西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

ビゼー・歌劇「真珠採り」

2007-09-29 08:24:32 | オペラ
今日は、ビゼーの歌劇「真珠採り」が初演された日です(1863年)。
ビゼーは、何と言っても最大傑作は歌劇「カルメン」ですが、この歌劇「真珠採り」もビゼーらしい天才の手になるものと思います。このタイトルを見ただけで、私はロマンス「耳に残るは君の歌声」が頭の中で鳴ってきます。ポピュラーにも編曲されて流布しているので、ビゼーの作品と気付かず聴いている人も多いのでは。ずいぶん前にレコードで優れた録音が出たので購入しましたが、それが画像のものです。
ビゼーは、「イワン雷帝」というオペラも書いています。未完のものですが、長らく探していて、CDを見つけたとき、すぐに買い求めました。ビゼーは若くなくなったので、作品は限られていますが、間違いなく19世紀フランス音楽を代表する音楽家だと思っています。