西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

ヴィンチェンツォ・ベッリーニ

2007-09-23 22:45:44 | オペラ
今日は、イタリアの作曲家ヴィンチェンツォ・ベッリーニが亡くなった日です(1835年)。
ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニは夙に知っていましたが、ベッリーニとドニゼッティの2人のオペラ作曲家を知ったのはずいぶん経ってからでした。コレクター癖のある私は、偉大なヴェルディのオペラはみんな聴いてみたいと思い、「ジョヴァンナ・ダルコ」を最後にすべて揃えてしまい、次には映像でと思っているところですが、ロッシーニの生きた時代にすっぽり入ってしまうこの2人のオペラにはその数の多さから言っても何から聴いたらいいのかと思っているところです。ベッリーニが10曲ほど、ドニゼッティには70曲の歌劇作品があるということです。そのような折、購入したグルベローヴァのこれまでの録音を集大成したようなセットの中に2人の主要作品が全曲でいくつか収められていました。やっとこれからしっかり聴いていこうと思っているところです。
ところで、数ヶ月前に、NHKのBS-ハイビジョンでメトからのベッリーニの「清教徒」の生中継をやっていて、それをDVDレコーダーのハードディスクに収めていました。先ほど第1幕を見終えたところです。明日後の2幕を見る予定です。ネトレプコのエルヴィーラに、その歌唱力にすっかり魅せられてしまいました。