高知2日目は、朝ドラのらんまんの影響で「牧野植物園」に行くことに。ところがここはアクセスが悪い。ホテルから4キロほどですけどタクシーでいくらかかるのかフロントに聞いても3~5千円と非常にアバウトな返事。一応1日900円で観光名所を回るMY遊バスが1時間に1本出ているのでそれに乗るためにはりまや橋バスセンターへ行きます。
平日なので空いているかと思ったらほぼ満員。市街を抜けて川を渡るといきなりの山道に。すれ違うのもやっとの道幅で途中から一方通行で、山道に入ると人家はほぼなくこれでは路線バスは通らないでしょう。20分ほどで牧野植物園に到着。
この入口から玄関までが結構長い。園内は広くて高低差があります。
いろいろな植物が植えてありますけど、それぞれに丁寧に名前の札が立っている。花が咲いているものには咲いていますのポップがついている。小さな花でそう言われないとよく分からないものも多い。加えて朝ドラ「らんまん」に出てきた植物にも出ていましたとポップがついている。そう言われてもドラマに出ていた植物なんぞは全く記憶にありません。
妻の名前を付けた「すえこざさ」には石碑まで建っているのですけど、どれがすえこざさ?
植物採集されたものは乾燥させるために新聞紙に挟んで湿気を取るのですけど、膨大な植物採取資料とともに今も残る新聞紙は戦前から全国各地のものがあって貴重な資料になっているとか。
牧野富太郎の晩年の書斎の姿も復元されています。
園内は工事中のところもあって全部は見られなかったのですけど、ほぼ一周して帰りのバスに。山道で揺れる中満員で起っているのはつらいなと思ったのですけど、そんなこともなく座って乗れました。
帰りははりまや橋で降りて、路面電車に乗って高知城電停へ。歩いて行ってもよかったのですがせっかくなので路面電車は乗ってみようとのったのですが、外装こそ塗装し直されていますが古い車両で、いまだ車掌席のあとが残っています。揺れは激しく音は案内の声が聞こえないほど。全国のどこかの廃線になったところから譲られたお古の車両なのでしょうか。まあ、最新車両とは違った味があって、ある意味貴重な体験です。
さて高知城の電停まで行ったのはひろめ市場へ行きたかったから。でもひとつ前の電停の方が近かった。
12時半過ぎでしたが、席を取るにも彷徨うほどの繁盛ぶり。屋台村のフードコートというところですけど、昼間からみんなガンガン酒を飲んでいる。
取り合えずなんとか奥の方で席を取って、私もハイボールを頂きます。
昼間に飲む酒は何んとなく背徳的ですが、ここではみんな飲んでいるので気兼ねなく飲めます。
ここからはアーケードを抜けて駅まで歩いて行き、名古屋へ帰ります。
特急はアンパンマン号、次回の朝ドラはやなせたかしが主人公で、また高知はアンパンマンで盛り上がりそうです。それにしても岡山までは乗車時間が長い。酔いもあって寝るだけでした。
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