喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

八西NTTドコモ杯  最後の大会

2015-03-28 | ブログ
 今日は、八西NTTドコモ杯。中学生ソフトテニスの大会。
会場は、伊方町民グランド テニスコート。

 私にとっては、三崎中学校での最後の大会となる。

 昨日の練習を見ても順調なしあがり。
よくここまで成長したものだ。

 岬(三崎)の子どもたちの可能性を感じる。

新しい歴史が創れそうな予感。


        岬人(はなんちゅう)

 

人事異動により三崎中学校を転出

2015-03-26 | ブログ
この度の人事異動により、伊方町立三崎中学校から転出することになりました。
 
転任先は、伊方町立伊方中学校。
10年前に勤務していた職場です。

 地元、三崎中学校での7年間は、とても有意義なものでした。
純粋なすばらしい子どもたち。
理解があり、協力的な保護者。
そして学校をあたたかく見守ってくれる地域の人たち。

 このような環境は、きっとまれにみるすばらしいものだと思います。
教育の原点たるものがつまっています。
 
日頃、おつきあいしていただいている皆様には、またいろいろなかたちでお世話になることもあると思います。
今後ともよろしくお願いします。

             岬人(はなんちゅう)

春霞(はるがすみ)はたまた黄砂

2015-03-22 | ブログ
 今日の佐田岬は、生暖かい空気が漂っている。
そして白くかすんで、遠くが見えない。



 いつもなら、佐田岬半島の風車が見えるところだが。

 春霞だろうか?
 霞や霧は、大気中の水分が植物の蒸散が活発化するなどの要因によって増え、気温の低下などによって微粒子状(細かい水滴)となり、目に見える状態になる。
 昼と夜の変わり目で気温差の大きい日に起こりやすい。

 最近は黄砂などの微粒子により、日中の時間に引き起こされる場合も多い。

 そう考えると、これは霞ではなく、黄砂だろう。

 でもこの黄砂は東日本にとってはなじみのないもの。
宮城県気仙沼市の知り合いに聞いたら、めったに見ないとのこと。

 
 寒い冬も終わりだろう。



 やがて、佐田岬の山々が、山桜で彩られる。
一番好きな季節がまもなくやって来る。



 
          岬人(はなんちゅう)

春のお彼岸

2015-03-21 | ブログ
 今日3月21日(土)は、春のお彼岸の中日。
夕方に仕事を終えて、娘たちと集落の最も上にあるお墓へお参りに行った。

 今日は、暖かい春を感じるいい天気。

 

 瀬戸内の釜木湾も青い。


 集落を見下ろす。
先日まで喜久家国際ワークキャンプにぎわっていた喜久家も見える。


 ひょうきんな娘たち。
ご先祖様も微笑んでおられるかも。


 他に墓参りに来ていた人に、手をふる。


 二人そろって、ひいばあちゃんのお墓に手を合わせる。


 そして、順番に昔のご先祖様にも手を合わせる。






 もちろん、私も。


 私たちにとってお墓参りは、特別な日ではなく、ほぼ日常の暮らしの中に息づいている。
ちょくちょく、お墓参りをする。

 普段の暮らしのなかで感じるご先祖様とのつながり。
それが感じられるというのは、とても幸せなこと。

 お墓の横に植えていた桜の蕾もふくらみ始めていた。
月末頃には、花を咲かせるだろう。
その頃にまた花見に来ようと思う。

                 岬人(はなんちゅう)




 

「佐田岬 はなはな」 

2015-03-21 | ブログ
 愛媛県伊方町が三崎に今春オープンさせる観光交流拠点施設。
愛称は、「佐田岬 はなはな」。

 建設中の様子を見に行ってみた。



 この愛称は、三崎にある「えびすや旅館」の女将 文子さんの案が採用された。

 町は「特産の岬(はな)アジ、岬サバや、花々など佐田岬の観光をイメージさせる」と選考理由を説明している。

 「はなはな」は年間50万人のフェリー利用客が行き来する四国最西端の玄関口、三崎港近くの町有地に建設中。
事業費は約1億5000万円で、地元の漁協や農協の直販施設などを備える。
 当初は国土交通省の「みなとオアシス」への登録を目指していたが、要件を満たさなかったという。

                                    「愛媛新聞より抜粋」




 4月26日(日)には、オープニングセレモニーが予定されている。
地元としても、伊方町のよさ、三崎のよさを知ってもらう、いいきっかけとしたい。


                       岬人(はなんちゅう)

 

喜久家国際ワークキャンプをふり返る  ~感謝のメッセージカード~

2015-03-18 | ブログ
 3月16日(月)に終了した喜久家国際ワークキャンプをふり返る。
15日のフェアウェルパーティー。
大いに盛り上がり、終盤にさしかかった頃。
メンバーから、私たち受け入れに感謝のメッセージカードが手渡された。

 何ともうれしい瞬間。











 
 開けてみると、心のこもった、もったいないくらいの感謝の言葉がつづられていた。
これは、一生の宝物。
一生、つきあっていきたい仲間。

 このような気持ちにさせてもらえたことに感謝。

 また、いつでも帰ってらっしゃい。


            岬人(はなんちゅう)
 

 

喜久家国際ワークキャンプをふりかえる  ~3つの(氵)さんずい~

2015-03-17 | 喜久家の情報
 3月15日(日)は、喜久家国際ワークキャンプのフェアウェルパーティー。
あちこちで大いに盛り上がる。

 そして会も大詰め。
受け入れ側からのあいさつがあった。

 わずか2週間だったが、いろいろな思い出が浮かんでくる。
それを聞いていたメンバーの目からあふれる涙。





 うつむいたまま、顔を上げることができない。



 あいさつしている受け入れ側も感極まって、言葉につまる。

 わずか2週間のふれあいが、きっと一生のつながりになっていくだろうと思う。
損得関係なく、その人の人柄に魅せられ、ずっと大切にしていきたい人となる。

 人生で大切にしたい3つの氵(さんずい)がある。
1つ目は、涙。 涙は、人情ある証拠。
2つ目は、汗。 汗は、働いた証。

 大人になると、へんに物分かりがよくなり、感動する心をどこかに置き忘れたような気持ちになることがある。
そして冷や汗はかいても、しっかりと働いて体の中からわき出てくる汗をかくことは少なくなる。
要するに世渡り上手に、とりつくろおうとする。

 でも若者たちには、この2つの氵が涸れずにある。
瑞々しさがある。
それは、大きな魅力だと思う。

 そして3つ目の氵は、酒。
酒は、人と人とのよい関係を作ってくれる。
酒を酌み交わすと、一気に相手との距離が縮まる。

 喜久家には、3つの氵があふれている。

 本当、すばらしい若者たちだった。

           岬人(はなんちゅう)
 

行ってらっしゃい。 喜久家メンバーの新しい旅立ち

2015-03-16 | 喜久家の情報
 3月2日(月)から始まった喜久家国際ワークキャンプは、今日3月16日(月)をもって2週間の活動を終了。
午後1時。三崎JA前のバス停から全てのメンバーが旅立っていった。

 毎回そうだが、寂しさがずいぶんとこみ上げてくる。
がまんしても次から次へと涙がこみ上げ、流れ落ちる。
若者たちのすてきな涙。
 また、感動の最高の表現ハグで、別れを惜しむロシアのサーシャと美奈ちゃん。



 わずか2週間なのに。
一生忘れられない思い出がそれぞれにできる。
本当、すばらしい。

 みんな後ろ髪を引かれる思いで、バスに乗りこんでいく。
準備から運営・まとめまで勤めたリーダーの薫ちゃんにとっては、特に様々な思いがかけめぐったことだろう。
「よくがんばったね。」
「ありがとう。」
というねぎらいの言葉といつもの
「行ってらっしゃい。」
これが別れや終わりのような気がしない。
これまでもそうであったように、またいつか会えるような気がする。

 

 手を振り、見送る私たちに応えるために、全員バスの左側の席に座る。
バスがゆっくりと動き出す。
するとみんながさらに大きく手を振る。
そして、飛び交ういつもの声。
「行ってらっしゃーい。」
「行ってきまーす。」




 少しずつ遠ざかり、小さくなっていく岬めぐりのバス。



 見送ってからやがて8時間が経とうとしている。
若者たちは、どんな思いでいるのだろう。
 平礒、喜久家での思いを聞かせてほしい。

 実は、見送られる方よりも、見送る方がさびしいかもしれない。
この2週間、あたりまえにいた姿がもうここにない。
あの歓声がもう聞こえない。
何か、心にポッカリと穴があいたような気がする。

 今夜から、喜久家にはひっそりと静かな時が流れる。

 こんなふうにセンチメンタルな気分になるのも、すばらしいメンバーたちのおかげ。
有り難い。

 そしていつかまた必ず帰って来てくれることを楽しみにしている。
その時には、心をこめて言いたい。

「お帰りなさい。」

      岬人(はなんちゅう)




2015 喜久家国際ワークキャンプのメンバー

2015-03-10 | ブログ
 喜久家国際ワークキャンプも折り返しを過ぎ、
メンバーは本当によくがんばってくれている。

 チームワークもとてもいい。
すごい経験だなー。
 
 この田舎の平礒で、様々な違いをもった人とつながる。
そしてそれは、一生のつき合いになり得る。

 社会人になって働き始めると、
そんなつきあいがどんどんなくなっていく。

  

2015 喜久家国際ワークキャンプのメンバー



           岬人(はなんちゅう)

熱く、楽しい平礒の夜 「喜久家大交流会」

2015-03-08 | 喜久家の情報
 2015(H27)年、3月7日(土)。
毎年恒例、喜久家国際ワークキャンプの中日に行われる大交流会。

 予想を上回る参加人数。 計35名。
平礒の人口が、50人を考えるとすごいこと。
我が家のリビングは、熱く、楽しい語らいで包まれた。

 そこここで輪ができ、いろいろな話に花が咲く。
その顔は、笑顔いっぱい、なかに真剣そのもの。 
とても生き生きしているいい顔。
 こんな顔に囲まれていると、心がわくわくしてくる。
「何かやれそう。何かしたい。今やっていることはけっこういいやん などなど。」

 自己紹介で、みんなに向かって自分を放り出す。
それをしっかりと受け止めるみんな。
いいなー、こんな雰囲気。



 平礒の若きエース、タカ。
自分がなぜ、農家を継いだのか。
今の様子。
そして息子にどんな未来をたくしたいのか。
 そんなタカの話に、心が熱くなった。



 二名津の田村菓子舗のよっくん。
やわらかい、でも芯の通った語りにうなずく。



 2歳の娘と八幡浜から駆けつけてくれたYGPの市川君。
何か連携してやりたいという希望を語っている。

 

 思い出の1枚をカメラに焼きつける。

 

 
 ロシアのサーシャ、もえちゃん、娘たちが、雛飾りの前で。
日本の伝統がロシアへとつながる。

 そして、全員で思い出の1枚。





 忘れられないものとなった。

            岬人(はなんちゅう)


喜久家 大交流会

2015-03-07 | ブログ
 毎年恒例の喜久家 大交流会。

 今日3月7日(土)、夕方6時スタート。
場所は、平礒。

 農家の方や仕事や用事がある方は、どうぞ終わってからお越しください。
先にやりよります。

 田舎の飲み会は、集まった者から始めるということが多い。
急に参加したい。
急に参加できなくなった。
など、全然問題なし。
 連絡ができるようなら、連絡をお願いします。

 自分が飲みたい物、食べたい物は持ちこみ。
持ち寄りパーティーです。
プラス何かおすそ分けがあればうれしいです。

 現在の参加者は、約30名。
この人数は、平礒の人口が50人なので、今夜の平礒は、70人くらいにふくれあがる。


                             「歓迎会の様子」

 地域の活性化のポイントは、
〇 よそ者
〇 若者
〇 ばか者

 そんなすばらしい交流会となる。

        岬人(はなんちゅう)

2015(H27) 平礒喜久家国際ワークキャンプ 始まる

2015-03-03 | ブログ
 いよいよ始まった、2015(H27) 平礒喜久家国際ワークキャンプ。

 昨日、いろんな所から続々と集まり、夜には、歓迎会。

 仕事がたてこんでいて、夜10時頃に喜久家に上がった。
すでにもうお開きになろうとしているところだった。

 わずかな時間だったが、メンバーにあいさつをして、
少しだけそれぞれの様子を聞かせてもらった。

 んー、楽しい2週間になりそうな予感。

さあ、新しい喜久家物語の始まり。



○ ロシアのモスクワからザウル。
○ サーシャは、モスクワの近くの生まれだが、今はニューヨーク近郊に住んでいる。
○ タイのトブ。
○ 新潟の竜(タツ)。
○ 静岡の夏ちゃん。
○ 東京の美緒ちゃん。
○ リーダーは、京都の薫ちゃん。



○ ナイスのことを知りつくしている門ちゃん。
○ 2年前の参加者、涼子ちゃんと知り合いの萌ちゃん。
○ 中国語での生活暦13年の拓(タク)。

 そして、明日には、もう1人参加し全員そろう。

 すばらしい個性的なメンバー。
いい出会いは、人生を豊かにしてくれる。



 大まかなスケジュールもはりだされ、
いよいよ今日の午後からワーク(作業)がスタート。

 がんばっていきまっしょい。

              岬人(はなんちゅう) 
 


2012(H24) 喜久家国際ワークキャンプ

2015-03-02 | ブログ
 2012(平成24)年、3月。
喜久家国際ワークキャンプをなつかしくふり返る。



 ドイツ出身のフレデリックをリーダーに、計6名のチーム。
でも出身が、さまざまだった。
日本代表 千晶ちゃん。
アメリカのリタ。
韓国のミナ。
フランスのゾエ。
イタリアのフェデリカ。



 という6人とも出身が違うというめずらしさ。
そんなメンバーが2週間、喜久家で一緒に暮らす。



 すばらしい体験。

 そしてみんな日本が大好き。

 また、会いたい。

 さあ、今日から2015(H27)喜久家国際ワークキャンプが始まる。

Welcome to Hiraiso.



          岬人(はなんちゅう)