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事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

歩くうた

2009-02-12 23:31:48 | インポート
歩け、歩け (光文社文庫) 歩け、歩け (光文社文庫)
価格:¥ 520(税込)
発売日:2007-01-11

久々に佐野さんの本である、07年初版だから2年前だが近所の本屋にあったのでゲト、単行本未収録作品を集めたとのことだけど一番古い「お望みどおり」は絶対読んでる、昭和39年発表の短編を初出の雑誌(週刊小説とのこと)で見たわけはなし、いったい何で読んだのか、謎だ・・・・・

で、これらの短編がなぜ今まで単行本に入らなかったのか、それは何となくわかる、どれもコワイのだ、佐野さんってほんとコワイこと考えるヒトなのよね、同じ年でも都筑さんとは比較にならん(クドイって?ゴメン)、中で私が一番コワイと思ったのは「高級家庭教師」、昭和52年のプレイボーイに載ったんだそうだけど

大学1年の男の子に受験生の家庭教師を頼む、条件は本人に似てること-と来れば誰だって「替え玉受験」を考えるハズが・・・・・

あまりのコワさにしばらくネタがわからんかった、ほんとだってば、これだけでも読む価値あり-なのかこの後当分悪夢に悩まされるか、それは読まなきゃわからない

でタイトルの「歩くうた」、なぜか私はこの歌知ってて

「arukuuta.mp3」をダウンロード

こんなメロディだったと思うんだけど1行しかわからん上に、元ウタは5行あって5行めは感じが変わってる(佐野さんによれば)とのこと、だいたいこんな暗いメロディが「元気に歩くうた」になるのかなあ、謎だ、誰か真相知ってるヒトない?


LITS

2008-03-03 08:25:34 | インポート

Dscn1381  マニアックな本屋のパズル本買占め(家人いわく「非生産的な人ですねー」んなこた生れた時からわかっとーーーる!!!)。

 実を言えば家人もかなりのパズル好きで(一番好きなのがイラロジ、ナンプレは完成しても数字のラレツができるだけだからつまらないとか)、一冊しかないと取り合いになるわけなのだ。

 これも今のところ先読み能力は必要なし、ただ場合分けの数を正しく数え上げるだけ-というタイプで私好み-と言いたいところだが、イラロジと同じで私が解いたのでは解きあがりが美しくないという難点があるのであった。
 それに結局これもウカツな人間には、けっこうむつかしいのよね。


金色夜叉

2007-11-20 00:46:08 | インポート

 他人の家に養われる少年、その家の娘と恋仲になるが、彼女が嫁に行くと聞いて失踪する、数年後金持ちになって恋人と再会し、彼女はまだ自分を愛していると知るのだが・・・・・

 私が最近読んでたこの小説、何だと思います?
「嵐が丘」?-と思うでしょう、残念でした、これが「金色夜叉」の発端なのです、恋人同士の貫一君と宮さんは一つ家に同居してるんですよ。
 もちろん宮さんの父親は捨て子を拾ったわけではなく、以前世話になった人が亡くなったので、その息子の貫一君を書生として家に住まわせたんですが。娘の宮さんはその時まだ小学生だったけど何年かが過ぎて美しく成長し、貫一君は一高へ入り、お互い好きあっていずれ夫婦になろうと決まったところへ、ダイヤの指輪をはめた富山の野郎が、正月のカルタ会で宮さんを見初めて求婚して来た-ということだったんですが・・・

 こう書いたら似てませんよね、この二つの小説に共通点は全然ない-と思う人が多いかも。 今日は時間ないので続く


「シャーロットのおくりもの」サントラ

2007-01-22 09:52:09 | インポート
「シャーロットのおくりもの」オリジナル・サウンドトラック 「シャーロットのおくりもの」オリジナル・サウンドトラック
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2006-12-20

 年末に買って今日初めて聞いたんですが、文句なしにいい曲です。オススメ-なんてね。今さら私ごときの言うことじゃない。

 子供と動物にはどんな名優も勝てないとよく言われるけど、まさしくそういう映画ですね。ウィルバー役のブタはもちろんだけど、ガチョウもヒツジもウシもウマもみんなカワイイ上にしっかり演技してます。ほんとさぞや大変だったんだろなあ・・・・
 ネズミとカラスはまさかほんものじゃないですよね。クモと同じCG。だけど本物にしか見えない。クモだってちょっと大きすぎるからCGだとわかるだけでいかにもリアルに作られてる(私はヘビぎらいなのでクモは平気なつもり、とは言えよく見たことはない-かな?)。CGはこの20年で一番進歩したテクノロジーの一つですよね(これ実感)。

 ところで今頃気がついたんですがウマ(声・高橋英樹)がこんなことを言いました。
「オレは人間の言葉は二つしか知らん。行けと止まれだ」(違ったかもしれないけど意味としてはそういうことだったと思う)
 高橋さん、それ「ハイシ」と「ドウドウ」じゃない?今や死語かもしれないけど私より年上のあなたがご存じないわけはない。でもそう言ったんじゃ若い子にわからないからしかたないか・・・お互い年はとりたくないね(オヌシに言われたくはないわ-だろなあ)。