今日は、ベルリオーズの歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」が初演された日です(1838年、パリ・オペラ座)。
ベルリオーズは、実に特異な作曲家のように思われます。その作品を見回すとそれぞれが個性を持ったもので、2つと同じようなものがないように思うからです。後のセザール・フランクにおいてもそのような印象を受けますが。そしてその様々な分野の作品から影響を受けた音楽家として、交響詩を大成したリスト、楽劇の創始者ワーグナーがいます。彼はまた評論活動、理論書の執筆など多方面の活躍をしています。ベルリオーズをもし「幻想交響曲」しか知らないならば、ベルリオーズの偉大な部分をまだ知らないと言わなければならないでしょう。といっても、私自身その作品があまりに大曲過ぎて、なかなかそのよさを玩味するまでに至っていません。残念です。ずいぶん前にLDで「トロイ人」が出たことがありました。名前だけしか知らなかったのですが、ベルリオーズはこのような大作も書いているのだと始めて知りました。しかしそのレヴァイン指揮のメトの舞台は十分に堪能させてくれるものでした。生誕200年の頃、ほとんどの作品を網羅するCDのセット物が出ましたが、これからしっかり聴いていきたいと思っているところです。
ベンヴェヌート・チェッリーニは、実在した人物で、16世紀イタリアのフィレンツェに生まれた金工家・彫刻家です。私は、始めてのヨーロッパ旅行で、フィレンツェに行った時、ヴェッキオ橋を渡っていたら、チェッリーニの胸像があったので、驚きました。そこで写真を撮ったのを覚えています。
ベルリオーズは、実に特異な作曲家のように思われます。その作品を見回すとそれぞれが個性を持ったもので、2つと同じようなものがないように思うからです。後のセザール・フランクにおいてもそのような印象を受けますが。そしてその様々な分野の作品から影響を受けた音楽家として、交響詩を大成したリスト、楽劇の創始者ワーグナーがいます。彼はまた評論活動、理論書の執筆など多方面の活躍をしています。ベルリオーズをもし「幻想交響曲」しか知らないならば、ベルリオーズの偉大な部分をまだ知らないと言わなければならないでしょう。といっても、私自身その作品があまりに大曲過ぎて、なかなかそのよさを玩味するまでに至っていません。残念です。ずいぶん前にLDで「トロイ人」が出たことがありました。名前だけしか知らなかったのですが、ベルリオーズはこのような大作も書いているのだと始めて知りました。しかしそのレヴァイン指揮のメトの舞台は十分に堪能させてくれるものでした。生誕200年の頃、ほとんどの作品を網羅するCDのセット物が出ましたが、これからしっかり聴いていきたいと思っているところです。
ベンヴェヌート・チェッリーニは、実在した人物で、16世紀イタリアのフィレンツェに生まれた金工家・彫刻家です。私は、始めてのヨーロッパ旅行で、フィレンツェに行った時、ヴェッキオ橋を渡っていたら、チェッリーニの胸像があったので、驚きました。そこで写真を撮ったのを覚えています。