北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

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JR北海道、気動車H100新製増車報道の不思議

2018年12月11日 | JR北海道 JR北
先般、12月5日の「交通新聞」という業界紙上で、JR北海道は、来年度から5年間でH100形を40両投入し、老朽化した車両を置き換える報道をしたと、当該紙を閲覧できる鉄道ファンのブログ、SNSへの書き込みがみられた。

しかし、いわゆゆる一般紙、特に北海道新聞などは全く報道しておらず、下記に引用したような報道が一般論として流布している。
はたして真相はどうなのか、JR北海道が報道発表する必要があるのではないだろうか
22年には資金繰りが付かなくなると島田社長が公言しているわけだから、整合性が取れない。
一部の書き込みでは、総額2,600億円を車両の更新、軌道強化等に充当、利用するのだとしているが、それとて最近決まった話でもなく、いぜんより既定路線としてあったわけだから、島田氏の話は矛盾が生じる。

以下、夏ごろの「タビリスJからの引用。
JR北海道では、キハ40形の後継車両として、電気式気動車H100形「DECMO」を開発し試作車2両が2018年2月に完成し、道内で確認試験が始まっている。
さらに北海道新聞2018年8月4日付によれば2019年度以降、数年かけて70両ほどの更新を計画していた。しかし、7月27日に国が発表したJR北海道への支援内容は、今後2年間で400億円。求めていた2030年度までの支援は認められなかった。
さらに、道新によると、車両の更新は発注から納入まで通常3年を要し、「今回の国の2年間の支援では、3年後の納入時に支払う購入資金の裏付けがなく、メーカーへの発注はできない」ため、「一般気動車の更新を当面見送る方針を固めた」・・・・・引用ここまで

その後、沿線自治体と道からの支援の枠組みが定かではないとして国交省と総務省は自治体への地方交付税の増額支援を、次年度予算の概算要求では見送ったとの報道もあったりで、突然に車両購入費(概算で80億円)の目処が立つどころか、一層厳しい状況になっている。
残念ながら、小生は交通新聞を読む環境にないので、資金の原資がどこにあるのかわからない以上、この書き込み等を鵜呑みにはできないでいる。
所詮はSNS、各自の思い込みが入り込んだものなので、しばらく静観するとしよう。

なお、掲載したSNSやブログの書き込みを非難、否定しているわけではなく、なんとなくおかしいですねと言う私の感想(*^。^*)