍安寺の石庭

2010-09-24 | ブログ
 修学旅行4日目。
 下鴨神社近くのホテルを出発し、ユニバーサルスタジオJに行きます。

 写真は、昨日行った龍安寺の石庭。
白砂と15個の自然石で何かを表しています。

 物があふれかえっている現代、
要らない物をはぶき、どこまでシンプルに生きられるかは、
とても大切なことだと思います。

 佐田岬では、昔から自然の中で、物を大切にしながら生活が営まれてきました。
シンプルライフができるのが、田舎の魅力の1つです。

 それにしても、外国人が多いのにビックリ
中国人、韓国人はもちろん、フランス語が多く聞こえてきました。

 禅の思想は、古今東西、魅力あるものなのでしょう。

秋のお彼岸〓

2010-09-23 | ブログ
 今日は、秋のお彼岸の中日。
お墓参りをされた方も多いことでしょう。

 幼き頃、ふるさと平磯でも、
お墓掃除をばあちゃんや母がしていたことを思い出します

 子どもの私たちは、もっぱら水くみ担当。
掃除したり、お供えしたりする水を近くの河に何往復もしたことがなつかしい

 写真は、今日見学した京都龍安寺のおしどり池ほとりに咲いていた彼岸花です。

 この修学旅行から帰ったら、まっさきにお墓参りに行こうと思います

アテルイ、モレの碑

2010-09-23 | ブログ
 この碑は、約1200年前に坂上田村麻呂が建てさせた清水寺の舞台下にあります
これには、愛と悲しみの物語がありました。

 東北地方、岩手県胆沢を本拠地にアテルイがその地方を治めていました。
そこに支配拡大をはかる都から征夷大将軍をまかせられた田村麻呂が遠征。
一進一退の攻防。
ついには、ある条件を結び、アテルイとモレは投降。

 田村麻呂は、敵ながら、たいへん勇敢なアテルイとモレの命ごいをしましたが、
都では聞き入れられず処刑されました。

 そのことをたいへん悔いた田村麻呂は、
2人の碑を自分の清水寺に建てました

 こんな話を修学旅行前に子どもたちにします

 歴史は、どの立場で考えるかでまったくちがってきます

 坂上田村麻呂やアテルイ、モレの時代でもそうですが、
都会、田舎に関係なく、自分を磨いて、高めていく道はあるのです。

奈良の東大寺大仏殿

2010-09-22 | ブログ
 世界最大の木造建築

 それでも、過去3回の戦災にみまわれ、
そのたびに小さくなってきたとのこと。

 最初に建てられた奈良時代には、間口が今の3倍。
高さは48mで変わらず。
でも当時は、そばに高さ98mの七重の塔が建っていたというのです

 おそるべき日本の木造建築技術

 子どもたちも日本のそんなすばらしさを感じたようです

 奈良の大仏さまの大きさにもビックリ

奈良の法隆寺

2010-09-22 | ブログ
 三崎中学校3年生は、修学旅行中。
今朝は、奈良の法隆寺。
歴史で習った聖徳太子が建てた世界最古の木造建築。
1300年前。

 歴史上、さまざまな天災、戦災、火災、人災がふりかかるなか、
1300年にわたり倒れることなく、建ち続けていることは、まさに奇跡。

ちなみに我が実家は、まだ築38年。

 悠久の時の流れを感じながら、見てほしいです。

 田舎においても、古きものが注目される時代です。

修学旅行〓

2010-09-21 | ブログ
 今日から25日土曜まで修学旅行。
今日は、飛行機で伊丹に着き、海遊館、吉本新喜劇を見ました

 好奇心いっぱいの三崎中3年生は、とても楽しそう
田舎者にとって、修学旅行は一生特別な思いとして残ります

 この幼なじみの仲間たちと旅行するのは、最後になりますから。

 ふるさとは、遠きにありて思うもの