喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

心にひびくことば (明石康)

2010-07-11 | 喜久家の情報
 愛読書のPHP8月号に、すばらしいことが書かれていたので紹介します。

 元国連事務次長 明石康さんのお話です。

『「学校とは一点から一点への最長距離を教えるところである。」
         (フランス哲学者 ジャン・ギットンの言葉)
 
 朝日新聞の天声人語に引用されていた言葉である。
 入学から就職までを最短距離でかけぬけるあわただしい生き方には、
私も反対だ。
 人生は迷いがあってあたりまえだし、
いろいろ道草をしてはじめて人は自分の適性に気づくのだと思う。

 新卒を懸命にうばいあう日本の企業の姿は異様としかいえない。
 アメリカの一流大学は、一般教養と外国語文化を学ぶ場だし、
国連などでは修士号と数年間の職業経験のある人を優先的に採用している。』

 
 この話からすぐに頭に浮かんだのは、
喜久家に来てくれる若者たち。
 
 写真は、先日三崎中学校3年社会科の授業で、
ゲストティーチャーとして来てくれた若者たち。
 左から愛媛大学の山本さん。
 立って話をしている愛媛大学の久保さん。
 隣は、喜久家プロジェクト代表の浅野洋海。
 一番右が、フランスのパリ出身のトニー。
現在は、ボルドーの大学に通っていますが、9月始めまで喜久家で活動してくれます。

 訪れる若者たちはみんな、自分の大切な時間を使って、
喜久家で郷づくりの活動をしてくれています。
 国内から、国外から。
休みを利用して、時には休学してまで。

 そうして、自分の経験を積み重ねているのです。

 最短距離から道草するすばらしさを教えていく。
それが、学校であり、喜久家のような地域だと思います。

 「少年よ!道草しよう!」

 次回は、道草大好きな鈴木恭平君のことを紹介します。

                岬人(はなんちゅう)



 
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家づくり ~ 居間・ダイニング ~

2010-07-11 | ブログ
 百ます計算で学力向上に取り組んだ陰山英男さんは、
居間・ダイニングについて次のように考えています。

 『ダイニングの部屋には、ダイニングテーブルだけではなく、
窓に向けて横長の机を置くことをおすすめしたい。

 夕食準備の間、ダイニングテーブルでは宿題はしにくいが、
こういった机があれば、夕食をつくりつつ、
親は、肩ごしに子どもの学習の様子がわかる。

 しかも、机を変えることで、
食事と学習の時間の切り分けがしやすく、
学習の集中度も上がるのだ。』

 うちもそうですが、小学生は自分の机があっても、
みんなが集まる場所で勉強するものです。
親にあれこれと聞きながら。

 家づくりは、家族の生活習慣にも
大きく影響してきそうです。
 いいアドバイスがあれば、聞かせてください。

                岬人(はなんちゅう)

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家づくり ~ 玄関 ~

2010-07-11 | ブログ
 玄関作りについて、百ます計算の陰山英男さんは、次のように言っています。

『玄関に長くいる人はいないから、家を建てるときも玄関にはあまり気を使わない。
だが、毎日何度も使う分、散らかりやすいのも玄関。
 玄関とは、室内と戸外を分ける場所。
 
 外から持ちこんだモノを置いておくスペースや、
出かけるときに必要なモノを保管するスペースがほしい。
 玄関には、コートや戸外の遊び道具などを収納する大きな棚を作るといい。』

 誰かの家や施設に行って、
玄関とトイレの印象は大きいですね。

 広く・豪華ではないけれど、
スッキリとかわいい玄関になりそうです。

 家に光や風が取りこめるように考えると同じように、
人にも気軽に寄って(酔って)もらえるような、
そんな家の玄関にしたいと思っています。

                岬人(はなんちゅう)
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家づくり ~子ども部屋~

2010-07-11 | ブログ
 家づくり子ども部屋について、同じく陰山英男は次のように言っています。

『子ども部屋は、あまりいい部屋にすべきではない。
というのは、居心地がいいと部屋から出てこなくなるからだ。
子ども部屋にテレビを置くなど、もってのほか。
 最初は、家を細かく仕切らずに何もないまま広くしておき、
自由に動けるようにしておくといい。
 
 子ども専用の部屋を与えるのは、
子どもがプライバシーを気にするようになってからでも、
十分に間に合う。』

 これまた、同感。
子ども部屋は、必要最小限の広さとモノを。
その分、みんなが集う居間・リビングを広くすることを考えています。
「家を建てたために、家族がバラバラになった」
という話も聞きます。

 南向きの光や風とおしのいい、すばらしい場所を子ども部屋にしたのだけれども、
子どもたちが独立し、今は物置になっている。
こんなふうにならないようにするためにも。

                   岬人(はなんちゅう)
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家づくり ~陰山英男コラムより~

2010-07-11 | ブログ
 マイホーム・家づくりを考えています。

 すでに地鎮祭はすませ、見取り図に頭を悩ませています。
でも楽しみながら。
妻や子どもたちといっしょに。
 家づくりは、家族づくりでもあると考えていますから。

 百マス計算で有名な陰山英男さんは、次のようなことを言っています。

『日本人の生活を考えると、やはり和室は必要だなと思う。
家を建てるときは、イスとテーブルの洋風な暮らしが中心でも、
できればひとつ和室を作りたい。
 
 畳の上に大の字に寝れば、スキンシップも高まる。
日本的感覚は、この畳文化とは切り離して考えられない』

 私も畳が大好き。
 知りあいに道岡さんという八幡浜にある畳屋さんがいます。
まだ若いのに畳屋を継ぎ、畳作り一筋。
もっと、くわしく畳について聞いてみたいと思います。

                     岬人(はなんちゅう)

 
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