「あったかいんだから~」で有名になったクマムシですが芸人ではないクマムシはご存知でしょうか?
クマムシというんだから昆虫?
高温、低温、真空や放射線にも耐える不死身の生き物?
いろいろな種類のクマムシが陸上、水中といろいろなところに生息しているみたいですが見たことはないですよね。
実はクマムシと言っても昆虫ではありません。動物界では緩歩動物門という「門」の中に位置づけられます。「門」を人間に対応させると「脊索動物門」です。どうも他の動物とは大きく体の構造が違っているみたいです。
大きさはほとんどのものが0.1から0.8ミリぐらい。観察するには顕微鏡で見る必要があります。4対の肢があり形状は芋虫みたいでもあるがどことなくクマに似ている。トコトコ歩く姿は愛嬌がありそう。
クマムシを見たい(あるいは飼いたい).ならコケを水に浸してコケの隙間を見てみるといいそうです。巻末に見つけ方、観察の仕方が載っています。餌はワムシで寿命は長くて2月とか。
さてクマムシが有名になったのは驚異的な耐久性から。乾燥したクマムシは「樽」のようになるのですが、絶対零度近くまで冷やしても放射線を人の致死量の1000倍以上あてても真空下においても、さらには6000気圧という常識外の気圧をかけても、その「樽」に水をかけたら蘇生して歩き出したとか。
水をかければ生き返るって、これはいったいなんなんだ。不死身なのか。
もっともクマムシにも寿命があるように、不死身ではない。乾燥させる場合もゆっくり乾燥する必要がある。急激に乾燥させると干からびて死んでしまう。自然界では急激な環境の変化もクマムシの住んでいる苔の中ではゆっくり発現することから内部環境をうまく対応させているのです。
どうやら「樽」の状態になると水分を放出してトレハロース(食品添加物として聞いたことはありますよね)と言う糖を蓄積して内部環境を無代謝状態にしているみたいです。
でもどのくらい「樽」の状態で乾眠できるのか(120年という説も流布しているようですが確たる根拠はないみたいで、どうやら7年間保存したコケからの再生が最長みたいです)と「樽」の分子構造とか遺伝子情報はどうなっているのかとまだまだ分かっていないことが多いみたいです。ひょっとしたらクマムシは「樽」の状態で宇宙から飛んできたのでは?とか言う説もあるみたいです。
身近なところにたくさんいるみたいですが、ほとんど知られていない「クマムシ」。100ページちょっとの本ですが読んでみると一度顕微鏡で観察したい気分になってしまいます。姿を見てみると結構かわいらしくてあったかいんだから~
クマムシというんだから昆虫?
高温、低温、真空や放射線にも耐える不死身の生き物?
いろいろな種類のクマムシが陸上、水中といろいろなところに生息しているみたいですが見たことはないですよね。
実はクマムシと言っても昆虫ではありません。動物界では緩歩動物門という「門」の中に位置づけられます。「門」を人間に対応させると「脊索動物門」です。どうも他の動物とは大きく体の構造が違っているみたいです。
大きさはほとんどのものが0.1から0.8ミリぐらい。観察するには顕微鏡で見る必要があります。4対の肢があり形状は芋虫みたいでもあるがどことなくクマに似ている。トコトコ歩く姿は愛嬌がありそう。
クマムシを見たい(あるいは飼いたい).ならコケを水に浸してコケの隙間を見てみるといいそうです。巻末に見つけ方、観察の仕方が載っています。餌はワムシで寿命は長くて2月とか。
さてクマムシが有名になったのは驚異的な耐久性から。乾燥したクマムシは「樽」のようになるのですが、絶対零度近くまで冷やしても放射線を人の致死量の1000倍以上あてても真空下においても、さらには6000気圧という常識外の気圧をかけても、その「樽」に水をかけたら蘇生して歩き出したとか。
水をかければ生き返るって、これはいったいなんなんだ。不死身なのか。
もっともクマムシにも寿命があるように、不死身ではない。乾燥させる場合もゆっくり乾燥する必要がある。急激に乾燥させると干からびて死んでしまう。自然界では急激な環境の変化もクマムシの住んでいる苔の中ではゆっくり発現することから内部環境をうまく対応させているのです。
どうやら「樽」の状態になると水分を放出してトレハロース(食品添加物として聞いたことはありますよね)と言う糖を蓄積して内部環境を無代謝状態にしているみたいです。
でもどのくらい「樽」の状態で乾眠できるのか(120年という説も流布しているようですが確たる根拠はないみたいで、どうやら7年間保存したコケからの再生が最長みたいです)と「樽」の分子構造とか遺伝子情報はどうなっているのかとまだまだ分かっていないことが多いみたいです。ひょっとしたらクマムシは「樽」の状態で宇宙から飛んできたのでは?とか言う説もあるみたいです。
身近なところにたくさんいるみたいですが、ほとんど知られていない「クマムシ」。100ページちょっとの本ですが読んでみると一度顕微鏡で観察したい気分になってしまいます。姿を見てみると結構かわいらしくてあったかいんだから~
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