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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

双生児

2007-12-19 17:08:15 | SF
双生児 双生児
価格:¥ 2,625(税込)
発売日:2007-04

 これまた冬樹さんご推奨の図書、読まずに年を越してはいかんということだったので、遅ればせながら読了。

 前の2冊(奇術師魔法)と違ってそれほどトンデモという感じではなく「へえ、うまくできてるなあ」と読み終わってから(実を言えばカンニング-つまり大森さんの解説を先に読んでしまったのであるが)「え、何だって、そらないんじゃないの?」とやはり狐につままれたのであった。

 何を書いてもネタバレになりそうなので「買ってお読みください」(気の短い人は解説先でもそれほどガッカリはしないと思う)と言うしかない。

 大森さんは書いておられないけど、主人公たち以外にも気になる双子(というかそっくりさん、複数)が重要な役をしてたり、そんなところも興味深い・・・・・読めばわかります。