喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

風薫る平礒の5月

2017-04-30 | ふるさと
 今日は4月最後の日。
明日から早くも5月。

 風薫る5月。
初夏の若葉の中を、さわやかに風が吹き渡ってくる。
今日はまさにそんな天気だった。

 

 ふるさと平礒を象徴するフクロイセや天神崎の景色。
海の青と山の碧がすごくきれい。



 未来に残したいふるさとの景色だ。

 
      岬人(はなんちゅう)


      
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動かない母のスクーター

2017-04-29 | 家族
 昨夜9時過ぎ帰宅。
入り口には、母の愛用のスクーターが停めている。
 普通車の免許を持っていない母にとって、このスクーターはなくてはならない足だ。
 
 ただ、今は乗り手がいなく、それを思うと寂しくなる。



 26日(水)から入院しているからだ。
 以前から母の疲れた様子が気になっていた。
畑仕事が終わってから「疲れたー」と充血した目をして、弱々しい声をもらすことが多くなった。
朝、起きづらく寝ていることもあった。

 若いころから本当によく働く母だった。
辛抱強く、仕事もテキパキとこなす農家の母。

 私たち子ども4人を教育するために、父と共にまさに身を粉にして働いてきた。
おかげで私も大学まで通わせてもらい、希望した職に就いている。

 斜面のみかん山で作業するのは体に大きな負担がかかる。
収穫した柑橘を背負って運ぶのは、膝に無理を課してきた。
田舎の老人が、膝が曲がり、痛めている人が多いのはこのせいだ。
 母の膝もまた歳を取り、柔らかさがなくなり、凹脚になっている。

 あまりの重労働なので、甘いものがほしくなる。
作業しながら、あめ玉やチョコレート、菓子類を多く口にするようになる。
 これもまた糖尿病の原因となったのだろう。



 糖尿病になってからは、インスリンを打ったり、菓子類をひかえたり。
2年ほど前からは、炭水化物つまりご飯を口にすることを絶った。
そんな食事しかしていないのに、同じような重労働を続けてきた。
 したがって体重はかなり減り、顔も足も細くなってしまった。

 こう思うと、私たち子どもは母の寿命と引き換えに育ててもらったのだ。
恩着せがましいことは何も言わず、ただただ愛情をそそいでもらった。

 そんな母に自分はどれほどの恩返しができているのだろう。
 動くことのない母のスクーターを見て、申しわけなさでいっぱいになる。




 年度初めの4月、仕事は山積みだが、今から母のお見舞いに行きたいと思う。
親孝行できるのも大きな幸せなのだから。


         岬人(はなんちゅう)


 

 

 
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伊方町水ケ浦小学校を望む

2017-04-29 | 佐田岬の風景
 先週、大浜をぶらり歩きした後、山頂まで続く柑橘農道を通り、
隣の中之浜に渡った。

 宇和海が目の前に開け、絶景。
見下ろすと緑に囲まれ、水ケ浦小学校が建っている。

 いつも小学校横の道路を通っているので、目線がかなり違う。


 目の前に開かれた宇和海(太平洋)と背後にあるミカン山。
すてきな環境につつまれた水ケ浦小学校だ。



 佐田岬には、すてきな学校がたくさんある。

 未来にずっと残ってほしい風景だ。


      岬人(はなんちゅう)
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伊方町大浜をぶらり歩き

2017-04-29 | 佐田岬の風景
 佐田岬半島はリアス海岸になっていて、入り江ごとに集落がある。
その集落はどこも独特の雰囲気がただよっている。


 先週、伊方町大浜をぶらりと歩いた。
海に面した集落は平地が少ないので、隣同士がくっつきあって建っている。
その間を縫うように路地が続いている。


 初めての集落で訪れる場所の一つが、神社。


 神社を維持するにはかなり経済的に負担があるが、中には事業に成功した人からの多額の寄付もある。


 立派な瓦だ。

 
 瓦の飾りを見るのも楽しみ。


 訪れる場所のもう一つはお寺。






 日蓮の銅像


 これほど立派なお寺を維持できるのも地域の経済力と信仰心の厚さだろう。

 みかんの産地として有名な大浜。
すばらしい集落だ。

           岬人(はなんちゅう)
 
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男たちの宴 ~大人の隠れ家「民宿みちもと」にて~

2017-04-23 | 感動
 おもしろい飲み仲間がいる。
完全男性制。
メンバー5名。
みんな同じ歳の集まり。

 前回は肱川町の山奥にある小藪温泉が会場だった。

 そして今回は、私がホスト。
メンバーからのリクエストは、「おいしい海の幸が食べられるところ」

 心当たりは何件かあった。
例えば、三崎にあるお気に入りの「えびすや旅館」。
四国最西端の宿、正野にある豪快な料理で有名な「大岩旅館」。

 にもかかわらず、あえて今回は鳥津にある「民宿みちもと」にした。
最近職場の懇親会でよく利用する。
女性たちに大人気で女子会まで開いたとのこと。
お目当ては何といってもおいしい料理。

 電話予約のとき、みちもとさんに
「男4人です。魚料理が食べたいのですが、お願いします。」

 民宿までの道すがら、その独特な景観にわくわく感が高まる。
そして入り口を入ると、昔の家の我が家に帰ったような気分になる。


 そして次々と珍しい魚の料理が出てきた。
鯛は鯛でも紋鯛。あと何鯛だったか忘れてしまったが、おいしい刺身。


 名前は付けられていないが、鴨肉を巻いたものとイカナゴだろうか?
これまた珍味。


 食べごろのアワビとサザエ


 たけのこやゼンマイ、ワラビの山菜も。地元で採れたものらしい。
 

 この他ホータレの天ぷら、ガーリックパン、タケノコご飯、
あと何かあったが、食べるのに一生懸命と酔いのせいで忘れてしまった。

 3名のゲストも大満足。
いろいろな話で盛り上がった。
 仕事のこと、家庭のこと、将来の夢について。

 夕方6時から始まった宴は、流れるジャズの音楽とともに、まったりと。
そしておしゃれに。
 終わったのは10時前ころだっただろうか?
すでに記憶が薄らいでいる。


 メンバーは、気がねないこの飲み会が気に入っている。
 そして今朝、朝食を食べながら次回もここでやろう、
と秋の予約までしたのだ。
 
 
 宿代は、この料理が食べられて1泊2食で何と6480円。
みちもとさんに感謝だ。


 爽やかな朝を迎え、大満足で宿を後にした。
最後にお気に入りのヒロヤマガタの絵の前で記念撮影。


 ふるさと佐田岬がまた好きになった。
こんなすばらしい宿があり、料理が食べられ、おもてなしをしてくれる人がいる。

 田舎暮らしはいいものだ。


       岬人(はなんちゅう)

 
 
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鳥津の民宿「みちもと」

2017-04-23 | 田舎暮らし
 愛媛県伊方町。
日本一細長い佐田岬半島のちょうど中間くらいに、鳥津という地区がある。
ここに知る人ぞ知る、隠れ家的な宿「民宿みちもと」。

 最近職場の飲み会でよく利用する。
特に女性たちからの評判がいい。
おいしい料理がお目当てだ。

 鳥津の港






 港のすぐ上に宿はある。


 石垣の路地を行く。


 宿の壁にかかる看板


 壁には様々な置物もかかっている。


 入り口足元には、からみレンガと青石のオブジェ


 中に入ると、土間には何やら楽し気な置物


 今回のメンバー3人もわくわく感が高まっている。
さあ、宴の始まりだ。

           岬人(はなんちゅう)

 

 

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日本人と藤の花

2017-04-22 | 地域づくり
 桜の季節が終わるとまた楽しみな藤の花の季節。


 日本の固有種である藤の花は古(いにしえ)の時代から、その美しさを愛でられてきた。
「古事記」や「万葉集」にも登場するなど、その美しさに魅了された詠み人たちの、沢山の歌に詠まれているのだ。

 花の美しさだけではなく、その垂れ下がった姿が実った稲穂=豊作を予感させるものとして、
神聖な扱いもされていたのだという。



 また、その丈夫でしなやかな蔓は、様々な道具に用いられてきた。
まさに、日本人の暮らしと共にある花。



 我が家の塀にある藤の花もきれいに咲き始めた。
つわぶきと藤の花。


 通る人たちの心を楽しませてほしい。


        岬人(はなんちゅう)

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花いっぱいの学校

2017-04-22 | 地域づくり
 花のある学校は多い。
それは教育的活動の大切な一つとして取り組まれている。

 愛媛県佐田岬半島にある伊方中学校も熱心な教職員やよく働く生徒のおかげで、花がいっぱい。



 潤いのある学校だ。


 さらにすばらしいことは、校舎内にも花が多いということ。
花を大切にする用務員さんのおかげ。


 花を生けるものは、花瓶とは限らない。
カップだったり、ペットボトルだったり。
すばらしい発想だ。


 また生け花が上手な職員のおかげで、すばらしい生け花が玄関を飾り、お客様をもてなす。


 花のある学校。
そこにいる人たちのすてきさが伝わってくる。

 このような職場で働けることを幸せに思う。


        岬人(はなんちゅう)
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伊方湊浦の八幡神社と桜

2017-04-18 | 佐田岬の風景
 昨日17日は、春の嵐。
残っていた桜もほとんど散ってしまった。

 先週、伊方湊浦にある八幡神社を訪れた。
多くの桜が植えられており、互いにその美しさを引き立てあっていた。

 八幡神社正面。


 左側には慰霊塔が建てられている。
戦争で亡くなった方々と桜。


 神社には、巨木が多い。




 拝殿からさらに奥の本殿にまわってみる。


 青葉と神社の瓦のコントラストが美しい。




 塀と青葉と桜。


 木々の間からメロディーラインの青い橋が見える。


 白壁と桜。


 
 全国には、神社は約8万8000、寺社は約7万7000、合わせて16万5000社があるらしい。
その数はコンビニの約3倍もある。
 日本人は、歴史と文化を大切にし、信仰心があつい。


 ちなみに日本一多い神社ランキングは?

第1位 八幡信仰 7817社

第2位 伊勢信仰 4451社
第3位 天神信仰 3953社
第4位 稲荷信仰 2924社
第5位 熊野信仰 2693社

第6位 諏訪信仰 2616社
第7位 祇園信仰 2299社
第8位 白山信仰 1893社
第9位 日吉信仰 1724社
第⒑位 春日信仰 1072社

 日本一多い神社は、圧倒的な数で八幡神社。
八幡神社は応神天皇をまつる神社で本社は大分県の宇佐神宮にある。
 佐田岬半島は宇佐神宮と向かい合っていて近いので、八幡神社が多い。

 そんな歴史も感じながら、神社と桜をながめた。
未来に残したい風景だ。


          岬人(はなんちゅう)

 

 

 

 
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伊方小学校界隈

2017-04-16 | 佐田岬の風景
 伊方町湊浦にある伊方小学校。
その界隈を散策した。

 












       岬人(はなんちゅう)
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伊方町湊浦の明治公園

2017-04-15 | 佐田岬の風景
 職場の近くに明治公園という小さな公園がある。
桜が満開だったので、寄ってみた。

 記念碑には、次のように書いてある。
「今日の繁栄は、われらが祖先の辛苦と英知の集積である」

 おごらず、先人の功績に尊敬の念を抱く。





 真っ白な桜にカラフルな遊具がよく映える。




 まるで雪のようだ。


 町の花ツワブキの葉は、ハートの形をしている。
その上に散った桜の花びら。




 きれいさのあまり、思わず桜の花を手にする男子中学生。


       岬人(はなんちゅう)
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ぜひ飲んでもらいたい、奥伊予地酒「城川郷」

2017-04-12 | 田舎暮らし
 大好きな酒の一つに奥伊予地酒の「城川郷」というものがある。


 愛媛県西予市の山奥にある城川町嘉喜尾。
妻のふるさとでもある。
義母も長い間、この蔵元に働きに行っていた。
実家に帰ったときに必ず出してもらった酒。

 昔ながらの土蔵の中でていねいに寒造りした吟醸清酒。
昨夜は、お気に入りの檜升で、両方の香りと味を楽しんだ。
 大切な人にもぜひ飲んでもらいたい。

 日本酒はデリケートな酒で振動させると
「味が荒れる」と言われる。
 しばらく冷蔵庫でそっと静かに休ませていただいた。
満月に近い美しい夜、地酒の粋を楽しんだ。

 

 ぜひ桜の下で飲みたいものだ。
週末は、桜はまだ咲いているだろうか。
待ち遠しい。

        岬人(はなんちゅう)
 

 
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国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)の国際色豊かな花見

2017-04-09 | 感動
 1週間前の4月2日、2日連続で松山での花見。
まだ全然咲いていない状態だったが、宴は盛り上がる。

 この日の花見は、NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)が催したもので、
昨年に引き続きお誘いしてもらったので、喜んで参加した。
今年は、教え子も誘っての参加。



 IMCCDの目指すものは、
「カンボジア政府機関のCMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同して、
住民による地雷処理活動を進める。
 また、自立可能な地域の復興を支援するとともに、相互の友好交流を促進する。
 このような活動を通じで平和構築の理念を広く内外に広げる。」

というもの。

 その中心となって活動されているのが、元自衛官の高山良二さん(69歳)。
何とも魅力的な人だ。

 この日は、カンボジアやタイからも企業関係者が来られており、
IMCCDの活動のすばらしさを改めて感じた。


 写真左端が高山さん、右端がソックミンさん。
そして手に持っているのが、何とカンボジアで作られた焼酎「ソラークマエ」。

 高山さんはブログで次のように記されている。

「酒作りの経験もなく、地雷処理活動の傍ら通訳のソックミエンと、村のおばちゃんと3人で始めて苦節9年・・・
 地雷を除去し安全になった畑にキャッサバ芋が植えられ、安価でお隣のタイに売られていくのを見て、
何とか付加価値を付け村人の収益の向上にと単純に思って始めたのがきっかけです。
 世界の銘酒をことごとく飲んだという日本の方お二人が、このお酒を飲んで
「私がこれまで飲んだ世界の銘酒の上を行きますね」と。
 このお酒が村人の生活の向上に繋がり、カンボジアの誇りが世界に知られ、
この収益で地雷処理ができればと、夢を見ています。」




 宴も盛り上がってきたころ雲行きがあやしくなり、
急に冷たい雨が降り始めた。

 大慌てで、かたづけ、会場は事務所へと。
これからがさらにおもしろい話の始まりだった。

           岬人(はなんちゅう)
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松山での花見の会 ~代官町別邸 橙~

2017-04-08 | 感動
 1週間前になる。
松山で気心のしれた人たちとの花見の会があった。

 途中、長浜、双海の夕やけこやけラインでは、真黄色の菜の花が咲いていた。
車を止めてシャッターを押す。


空の青さとのコントラストがいい。


 花見を期待していたが、今年の開花は少し遅れていた。
それでも会は始まる。
花より団子とはこのことだ。

 ツワブキの煮物は久しぶり。
イカの煮つけがやわらかくておいしい。 


 瀬戸内の魚の刺身。
ふるさと佐田岬のものにはおよばないが、いい。


 魚の天ぷら。
さまざまな魚の料理がいい。


 野菜を溶かされたチーズにつけて食べる。
 
 
 やわらかく上品な肉。


 玉ねぎまるごと。



 感動したことがあった。
昨年の夏に来た時、若き小林店長とかなりうちとけ、記憶に残っていた。
 この日、私たちの席にあいさつに来られた小林店長。
何と昨年夏のことを覚えておられ、しかも私の名前まで。
これには感動した。
人の出会いって、おもしろい。
そして感動を生むものだ。


 あまりにうれしく、話がはずむ。
ビールがすすむ。

 横を見ると、お気に入りの壁一面に並んだ酒と焼酎。


 楽しい時間は、あっという間に過ぎ、店を後にした。


 今日も忘れられない時間となった。

 また会いたい人がいる、また来たい店がある。

         岬人(はなんちゅう)




 
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