喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

雪と戯れる

2014-12-29 | ブログ
違いは、魅力的。
ふるさと佐田岬では、ほとんど雪は降らない。

平成26年暮れ。今回の旅は、雪ざんまい。
新潟県妙高高原は、辺り一面、銀世界。
めったに見ることのない景色に、心奪われる。





 空からさらさらと降ってくる、白い雪。



 12月27・28日は、スキーを堪能した。
幅の広いゲレンデが魅力的な池の平スキー場。
2000m付近の山頂から全長8kmの滑りが楽しめる、杉ノ原スキー場。

 初心者の甥っ子も大満足。
我が子たちも少し腕前をあげたようだ。

 27日の宿は、音羽ロッジ。
食事もおいしく、温泉につかり、昼間の疲れをとれた。



 28日の朝は、昨日よりも天気がよかった。
夜、雪も多く降らなかったようなので、車の雪かきはすぐに終わった。
 しかし、その分気温が下がったようで、フロントガラスの氷をのけるのに時間がかかった。



 池の平ゲレンデから晴れわたった景色を見ながら車で15分ほどで、杉ノ原スキー場に到着。
 


 車から道具を降ろし、ゲレンデへ。

 

 この2日間は、シーズンで何度もないほどの好天に恵まれたようで、
妙高山や野尻湖、遠くは富士山まで見ることができた。

 ふるさととは、違いだらけ。
でもその違いこそが、おもしろい。

 違いは、豊かさにつながる。

              岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪国の朝は、雪かきから

2014-12-28 | ブログ
 平成26年12月27日(土)、あと追いブログ。

 昨夜16時間かけて、愛媛県伊方町から妙高高原池の平に到着。
池の平温泉に入り、食事できる店が閉まっていたので、併設の居酒屋で夕食。

 子どもたちは、マンガコーナーでくつろいだ。
仮眠室であったが、床に就いた。

 翌朝、窓に差しこむ真っ白い雪の明るさで目が覚めた。
初めて迎える、雪の朝。

 併設のコンビニで、軽い朝食をすませ、いよいよ出発だ。

 ところが、外に出てみて、さらにビックリ。
昨夜の雪で、車がほおかむり。
25㎝以上は積んでいるだろうか。



 そして子どもたちは、はしゃぎながら雪かき。



 私、父は、カメラマン。
「記念に1枚。 はい、ポーズ。」



 さあ、本当に出発だ。 
1日目は、すぐ上にある池の平ゲレンデ。

                  岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見たこともない雪

2014-12-26 | ブログ
 日本海に沿って走っていた道に別れをつげ、いよいよ山道へ入っていく。 

 急な傾斜ではないが、どんどん上がっていく。
しだいに沿道の雪も多くなる。





 夜9時、ついに新潟県妙高高原の看板。



 降ってくる雪の固まりも量も多くなり、前が見えづらい。



 妙高高原のインターを下りると、雪は小降りになった。
そして今夜の宿、ランドマーク妙高高原温泉かふぇに到着。

 ふるさと佐田岬平礒を今朝5時に出発。
休憩をしながらではあったが、16時間の長旅だった。
 やはり途中の雪道が、こんなに時間がかかった理由。

 窓の外を眺めると、葉っぱを落とした木々が、
真っ白い雪を枝や幹につけ、桜のようにも見える。

 子どもたちも、甥っ子も感激の様子。
子どもたちの喜ぶ様子を見たら、疲れも癒される。

 これが同じ日本だろうか?

 さまざまな違いが見られる美しい日本。
日本に生まれて本当によかったと思う。
 
            岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪国

2014-12-26 | ブログ
 平成26年12月26日(金)。
朝5時に愛媛県伊方町を出発し、夕方5時前。
12時間経った。
 
 北陸自動車道の石川県徳光PAで休憩。
白山市(旧松任市内)のちょうど日本海側に到達する場所に位置している。
市内の背後には、真っ白に雪をかぶった白山が見える。

 この徳光PAには上り線側にまっとう車遊館や温泉施設、下り線側には松任海浜公園がある。
夏は、海水浴でとてもにぎわう所みたいだが、今の季節は鉛色をした雲の下、
日本海の荒波が打ちつけ、寂しく、どことなく怖ささえ感じる。



 めったに見ることができない風景に、息子と甥っ子は、無言で立ちつくしていた。
「記念に写真を一枚、撮っとこか。」
の私の声に、われに返ったようだ。



 さらに3時間、日本海に沿って車を走らせ夜8時。
富山県の糸魚川市、親不知。
白い雪が舞い、路面も真っ白。
トンネルが多く、トンネルをぬけると雪だった、の連続。

 地元の車は、雪道運転も慣れたもので、安全運転の我が家の車をどんどん追い越していく。
昼過ぎ、若狭湾あたりから、ずっと雪に囲まれた景色が続いている。

 雪国での暮らしは、こんな世界が何ヵ月も続くのだろう。
災いの雪であり、恵みの雪でもある。

 目的地の新潟県妙高高原まで、もう間もなく。
安全運転、安全運転。

            岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いざ雪国へ

2014-12-26 | ブログ
南国愛媛の佐田岬は、ほとんど雪が降らない。
一年に2、3度降るだろうか。
そして、すぐにとける。

 昔は小さな池が凍る時もあった。
雪が積もる夜は、し~んと静まり、音のない世界になる。
幼い頃のそんな経験がなつかしい。

 大人になってからも、たまに雪が恋しくなる。

 奥伊予生まれの妻はなおさら思いが深い。
人それぞれに思いのつまったふるさとがある。
それは、比べられるものではなく、良し悪しがつけられるものでもない。

 思い立ったら、動いてみる。
12月26日(金)朝、5時に家を出発し、新潟県妙高高原へ向かっている。
 途中、内子・五十崎インター前で、城川の甥っ子が乗りこみ、6人の車旅。

 瀬戸大橋を通過し、日本海側へ渡っている。写真は、与島。



 青空が広がり、気分も晴れわたる。



 瀬戸大橋に限らず、橋にはさまざまなタイプがあって、美しく、見ていておもしろい。
旅は、楽しい。

           岬人(はなんちゅう)



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜久家ボランティア RODRIGUE(ロドリゴ)のThanks party

2014-12-20 | ブログ
 昨夜12月19日、喜久家ボランティアとして活動してくれていたRODRIGUEことイゴのありがとうパーティーをした。



 ベルギー出身の彼は、22歳ながらとても落ち着いた雰囲気があり、すてきな若者。
1ヶ月前の11月25日に平礒へ来てくれて、我が家を中心にとてもよく働いてくれた。

 この間、私は仕事が立てこんでいて、なかなかゆっくりと話すことができなかったが、
その人間性のすばらしさと働きぶりは、両親から聞いていた。

 ひかえめで、前向きで、明るくて。

 こんなすばらしい若者との出逢いと交流が、この日本の小さな郷で物語として積み重なっている。

「僕もイゴのふるさとベルギーに行ってみたいなー。」
と言うと
「ぜひ、来てください。私が案内します。」
との返事。

 夢は、世界へと広がる。

 昨夜のおもてなしは、
弟洋海のヘルシーで日本的な豆乳鍋と母の揚げ物。
デザートは、収穫したばかりのプリンス清見。
 みんなおいしいと満足してくれた。





 ありがとう、ロドリゴ。
また、会いましょう。

 



             岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三崎にも暴風雪警報

2014-12-17 | ブログ
 全国をきびしい寒さと強風が襲っている。
今日17日は、強い冬型の気圧配置が続くため雲が広がり、愛媛県の南予地方を中心に雪が降っている。
こちら愛媛県佐田岬でも暴風雪警報が出たため、学校は臨時休業。

 先日は、ふたご座流星群を観て、自然の美しさに感動。
そうかと思えば、今日は自然のきびしさに身がまえる。

 田舎ではまだ自然の両面を感じることができる。
私たちは、この大自然、大宇宙のなかでささやかに生かされている。

 こんなことを考えていると、きびしい自然さえも感動に変わる。

 夕方、仕事が終わり、一瞬だが夕日がさした。
白く雪化粧した伽藍山が、オレンジ色に染まる。

 美しい。

 カメラを取り出したけど、間に合わず。
心に焼きつけておこう。


            「三崎小学校と雪化粧した伽藍山」

 明日18日は、冬型の気圧配置が続くため雲が広がり、夕方まで雪の降る所があるようだ。
全国で被害がないことを祈っている。

            岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の夜空の天体ショー  ふたご座流星群

2014-12-14 | ブログ
 同じ平礒の幸徳くんからいい情報をもらった。
今夜9時頃、ふたご座流星群がピークをむかえるとのこと。

 衆議院議員選挙の速報も気になりながら、ベランダに出た。
今日は日中、小雪もちらつくようなきびしい寒さ。
夜は、いっそう気温が下がっている。
それでもめったにない天体ショーを観たいという気持ちが勝り、我慢我慢。

 出て2分くらいしたころ、きれいな星が流れた。
オリオン座に寄りそうようにふたご座がある。
その近くから多くが流れる。

 わが家のベランダからは、釜木方面の南側の空がよく見える。
「あっつ!」
「もう1つ。」
「まただ。」

 10個くらい観たところで、子どもたちにも声をかける。
息子に話しかける。
「4年前、まだこの家ができていない時、ここで流れ星をいっぱい観たなー。」
「うん、いっぱい観れたな-。」

娘には、
「今までに流れ星を観たことある?」
「うん、小さい頃、お父さんに無理矢理、起こされて観た。」

もうひとりの娘は、
「私、はっきりと観たことないんよ。」

「じゃあ、1個は観ないけんな。」

と言ってから2分ほど後、大きな流れ星が流れた。
「観たか。」
「うん、観た。おおーきかった。」

 途中、子どもたちとこんな語り合いをしながら、1時間ほどで28個を観ることができた。
冬の寒空の下で、たくさんのきれいな流れ星を観ながら、あたたかい時間も流れた。

 

 ぜひ、写真に撮りたいところだが、やはり写らない。
しかたなく、地上の星?を撮った。
 真向かいの釜木の夜景。

 これはこれでまたいい。

                岬人(はなんちゅう)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イルミネーションへの思い

2014-12-12 | ブログ
 昨夜、仕事からの帰り道。
いつものようにもと二名津中学校に飾り付けされたイルミネーションをながめた。

 長崎ハウステンボスやディズニーランド、東京丸ビル、松山の花園町などすてきなイルミネーションは数多くある。
でもここ二名津のイルミネーションが好き。



 それは、このイルミネーションを始め、飾り付けしてくれた人たちの思いや姿を知っているから。
先週、小雪が舞う中を。

 またその費用は、スポンサーがいるわけではなく、行政からの補助があるわけではない。
始まりは、すべて自分たちのポケットマネーから。
その後、この活動を知った地域の人たちから応援してくれる人もあらわれた。

「自分たちの地域は、自分たちで輝かせる。」
そんな熱い思いが、この寒空の下で感じられる。

 心があたたかくなる。
そうして昨夜も家路についた。

           岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二名津の夜を飾るイルミネーション

2014-12-10 | ブログ
 一昨夜、三崎からの帰り、いつものもと二名津中学校前を通りかかった。
あたり一帯が、幻想的に輝いていた。
クリスマスイルミネーションだ。



 とてもきれいだったので、カメラのシャッターを押す。



 毎年二名津の増田さんを中心に若者有志が、自分たちの地域を明るく、豊かにするために飾り付けしてくれている。
今年は、平礒の幸徳も参加してくれたようだ。

 他にUターンしてきた若者たちも。
女性の参加がさらに例年に加えたよさにつながったようだ。

 銀河鉄道も加わっていた。



 ちょうどそこへおじいちゃんと孫が通りかかり、うれしそうに見ていた。
そこへまたおばちゃんも。

 

 なんとも微笑ましい。

 地域の明日は、地域の人たちが明るくする。
それをまさに実践しているすばらしい地域だ。


         岬人(はなんちゅう)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三崎人権の集い 11月28日

2014-12-08 | ブログ
 後追いブログ。

 毎年恒例の三崎人権の集いが11月28日に行われた。
今回の講師は、遠く宮城県気仙沼市立大谷(おおや)中学校の伊藤浩志先生。

 伊藤先生は、東日本大震災が起こる前から気仙沼市立大谷中学校に勤務されている。
実家は、巨大漁船が陸上に取り残されていた同じ気仙沼市の鹿折(ししおり)地区にあり、家屋全壊。
 家族6人は全員無事だったが、多くの知り合いの方を亡くされた。

 今回の講演会では東日本大震災時の様子、避難生活での支え合いの様子、
復興へ向けての取組の様子や防災・減災のために大切なこと等について、
体験に基づき語っていただいた。

 東日本大震災で被災した気仙沼市立大谷中学校と三崎中学校とのかかわりは、
東日本大震災が起こった年に始まった。
 これはお互いにとって自分や地域を見なおし、
自分がどう生きていくかというチカラとなっていく。
 そしてそのような心のつながりは、交流というカタチへと進んできた。

 これまでの取組をふり返りながら、これから自分に何ができるかについて考えを深めていった。

 翌日の11月29日(土)の愛媛新聞にその様子が掲載された。
とても感動的な講演会だった。



                 岬人(はなんちゅう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「愛媛佐田岬 海鮮 活しゃぶまつり」

2014-12-05 | ブログ
 後追いブログ。
 先週の11月27日、宮城県気仙沼市からの大切なお客さま。
さて、どんな料理でおもてなしをしようかと考えた。
宿を日頃親しくしてもらっているえびすや旅館に決め、料理を相談した。

 おすすめされたのが、「愛媛佐田岬 海鮮 活しゃぶ」
豚のしゃぶしゃぶならぬ、海鮮しゃぶしゃぶ。
これがすごく旨い。

「朝獲れ魚介が舞い踊る、漁師町の絶品グルメ。
瀬戸内海と宇和海がぶつかりあう速吸瀬戸。
日本屈指の好漁場でとれる鮮度バツグンの魚介を、刺身ではなく、
しゃぶしゃぶで味わう。

 地魚の味がグッとのる冬、グッとお得になっている。
3500円の料理が1000円割引に。
期間は、11月1日から年明けの1月31日まで。

 夕方6時前、お客さまがいるえびすや旅館の戸をたたく。
玄関を入ると、落ち着きのある「水琴窟」の坪庭。 





 その声を聞いてか、2階からお客さまが下りてきた。
いよいよ宴の始まり。
 まずは、夏でも冬でも生ビールをグッと。
初めに出てきたのが、



 刺身で食べてもよし、しゃぶしゃぶで食べてもよし。
地元で獲れた、はまち、鯛、アジ、サバ、太刀魚の切り身。
花が咲いたように美しい。

 ポン酢、藻塩(地元特産のくろめ塩)などをお好みに合わせてつけて食べる。
「んー、旨い。」

 次にアジの煮付け。



 魚介が有名で舌がこえている気仙沼のお客さまも大満足。

 美味しい料理とお酒、そしてたのしい話で大いに盛り上がった。

 途中、若旦那が夏に生まれた赤ちゃんを抱いて、あいさつに来てくれた。
少しの間、いっしょに飲み、さらに盛り上がった。

 愛媛最西端、佐田岬の冬は、豊かな季節。

               岬人(はなんちゅう)


 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊方町音楽発表会 ~音楽はビタミンM~

2014-12-03 | ブログ
 ばたばたとしているため、記事が後追いになってしまっている。

 先日11月27日、伊方町音楽発表会が開かれた。
伊方町内全ての小中学校が集まり、練習の成果を披露。

 三崎小学校の美しい歌声。



 今年度で閉校となる二見小学校の校歌演奏。
伊方中学校のとてもレベルの高いスイングジャズ。

 三崎中学校は、「アンパンマンのマーチ」「大切なふるさと」の2曲を合唱。
東日本大震災の時に多くの人を勇気づけた曲。
 「アンパンマンのマーチ」は、振り付けをし、元気よく。



 「大切なふるさと」は、その情景が浮かびあがるように思いをこめて。
2曲ともすばらしい合唱だった。

 愛媛大学の先生からの好評でもそのような点をほめていただいた。
好評に先立ち、めずらしいアルペンホルンの演奏があった。



 半日、音楽を楽しみ、音楽から元気をもらった。

 まさに「音楽は、心のビタミンM」

                  岬人(はなんちゅう)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喜久家ボランティアを大切にする人たちの気持ち

2014-12-01 | ブログ
 今日は1日。消防団のポンプ点検の日。
普段、なかなか出られないことが多く、今日は遅れてでも出たいと思って夜7時過ぎに参加。
消防詰所は、すでに大盛り上がり。
10名ほどだが、いろいろな話に花が咲いていた。

 夜9時前にほとんどがいなくなり、残ったのは正吾、たかみつ、幸徳と私の4人。
いろいろな話で盛り上がる中、ふるさと平礒のすばらしさの話になった。

 喜久家プロジェクトを始めてやがて8年になるが、年々地域の受け入れる雰囲気は自然になっているとのこと。
「ちがいを豊かさに」変えていく雰囲気が出てきたということ。

 また、たかみつが次のようなすてきな話をしてくれた。
「僕は、父母が喜久家ボランティアを受け入れていたことは知っていた。
でもそれがどんなものなのかは、よく知らなかった。
自分が農業を継いで、喜久家ボランティアを受け入れて初めて、その思いや交流のすばらしさを知った。」

 また、感動的な話もしてくれた。
「受け入れているロシアのマヤが昨日の雨にあたり風邪ぎみ。
嫁さんが、そのことが気になっていたので、薬を届けてあげたらいいと僕が言ったら、
嫁さんは、二名津から薬を平礒の喜久家に届けに行きました。」
 受け入れ農家さんとのすばらしいつながりと交流。

 平礒を思う若者の気持ち、喜久家を応援してくれている気持ちに感激。
 
 夜10時過ぎに帰って来て、あまりにもうれしかったので、消防団の団服を脱いで、
ほろ酔いながら、この記事を書いている。



 ふるさとのよさは、自然の豊かさとそこに暮らす人々にある。
改めてそんなことを感じた。

              岬人(はなんちゅう)

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする