喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

祖父と孫娘のしめ縄作り

2017-12-30 | 家族
 いよいよ大晦日がせまっている。
正月を迎える準備であわただしい。
 
 そんな中、父のしめ縄作りを娘が手伝ってくれた。
そして次のようなことをふり返っている。

「しめ縄作りのお手伝い。
進路の話、三崎高校の様子、祖父の若い頃の話、昔の平礒など たくさん語り合いました。

『うちほど、お正月に向けて色々準備する家、他にないことない?』
と私が尋ねたら、

『確かにそうかもしれん。最近はそんな家庭も随分減ってきとるんやろうな、🙄💭』
とじいちゃんが答えた。




 でも、うちではそれは当たり前。
そしてそれが祖父母と関わる時間と空間を生み出してくれる。

 しわしわだけど器用に作業をする祖父の手を眺めながら、こうやって語り合えることの喜びを噛み締める。
素直に幸せです、はい。

 高校を卒業したら、こんな機会もなくなるから、
今のうちに祖父母ともっともっと関わりたいと思ったひと時😌
この時間を大切にしたい。」


 祖父と孫娘とのしめ縄作り。
ご先祖様もさぞ微笑んでいることだろう。

 そして年神様をお迎えする準備がととのった。

 いい正月が迎えられそうだ。

               岬人(はなんちゅう)

ばあちゃんと孫娘のかぼす収穫

2017-12-30 | 家族
 年の瀬29日、かぼす収穫の手伝いをしてくれた娘が、
次のようなことを言っている。

「急きょ、1日かぼす収穫を手伝うことに。
助っ人の協力もあり全てとり終えました…!👍

 あっという間に私たちも3年生…。
来年は手伝いできる機会も減るんやろうなぁ(/´△`\)

 いろんな話をする中で、これからばあちゃんを、
ばあちゃんと過ごす時間を、大切にしたいと思った1日でした。」




 孫と祖母のつながり。
 
 ふるさとの冬は、あたたかい。

       岬人(はなんちゅう)

1月20日(土)は、南予地域教育実践交流集会に集おう

2017-12-29 | 地域づくり
 息子は私の父としめ縄づくり。
娘たちは弟とかぼす収穫。
田舎の暮らしを感じる年の瀬。

 年が明け、平成30年1月20日(土)12:00受付~16:30。
 場所は、愛媛県歴史文化博物館(西予市宇和町)。
第2回地域教育実践南予ブロック交流集会が開かれる。


 昨年が初めてだったが、大いに盛り上がった。
地域で活動する実践者の集まり。
それは盛り上がらないはずがない。
わくわくする楽しさ。
お互いがつながる心強さ。

 互いの実践を本音で語り合い、元気を分かち合って、
新たな展望や相互交流を育んでいく。

「かかわりをチカラに、つながりをカタチに」を合い言葉として。


 我が喜久家プロジェクトも10年間の取組を発表する。
ちょうどヨーロッパから3名のボランティアも活動中なので、一緒に参加。

 参加料はワンコイン500円。
懇親会は自由参加で17:30。宇和町「十石」にて。4500円。


 申し込み期限は、延長。
平成30年1月5日(金)まで。
このブログを通して、または個人的に連絡してください。

 
 ぜひ、集おうじゃないですか。
人生を、ふるさと、地域を豊かなものにするために。






         岬人(はなんちゅう)

フェイスブックから見えてくるつき合い

2017-12-28 | 感動
 国内外の様々な人との交流を求め、フェイスブックを使い始めてもう長い。
若者に聞いてみると、
「フェイスブックはちょっと固い、かしこまっているので、あまり使わない」
という声も聞く。

 逆に私は、軽いツイッターやラインをしない。
思いを伝えたい、発信したいと考えたら、少し軽すぎるから。

 フェイスブックにより、国内外の様々な人と交流ができている。
めったに会わないのに、いつも会っているかのように、お互いのことをよく知っている間柄の人もいる。

 使い方によっては、すばらしいものだ。
先日、友だちとしてつながっている人をみてみた。

 友だち数 - 634 名 
 男 性  - 340 名 (54%)
 女 性  - 294 名 (46%)
 外国人  - 110 名 (17.4%)
 フォロワー-  75 名 (11・8%)
 未承認数 -  89 名


 この数字から様々なことが見えてくる。

1 男性とのつながりが多い
  もっと女性が多いと思っていたら、男性が断然多い。
 しかも記事をアップした時の「いいね」数でいくと、男性7割くらい。
 地域づくりのことが多いので、男性と思いが通じるのだろう。


2 友だち未承認が89名もいる
  自分の中につながりたい人へのこだわりがある。
 メッセージもなく、友だちリクエストされた人は丁重にお断り。
  全く面識がない人も丁重にお断り。
  つまり、顔の見える、深いつきあいをしたいと思っている。
 フェイスブックというくらいだから。

3 フォロワーが75名もいる
  フォロワーになると、常に私の記事が、その人の画面に掲載されることになる。
 国内外で意識して見てもらえる人がこんなにもいることは、とてもうれしいことだ。

4 外国人がけっこう多い
  110名ものよく知った外国人がいる。
 全体の約12%が外国人というのは、けっこう多い割合だろう。
  これは、喜久家プロジェクトの影響だ。
  忘れられない、一生つきあっていきたい友達が世界中にいることは、
 とても大きな幸せだ。 



 
 今年も多くの人とつながりを広げ、深めることができた。
自分の浅く、狭い世界を大きく変えてもらった。
本当、感謝の思いでいっぱい。

 来年もさらにいい年にしたい。
そしてつながってもらっている人たちに、少しでもいい影響を与えることができる自分でありたい。

             岬人(はなんちゅう)

 
 

田舎暮らしとハスラー

2017-12-28 | 田舎暮らし
 田舎暮らしにとって、車は必需品。
田舎のオープンカーこと「軽トラ」は、ベストセラー。

 狭い道には、やはり軽自動車が便利。
妻が長年愛用してきたムーブを乗り換えた。

 最後まで、迷ったのが、日産「デイズ・ルークス」とスズキ「ハスラー」。
日産の営業マンは、とてもすばらしい方。
何度も訪ねてもらい、様々な情報を提供してくれた。
しかも、もともとメカニック専門なので、質問に分かりやすく答えてもらえる。



 かなり迷った結果、経済性と田舎暮らしの使い勝手を考え、
ハスラーにした。

 これから、この車とともにたくさんの物語が生まれるだろう。

        
                岬人(はなんちゅう)

おばんざいの店「まる」

2017-12-28 | 
 昨夜、ちー兄に誘ってもらい、数人で八幡浜で忘年会。
一次会は、最近オープンしたという「まる」。
おばんざいの店。
 
 カウンターには、大きな器に入った煮物、酢物などが並ぶ。
厨房には、元気のいいお母さんが3人。
心も体も「まる」
 とても居心地のいい店だった。
最近は、チェーン店が多いので、なおさらそう思う。



 ところで、「おばんざい」とは?
日本大百科全書(ニッポニカ)によると。
 
京都で日常的に食べられているおかずをさすことば。
古くからの商家や旧家が多かった京都市中心部では、切り干し大根やひじきのような乾物、
おから、旬の野菜などを食材にした、
平生から食べ慣れたおかずのことを「おぞよ」や「ぞよもん」、「おまわり」とよんでおり、
魚などの比較的高価なおかずはこれらと区別して「お焼きもの」などとよんでいた。

 おばんざいとは、このような日常的な総菜の総称である。
京都では、かつては新鮮な魚介類の入手が困難であった一方で、
塩干物、乾物、豆腐、旬の野菜や山菜などを使った料理が、禅宗の食文化の影響を受けながら発達してきた。

 おばんざいは、昆布や鰹節のだしのうまみを生かし、安価な旬の野菜や乾物を調理する点に特徴がある。
今日では、京都にみられるだしの味を生かした総菜や酒の肴などを表すものとして世間で広く使われるようになった。


 「おばんざい」は漢字では「お番菜」が一般的であるが、お晩菜やお万菜と書くこともある。
「番」の文字には、日常的な、粗末な、といった意味がある。

 
 商家などの町衆や奉公人の質素倹約を信条とする慎ましい暮らしとともに、
町内や家ごとの年中行事や習慣のなかで育まれてきた料理である。
 そのため、野菜の葉や表皮、だしをとった乾物の残り物などをむだにせず、上手に使い切る。
このくふうを「始末する」といい、おばんざいの特徴になっている。」


               岬人(はなんちゅう)

 

お父さん、一緒に晩酌しようや

2017-12-27 | 家族
 昨日の夕方、仕事が終わり、車に乗りこんだとき、
一昨日帰省した息子から電話がかかってきた。

「お父さん、今晩一緒に晩酌しようや。」

 思わず吹き出してしまった。
こんなことを言うようになったか、と思ったからだ。
 そして、うれしさもあり。

 帰りに日本酒を調達。
純米辛口「加賀纏(かがまとい)」。
 金沢でもっとも長い歴史をもつ酒蔵。
なかなかの切れ味だった。



 机をはさんで、学校のこと、農業のこと、ふるさとのこと等、
飲むほどに、酔うほどに話がはずんだ。

 父と息子のいい時間だった。


      岬人(はなんちゅう)
 

ポジティブな生き方は親ゆずり

2017-12-25 | 生き方
 人づきあいや仕事、地域づくりにおいて、壁にぶつかることはある。
何かもやもやした時間が続くことがあるが、いつしか切り換えられている。
 そんな自分をふり返ってみたら、親がそうであることに気づく。
特に母親。

 ポジティブな生き方は、親ゆずり。
家庭環境、家庭教育の大切さを感じる。

 ある本から抜粋。

自分を好きになるために必要な考え方とは!?
(1)短所を直そうとしない!
 人は自分の短所やコンプレックスな部分を直そうとしがちですが、これはやってはいけません。
短所やコンプレックスこそが、あなた自身を輝かす大切な個性です。
これらを直したら、他の人と同じになってしまいます。

 
(2)嫌いな人のことを考えない!
 人は好きな人のことよりも、嫌いな人のことを考えてしまいがちです。
嫌いな人のことばかり考えていると、どんどん嫌いなことが増えてしまいます。
できるだけ好きな人、好きなことを考えるようにしましょう。
 
(3)ネガティブ=悪ではない!!
 ネガティブであることをまるで悪いことのように考えてしまう方が少なくありません。
ネガティブがあるからポジティブを実感できますし、その逆もまたしかりです。
 ネガティブ=悪という考え方は次第に罪悪感を感じるようになってしまうので、
ネガティブも人が生きていくうえで大切な要素であると素直に受け入れましょう。
 
(4)上手くいかなくてもくよくよしない!
 人生は上手くいくことばかりではありません。
実感としては上手く行かないことのほうが多いのではないでしょうか?。
次の成功につなげるためにも、上手くいかなかったからといってくよくよするのはやめましょう。
 
(5)自分に足りないものに目をむけない!
 人は他人と自分を比較して、自分に足りないことばかりに目をむけてしまいがちですが、
これでは無駄に自信喪失するだけです。
 そうではなくて、自分がすでに持っているものに目を向けるようにしましょう。
そうすることで、次第に感謝の思い芽生えてきます。
その結果として、自分にとって良いことがどんどん起こるようになります。
足りない足りないという想いは、足りない状況や状態を引き寄せるだけなので、注意してください。


 
 
ポジティブ人間になる方法!
(1)毎日「3つ」良かったことを書き出す
 毎日必ずノートやメモ帳などに今日一日良かったことを3つ書き出して下さい。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると次第に感謝の心が芽生えてくるので、良かったことを見つけやすくなります。
つまり小さな幸せに気づきやすくなるんです。
 
(2)毎日名言を声に出して読む
 毎日著名人の名言を一つピックアップ(名言で検索すると無数に出てきます)して、声に出して読み上げて下さい。
これを続けると偉人たちの考え方に近づきます。
 
(3)自分だけの成功ポーズ、勝者のポーズを決める
 米国では、人はポーズによって気分が滅入ったり、前向きになったりすることが研究によってすでに実証されているため、
成功者と呼ばれている人たちの多くが、自分だけの成功ポーズをとっています。
 
(4)常に前向きな言葉を意識して使う
 ポジティブ人間になる方法として、コレが一番確かな方法だと個人的に思っています。
毎日前向きな言葉を使い続けることによって、自分で自分に催眠術をかけるような感覚です。

 
(5)最強のポジティブ言葉「ありがとう」を意識して使う
 世界中に色々な言葉がありますが、ありがとう以上に前向きな言葉はないと思っています。
意識して「ありがとう」を言うようになってから、ありがとうと言いたくなるようなことが増えました。




 人生は前向きに、楽しむためにある。
 
              岬人(はなんちゅう)

掃除を修行に

2017-12-22 | 感動
 年の瀬もせまり、少しずつ掃除を始めている。
そして年末には、大掃除となる。



 ある修行僧が、「一番つらい修行はなんですか」と聞かれたときに、以下のように答えた。

「私たち修行僧には掃除の担当が決められていて、ある人はこの廊下、ある人はこのお堂というように、割り当てられています。
 しかし、その掃除を見に来る人、チェックしに来る人はいないんです。
その廊下は丸1日使われないこともあるし、誰が見てもきれいで、今日掃除をしなくても、誰にもわからない。
つまり、さぼっても手を抜いてもよいわけです。

 掃除していないことが上司や先輩にわかったとしても、誰も何も言いません。
怠けてもかまわない。そういうときの“怠け心”と戦うことが、私にとっては一番つらいことです。

 誰かが管理し、見に来る、チェックしに来る、怒鳴ってくれる、というシステムのほうが、ずっと楽なんです。
人が見ていなくても“仏は見ている”。

 でも、人間ですから“怠け心”や“ごまかし心”がいつも立ち上がってきます。
でも、仏さまは見ています。
 この心の葛藤、自分との戦いが、自分にとっては最もつらい修行です。」


 日々の暮らしは、生き方のこと。
少しずつでも、すてきな生き方をしていきたい。


          岬人(はなんちゅう)

希望という棒

2017-12-19 | 感動
 最近、職場へ向かいながらFMラジオを聞いている。
心にグッとくるリポビタンDのコマーシャル。



 「辛い」という字を一つ乗り越えると
「幸せ」という字になる


 「辛い」って字に一つ加えるだけで
「幸せ」って字になる

 たった一本の棒を付け加えるだけで、
形成が逆転してしまう。

 この棒はいったいなんなのか・・・

それは、希望(棒)!!



 希望の光が見えたら、
その光の刺す方向に向かっていけばいい。

 希望の光に向かっただけで、
「辛い」から「幸せ」へと変わり始める。



 

エルバート・ハバート

2017-12-18 | ブログ
「明日、良い仕事をするための最高の準備とは、
今日、良い仕事をすることだ。」

         エルバート・ハバート(著述家、アメリカ)



 最近、ブログの更新ができていない。
書くことがないわけではなく、たくさんある。

 上の言葉を胸に、今日できる良い仕事をがんばっているところ。

 落ち着いたら、感じたこと、思ったことをつづっていきたい。
それまであと少し。


          岬人(はなんちゅう)

さざんか山茶花 咲いた岬

2017-12-06 | 佐田岬の風景
 今日の佐田岬は太陽は出ていたもののかなり冷え込んだ。

 そんな夕暮れ、大久展望台できれいな風景を見つけた。


 名取の梶谷鼻が向こうに見える。

 手前に咲いている花は何だろう?
椿か?
いや椿が咲くのはこの時期ではないはず。

 そうだ、さざんか(山茶花)だ。


 さざんかと言えば、「たき火」の歌を思いうかべる。

「さざんかさざんか 咲いた道
 たき火だたき火だ 落葉たき
 あたろうか あたろうよ
 しもやけ おててが もうかゆい」




「山茶花は、日本原産の常緑性の低木で、温暖な本州の以南の地域に自生しています。
江戸時代から庭木として広く利用され、生垣などで見かけることがあります。
 古くから日本人に親しまれていることから、園芸品種がとても多いことが特徴です。
 また、長崎の出島の医師ツンベルグ氏が江戸時代にヨーロッパへ持ち帰ったことから、西欧に広まったとされています。

 中国でツバキ科の植物を指す「山茶(さんさ)」が名前の語源で、
この漢字の読み方が「サンサカ」となまって、しだいにサザンカという読み方が定着していったとされています。
 


 山茶花は、香りのよい大きな花を10~2月に咲かせ、11~1月に見頃を迎えます。
花が少なくなる時期に開花期を迎えるため、寂しくなった庭に彩りを添えてくれますよ。
花が基部に合着していないので、バラバラと散ってしまう様子は、儚さを感じますよ。」




 見事なさざんかの生け垣だ。

 佐田岬には、日本の花であるさざんかがよく似合う。

                岬人(はなんちゅう)

 

松江の満月と佐田岬の満月

2017-12-03 | 佐田岬の風景
 1日(金)から島根県松江市に出張。
全国人権・同和教育研究大会に参加。

 昨日、会が終わり、宍道湖の夕日を見に行った。
夕日が宍道湖の西に沈もうとしていた時、東の空には満月が昇っていた。


 風もなく、しばらく夕日と満月に見とれていた。

 夕日を見送り、松江城に向かった。
 国宝の天守閣に上れなかったのが残念だったが、先ほどよりも高く昇った満月が
松江のまちを照らしていた。
 松江城からまたしばらく満月を眺めた。


 その後ホテルへ戻る途中、橋の上からまた眺めた。


 松江の満月を楽しみ、今日帰って来た。
バスを降り、三崎から車を運転し、わが家へ。

 途中、釜木湾を照らす満月が見えた。
実は、今日が満月、しかもスーパームーンらしい。
月が地球に最も近かったようだ。
だから、見かけ上で今年最小だった6月9日の満月と比べて1割以上大きく、約3割明るかったという。


 やはりふるさとの月が一番いい。
他に明かりがなく、月の輝きがよくわかる。
自然に対する畏敬の念がわき起こる。


 次の満月は1月2日で、来年中で地球に最も近く、「最大」の満月になる。
その次の1月31日の満月では、月が地球の影に隠れる皆既月食が全国で観察できるらしい。

 田舎の夜の楽しみだ。

          岬人(はなんちゅう)