喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

宇和海の漁り火

2017-08-29 | 佐田岬の風景
 夏もあとわずか。

 毎年、決まって、この時期に宇和海の夜を照らす輝きがある。
未確認飛行物体か、それとも‥

 正体は、イカ釣りの漁り火だ。



 何ともきれいな‥

 ふるさとの未来に残したい風景。




               岬人(はなんちゅう) 
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中学生卓球県大会

2017-08-27 | 地域づくり
 今日、8月27日。
愛媛県総合運動公園で卓球県大会。

 佐田岬、伊方町の中学生たちも参加。

 おもいきったプレーを期待している。


 いい天気だ。
松山城がよく見える。




      岬人(はなんちゅう)
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四国最西端の町で「公営塾」のオープニングメンバー募集

2017-08-23 | 地域づくり
 いよいよ始まった。

母校の「三崎高校魅力化プロジェクト」。

 「公営塾」のスタッフ募集。


 私たち地元の者と一緒にやっていきましょう。

 明るい未来を描いていきましょう。


 教育が、地域を変える。

 以下のホームページをご覧ください。

https://jp.stanby.com/ats/pripin/jobs/0000002


            岬人(はなんちゅう)
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阿蘇に見る「一朶の雲」

2017-08-21 | 感動
 8月18日、若き中学生たちと訪れた熊本県阿蘇。
朝起きると写真のような風景と新鮮な空気感。



 体が自然と元気になる。


 阿蘇、千年の草原。


 今も活動を続ける生きた中岳。


 そして見た。
坂の上の一朶の雲を。



 NHKスペシャルドラマとして放映された司馬遼太郎原作の「坂の上の雲」。
第二部で森 麻季によって歌われるテーマ曲、「Stand Alone」


 Stand Alone   作詞:小山薫堂

  ちいさな光が 歩んだ道を照らす

  希望のつぼみが 遠くを見つめていた

  迷い悩むほど 人は強さを掴むから 夢を見る

  凛として旅立つ 一朶の雲を目指し



  あなたと歩んだ あの日の道を探す

  ひとりの祈りが 心をつないでゆく

  空に手をひろげ ふりそそぐ光あつめて

  友に届けと放てば 夢叶う

  はてなき想いを 明日の風に乗せて



  私は信じる 新たな時がめぐる

  凛として旅立つ 一朶の雲を目指し


  


 なんて、気持ちがいいのだろう。

 凛として歩んで行こう。
 一朶の雲をめざし。 



         岬人(はなんちゅう)
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二名津にある村井邸のにぎわい

2017-08-20 | 地域づくり
 二名津の村井邸に寄ってみた。

 ここは二名津でも名主として有名だった村井さんの家。
今は誰も住まれていない。

 地域をされている増田さんたちのがんばりに感動した家主さんが、
この家を自由に使っていいことを了承された。

 日曜日の今日、おお賑わいだった。

 庭では、お盆前に行われた「わが家ライブ」の打ち上げが行われていた。


 わが家ライブのちょうちん。


 昭和の時代のセット。


 2階では、ひょうたんランプのアート展が開催されていた。




 村井邸のつくりのすばらしさに興味津々なカップル。


 村井邸の座敷




 玄関の上に飾られている大黒様と恵比須様



 しばらく誰も住まれていなかったこの家に、福の神が再び帰って来られた。
今、二名津がおもしろい。


       岬人(はなんちゅう)
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ふるさとを心から愛する幼なじみの帰郷

2017-08-20 | ふるさと
昨年の今日、幼なじみが帰省していたので、一杯飲むことになった。
ブログをなつかしく読み返す。



 毎日、色々なことがある。
昨日ようやく落ち着いた。

 そこで夕方、幼なじみのマー君が帰省しているので一杯飲むことになった。
マー君は、釜木小学校からのつきあい。
同級生は私と二人だけ。

 二名津中、三崎高校も同じ。
大学こそ違ったが、私は福岡へ、マー君は鹿児島へ行った。
就職してからもつきあいは続き、最も心許せる親友。

 釜木へ迎えに行き、平礒の我が家へと車を走らせる。
途中、倒木が道路をふさいでいた。
マー君は、「俺がのけちくるけん。」
と言ってさっさと撤去した。




 大阪の都会に暮らしていても田舎の流儀は身に染みついているようだ。

 我が家に着くと、弟の部屋へあいさつに行った。
お互いに懐かしい再会。
 マー君の父が釣ったハマチを土産に持ってきていたので、早速料理人の弟にさばいてもらった。
その手さばきにマー君も驚き、あっという間に刺身と焼き魚、夏野菜とハマチしゃぶしゃぶができあがった。




 そのうち息子が帰って来て、親しく話をし始めた。
息子はマー君が大好きで、特にモデルガンの話になるとお互いに興奮気味。
 マー君は息子が生まれてずっと誕生日にはプレゼントを贈ってくれ、
我が子のようにかわいがってくれている。




 様々なビールと魚料理。
そして携帯用ラクレットヒーターでじゃこ天とチーズを焼く。
 あわせて、先日買っていた勝沼酒造のアルガブランカ・クラレーゼ(白ワイン)の栓を抜く。
和食との相性もいいのが特徴。


 飲むほどに酔うほどに話は盛り上がる。


 そして次に、ゆでだこを持って父が部屋に上がってきた。
マー君と話がしたかったようだ。
 先日の全国戦没者追悼式や先祖供養について話が盛り上がっていた。
いつもはほとんどアルコールを飲まない父が、ほろ酔い加減。
いいお酒だ。


 最後に妻と娘たちも帰って来て、華やかになった。


 何ていい時間だろう。
40年以上のつきあい。
しかも家族みんなとのつながり。

 ふるさとを出て暮らしている人は、たまにふるさとを思い出しながら暮らしていることだろう。
どこに住んでいても、いつもふるさとを大切に思ってくれている。
 なつかしいふるさとに帰ったときは、少し年老いた両親と変わらない親友そしてその家族が喜んでくれる。
 
 そんなすてきなふるさとをこれからも残していきたい。

       岬人(はなんちゅう)

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田舎者の飲み会の流儀 ~道後山の手マリアージュ・ガーデンプレイスにて~

2017-08-19 | 感動
 知り合いが今夜、道後にある「山の手マリアージュガーデンプレイス」で飲むらしい。
 なつかしい、すてきな場所だった。
4年前に一度飲んだことがあり、ブログをめくってみた。



 久しぶりに松山の街での飲み会。
田舎にはない飲み会がしたい。
 でもまちで特別な存在感を示しているのは、田舎風な空間や時間が流れているところ。
それは、建物にしても食べ物にしても。
まちに出て、田舎のすばらしさを改めて感じる。

 飲み会までの空いた時間に道後散策を続ける。
浴衣姿の観光客が、カランコロンと下駄をならし歩いている。
とても良い雰囲気。
さすが行って良かった日本の温泉ランキング8位の道後温泉。(全国約3500カ所の温泉のなかで)

 ところが観光バスや自動車の音が耳障り。
もっと落ち着ける空間や時間がほしい。
そんなことを感じながらブラブラする。

 道後温泉から少し離れた小高い所に山の手マリアージュガーデンプレイスという店がある。
田舎者には敷居が高そうな響き。
 地下通路をくぐって進むと、パッと開ける。
建物の前に広がる池。それを抱きこむような緑。

 ここでは、先ほどまでの喧噪も消えている。
チョロチョロと流れる水の音。
体と心が居心地のよさにすぐに反応する。
 この雰囲気をこわさないように池の周りを静かに歩く。
田舎者にとって自然は壊すものではなく、いっしょにあるもの。
自然の中に人も暮らしもとけこむ。


 

 時間が早いせいかお客さまは、まだ少ない。
池の畔の特等席に腰かける。
目の前のコンクリート建物がなければ、田舎そのもの。
 やがて日は落ち、あたりがだんだん暗くなる。
それとは逆に闇を照らす灯りが輝きをはなつ。



 久しぶりの街に田舎にないものを求めたが、結局心にとまったのは田舎にあるものが多かった。
「田舎に、ないものはない!!」
そんなことを改めて感じる。

 ただし田舎の良さを少し都会風・洋風にアレンジするとちがったカタチとして感じることができる。
例えば、付け出し。

 

ピーマンとキュウリをソースにつけて食べる。
サラダをお皿ではなくグラスに盛りつけ。

 食材は田舎にある。
でもその見せ方、食べ方をアレンジ。
まさにまちと田舎のコラボレーション。
 付け鉢にあるキュウリの漬け物もいいが。

 サラダをグラスに盛りつけるなど、亡くなった祖母から言わせるととんでもないこと。
お茶碗やコップ、湯飲みは、油物といっしょにしない。

 ありえなかった違いがとけ合う。
まさに違いは、豊かさにつながる。

 若い清潔な男性従業員がさまざまなサービスをしてくれた。
田舎者の私には1つの流儀がある。
それは、ひとこと声をかけ、お互いに楽しい関係をつくること。
「ありがとうございます。」
「とてもおいしそうですね。こんなもの、初めて食べます。」
そうすると従業員の方からも笑顔で
「ありがとうございます。これは○○の食材をオリーブオイルで混ぜ合わせたものです。
ごゆっくりとおめしあがりください。」


 こんなふうに言われると余計においしく感じられる。
農家の私には食材を一生懸命に作る気持ちがよくわかる。
それをおいしく調理してくれる料理人、それをお客さまに差し出すウェイター。
それ以外にも多くの人が、私が口にするサラダにも関わられている。

 物語とは。
ありふれた物に、それにまつわるさまざまなことを語らせる。
そうするとみごとに輝く。
それが物語。


 大切な食べ物や飲み物。
また、それに関わるたくさんの人たちとの語らい。
感謝、感謝。

 これが田舎者の流儀。

 店を出ると、道後の夜空にきれいな満月。
全てが満たされた時間だった。

                 岬人(はなんちゅう)



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水俣の記憶 ~未来へ~

2017-08-18 | 教育
 熊本県から先ほど帰って来た。
忘れられない学びとなった。

 昨日17日は、水俣市へ行った。
水俣の記憶をたどるためだ。


 水俣病資料館にて、一生懸命にメモを取る伊方中学校の子どもたち。
その純粋な姿に心を打たれた。


 家族が水俣病で苦しんだ。
その辛さと生きるたくましさを語る息子さん。


 その話を心で受け止めようとする子どもたち。


 自分の言葉で語り、お礼を言う中学生。
それを受け止めてくれる語り部さん。


 そして、自分自信へ問われる。
「あなたはどんな 未来をつくりますか?」

 水俣の記憶が、自分の中にしみこんでいく感じがした。
ここで感じたこと、学んだことは、未来へつながっていく。



              岬人(はなんちゅう)
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熊本県へ

2017-08-17 | 教育
今日から明日まで熊本県へ。

熊本地震の様子を知るため。

水俣病について学ぶため。
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ふるさと平礒のお盆  おしょろい棚

2017-08-15 | 家族
2年前のお盆のこと。


佐田岬半島には、古いお盆行事がそこここで遺っていて、
受けつがれている。

 平成22年、佐田岬半島(伊方町)の初盆行事が、
文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定された。


 これを受けて、記録作成のため東京から株式会社「桜映画社」のスタッフ3名が来られた。
桜映画社は、1955年創業。
ETV特集、新日本風土記、NHKハートネットTV、カンブリア宮殿、ガイアの夜明け、美の壺など
信念を持った数多くの作品を製作されている。

 13日、お盆ということで先祖を迎える。
 おしょろい(御精霊)様つまりご先祖を迎えるために棚を組み立て、
仏壇から位牌を移し、夏野菜や料理お供え物を供える。



 今では、平礒の中でもおしょろい棚を組み立てる家は少なくなったと聞く。
そこで、未だに引き継いでいるわが家のおしょろい棚と
初盆(みぼん)を迎える河野一郎さんの家のおしょろい棚を撮影。

 あととりの私も父から教えを受け一緒に組み立てているが、
数年前から息子にも引き継いでおきたいと思い、
手伝いをさせている。
 祖父から孫へのバトンリレー。







 
 おしょろい棚を組み立てた後、父と息子が縁側に腰かけ、
何やら話していた。
 父は、物心もつかないうちに、自分の父親を太平洋戦争で亡くしたため、自分の祖父を父親の代わりとして育った。
まさにそんな光景を想像させる。




 将来、息子が祖父を良き先祖として語りついでくれることだろう。
ふるさとのお盆には、大切なものが残っている。


             岬人(はなんちゅう)

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お盆前のお墓掃除

2017-08-13 | ふるさと
 お盆の準備が慌ただしい。
父が朝からお墓掃除にいくということで、私もついて行った。
 

 8時なのに、お日様の日差しは降り注ぐ。


 釜木湾も銀盤のようだ。


 平礒の集落は、緑に包まれている。



 少し遅れて息子もやって来た。


 親子三代そろってのお墓掃除。
これも田舎ならではの光景だ。

 水をくみかえて、花を供える。
 墓石を磨き、次は台、床までも磨く。


 息子もひざまずき、磨く。
 

 2時間ほどでとてもきれいになった。

 途中、農業のこと、家のことなど3人で話しながら。
いい時間だった。

 そんな話を先祖もお墓の下で聞いていたかもしれない。
こんな暮らしがふるさとには残っている。



             岬人(はなんちゅう)

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岡山シーガルズバレーボール教室 in 伊方 2017

2017-08-11 | 地域づくり
 毎年恒例の岡山シーガルズのバレーボール教室。
今年で何と9年目になる。

 今年の10月にある愛媛国体において、伊方町が成年女子のバレーボール会場となっている。
それに向けて、伊方町が岡山シーガルズと長年、いい関係を築いてきた。

 監督、選手、スタッフ総勢30名近くが全員来てもらえることは他ではないとのこと。



 一流の人たちとの出会い、交流が伊方町の子どもたちに大きな夢を抱かせてくれる。

 毎年1回ながら、知り合いの選手も何人かできた。
私としてもうれしいことだ。


 河本監督自らボールを打って指導。


 全日本級のリベロ、丸山選手。


 全日本級センター、そして岡山シーガルズのキャプテン山口選手。


 愛媛県出身の若きホープ、居村選手。



 今夜は、交流会。
今年も盛り上がることだろう。

              岬人(はなんちゅう)
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