喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

東京スカイツリー ソラマチ「エスプリ・ドゥ・パリ」に浅野農園の清見タンゴール使用

2012-05-30 | ブログ
東京スカイツリー ソラマチ「エスプリ・ドゥ・パリ」に浅野農園の清見タンゴール使用


実家の清見タンゴールが、東京スカイツリー・ソラマチ内にある
洋菓子専門店「エスプリ・ドゥ・パリ」のお菓子に使われています。

 そこで、知り合いの今井梨恵さんがすぐに足を運び、突撃レポートをしてくれました。

『みずみずしい清見タンゴールの甘みと甘酸っぱさが、タルトのカスタードとマッチングして、
とーー~っても美味しいです!
お店の方が言ってましたが、限定で出しているそうですが、
雑誌にも取り上げられてナンバーワンのタルトだそうです。
美味しいです♪
タンゴールというのが、珍しいんですね!』

 フェイスブックというデジタルなやりとりで、
アナログ的に行動してくれた今井さん。
感動しました。

 タルトだけではなく、他のお菓子にも清見タンゴールが使われているそうです。
 実家の両親・弟・そして喜久家プロジェクトの若者たちが、
愛情をこめて一生懸命に育ててくれた清見タンゴール。

 それに洋菓子専門店「エスプリ・ドゥ・パリ」のみなさんの匠の技が加わり、
みごとなお菓子ができあがりました。

 お客さまの口に入り、
「おいしい!」
と思っていただけたら、これほどうれしいことはありません。

 1つのものができるまでには、さまざまな人の関わりがあります。
それを語るのが「物語」。
 そんな物語をていねいに語っていきたいと思います。

                          岬人

東京スカイツリー・ソラマチのエスプリ・ドゥ・パリ

2012-05-29 | ブログ


 実家の清見タンゴールを使ったお菓子が、
今最も注目されている東京スカイツリー・ソラマチの洋菓子専門店で売られています。
 その店は、写真の「エスプリ・ドゥ・パリ」

 さっそく、東京近辺に住まれている知り合いが、訪ねてくれました。
愛媛県西予市野村町惣川小松出身の黒住好忠君。
19年前、惣川中学校に勤務していた時の教え子です。

 突撃レポートをどうぞ。

『さっそく、ソラマチのエスプリ・ドゥ・パリに行ってきました!
 清見タンゴールのタルト、お店の人気No1です!
味も最高でした!
 店員さんと少し話すと、他の商品に使っているオレンジも全て清見タンゴールという事でした!

 写真アルバムに、エスプリ・ドゥ・パリ、清見タンゴールのタルト突撃レポートをアップしておきます。』

 ありがたいことです。
 黒住君とは、卒業してから1度も会っていないのですが、
こうやってフェイスブックでつながり、わざわざ突撃レポートまでしてくれたのです。

 人のつながりって、夢がありますね。

                     岬人

東京ソラマチに浅野農園の清見タンゴールが

2012-05-26 | ブログ
 先週5月22日にオープンした東京スカイツリー。
高さ世界一の電波塔。
その高さは、634㍍。
息子、武蔵と同じなので覚えやすい。



 スカイツリーには、多くの店が入っている。
2階は、「フードマルシェ」。
 広々とした吹きぬけ空間に、とびっきりのおいしさ、
楽しさが集う「食」のにぎわいマルシェ。

 初めて出会うここだけの味や目利きにこだわった厳選の味。
焼きたて・できたての香りやとれたてのみずみずしい彩りは、
選りすぐった「おいしい」のしるしのようです。

 そんな中に洋菓子専門店「エスプリ・ドゥ・パリ」があります。
http://www.espritdeparis.jp/

 そしてその洋菓子「清見タンゴールタルト」に
私の実家の清見タンゴールが使われています。



 写真は、そのチラシ。
本当、おいしそうです。

 チラシには、次のように書かれています。
「愛媛県佐田岬の浅野さんが減農薬で育てた清見タンゴールを使った
”旬”のタルト。
新鮮フルーツと香ばしいタルト生地の味わいをご賞味ください。」

 たくさんのお客さまに
「おいしい!」
をお届けできると思うと、本当にうれしくなります。

 このつながりをつくってくれたのは、
二名津の田村菓子舗の3代目よっくん。
ありがたいです。

 東京スカイツリーに行かれる人は、
ぜひエスプリ・ドゥ・パリにお立ち寄りいただき、
浅野さんの知り合いですとお伝えください。

 鈴木オーナーが、店員さんに周知されているとのことです。
東京近辺にいる喜久家ファミリーのみなさん、
ぜひ様子を見に行ってみてください。

                岬人

 


柑橘の郷

2012-05-25 | ブログ


 写真は、我が故郷、平礒。

戸数19。人口50人。

 集落の回りは、柑橘畑。
取り囲まれている感じ。
 その回りを照葉樹がまた取り囲む。

 花橘が、まだほのかに香る。
雨が降るたびに、新芽の香りが郷をただよう。

 ここで生まれた。
ここで生きている。

        岬人

消防団 繰法練習

2012-05-24 | ブログ
 今週から始まった消防団、繰法練習。
6月3日が大会。

 もと二名津中学校グランドで猛練習。
名取分団。
釜木・平礒分団。
二名津分団。

 きびきびとしたかけ声と行動。
ポンプにホースがつながれ、そのホースがあっという間に
別のホースにつながれていく。

 平礒には、もう何十年も火事などはないが、
もしもの時のために普段から設備点検と操作方法の練習を欠かさない。

 自分たちのふるさとは、自分たちで守るという意識。
何事もそんな意識が基本だと感じる。

 今日も夜7時から9時まで、がんばっていこう。

                     岬人

花橘のある風景

2012-05-22 | ブログ
花橘のある風景


 新緑が目に鮮やかで、山が萌えている。
そんな中に白くかわいい花橘(柑橘の花)が咲いている。

 満開になると木にうっすらと雪が降り積もったようになる。
そして、さわやかな香りを放つ。

 その香りを深呼吸して、胸一杯に吸い込む。
体中に癒しと元気が行きわたる感じ。

 目を閉じていても、その香りをかぐだけで、
目の前に段々畑に花橘が広がっていくのがわかる。

 なつかしい私の原点。
そして未来に残したい風景。

                 岬人

 

田舎のおばあちゃん

2012-05-20 | ブログ
 今朝7時前、部活動の練習試合のため家を出る。
途中、集落の外れの倉庫に80歳を超えるおハルおばあちゃんがいた。
いつもニコニコしたおだやかな人。
 曲がりぎみの腰に、枝切りハサミをぶら下げ畑仕事の準備をしていた。

 運転席の窓を開け、
「おばちゃん、おはようございます。」
と声をかけた。

「先生あんた、日曜日ながに今日も仕事かな?」
「そうなんよ。」
「給料もいいが、休みなくたいへんじゃのー」
「それどころか。おばちゃんも休みなく働きよるじゃないかな。僕ら若い者も、がんばらんといけない。」
「そうかな。気をつけて行きなさいよ。」
「はい。おばちゃんもぼちぼちやってよ。」

 わずかな時間でこんなやりとりがあった。
歳をとって、いくつになっても私とおハルおばちゃんの歳の差は縮まらない。
そして、お互いを思う感覚も昔と変わらないのだ。
 昔、子どもの私に声をかけて気づかってくれたように、
80歳を超えた今も「気をつけて行きなさいよ。」と気づかってもらう。
何ともうれしい気持ちになる。

 田舎には、世代を超え、昔から今にいたるつながりが残る。
大切にしたい一つだ。

 今日も1日、がんばっていこう。


大野ヶ原のすばらしさ

2012-05-19 | ブログ
 昨日は、大野ヶ原の竜王祭り。
 18年前、惣川中学校で関わった教え子からお誘いの電話があり、
翌日が休みでもあったので、おじゃまさせてもらった。
 
 4年ぶりの大野ヶ原。
城川の窪野から大規模林道へ向かってひたすら上っていく。
開けていた窓から吹きこむ風がだんだん寒くなり、
温度計に目をやると12℃。
下界とは、別世界。

 坂本龍馬が土佐藩から脱藩した時に通った韮が峠を越えると
もうすぐ。
午後7時頃大野ヶ原に入ると、右手に雄大な源氏ヶ駄場がそびえ、
石灰岩の白さが、うす暗くなった景色によく映えていた。

 話には聞いていた新築の大野ヶ原小学校。
木づくりでとてもあたたかみがあり、かわいい学校だった。
しばらく眺めていた。

 そしてすっかり夜の帳が降りた頃、吉井君の家に到着。
なつかしい酪農のにおい。
牛舎をのぞくと、搾乳作業をしていた。
「こんばんは、久しぶり!」
その声に気がついた彼は、笑顔いっぱいであいさつに寄ってくれた。
昔と変わらず明るく、たくましい彼。

 一緒に作業していたお父さんとも出会い、昔をなつかしんだ。
「何歳になりましたか?」と聞かれ、
「44歳になりました。」とこたえ、
「お互いに年をとりましたね。」

 まだもう少し搾乳作業があるということだったので、
一足先に家におじゃまする。
 すてきなログハウスのドアを開けると、
かわいい3人の女の子と奥さまが迎えてくれた。

 そしてこの後、さらにすばらしい時間が待っていた。




 

ふるさとに生きる

2012-05-17 | ブログ


 モモ子おばちゃんがリヤカーを引く後ろ姿を見て、
何ともいえない気持ちになった。

 腰は曲がり、一歩一歩ゆっくりとしか歩けない。
 それでも、ゴミを収集場所へとリヤカーで運ぶ。

 年齢は、85歳くらいだろうか。
ふるさと平礒で、一人で暮らしている。

 自分の生活は、自分の力で行っている。
そして、柑橘の栽培もできる範囲で。

 まさにふるさとに生きる。

 手を合わせる気持ちで、カメラのシャッターを押した。


ろうそくの灯

2012-05-15 | ブログ


 ろうそくの灯が大好き。
ほどよい明るさ、ほどよい暗さ。

 そんな明るさが、心を癒してくれる。



 先日、伊方町にある3つの中学校(三崎・瀬戸・伊方中学校)の1年生が
瀬戸アグリトピアで宿泊体験活動を行った。

 夜は、キャンドルサービスで交流を深めた。
ろうそくの灯りがかもし出すあたたかい雰囲気。
一気に心の距離が縮まっていく。




 灯のある生活を大切にしていきたい。

群青の宇和海

2012-05-14 | ブログ
 

 今日の佐田岬は、朝からしとしと雨。
昼過ぎには、強風もともない、激しい雨が降ることもあった。

 こんな夜は、ゆっくりと家族と語らうか、
読書でもできれば最高。

 カメラの中に2日前に撮った宇和海の写真があった。
昼前、車で八幡浜に向かう途中、宇和海と空があまりにもきれいだったのでシャッターを押した。

 群青色した宇和海。
その向こうには、由良半島や藤原純友の本拠地であった日振島(ひぶりじま)が見える。
空は、海よりは淡い青色で雲ひとつない。

 まさに「青の風景」。
佐田岬半島、本当美しいふるさとだ。


宮マルシェ 保内町三島神社

2012-05-12 | ブログ
宮マルシェ 保内町三島神社



 八幡浜市保内町宮内にある三島神社。

とっても開かれた神社。
今日は、「宮マルシェ」というイベントが開かれていた。

先日、喜久家ボランティアとして来てくれた
名古屋くんと一緒に出かけた。

 小物・アクセサリー、フリーマーケット、おもちゃ、石窯ピザ、
媛っこ地鶏、肉料理、飲み物、自然観察会、3歳の子どもにもわかるお宮に関する歴史教室、
ウクレレライブ、マジックショー、エステ・マッサージ、体にも自然にも優しい石けん等々
30店舗がそれぞれに趣向をこらした運営をしていた。

 その全体コーディネーターは、若き宮司の奥さま。

 あれこれと見て回っているときに宮総代の方とお話しすることができた。
「私たちのお宮が、子どもや若い人たちに、こんなふうににぎやかに集まってもらえることは、
とてもうれしいことです。」
とのこと。

 田舎には、たくさんの可能性がつまっていることを
改めて感じることができた。


萌えるふるさと佐田岬

2012-05-12 | ブログ


 緑がさわやか、鮮やか、まぶしい。
わが家から、釜木湾を見下ろす。
フクロイセの浜もエメラルドグリーン。



 萌える山々。
大好きな季節。
 川之浜の山間。



 山の緑と空の青。
それを取り持つ、白い風車。

 のどかな田舎の昼下がり。

田舎娘

2012-05-12 | ブログ


 先週の6日、二名津でこいのぼり祭りがあった。
娘たち2人を送り届け、また迎えに行く予定だった。

 3時前に祭りが終わったと電話があり、
2人で家まで歩いて帰ると言うことだった。

 二名津から平礒までは、約4㎞。
2人でおしゃべりしながら、貸していたカメラで写真を撮りながら、
1時間かけて無事たどり着いたようだ。

 何とも田舎らしいのどかな時間。

 娘たちは、きっと将来このこともなつかしく思い出すのだろう。