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怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

株式投資サマーセミナー2019.9月20日

2019-09-24 07:12:39 | Weblog
暇な年金生活者は、無料のセミナーがあると出来るだけ申し込むようにしているのですが、9月20日のセミナーが当選したので行ってきました。

第一部の企業説明会は大同メタルと中部電力。
大同メタルは実は以前にもこのセミナーで説明を聞いていて、その時に魅力的と思い株主となっているのですが、このところ株価はさえない。今はどうなっているかよく聞きたいところです。
説明は広報マーケティンググループリーダーの方。

大同メタルの主力製品は滑り軸受。目立たないけど自動車や船舶のエンジンには欠かすことはできないもの。世界唯一の総合滑り軸受メーカーで自動車用エンジン軸受、大型船舶用軸受け、自動車ターボ用軸受けでは世界シェアトップ。
問題は売上比率で自動車用エンジン軸受で60%あること。これは電気自動車になると必要なくなること…
最も市場予測によると2035年までは内燃機関を必要とする車の比率は84%まで伸びていくとか。残された15年の間に新規事業を創出、育成しなくてはいけないのだが、ここが問題。風力発電用軸受けとかアルミダイキャスト製品の開発とかあるのですが、どれだけものになるのか。上手く富士フィルムのようになればいいのですが…
もう一社は中部電力。説明は執行役員法務室長さん。

電力業界は激変期で中部電力も持ち株会社となって、火力発電、燃料調達・輸送は東京電力と50%づつの持ち分で新会社jeraを設立。一般配電事業と小売電気事業はそれぞれ100%子会社に任せます。
質疑応答の所でも質問が出ましたが、これからの中電はどうなっていくのか、何を目玉にしていくのかイマイチはっきりしません。
大同メタルも中火電力も一部上場の大企業で説明は担当役員なりがするのですが、そこは社長さんが出てきて話してほしいものです。担当者の説明は資料に基づいて分かりやすく淀みないのですが、岐路に立つ会社をこれからどういう形にしていくのかは社長さんの醸し出す熱量を知りたいものです。
この日の株式講演会の講師は東野幸利氏。

手法として得意にするのはテクニカル分析なのですが、どうもテクニカル分析は当たるも八卦と言う感がします。
短期的には蓋然性があるかもしれませんが、結果として短期売買を繰り返して儲かるのは手数料稼ぎの証券会社だけとなるのでは。以前さわかみ証券の運用担当と話した時に、短期売買では情報量でもスピードでもプロには絶対敵わないと言われた覚えです。
とにかく今の日本株は米国、ドイツと比べても割安水準なので中間決算発表次第では上昇余地が大きいとか。中国向けは足元で改善しているので、ここで下がるのなら押し目買いのチャンス?
ちなみに注目の個別株は、JT、双日、楽天、牧野フライス製作所、京セラ。
まあ、投資判断は自分の判断で。
どうも暇に任せてセミナーばかり聞いていてもこのところ投資実績もなく耳年増の経験なしの状態。なんだかな~
コメント
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