喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

台風一過、掃除で大忙し

2017-10-30 | 田舎暮らし
 休日出勤だったので、今日月曜日は仕事が休み。
妻や娘たちが慌ただしく準備し、出て行くなかで、ゆったりとした気分。

 それでもいつも通りに起き、一緒に朝食をとる。
規則正しい生活が元気の源。

 2時間ほど本を読み、ベランダに出た。
久しぶりの快晴。
 釜木湾は泥水が少し混じり、群青色がエメラルドグリーンの色をしていた。

 2週続けての台風だったので、家の周りや小道には木の枝や葉っぱが散乱していた。
 誰が掃除しなければならないというわけではないが、
それなら自分がしようと思い、ほうきとちり取りを手に掃除を始めた。

 玄関のプランターがひっくり返っている。


 家の壁なども水で汚れを落とし、きれいになった。


 そしていつもの「石垣のある道」を30メートルほど箒で掃いた。
いつまでも大切にしたい道だ。


 その後、母家などにも広げ、2時間ほどもかかった。
人の手が加わると、温かくなる。

 台風一過、秋が一気に深まっていく。


               岬人(はなんちゅう)


 

 
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伊方中学校 一人一人が輝いた文化祭

2017-10-29 | 教育
 台風が近づいてきた10月28日(土)。
翌日の日曜日に行われる予定であった伊方中学校の文化祭が、前倒しされて行われた。

 文化祭スローガン 「流星群」
 一人一人が輝き、それが集まってさらに大きな輝きを放とうという思いがこめられている。


 かなりレベルが高い合唱コンクール。


 ふるさとの灯台をテーマにした総合的な学習の時間の取組。


 伊方町のゆるキャラ「サダンディー」も飛び入り。


 はじけろワカゾーらいぶ


 切れのいいライトパフォーマンス


 
 とても充実した文化祭だった。

 改めて思うことがある。
学校は、創造の場所なんだということを。

       
         岬人(はなんちゅう)

 
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晴耕雨読 ~佐田岬の田舎暮らし~

2017-10-29 | 田舎暮らし
 2017年10月29日(土)、時期外れの台風第22号は、29日14時には室戸岬の南南東約170kmにあって、
東北東へ毎時45kmで進んでいる。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は30m/s。
 昨夜から強い風が吹いていたが、これといった被害もなく過ぎていった。


 雨が上がったので、平礒の犬神ガロとボンも外に出ている。


 みかん農家に生まれた私は昼間から家にいることが苦手。
一生懸命に働く両親や祖母の姿を見てきたからだ。
だから今日のように台風や雨になると、外に出られないので、理由なくゆっくりとできる。

 働き者の父は、雨の日をよく読書して過ごしていた。
農家にはめずらしいタイプだ。
「晴耕雨読の暮らしがいい。」
と言っていたことを思い出す。

 勝海舟も
「国へかえって晴耕雨読とも行けまいが、ささやかな百姓をしながら、
山村の若い者を対手に、楽な気持で竹刀でも振廻して行く決心をしました。」
と憧れの思いを記している。


 晴耕雨読とは、 
「田舎の田畑で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。
晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書する」。


 私も父に似たのか、そんな過ごし方が気に入っている。
今日は、3階から釜木湾を見ながら、少しの間、本を読んで過ごした。
 昨日までは文化祭で慌ただしく、久しぶりのゆったりとした時間を過ごした。


 田舎のこんな暮らしを気に入っている。


        岬人(はなんちゅう)





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喜久家ボランティアの旅立ち ~ベトナム出身のミンの涙~

2017-10-24 | 喜久家ボランティア
 2年前の2015(平成27年)10月23日のふり返りブログ。
喜久家ボランティアとの別れの時。
いつものことながら、寂しさと未来への楽しみが入り交じった。



 「今年の夏はいつもの夏以上ににぎやかだった。
ロシアのアザト、フランスのソフィアン、そしてベトナムのミン。

 8月末にアザト、ソフィアンが旅立つ。
すぐにフィンランドのヤッコ、ロシアのアンナが入ってきたのでまた3人でにぎやかな生活。

 そしてついにほぼ3か月の活動を終え、ミンの旅立ちの日がやってきた。
2日前の10月21日。
いつものように慰労会を弟の部屋で行った。

 ミンは、アルコールを全く飲まない。
それでもニコニコとまるで飲んでいるかのように場を和ませてくれる。
そんなミンをみんな大好きだった。



 ベトナムに帰国してからすぐに卒業式を迎え、その後日本かアメリカで働きたいと考えている。
「ベトナムのために働かないの?」
とたずねると、
「今のベトナムの国づくりは好きじゃない」
との返事。
 様々な事情や考え方があるようだ。


 23日の朝。
ついに旅立ちの日がやってきた。
私も出勤を遅らせ、ミンを見送りたいと思った。
待っていると、大きな荷物をさげ、ミンが我が家の前の道路にやってきた。

 髪型を整え、サンダルではなく靴をはいている。
そんな旅立ちのかっこうを見ると、やはりさびしさがこみあげる。

 この暑い夏、ミンたちの作業によって、どれほど助かったことか。
「ミン、これまで本当にありがとう。おかげで助かったよ。」
とお礼を言うと
「あっ、はい」
と短い返事。
 目をしっかりと合わそうとしないミンの目に涙がうるんでいた。
それを見て、涙をこらえるのが精一杯だった。

 世界の人口約72億9000万人。
まさに奇跡としかいいようのない出会い。
おかげで人生が豊かになった。

 私は出勤のため車に乗りこみ、いつものように呼びかける。
「じゃあ、またね。」
「はい。」というミンからの返事。

 きっとまた会える気がする。

 喜久家には、また一つ物語ができた。


 
 生まれ育った場所、環境は違えども、心が通じ合うことができる。
もう何度、こんな純粋できれいな涙を見ただろう。
涙の分だけ、豊かになれる。


             岬人(はなんちゅう)

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ベトナム出身の Minh Thuc (ミンチュク)の送別会を思い出す

2017-10-24 | 喜久家の情報
 2年前の2015年(平成27年)10月21日(水)のブログを読み返した。
大切にしたいなかみだった。


 「9年目に入った喜久家プロジェクトで初めてのベトナムからのボランティア。
名前は、ミンチュク。
にぎわいを見せるホーチミンから車で5時間のPhan Thiet という漁村で生まれた。

 アジアの人たちに共通していることは、人がいいということ。
そんな中でもベトナム出身のミンは人がいい。
素朴で誠実な青年。

 8月3日に来て以来、様々な活動に参加した。
ロシア出身のアザトやフランス出身のソフィアンとともに。

 夏の暑い中での農作業を中心に、盆踊り、消防団の飲み会、二名津のわが家ライブ、
三崎高校や三崎中学校の運動会、伊方中学校での授業、そして地域の人との交流など。
こんなに盛りだくさんの活動もそう多くない。

 いつもニコニコと周りを和ませる。
いじられることもたびたび。
そんなミンをは人気者だった。

 多くの思い出を作り、出発の日がせまった。
10月21日(水)、ボランティア3人で亀ヶ池温泉に行った後、
弟の部屋で送別会を行った。

 高校3年生の武蔵。
喜久家の集まりが大好き。
いつも顔を出している。
 兄のように慕っていたミンと。



 それぞれが色々な話で盛り上がった。
幸徳と武蔵とロシア出身のアンナで盛り上がっている。



 実に楽しそうに。
夢のある話に花が咲く。



 フィンランド出身のヤッコも酒を飲んで上機嫌。



 弟と益田君も何やら仕事について熱い話をしていた。



 いいなー。
こんな出会い。
暮らしが、人生が豊かになる。


 ミンのおかげでほろ酔い気分。」


 喜久家ボランティアと関わる多くの人が、刺激と感動をもらっている。
今の自分をふり返るとてもいい機会になっているし、将来の可能性を思い描くことができることもある。

 違いが豊かさにつながる。

 

        岬人(はなんちゅう)

 

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You Raise Me Up  MARTIN HURKENS

2017-10-22 | 感動
今日は、台風のため家でゆっくり。


 
 とてもすてきな曲を見つけた。

 2002年 アイルランド&ノルウェーの二人組、シークレット・ガーデンが発表した楽曲。
以降、多くのミュージシャンによってカバーされ続けている名曲。

 これはオランダ出身のシンガー・マーティンの歌。
彼は2013年のオランダ版ゴット・タレントに出場して注目を浴び、CDデビューもされているが日本では知る人ぞ知る存在。

 街頭で歌い始め聴いている人の表情が優しくなっていくのが伝わって来て何とも心温まっていい。


 You Raise Me Up
 
「あなたの存在が私に力をくれるから、自分を越えて頑張れる」


 そんな「あなた」が、誰にでもいると思う。
自分は、そんな「あなた」でいるだろうか。

 秋の夜長、窓を揺らす風の音を聞きながら、そんなことを考えた。

                     岬人(はなんちゅう)

You Raise Me Up  MARTIN HURKENS
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藤井君という旅人との忘れられない感動の思い出 

2017-10-15 | 感動
 あれから早8年が過ぎた。
あのときのことを綴ったブログを読み返して、改めて思い出し感動した。 

 旅をしていた藤井くんは、自転車で沖縄・九州本土を北上し、
四国に上陸したところを、私の弟とたまたま出会い、
喜久家で半年間にわたり活動してくれた。

 喜久家を旅立った藤井くんから、
感動の便りが届いたことを覚えている。

『お久しぶりです!
以前、喜久家でお世話になりました、
旅人こと自転車マンですv
おかげさまで今もなんとか旅を続けています^^

 すごいですね二名津の秋祭り!
牛鬼見たい!
めちゃくちゃ参加したいっ!!(笑)
 去年も時期が合わず、参加出来なかった事が今でも悔やまれます^^;


 それにしても…気が付けばあれからもう半年近くも月日が流れたんですね。
喜久家で過ごした時間は、暖かく、優しく、キラキラしている、
今でもとても大切な宝物です。


 それはきっとこれからどれだけの出会いを経験しても、
どれだけの月日が流れても、
決して変わらないんだと思います。


 喜久家で知り合ったみんなとは、今でも少しずつ連絡を取り合っていますが、
この絆も一生続く宝物にしていけたらいいな^^


 それにしても、こういう故郷の大切な文化をきちんと発信し、
世界と後世に向けて伝えようとしている岬人さんの生き方、本当にすばらしいと思います。
 初めて一緒にお酒を飲んだ席で故郷の事を語っていた姿、かっこよかったですよ!
大変な事も多いと思いますが岬人さんもどうかご無理をし過ぎないよう、
お身体にはくれぐれも気をつけて、いつまでも元気で居てくださいね^^

 
 岬人さんご一家、そして三崎の人たちのご健康を心から願っています。

 最後になりましたが、改めてお礼を言わせて下さい。
岬人さんやオーナー、そのご家族を始め、
喜久家プロジェクトを支えているたくさんの方々、
そして、喜久家で出会った全ての人達へ。

 かけがえのない時間を、本当にありがとう御座いましたm(_ _)m』


 藤井くんは、小雨まじりの別れの日、
職場まであいさつに来てくれた。

 期間中の藤井くんの平礒や松などの地域にたいする熱い想い、
地域の人たちや喜久家メンバーに対する
やさしい気持ちが走馬燈のように頭をかけめぐった。
 小雨にまじって、涙が頬を流れたのを覚えている。


 喜久家は、こんなすばらしい若者たちによって、
続けていくことができている。
 私にとっても一生の宝物。

 佐田岬の秋空に、さわやかな風が吹きぬけていった。

                     岬人(はなんちゅう)
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久米小学校の子どもたちのわくわくチャレンジ

2017-10-14 | 地域づくり
 松山市久米小学校の子どもたちは、いつもの学び舎を飛び出て、わくわくチャレンジ。
 

 このしおり、とてもよくできている。
愛媛大学教育学部の学生さんの手作り。
 まち歩きをしながら、個性的な雰囲気を楽しむ。
人に出会ったらインタビュー。
 お気に入りのものは写真に残す。





 二名津地区に約30人。
平礒地区に約10人。
それぞれの班に、愛媛大学教育学部の学生さんがリーダーとしてサポート。
将来、教師を目指す学生さん。
実に、上手にまとめている。

 平礒にやって来た。
歩きながら、いろいろなことを説明。
 田舎には、大切なものだけが残されている。
とてもシンプルな暮らしと環境がある。


 途中、畑仕事をしていたあやめおばちゃんに出会った。
平礒の暮らしを語ってもらった。


 1時間ばかり過ごした後、再び二名津に戻り、体育館で発表会。
それぞれの班で撮った写真の中から、特にお気に入りの10枚を印刷してふり返りながら説明している。

 数十枚の写真を見て思ったことは、圧倒的に景色よりも人が関わったものを多く撮っていたということ。
子どもたちの心や感性を感じることができた。
「人が関わるものは、心温かくなる」。




 お手伝いをした弟や田村菓子舗のよっくんも聞いている。


 こどもたちの愛顔(えがお)がうれしい。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ、ふり返りをまとめている。
子どもたちの中に、楽しみや幸せのカケラが残ったら、これほどうれしいことはない。


 全員で記念撮影。


 寂しさ交じりのお別れ。
バスが見えなくなるまで、大きく手を振り続けた。
一期一会のつもりで、心をこめて。
 でもまたいつか、来てくれるとうれしいな。


 二名津と平礒には、いつもとちょっと違った時間が流れた。
こんな小さな変化が大切。
こうして少しずつ、まちはよりよくなっていく。

 大学生のすばらしい企画と準備、運営。
小学生のうれしくなる愛顔。
 大きな感動をもらった。


              岬人(はなんちゅう)


 
 
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わくわくチャレンジ遠足 IN 伊方町

2017-10-13 | 教育
 明日10月14日(土)10:30~
佐田岬は伊方町の二名津地区、平礒地区でおもしろいことが行われる。
その名も「わくわくチャレンジ遠足 IN 伊方町」。


 愛媛大学教育学部の学生さんが中心となって行っている
「わくわくチャレンジサタデー」という団体。

 日頃は、松山市久米小学校の5・6年生と学生オリジナルの授業をしている。
子どもたちにからも大人気。

 今回は特別授業として、「まちづくり」について学ぶことになり、
二名津と平礒地区を訪れることになった。

「二名津や平礒の人たちは、何を大切にしてまちづくりをしてるのかな?」
子どもたちは、興味津々。好奇心いっぱいのようだ。


 このチラシは、大学生が前もって二名津や平礒地域に配布、掲示していたもの。



 今回、お世話になっている愛媛大学教育学部教授の白松先生からの依頼で、
私が案内し、おもてなしすることになった。

 子どもたちのわくわくも楽しみ。
大学生のチャレンジも楽しみ。

 田舎にはこんな魅力もあることに気がついた。


            岬人(はなんちゅう)
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海と山と人がともにある暮らし

2017-10-03 | ふるさと
 5年前に郷帰りしてくれたあっこちゃんが撮ってくれた
すてきなふるさとの写真とコメント。



 気に入っている。

「海と山と人がともにある暮らし」がここにある。

      岬人(はなんちゅう)
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気仙沼から生サンマが届く

2017-10-02 | 感動
 9月22日、わが家に発泡スチロールに入った生サンマが届いた。
あて先は、気仙沼。
 知り合いの伊藤さんからだ。

 三崎中学校に勤務していたとき、東日本大震災で被災地した気仙沼市立大谷中学校と交流が始まった。
伊藤さんは、その大谷中学校で被災した学校を立て直すために中心となって動かれた人。
三崎中学校との交流の窓口にもなってもらい、私たち自身親交を深めた。

 4年前、こちら三崎中学校にも来てもらい、講演をしてもらった。

 それ以来、お互いの特産物のやりとりをしている。


 何と言っても秋の魚といえば、秋刀魚。
 秋刀魚は、北太平洋で水揚される秋の鮮魚。
旬のサンマは脂ののりが良く、塩焼で食すのが秋の味覚の代表格。
秋刀魚は餌を食べてから排出するまでの時間が短いために、内臓にえぐみがなく、塩焼時に「はらわた」も美味しく食べられるのが特徴。
サンマには、血液の流れを良くすると言われる成分が含まれており、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防する効果があると言われている。
 またドコサヘキサエン酸も豊富に含まれていて、悪玉コレステロールを減らす作用があると言われている。


 これほど有名な秋刀魚も佐田岬では、あまり有名ではない。
アジやサバの方が人気。

 だから生サンマなど、食べたこともなかった。
今回届いた生サンマを弟が刺身に調理してくれた。
臭みを無くすためにショウガをたっぷり。



 そして一口食べてみた。
脂がのっていて、口の中でとろける。
旨い~!
肉のようでさえあった。
極上の生サンマ。

 伊藤さんとのつながりに幸せを感じながら、
生サンマの味がさらに幸せ感を大きくしてくれた。

 気仙沼は遠くて、近い存在となっている。



           岬人(はなんちゅう)

 
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