「フォークナー短編集」ずいぶん前に買ってあったのをようやく読了、「サンクチュアリ」も読んだが何を書いたらいいのかわからなくてパスしていた、作者が「考えられる限り一番恐ろしい」と考えたもの、それは無実の人間が全く何も知らない一般人のリンチにあって惨殺されるシーンだったと思う、被害者は平気で偽証し(これがまた何のためなのかさっぱりわからない)、真犯人は自分がやってない殺人で罰せられる、何かもうカフカもびっくりの不条理劇というか・・・あ、考えてみたら「総統の子ら」もそれだったね、ホントの戦争犯罪とは「勝ったものが勝手に法律を作っちゃう」ことなんじゃあるまいか?
おっと話がそれた、短編集で一番コワいのは「乾燥の九月」無実の罪で黒人がリンチに遭うそのシーンが描写されてないからなおさらコワい
それとは別な意味でコワいのが「エミリーに薔薇を」これのみ再読だった、何が起きたのかご想像に任せます(解説されなきゃ鈍い読者にはわからない)的記述の多いこの作者には珍しく「ついにバレなかった殺人」がだれにも疑いようなく明かされる、それまでに何があったのか・・・キャーーーーー(思考停止)もっともミステリ現実主義者としては「そんなアホな!」とつっこまにゃいかんのかもわからんけどね
そう言えば「八月の光」も既読のハズ、だけど主人公の混血青年が子供の頃施設で虐待されてたシーンしか記憶にないのはなぜなんだろ?おかげで私は彼が同情すべきキャラとしか思えなくなった、リンチに遭って惨殺される(また!)ようなどんな悪いことをしたんだったかとんと印象にないのよな、これは無実じゃなかったやうなんだがな、とは言え再読するのもいささか辛いのよな
おっと話がそれた、短編集で一番コワいのは「乾燥の九月」無実の罪で黒人がリンチに遭うそのシーンが描写されてないからなおさらコワい
それとは別な意味でコワいのが「エミリーに薔薇を」これのみ再読だった、何が起きたのかご想像に任せます(解説されなきゃ鈍い読者にはわからない)的記述の多いこの作者には珍しく「ついにバレなかった殺人」がだれにも疑いようなく明かされる、それまでに何があったのか・・・キャーーーーー(思考停止)もっともミステリ現実主義者としては「そんなアホな!」とつっこまにゃいかんのかもわからんけどね
そう言えば「八月の光」も既読のハズ、だけど主人公の混血青年が子供の頃施設で虐待されてたシーンしか記憶にないのはなぜなんだろ?おかげで私は彼が同情すべきキャラとしか思えなくなった、リンチに遭って惨殺される(また!)ようなどんな悪いことをしたんだったかとんと印象にないのよな、これは無実じゃなかったやうなんだがな、とは言え再読するのもいささか辛いのよな