仮面の告白『雲の上の虹』

この世の誉・不正・不道徳・破廉恥・権力者を追及し、無害なことも記録しつつ、雲の上の虹をめざす枕流亭の日記(日乘)

セリーグ、パリーグ、そして高校野球の文化的価値

2011年03月19日 | 不道徳

  セリーグが国民を元気づけるとかを名目にナイターも含め25日開幕するという、パリーグは4月半ばまで開幕を延期するという。また春の選抜高校野球は開催するという。(この日のうちに29日開幕になったようだが)

  確かにいまや人気実力ともに日本のプロ野球はパリーグにその大部分を負って貰っている。かつてのセ・パの落差を知っている世代にはそれこそ雲泥の差だ。

  そうなった内因・外因、遠因(大リーグ流出過剰も)は、あのナベブタ(失礼、ナベツネ)が、実質支配する虚仁の球団経営にある。しかしながら虚仁に追い付け追い越せで奮闘したパリーグの最終的勝利だ。

  

  高校野球は球児の一つの目標でもあるし、デーゲームで短期間なので開催に異議はない。被災各県の士気もあがるだろう。しかし商業野球であるセパ両リーグに通常のような開催が必要なわけがない。あの日本相撲協会の大相撲も別の理由ではあるが開催には例外があるのだ。同様に商売のプロ野球にだけ特別の大義があるわけがない。

  耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んでいる被災地の人々にどのようなメッセージを伝えることができるといえようか! ?

  また停電にならぬように節電に努める都市部の人々にナイトゲームが支持さえれるわけがない。そのために電車も止まるのなら多くのは球場に足を運ばないだろう。

  セントラルリーグは日本相撲協会並にだめな思考をするのだな!?

  29日に延期しでも実情は同じだ。選手会の思考のまともさだけが救いだ!

 

 

セは3・29開幕に延期 延長戦はなし デイリースポーツ 3月19日(土)21時6分配信

 文部科学省からナイター開催を自粛するよう要請を受けたプロ野球のセ・リーグは19日、東京都内で臨時理事会を開き、3月29日に開幕を延期することを決めた。25日に公式戦開幕を予定していたが、1カード遅れて開幕することになった。
 開幕後4月3日までは東京電力、東北電力管内でナイターを取りやめる。4月5日からの同管内のナイターは照明を減灯して行うことも決めた。また、節電策の一環として、今季のレギュラーシーズンは延長戦を行わず9回で打ち切りとする。同管内の夏場の試合は可能な限りデーゲームとすることも検討する。

 

新井選手会長 29日開幕「予想してなかった」
<script src="http://platform.twitter.com/widgets.js" type="text/javascript"></script>

  セ・リーグが開幕を29日に延期したことを受けて、日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)は19日、遠征先の札幌で「さきほど事務局から聞きました。今の段階で私見を申し上げることはできません」とコメント。「(29日開幕は)予想していなかった。最初からセ・リーグとパ・リーグの同時開幕と言ってたので。12球団の選手でどういう風な反応になるのか。これから対応を協議していきます」とした。

セ・リーグ配布「ファンの皆様へ」全文
<script src="http://platform.twitter.com/widgets.js" type="text/javascript"></script>

 セ・リーグは19日の臨時理事会後、「ファンの皆様へ」と題した文書を報道各社に配布した。内容は以下の通り。

  ◇   ◇

  ファンの皆様へ

 3月11日に発生した東北・関東大震災に関し、セントラル・リーグ6球団は、観客、選手の安全確保を最優先しながら、開幕に向けて準備を進めて参りました。今季はすべて復興を後押しする支援試合とすることを既に決めていますが、この度、文部科学省の節電協力要請を受け、今季の試合開催を次のように変更し、協力していくことで一致いたしました。選手の真剣なプレーをお見せしながら復興を全力で支援したいという気持ちには変わりはありません。例年とは大きく異なるプロ野球になることでしょう。しかし、節電に配慮した試合開催にどうか、ご理解をいただきますようお願いいたします。

 1、セントラル・リーグの開幕は延期して、3月29日開催といたします。

 2、開幕後4月3日までは、東京・東北電力管内のナイトゲームを取りやめ、デーゲームといたします。

 3、4月5日から東京・東北電力管内のナイトゲームは「減灯ナイター」とし、大規模節電策を講じます。その他の球場においても節電対策を推進いたします。

 4、節電策の一つとして、今季のレギュラーシーズンについて延長戦は行わず、9回で打ち切りといたします。

 5、東京・東北電力管内では、夏場の試合開催にあたって、可能な限り、デーゲームとすることを検討いたします。

 6、被災地対策、観客の皆様、選手、球場の安全確保や節電問題等に対処するため、震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り越えて参ります。

2011年3月19日

セントラル野球連盟


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。