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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

坂の上の雲

2011-12-11 23:45:28 | テレビ番組

今日が今年の放送2回目、先週はムダな旅順要塞攻略が全然進まない状況に「繰り返しの技法、いやこれは技法とは言えん、能のない反復、そういうのは2回が限度だろ」とかイラついてた(これは実際に乃木希典の采配が無能そのものだったんだからしかたないと言えば言えるのであるが)、今回はその続き、今度は二百三高地の占領に手間どるばかりで「またかよ」だったのだが(教訓-戦力の逐次投入はもっとも悪い作戦である、これはヒーロードラマの敵幹部が順に倒されて行く時にも言える)、後半はなかなかよいドラマになってたと思う、事実のドラマ化なんだからまあこうなるのもしゃあないかもな、日付変わっちゃうからとりあえずアップ
以前「二百三高地」って映画をTVで見た、1980年の作品だったことを確かめて感無量、ああ、あらためて昭和は遠くなりにけり

追記-この映画、児玉源太郎役の丹波哲郎がとにかくカッコよかった、というかそこしか見てなかったんじゃないかと思う、TVの高橋英樹も指揮をとり始めてからはよかったけど、先週ただ黙って見てるだけというシーンが数回あって「こいつ児玉なんだろ、何やってんだよ」とか思ってたのだった、丹波=児玉は突然本部へ乗り込んで来たって演出だった、事実はTV(というか司馬遼太郎の原作というべきか、読んでないけど)に近かったようだから比較するのは酷かもわからん、また仲代達也の乃木希典もけっこう決まってたと思う、戦闘中はともかく(何やってたか記憶なし)、戦争の後天皇(三船敏郎)の御前で泣く、天皇はセリフないけど決して乃木を責めてはおられないことがよくわかる、さすが大物どうしの貫禄ってシーンだった、TVの何が不満って柄本明の乃木がいかに何でも頼りなさ過ぎ(本人のせいじゃないけど)、明治の軍人にあんな間の抜けたオッチャンがいたなんて信じられるかよ!


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