喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

七夕

2010-07-07 | ブログ
 と言うことで、西暦(太陽暦)の今日7月7日を七夕にすると
季節感がずれるのです。

 七夕とは、五節句の一つです。
 ちなみに、一月七日が、人日(じんじつ)。七草かゆで祝います。
 
 三月三日が、上巳(じょうし・じょうみ)。桃の節句。
 
 五月五日が、端午(たんご)。菖蒲湯やヨモギ餅で邪気をはらいます。
 
 七月七日が、七夕(しちせき)。中国の星祭りに、日本のタナバタツメの
伝承や盆行事などがまじって各地で広く行われるようになりました。
織り姫と彦星の話は、中国の星祭りのもの。
 
 九月九日が、重陽(ちょうよう)。菊の節句とも言います。
九という数字は、奇数の最後で、
九の重なるこの日を昔から中国では、尊んで祝いました。

 月歴の七月七日は、今年の場合、西暦の8月16日(月)にあたります。
この頃なら天の川がきれいに見えます。
 
 ロマンチックなお話は、その時にまたしましょう。
でも実は、この織り姫と彦星のお話、ロマンチックと言うにはちょっとちがうような。
もう一度、このお話を思い出してみてください。
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月と季節の暦 ~ 季節 ~

2010-07-07 | ブログ
『西暦で3月から5月までが春というような季節感はとってもずさん。
実感として春は2月中に始まりますし、
最も寒冷な大寒時期を経て、立春の2月4日前後に私たちは、
その変化をキャッチしているものです。
 
 梅は咲くし、ウグイスは鳴くし。
 日本列島に生活した人びとは兆しというものにとても敏感でしたし、
耳を澄ましてそれを探ろうとしたものです。

 二十四節気は、太陽のリズムを表現したもの。
 七十二候は、月のリズムを表現したもの。
ほぼ五日ごとに季節の移り変わりを分けています。』

 したがって、月歴の七十二候をみれば、
かなり日本の季節感にピッタリなのです。

                  岬人(はなんちゅう)
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月と季節の暦 ~ 月暦 ~ 

2010-07-07 | ブログ
 今日は、7月7日七夕。
でもちょっと季節感がおかしいのです。
この梅雨の時期に天の川?

 実家は農家ですし、農業は今でもかなり
月の暦と関わりがあります。
つまり、日本にとって月の暦の方が季節にピッタリ。
 
 そんなことに気づき、月の暦を買い求め確かめています。
私が買ったのは、「月と季節の暦」(志賀勝)。
その中から「月歴」に関して、

『三日月から始まって上弦、満月、下弦と、
月は規則正しく地球の周りを平均29・5日のサイクルで一周しています。
「ひと月」というのは古くからこのサイクルをいう言葉で、
月暦はこの月のリズムをもとに作られているものです。
 
 月の好きな人はもちろん、月は生命のリズムに深く関わっていますから、
出産関係者、農業・漁業、芸術家、古典文学愛好家、俳句関係者、
小・中・高の先生、東洋医学・西洋医学関係者などすべての職業にわたり、
老若男女世代を問わず利用されているのがこの月暦。

 月の光はすべての人びとを遍く照らすといいますが、月を必要としている人は
かなり多いようです。

 西暦(新暦)は太陽だけで成り立つ暦です。
 立春、春分、夏至ということばは、二十四節気といわれる、
太陽の位置を示す24の節目です。
 月暦は、七十二候。季節がこまやかに感じられます
 
 月と太陽の両方から成る暦は、太陰太陽暦です。
月暦の新年は、立春(太陽の節目)に一番近い新月を正月一日(ついたち)とすることになっています。』

 つまり、月歴の正月元旦とは、真っ暗闇の夜なのです。
今年の2月14日(日)がそうでした。
中国や台湾、日本の田舎では、旧正月と言います。

                      岬人(はなんちゅう)

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佐田岬の小暑 ~暑中お見舞い申し上げます~

2010-07-07 | ブログ
 先日は、三崎の八幡神社で輪ぬけがありました。
梅雨後半、夏本番をひかえ、無病息災を願い、輪ぬけをしました。

 今日は、二十四節気の「小暑」。
 月歴では、五月二六日。
暑気に入り、暑中見舞いが出されます。

 七十二候では、
 第一候: 暖まった夏の風が吹く。
 第二候: 早朝の涼しさの中で、清楚な蓮(ハス)の花が開く。
 第三候: タカの幼い鳥が、飛ぶことを覚えて空に舞い上がる。

 今日の佐田岬は、久しぶりの快晴。
空気も乾いていて、さわやかな日和です。

 全国津々浦々のみなさん、そして世界のみなさん
暑中お見舞い、申し上げます。

                   岬人(はなんちゅう)
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