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経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営情報・セミナー案内】公的機関主催 3月14日改訂

2015-03-14 12:02:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営情報・セミナー案内】公的機関主催 3月14日改訂

 経営コンサルタント歴40年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

 【経営情報・セミナー案内】号は、e-中小企業ネットマガジンの転載ルールに基づき、公的機関主催のセミナーや各種情報をお届けしています。



【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

全国共通 関連情報 ←クリック
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◆《セミナー》認定支援機関活動促進セミナーを開催します

認定支援機関及び認定支援機関による支援を活用した中小企業・小規模事業者の具体的な優良取組事例・活動事例の紹介等を行います。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/2015/150302Nintei.htm

◆《閣議決定》「中小企業需要創生法案」が閣議決定されました

3月10日「官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律等の一部を改正する法律案(中小企業需要創生法案)」が閣議決定され、本法律案を第189回通常国会に提出します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2015/150310houan.htm


北海道・東北 
   関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆《セミナー》国連防災世界会議パブリックフォーラム「震災から企業が立ち上がるために~被災3県における支援機関の活動を振り返りながら~」を開催します

(公財)仙台市産業振興事業団では、被災地の企業経営の復旧・復興を支援してきた産業支援機関の活動を振り返り、企業復興の課題や教訓について共有し、今後の災害に備える目的で、パネルディスカッションを開催します。

[日 時]3月14日(土)10:00~12:20
[場 所]仙台市情報・産業プラザ多目的ホール(仙台市青葉区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.siip.city.sendai.jp/n/2015/0201/01.html

◆《セミナー》「研修講座:基本から学ぶ5S活動と現場改善」を開催します

中小企業大学校旭川校では、現場改善の基本である「5S」と「3ム改善」の原点から取り組み手法までを学び、現場での実行・定着に役立つセミナーを開催します。

[日時・場所](各会場、9:50~17:40)
北見会場  3月 3日(火)北見芸術文化ホール
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/list/details2014/090262.html   

 釧路会場  3月11日(水)道東経済センター
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/list/details2014/090263.html

 苫小牧会場 3月20日(金)苫小牧経済センター
http://www.smrj.go.jp/inst/asahikawa/list/details2014/090264.html

[参加費]16,000円

詳しくは、各会場のサイトをご覧ください。

◆《PR情報》「東北圏オンリーワン企業紹介」ページを解説しました

(公財)東北活性化研究センターでは、東北圏(新潟県を含む7県)に本社を置く、独創性や新規性を有する企業や高いシェアを持つ企業を対象とした、オンリーワン企業を紹介するページを開設しました。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.kasseiken.jp/onlyone/

    出典: e-中小企業ネットマガジン

関東・首都圏

◆《セミナー》「売れる!事業を成功に導くビジネスモデルのつくりかた」のセミナーを開催します

(公財)千葉市産業振興財団では、創業初期の方を対象に顧客の真のニーズと自社の価値コンセプトを見出し、事業を成功に導くためのビジネスモデルの再構築を目的としたセミナーを開催します。

[日 時]3月14日(土)、21日(土)13:00~17:30
[場 所]千葉市ビジネス支援センター(千葉市中央区)
[参加費]2,000円

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chibashi-sangyo.or.jp/seminer.html

◆《セミナー》海外展開ワンポイントセミナーを開催します

中小機構関東本部では、海外市場での販路開拓を目指す中小企業の方を対象に「海外展開ワンポイントセミナー-グローバルマーケット事情(台湾・自動車・EPA/FTA)について-」を開催します。

[日 時]3月16日(月)13:30~15:50
[会 場]中小企業基盤整備機構(東京都港区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kanto/seminar/089990.html

◆《セミナー》中国における日系企業のビジネス展開状況のリスクと対策のセミナーを開催します

ジェトロでは、中小企業の海外展開意欲が旺盛なアジアを中心とした国・地域に中小企業海外展開現地支援プラットフォームを配置しています。この度、プラットフォーム・コーディネーターを講師として、中国における日系企業のビジネス展開状況とリスク対策について解説するセミナーを開催します。

<東京会場>
[日時]
3月17日(火)9:30~12:30
[場所]ジェトロ東京本部5階展示ホール(東京都港区)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jetro.go.jp/events/item/20150216579/

◆《説明会》キッズデザイン賞の審査料補助制度説明会を開催します

NPO法人キッズデザイン協議会では、子どもの安全に配慮した商品等の顕彰(キッズデザイン賞)の審査料補助制度説明会を開催します。

[日 時]
3月17日(火)15:30~17:00
[場 所]東京都立産業技術研究センター(東京都江東区)

申込はこちらから
http://goo.gl/forms/3Q6XM82Pts

◆《セミナー》アイデアソンからはじめよう ~あなたの想いをアイデアにつむぐ~(中級編)を開催します

中小機構「TIP*S」では、新しい事業や活動などを始める人を対象に、アイデア出しの体験と実践の場を提供する「アイデアソンから始めよう(中級編)」を開催します。

[日 時]
3月17日(火)19:00~22:00
[場 所]TIP*S 日本ビル6階(東京都千代田区)
[参加費]1,000円

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://tips.smrj.go.jp/event/ideathon20150317/

◆《イベント》「ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会 シンポジウム」を開催します

経済産業省では、多様な人材を活用してイノベーション等の成果をあげている企業を選定・表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」、女性活躍推進に優れた企業を、中長期の成長力のある優良銘柄とし投資家向けに紹介する「なでしこ銘柄」の選定を行っており、今年度の選定企業を発表するシンポジウムを行います。

[日 時]
3月18日(水)15:30~18:30
[場 所]イイノホール(東京都千代田区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.diversity100sen.go.jp/pdf/diversity100_nadeshiko_ol.pdf



   北海道・東北 関東・首都圏 近畿 中国・四国 九州

◆《セミナー》ミニセミナーinなごやサイエンスパークを開催します

なごやサイエンスパークに立地するインキュベーション施設であるクリエイション・コア名古屋と交流プラザインキュベータルームでは、「“中小企業・ベンチャーのための”平成27年度税制改正セミナー」を開催します。

[日 時]3月17日(火)14:30~16:30
[場 所]サイエンス交流プラザ(名古屋市守山区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/incubation/nagoya/seminar/090867.html

  
出典: e-中小企業ネットマガジン


 
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◆京都府後継者対策特別相談を開催します

公益財団法人京都産業21・京都中小企業事業継続支援センターでは、後継者対策にお困りの方を対象に特別相談窓口を設定します。

[開催日時]11月1日(土)~平成27年
3月16日(月)13:00~16:00
     (原則 第1、第3月曜日。11月は土曜日も開催)
[場 所](公財)京都産業21(京都市下京区)
[相談料]無料(事前申込不要)

詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jigyo-keizoku.jp/shien/37007/

◆《セミナー》「兵庫県立大学公開セミナー」を開催します

(一財)明石市産業振興財団では、食品製造業、飲食、介護関係者に向けた調理・健康に役立つ食品科学セミナーを開催します。老後の食生活を豊かにする高齢者向け食品について、わかりやすく解説します。

[日 時]3月17日(火)14:00~16:00
[場 所]明石市立産業交流センター(兵庫県明石市)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.aicc.or.jp/topics/402478/

◆《セミナー》「画像技術の社会貢献ーForensicから産業分野への応用」の講演を行います

(公財)りそな中小企業振興財団では、画像技術や産学連携に関心の高い地域企業に向けて、画像技術の社会貢献をテーマに講演を行います。講演後には研究室等の見学、懇親・名刺交換会も行います。

[日 時]3月17日(火)13:30~18:00
[場 所]龍谷大学(滋賀県大津市)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.resona-fdn.or.jp/main/jigyou/150317.html

◆《イベント》「テンクウマルシェ」(Tenqoo marche)を開催します

中小機構近畿本部では、「食」をテーマにした商談会、販売会「テンクウマルシェ」(Tenqoo marche)を開催します。今回は、「西日本エリア」の各地から地域の資源を活用した「隠れた逸品」の展示・商談を行います。

[日 時]3月17日(火)10:30~17:00
[場 所]マイドームおおさか(大阪府大阪市)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.smrj.go.jp/kinki/consulting/076582.html

◆《セミナー》中国における日系企業のビジネス展開状況のリスクと対策のセミナーを開催します

ジェトロでは、中小企業の海外展開意欲が旺盛なアジアを中心とした国・地域に中小企業海外展開現地支援プラットフォームを配置しています。この度、プラットフォーム・コーディネーターを講師として、中国における日系企業のビジネス展開状況とリスク対策について解説するセミナーを開催します。

<大阪会場>
[日時]3月18日(水)9:30~12:30
[場所]ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.jetro.go.jp/events/item/20150216579/

◆《セミナー》「新価値創造展 2015 in Kansai」出展者説明会とマッチングサイ
ト「ジェグテック」の活用について合同セミナーを開催します

中小機構では、5月に開催されるビジネスマッチングイベント「新価値創造展2015 in Kansai」(第10回中小企業総合展in Kansai)とマッチングサイト「ジェグテック」について、新たな販路を求める企業のための特別無料セミナーを開催します。

[日 時]3月19日(木)13:00~15:20
[場 所]新大阪丸ビル(大阪府大阪市)
[会 費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://shinkachi.smrj.go.jp/kansai/seminar/index.html


中国・四国
     北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 九州

■ 中国地域 ■

◆《セミナー》ベンチャー企業のための「インキュベーションスクールin岡山」を開催します

日本政策金融公庫では、ベンチャー企業向けのセミナーを開催します。先輩起業家からの施策や体験談を学ぶことにより、自社の成長やベンチャー企業の支援者同士の「協働」を育むきっかけづくりをします。

[日 時]3月16日(月)14:00~17:00
[会 場]テクノサポート岡山(岡山市北区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 
http://www.jfc.go.jp/n/seminar/pdf/seminar150306e.pdf

◆《セミナー》「積層造形技術(3Dプリンタ)の活用事例」のデジタルエンジニアリング講習会を開催します

(公財)広島市産業振興センターでは、近年、新しいものづくり技術として注目されている3D積層造形技術の講習会を開催します。射出成形・ダイキャスト成形の金型を開発している(株)メイクの倉知厚徳氏が、金属光造形複合加工機の活用事例について講演を行います。

[日 時]3月19日(木)13:30~17:00
[会 場]広島市工業技術センター(広島市中区)
[参加費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.itc.city.hiroshima.jp/news/2015/02/digital.html

◆《イベント》「平成27年度ものづくり企業販路拡大促進事業」参加企業を募集しています

(公財)ひろしま産業振興機構では、広島県内に生産拠点を置く中小企業(機械・金属、樹脂、電機関連企業)を対象とした販路開拓・活性化セミナー、国内外の展示会出展及びビジネスマッチング等の支援事業を実施します。

[応募締切]4月3日(金)
[参 加 費]無料

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.hiwave.or.jp/hikos/sitauke/hanrokakudaisokusin.html

◆《PR情報》中国経済産業局では、旬レポ中国地域3月号を発行しました

今月号の特集は自動車関連です。「中国地域で取り組む部品サプライヤー向けのベンチマーキング活動」を取り上げています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chugoku.meti.go.jp/info/densikoho/MT.htm

お勧めセミナー プロコンサルタントによる


■ 日本経営士協会・関西支部主催「春季公開講座」

◆ 演題:


【心 de 経営】組織で動くと企業が活性化する

   ~ 経営コンサルタントはこのように支援する ~



◆ 概要:

 「企業は人である」という言葉をしばしば耳にします。経営の基本は、経営資源を有効に活用することです。「ヒト」の質が高まりますと、人が商品や提供するサービス「モノ」の質が高まります。「モノ」が良くなるにつれ、経営体質が強化され、質の高い資金「カネ」が入って来ます。それとともに経営情報やその他の経営資源もそれに伴って質が高まるという「善循環」が起こります。

 社員や従業員を活性化するには、【心 de 経営】を行うことです。その一環として「ヒト」という個人の財産を、組織・会社の財産にすることで、会社の質が高まります。社員・従業員という「ヒト」が持つ力を有効に活用すること、すなわち「個で動くことが組織で動き、組織の財産を蓄積する」ことに繋がれば、企業体質が改善され、成長して行くのです。

 ベテラン経営コンサルタントが、組織で動いて優良企業に変身した、そのノウハウと失敗経験を、その企業の経営者から直接聞く、事例紹介を中心にした、対談形式で、しかもバズセッションを含んでの講演会です。

◆ 講師紹介:

今井 信行 日本経営士協会 会長、経営士
 詳細

 経営コンサルタント歴約40年、日本コンサルタントの地位向上・若手育成に力を注いでいて、「コンサルタントの為のコンサルタント」と呼ばれている。
 アメリカ留学、商社勤務後、大手コンサルティング・ファームを経て、 経営コンサルタントとして独立。国内だけでなくグローバルな活動をしている。留学時代に学んだマーケティングを、独自の手法で実践し、戦略的思考による経営支援の実績は、国内外において豊富である。事例を基にわかりやすい文章や話法で、著書・論文・講演等多数あり広く活躍中。

藤原 久子 日本経営士協会 理事長、経営士 詳細

 北海道札幌市出身、平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し代表取締役として現在に至る。平素、自社において、従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、ワーク・ライフ・バランスを重視した経営に心がけている。
 一方、自社における経験をもとに、経営コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見・解決策の提案や業務改善案、経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしている。

日 時 平成27年3月22日(日) 13:00~16:00
講 師 (特)日本経営士協会 会長  今井 信行 氏
(特)日本経営士協会 理事長  藤原 久子 氏
対 象 経営コンサルタント業に関心のある人、経営者・管理職
日本経営士協会会員:経営管理科目2単位
場 所 大阪府社会福祉会館(2F) 203号室
 大阪市中央区谷町7丁目4-15 (谷町7丁目交差点西入る)
参加費 事前申込の場合には、無料
定員 24名 ※定員になり次第締め切ります。申込みはお早めにどうぞ。
懇親会 講演会終了後、懇親会を開催いたします。
ご希望の方は、講演会参加申込み時に、合わせてお申し込みください。
会場:中華料理・興隆園  会費:お一人様3,500円(予定)
申込方法 TEL、FAX、Web、Eメール
主 催 特定非営利活動法人 日本経営士協会関西支部
 〒578-0935 大阪府東大阪市若江東町4-2-12
TEL・FAX 06-6725-8292 E-mailはこちらから

 

■■【経営コンサルタントのセミナー】 日本経営士協会主催

 経営コンサルタントも経営者・管理職も、知識・情報として持っておきたいセミナー

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■■ 中小企業向け支援策ガイドブック

2015-03-13 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■ 中小企業向け支援策ガイドブック

 

 中小企業基盤整備機構が発行している「中小企業向け支援策ガイドブック2011版」がこのほど発行となります。

 

 震災の影響を受けた中小企業だけではなく、雇用や税制など各種の国の支援策が掲載されています。下記よりダウンロードできますので、ご活用ください。

 

  中小企業向け支援策ガイドブック ←クリック

 

【 注 】

 上記URLで警告画面が出ることがありますが、心配ありません。ご心配な方は下記URLからでもダウンロードできます。その際には複数行にまたがるURLが連続していることを確認してダウンロードしてください。2Mが程の大きなファイルですので、インターネット環境によっては時間がかかることもあります。


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■■【一口情報】 世界情勢を知る

2015-03-13 15:38:14 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 世界情勢を知る

 NHKのBS1チャネルで毎週月曜~土曜にかけての午前6時~650分に世界情勢を朝にまるごと把握できる「ワールドニュース」という番組があります。以前は「ワールドWAVEモーニング」という番組で7時50分までと広い枠でしたが、それが狭まったのが残念です。

 

 「日本最速の国際ニュース」と銘打って、世界18の国と23地域の放送局から伝送されてくるニュースの中から内容を厳選して放送しています。

 

 現地で放送してからわずかの時間差ですから新鮮です。

 

 因みに兄弟番組として同じくBS1チャネル、毎週月曜~金曜の午後11時~11時50分の「ワールドニュース」もお薦めです。時差があるために、最新ニュースがグローバルに変化するのが面白いです。

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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 新・戦争論(著者:池上 彰 他)

2015-03-13 13:10:39 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 新・戦争論(著者:池上 彰 他)

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

■    今日のおすすめ

 『新・戦争論』(著者:池上 彰 佐藤 優 文春新書)

 

■        世界情勢を民族と宗教で見つめ直す(はじめに)

 2015年の年明けの世界情勢は、テロ事件で始まりました。1月初めのフランスのパリでのテロ事件、1月下旬から2月1日にかけての「イスラム国」による日本人二人の殺害事件で2015年が始まりました。不安感が沸いてくると同時に、不透明感に襲われました。この不透明感を少しでも払拭できればと、今回もPEST(P:政治、E:経済、S:社会、T:技術)に関る本をご紹介する事にしました。

 紹介本「新・戦争論」は、私たち日本人がどちらかというと不得意な民族、宗教の視点から、世界情勢を分析しています。2015年初めに起きた二つのテロ事件を想定して書かれた本ではありませんが、年初に抱いた不透明感を払拭してくれる本です。

 

■        初めて知った世界情勢のメタ要因

 「イスラム国」の話に入る前に、その他の国の内紛等の民族・宗教のメタをご紹介します。

【ウクライナ問題】

 2014年7月17日に、ウクライナ東部ドネツク州上空でマレーシア航空記が墜落した事件は記憶に新しい事件です。このウクライナの内紛は民族と宗教の視点から紛争の要因を見つけることが出来ます。ウクライナ西部と南部・東部は、民族・宗教・歴史上それぞれ異なった道を歩んできました。そこに紛争のメタがあるのです。詳しくは紹介本をお読み下さい。

【スコットランド独立運動】

 2014年9月18日にスコットランドで独立の可否を問う住民投票がありました。結果は僅かの差で独立反対派が過半数を超え、イギリスが分裂を回避できた事は、記憶に新しい事です。この問題の根底にも宗教問題があります。スコットランドは「スコットランド教会」即ち宗教改革の流れを汲むカルヴァン派等です。一方イングランドは西暦1536年に、当時のヘンリーⅧがカトリックと縁を切り出来た「英国国教会」即ち聖公会です。かつて清教徒革命(1638-1660)で戦った宗派同士なのです。 

 

 お話を「イスラム国」に向けましょう。

【「イスラム国」と中東問題】

 「イスラム国」を含めた中東の問題の根底には、イスラム教の宗派対立があります。大きくはスンニ派(85%)とシーア派(15%)に分かれますが、事は簡単ではありません。スンニ派は4つの法学派に分かれます。その中でイスラム原理主義(ムハマンドの理想的時代に戻そうと言う思想)がハンバリー派。その中でも急進的なのがワッハーブ派です。中東の大国サウジアラビアの国教がこのワッハーブ派なのです。ワッハーブ派の最も過激なグループがアルカイダであり「イスラム国」なのです。  「イスラム国」が余りに特殊で過激なるが故に、アルカイダからも破門されてしまったのです。

 一方シーア派は、五代目イマーム派、七代目イマーム派、九代目イマーム派、十二代目イマーム派がありますが(イマームは「最高指導者」の意)、最大宗派の十二代目イマーム派を抑えておけば十分です。十二代目イマーム派を国教とするのがイランであり、イラクのマリキ政権も十二代目イマーム派に属します。ここでイラクのマリキ政権をイランが支え、アメリカが支えるという奇妙な状況が出てくる訳です。

 さて、2014年6月29日に国家樹立の宣言をした「イスラム国」が発足するまでの経緯は複雑です。まずシリア問題に端を発します。シリアでは少数派(シーア派のアラウィ派=実際はイスラム教の中の被差別宗派。輪廻転生などを教理とするイスラム教の異端とされる。)のアサド政権が、多数派を占めるスンニ派の住民を抑圧・弾圧をしました。この結果、スンニ派住民と殺人は嫌だという政府軍人が「自由シリア軍」を作って内戦状態になりました。その「自由シリア軍」を圧倒し、大きな勢力となったのが、イラクの多数派のスンニ派から成る「シャーム・イスラム国」です。この「シャーム・イスラム国」がイラクからシリアに移動し勢力を拡大し、「イスラム国」を名乗り、更には、勢力範囲をシリアからイラク北部(スンニ派住民地域)に拡大してきたのです。イラクではマリキ政権によって不利な立場にあるスンニ派住民の支持を得て、一時はイラク政府軍が総崩れになる寸前まで行ったのです。この「シャーム・イスラム国」の発生の遠因をたどると、「アメリカのイラク戦争開始(2003年3月)とイラク駐留米軍の撤退(2011年12月)によるイラクの治安と経済の混乱である」と日本経済新聞(平成27年2月3日朝刊)は報じています。

 詳細は紹介本を読んでいただくとして、中東はイスラエルと国交を樹立しているヨルダン・エジプト、サウジアラビアを中心とする湾岸協力会議加盟国(GCC=サウジ・アラブ首長国連合・バーレーン・オマーン・カタール)、イラン、イラク、シリア、トルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、レバノン、その他「アラブの春」以降政権が出来たリビア・アルジェリア、アラビア半島で唯一GCCに加盟していないイエメン等が複雑に絡み合っています。当面は中東情勢の背景にあるメタを理解し、情勢の推移を正確に理解する事が大切と思われます。

 

■        世界情勢を改めて解き明かす(むすび)

 紹介本「新・戦争論」の内容を一部ではありますがご紹介しました。この紹介本により、今まで気付いていない事柄を知る事が出来ると思います。それぞれの国または地域で、どのような事態の発生が予想されるかを構造的に理解できるのではないでしょうか。また国と国との力関係がどのように変化する可能性があるかも理解できるのではないでしょうか。

 グローバル化の時代、私達は世界情勢と無縁ではビジネスを進めることができない時代になっています。その様な時代の世界情勢を読むために、民族・宗教の視点という新たな視点を加える事の重要性を、紹介本は示してくれます。言い換えれば、私達が、『民族、宗教に関する「メタ(meta)」』を身につけることが大切です。(「メタ」とは、表面的に見えるもの或は一般的情報の裏にある真実、つまり背後にある、判断の根拠に出来る事実情報をいいます。)

 この『民族、宗教に関する「メタ(meta)」』を生かしながら、都度起こる事態に対応して、不確実性な世界情勢を解き明かして行きたいと思っています。

 

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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 経営コンサルタントを目指す人の60%が見るというサイトです。経営コンサルタント歴35年の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。

 


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■■【一口情報】 中小企業の人事活用マニュアル

2015-03-12 17:48:47 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 中小企業の人事活用マニュアル

 

 中小企業の人事活用は、専門部署を置くこともできず、なかなか大変です。

 

 その問題をどのように解決したらよいのでしょうか。

 

 その一つとして「中小企業の労務管理マニュアル」があります。

 

 中小企業では、なかなか労務管理の専門部署を作ったり、専従担当を置いたりすることは難しいでしょう。

 

 総務担当者が業務の一部でするにしてもなかなか充分にはできかねるのが実状ではないでしょうか。

 

 中小企業基盤整備機構が作成したマニュアルを参考にするとよいでしょう。

 

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■■【経済の読み方】何が起こった2015年2月を時系列に見る

2015-03-12 12:59:02 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経済の読み方】何が起こった2015年2月を時系列に見る

 世の中の動向は、アラカルト的に見ることも大切ですが、時系列的に見ると、また異なった面が見えてきます。
 ここでは、これまでブログ掲載してきました内容を、月単位に、コンパクトにまとめてご紹介します。

 


独善解説

■ 大塚家具騒動を経営コンサルタントの立場で考える

 多くの中小企業では、後継者問題に悩み、中には身売りをせざるを得ない企業もあります。身売りできればまだ救われますが、廃業に追い込まれる企業は増えています。
 低価格を武器に進出してきている家具メーカーと、熾烈な競争をしている大塚家具は、2014年度の決算で営業赤字に陥ってしまい、売上高でも首位の座を滑り落ち、今や第3位までに下げています。
 創業者の会長と長女の社長との間で経営戦略に関する意見の違いから、主導権争いが続いています。私としては経営コンサルタントという立場で、どの様な戦略をとるべきかの腹案はあります。しかし、企業イメージダウンという生死にかかわる問題を露見しては、いくら良い戦略を立ててもそのダメージは大きいと思います。 映像

■ LINEの昨今

 かつてはLINEといいますと、十代の人が利用するというイメージでした。昨今は、LINEを利用しているビジネスパーソンは少なくないでしょう。LINEが韓国資本でできた日本法人であることは意外と知られていません。製菓会社のロッテも韓国資本です。
 1970年代、私がニューヨークに勤務していた当時、「ソニーはアメリカの会社」という認識のアメリカ人が多かったと同じような現象が、日本でも起こっているようです。
 グローバルな世界というのが浸透してきているのですね。


 日本三位の航空会社スカイマークのゆくえは?

 航空会社規制緩和で、旅行会社エイチ・アイ・エスなどの支援で設立されたスカイマークです。大手航空会社二社より安いことから、根強い需要がありました。しかしLCC等の出現で、存在感が薄くなってきていたことと、経営陣の”経営”への見方の甘さから苦境に立たされてしました。
 裁判所から民事再生法による再生手続きの開始決定を受けたスカイマークの再建ではエイチ・アイ・エスや、リースなどの金融サービスをしているオリックス、金融や商社、ファンドなどを含む20件近くの応募がありました。ANAが支援を検討する姿勢を示していますが、海外の航空会社も応募してくるかもしれません。
 今後LCC参入は続くでしょうから、日本のような狭い国で、ライナー企業としての航空会社が3社も生き残れるのでしょうか? 映像


■ 半世紀ぶりに国産旅客機試験飛行 関連

 かつては航空機体国のひとつとしてその技術を誇っていた日本の航空機産業ですが、終戦で航空機の製造が禁じられ、その技術は自動車や新幹線に引き継がれました。
 代表的な戦闘機でありましたゼロ戦で知られる三菱が、戦後初の国産旅客機YS-11以来のMRJの開発を愛知県にある子会社で進めていました。早ければ2015年5月29日に、愛知県沖でシステムなどを調べるためのおよそ1時間にわたる初飛行を行うことになりました。

 


■ 日本メーカーの再登場

 長い不況のために日本の自動車メーカーは、自動車レースの最高峰F1レースから遠ざかっていました。それがふたたび表舞台に戻って来ます。日本の自動車産業は、ここで真剣勝負をしながら、技を磨き、世界的な自動車王国を築いてきました。<映像に見るF1カムバック>

■  デパートで立ち食いそば 映像

 立ち食いそばと言えば、忙しいビジネスパーソンが簡単に昼食を済ませたり、小腹が空いたときにフラッと立ち寄るという、庶民的な雰囲気を連想します。
 ところが、大阪・梅田の阪神百貨店では、いか焼きやお好み焼き、それにオムライスやラーメンなど、いろいろなお店が並んでいます。大阪の味を気軽に楽しめるスポットとして、東京から訪れるビジネスパーソンにもおなじみです。
 ところが、建て替え工事のため、58年の歴史に幕が落とされるそうです。残念に思う人が多いことでしょう。

■ コーヒーのメリット

 Niftyメールを見ていましたら、コーヒーに関する記述がありました。以下に原文を挿入しておきます。

 「運動の前に珈琲を飲むと皮下脂肪を融解し血中脂肪の増加を促進します。脂肪燃焼によるエネルギー変換が促進されるため持久力アップに繋がります。運動後の珈琲摂取は疲労回復に繋がります。登山家たちが珈琲を引用するのはそのためです。当然ダイエットにもいいわけです。」 <続き


 プレミアムビールはどのメーカーが旨い!

 物価上昇が2%を超えたとマスコミが一斉に報道、それがあたかも良いことのように表現していますが、われわれの生活は厳しくなります。それに煽られて消費も上向き、飽食など贅沢品の売上が伸びているようです。
 ビールもプレミアムビールが売れているようです。大手酒類メーカー4社の決算が出そろい、高級なプレミアムビールの売り上げが好調だったサントリーやアサヒが増収となりました。ところがキリンは減収、各社の戦略が明暗を分ける形となりました。
 今後、プレミアムビールなど品質にこだわった商品で新たな需要を掘り起こせるのでしょうか。ビール以外のウイスキーや清涼飲料水などの分野で業績を伸ばせるのでしょうか。 映像

■ ツイッターで知らないうちにスマホ情報抜き取り 2015/02/23

 収益を上げているアメリカのICT大手が、公式アプリを利用している人の情報を、本人が許可した覚えがないのに吸い上げています。昨年、読売新聞がすっぱ抜きましたが、意外と浸透していないようです。

 スマホからツイッターで呟く人が多いと思います。その場合に公式アプリを利用している人が大半でしょう。そのアプリを最初に起動したときに「ツイッターは、端末にインストールされているアプリを使用します」という、意味がよくわからないメッセージが表示されます。このメッセージを何気なく閉じると、自動的にスマホ端末内にインストールされているアプリ名がツイッター社に知らされる仕組みです。

 ツイッター社では、その情報をどの様に利用しているのかわかりませんが利用者の趣味や消費の傾向を分析するような用途に用いていると思います。これは、少なくてもプライバシー侵害になると私は思います。

 注意喚起の、このメッセージからは、端末内のどの様な情報が吸い上げられているのかわかりません。それも情報が吸い上げられているという認識を持たせるような表現になっていないメッセージを表示しただけで、利用者が同意したと見なす方法は、承服できません。

 確かに、一度吸い上げられても、そのあとで吸い上げられないように設定を変更すればその後、吸い上げられることはないようです。しかし、少なくても一度は吸い上げられていることになります。また、ICTに習熟している人でさえ「設定変更がわかりにくい」と言っています。

 さらに許せないのが「目立つように通知しており、いつでも設定を変更できるので、利用者の理解は得られる」とツイッター社の日本法人が臆面もなく言っていることです。その後、どの様に同社が対応しているのかわかりませんが、著名な企業が堂々とこのようなことをしているということは、氷山の一角で、他にもあるかもしれません。

 例えば、最近SIMフリーの安価なスマホが出回っていますが、その中に組み込まれていれば利用者はわかりません。2012年に中国のバイドゥの日本語変換ソフトを利用している人の入力文字列が同社に送信されているという事件もあります。

 誰もが安心できるICT社会にするということは難しいのでしょうか

■ 国家予算が映像でわかる

 国家予算というような重いテーマはとりつきにくいですね。平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案について説明した動画が公開されています。

 平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明ています。映像


■ 憲法改正は国民のためになるのか? 2015/02/20

 安倍総理が、憲法改正に積極的な発言をしていますが、NHK番組の安達宜正解説委員のお話を興味深く見させていただきました。以下、氏の論評を中心にご紹介します。

 安倍総理大臣は先週、国会の施政方針演説で憲法改正に向けた国民的議論を呼びかけました。憲法改正の発議には衆参両院の3分の2の賛成が必要です。しかし参議院は与党だけではこれに達しないために、公明党は基より、維新や次世代の党の協力を積極的に求めています。

 足元の公明党は、戦争放棄を定めた憲法9条の改正には慎重で、いまの憲法に新たな権利などを書き込むという立場で、環境権や緊急時に権利制限などに絞り込むという案でいます。

 以下は私見ですが、大阪都構想への賛意という餌をぶら下げられたこともあり、維新の党は、改正に積極的です。民主党の岡田代表は安倍総理のもとで憲法改正の議論を行うことに慎重な考えを示し、共産党や社民党なども強く反対しています。

 肝心な国民は、憲法改正がどの様な意味合いなのか、表面的な安倍政権の説明を鵜呑みにしているように思えます。

 「戦争放棄」という素晴らしい思想が盛り込まれている第九条は、世界に誇れる憲法と考えています。

■ アップルの企業イメージアップ作戦

 昨今ではアップルを知らない人はいないといっても過言ではないほどです。そのアップルが、企業イメージアップを”自然に優しい企業”という面でも行おうとしています。
 西部アリゾナ州に建設するデータセンターの稼働に必要な電力を、すべて再生可能エネルギーで賄うと発表しました。地球温暖化の防止に取り組む姿勢を積極的にアピールする狙いです
映像


■ 人間の寿命は1日5時間延びている

 なんと、人間の寿命は、現在は一日5時間ずつ延びているというのです。科学技術の革新がもたらす産物の一つです。このまま行きますと、30年後には、人間の平均寿命は100歳を超えるそうです。
 NMNという7種の眠っている遺伝子を活性化するだけで、加齢速度を抑えることがすでにマウスの実験で実証されています。それを日本の食品会社がすでに量産化を始めています。<関連情報

■ 映像に見るホンダがF1に戻る

 ホンダといえば、自動車レースの最高峰であります「F1」を連想する人は多いと思います。経営上の問題から出場していませんでしたが、7年ぶりに復帰することが発表されました。

 しかも以前からタグを組んでいました、イギリスのレーシングチームであります「マクラーレン」にエンジンなどを供給する形での復帰です。最新技術を搭載し、「マクラーレン・ホンダ」として、ふたたび活躍してくれると良いですね。

■ 本格的でない旅 2015/02/12

 

 旅行エッセイストの宮田珠己氏が「本格的でない旅」というタイトルでお話していたことに興味を持ちました。その要約を、氏の文章を用いて、以下に掲載いたします。

 

 なぜ本格的でない旅の話が、旅の魅力に迫ることになるのか、疑問に思われるかもしれませんが、そういう人にこそ聞いていただきたいと思います。旅といってもいろいろありまして、家族旅行もあれば、新婚旅行、社員旅行、一人旅もあります。週末にちょっと近所の保養地へ出かける旅もあれば、団体ツアーで名所を回ったりですとか、あるいは何ヶ月もかけて船で世界一周する、また、終わりを決めずに気の向くまま、ふらふらとそのとき行きたいところへ行くような自由な旅もあります。

 

 私(宮田珠己氏)は、20代、30代の頃、よくひとりで海外旅行をしました。当時私は、自分がやっているのは単なる観光旅行ではない、そう思っていました。団体ツアーでは行かないような小さな町を訪れたり、そこで現地の人と仲良くなって家に泊めてもらったり、ピクニックに連れて行ってもらったこともあります。

 

 そういうことはツアーではできませんので、自分はツアーに参加するような人たちより一段、質の高い旅をしていると自負していました。結果として、自分がいかに珍しい体験をしたか、あるいは人の行かないところへ行ったか、といったことなどで、旅で出会った日本人旅行者同士が張り合うような状況も生まれていました。

 

 そのほか、バックパッカーでなくても、ただの観光旅行なんてくだらないと考える人に、ときどき会うことがあります。そういう人に言わせれば、観光旅行などは本格的な旅とは言えず、表面的だというわけです。

 

 そんな思い込みのせいで、本当は自分が行きたいと思っていない場所に無理やりに出かけてみたりするのは、不毛な話だと思います。そこが誰もが行くような有名な観光地であろうとなかろうと、どうでもいいのです。

 

 知らない世界を見ることで自分の視野を広げること、日常では出会うことのない人と触れ合うことで新しい価値観を知ること、そういった経験はとても有意義であり、たしかに価値のあることだと思います。

 

 けれど、何かを得て帰って来なければ、何らかの人間的成長が伴わなかったら、その旅は意味がないと考えるのであれば、それは旅の本質を実は見逃しているのではないかと思うのです。

 

 知識が増進したり、価値観が変わったりしなくても、そのときその瞬間に自分がその場所にいたということ、それだけで意味があるのではないかと私は考えています。いや、たとえ仮に、知識の増進や価値観の変化が旅の重要な要素だとしても、それはもうその場にいるというだけですでに達成されていると言えるのではないのではないでしょうか。

 

 けれど、頭で理解した知識と、現地で生で感じた情報には、その濃さ、密度において、大きな違いがあります。私は先日、インドのラダックという地域を旅行しました。ラダックはチベット高原の一部で、さほど多くの日本人観光客は訪れませんが、簡単に行くことができ、辺境というわけではありません。そんなラダックを観光する途中で、高度5000メートルの峠を越えたことがありました。

 

 もちろん国内旅行でも同じことです。たしかに観光地というのは、行ってみますと、そこらじゅうに電線が張り巡らされて景色が台無しになっていたり、お土産屋がたくさん並んで騒々しかったり、観光客がいっぱいいて雰囲気に浸れないことがあります。

 

 ひょっとしたら百年後の未来人から見れば、お土産屋が一番面白いかもしれません。何かを得てこなければ意味がないとか、ただの観光旅行はつまらないとか、そんなふうに考えることはなくて、重要なのは、とにかく現場に立つことです。


 氏のお話において、「その場に立つこと」が重要であるということには共感できます。私自身、海外数十か国を訪問、何度も言っている国も多数あります。それぞれの地で、いろいろな場を経験してきました。例えば「マイナス40度C」という超寒冷経験を、アメリカのミネソタで経験しました。日は高く出ているのですが、5分も歩いていられません。

 

 このような経験は、文字や映像で見ても伝わってきません。かといって、それが何の意味があるのか、と言われましても説明のしようがありません。でも、体験をしてきているのです。その点が、宮田珠己氏に共感できることにつながると思います。


■ 日本文化財の危機 2015/02/03

 国宝を含む国の重要文化財に指定されている美術工芸品が180点も所在不明になっていることがわかりました。このショッキングなニュースについて、NHKの柳澤伊佐男 解説委員が解説している番組を見ました。

 氏の解説を中心に、消えた国の文化財についてまとめてみました。

◇1 国宝・重文とは

 まず、国宝とか重要文化財(重文)といわれます財とは、どういったものなのかを整理してみたいと思います。

 国の重要文化財というは、形のある有形文化財のなかでも、歴史的、芸術的価値などが特に高いものを指します。

 その指定は、誰が行うのでしょうか。

 まず、各地の文化財の中から候補が選ばれます。文部科学省関連の文化審議会で審議された候補をもとに、文部科学大臣が指定します。その中でも、極めて優れたものが、国宝に指定されるのです。

◇2 なぜ、発覚したのでしょうか

 国宝や重要文化財の中には、城や寺・神社の建物なども指定されていますが、今回問題となっています、所在不明の重要文化財180点というのは、主に彫刻、工芸品などの美術工芸品でした。

 「文化財の所在が不明」という信じられないこととはどの様な状態なのでしょうか。

 「誰が所有し、どこにあるのか、国が把握できなくなった状態」を指すというのです。国宝や重文の所在がわからないという信じられない状態がなぜ起こるのでしょうか?

 この問題がクローズアップされました契機は、2013年10月にNHKが番組で取り上げた結果、大きな反響に繋がったのです。この報道がきっかけとなって、ようやく国の重要文化財1万500点余りの所在を確認する調査が開始されたのです。

 その結果、国宝3点を含む、合計180点が所在不明と判明したわけです。

◇3 所在不明の文化財

 所在不明となっている国宝3点というのは、刀剣です。

 その一つは、刃渡り25 cmの鎌倉時代の短刀(銘国光)で、江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜が腰に差していたと伝えられています、名刀の一つです。

 主な重要文化財としては、平安時代の貴族、藤原道長の孫にあたる僧侶が持っていたという、「木像不動明王立像」という仏像があります。中世の人々の病や治療法などが描かれた絵巻物もあります。

 さまざまな文化財が消えているのですが、多くが日本の文化を知る上で、貴重なものばかりです。

 もっとも多いのは、上述の3点の国宝を含む刀などの工芸品で、全部で96点が消えてしまっています。

 2番目が、書やお経などの書跡・典籍で38点で、続いて、彫刻17点、会が15点、その他14点という内訳です。

◇4 なぜ不明になってしまったのでしょうか?

 理由はいくつかあります。

 一番多かったのは、所有者が引っ越して、連絡が取れないという状況で、69点あります。価値あるモノが取り残されて、引っ越すという信じられないことが起こるのですね。

 2番目は、所有者が死亡したため、誰に譲られたのかなど、事情がわからなくなってしまって、トレースできなくて行方知れずになってしまっているのです。40点ありますから、ひょっとすると、身近にあるかもしれませんね。

 盗難が最も多い理由かと思っていましたが、33点で全体の20%近くになり、38点は理由もわかりません。

◇5 国宝・重文の管理者は?

 国宝や重文という国が指定した文化財ですので、すべて国が管理しているものと思っていましたが、そうではないのですね。

 所有者は、国以外、お寺や神社、個人、企業など、さまざまなのです。

 文化財の保存や修復のために国は補助金を出しますが、日常の管理は、所有者に任せられています。

 大切な文化財ですから、その所在地や所有者が変わった場合には、国への届け出が義務づけられています。届け出を怠った場合や、うその届け出をした時には、ものにより5万円以下、価値あるものでも10万円以下と制裁金が科されますが、それほど大きな金額ではありません。

 今回対象となっています180点では、盗まれたものは別として、国に届け出がないまま、焼失してしまっているのです。

◇6 問題の背景には何が?

 なぜ、届け出がないのか、主な理由として2つあります。

 そのひとつは、変更届が必要だということを所有者、特に個人所有者に知られていないという実態があることです。

 全体の70%あまりに相当します、131点が個人所有であることが今回の調査で解りました。しかも、そのほとんどが、国の指定を受けてから50年以上も経っているのです。

 個人所有者の多くが代替わりしているため、必要な手続きを知らずに譲ったり、売却したりするケースが多いのかもしれません。

 2つめの理由は、正しい手続きをしないで売買されていることです。

 重要文化財を売り渡す際には、まず所有者が、相手や予定の金額などを、あらかじめ、国に申し出なければならないことになっています。国に買い取りの優先権が認められているのですね。

 国が買い取らない場合、相手と売買の契約をし、新しい所有者が変更届を国に提出します。

 このような手続きに、一定の時間がかかるため、すぐに金銭が必要な人などは、無断で売却することがあるようです。

 国宝や重文ということがわかる書類がなければ、国指定の文化財とわからないまま、売買されてしまうようです。その一方、いわゆる「闇市場」があり、重要文化財ということが付加価値になり、高値で取り引きが成立しますので、不正な売買につがってしまいます。

 今回不明になっています180点のうち、11点は、無断で売却されたことが判明しています。おそらくこれは、氷山の一角でしょう。いったん売買の対象になってしまいますと、所在を確認するのは、なかなか難しくなることは、素人でも想像がつきます。

◇7 再発の防止策はないのでしょうか?

 専門家筋によりますと、所在不明の文化財は、今後さらに増える可能性があると見られています。

 そのような中で、文化庁では、以下のような再発防止策を示しています。

 往復はがきやメールで、所有者と直接連絡を取ったり、都道府県の担当者などが所有者のもとを訪れ、現物を確認したりするという方法があります。

 不正な売買に対しては、古美術商から情報を求めたり、インターネットをチェックしたりして、監視を強化する方針です。

 このような対策で問題は解決するのでしょうか。

 所有者からの届け出に頼った所在確認の方法では、不明になった文化財が次々に出てくることは、あまり期待できそうもありません。

 このような国宝や重文が不明にならないようにするには、盗まれたことが明らかなものや、一定の期間を経ても所在の確認ができないものは、指定を取り消すといった思い切った対応が必要ですと、柳澤解説員は力説しています。

 国宝や重要文化財は、適切な保存管理とともに、広く国民に公開することが求められているはずです。おそらく、不明になったものの多くは、私たちの目に触れる機会がなかったのでしょう。

 国指定の文化財が消えるという事態を繰り返さないようにするために、データベース化して、それを強制的に何年に一回とか、公開の義務を負わせるなどしてはどうでしょうか。それにより、私たち国民も、国宝や重文に接する機会が増え、その結果、関心が高まれば、その保護にも繋がると思います。

 



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■■日本の経営コンサルタント業界の歴史 【経営コンサルタント道場】

2015-03-11 17:39:09 | 【話材】 ビジネス関連

■■日本の経営コンサルタント業界の歴史 【経営コンサルタント道場】

「経営コンサルタント」という言葉は、戦後日本に上陸したと言っても過言ではないのです。戦前は「能率技能師」と呼ばれることもありましたが、普通名詞として一般に通用する言葉ではありませんでした。

 

意外と歴史が浅い職業ですが、昨今、プロフェッショナルな仕事として若い人にも人気があります。ところが、「経営コンサルタント資格=中小企業診断士」という固定観念を持っている人が意外と多いのです。

 

日本の経営コンサルタント業界の歴史をひもとくと、経営コンサルタントとしての新たな道が拓けるかもしれません。

 

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■■【一口情報】 人間の寿命はどこまで延びるか?

2015-03-10 16:10:34 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 人間の寿命はどこまで延びるか?

■ 人間の寿命はどこまで延びるか?

 NHKにネクストワールドという番組が日曜日に放映されています。その第2回は「人間の寿命」というテーマでした。

 なんと、人間の寿命は、現在は一日5時間ずつ延びているというのです。科学技術の革新がもたらす産物の一つです。このまま行きますと、30年後には、人間の平均寿命は100歳を超えるそうです。

 NMNという7種の眠っている遺伝子を活性化するだけで、加齢速度を抑えることがすでにマウスの実験で実証されています。それを日本の食品会社がすでに量産化を始めています。頭脳の視床下部から老化を指令する物質が出るそうですが、それを抑えることにより、寿命を延ばすことができるようです。

 病気を事前に察知して、警告を発してくれるようになるために、病気をしなくなるようです。

再生医療分野に3Dプリンターを取り込むことで、臓器の再生技術は期待される草です。高難度の手術もミスなく行う手術ロボットも登場します。

 また、「ナノマシン」という抗がん剤(マシンといっても機械ではなく薬)は、人間の体内を動き回り、がん細胞を見つけると抗がん剤を発射して、がん細胞をやっつけてくれるのだそうです。今日の抗がん剤は、がん細胞だけではなく、人間の健康細胞も攻撃してしまいますが、それがないのです。

 寿命が延びるということは、素晴らしいことですが、一方で、生きることに楽しみを感じない人間にとっては苦痛でしかないのではないでしょうか。

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■■【一口情報】 商法とは

2015-03-10 13:30:11 | 【話材】 ビジネス関連

■■【一口情報】 商法とは

 

 1881年に外務省嘱託のドイツ人法学者であったH.ロエスレルが日本の商法の起草を依頼され、1884年に完成し、1890426日に成立しました。

 

 従って、日本の旧商法はドイツの商法がもととなっています。

 

 商法というのは、商法典そのものを指す場合もありますが、しばしば商法の関連法と共にした総称としての意味を持ちます。

 

 後者として、われわれにも馴染みの深い、平成1851日施行された「会社法」があります。

 

 そのほかにもいくつか代表的な商法関連法として・・・・・MORE ←クリック


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■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 新・戦争論(著者:池上 彰 他)

2015-03-09 17:32:32 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタントのお勧め図書】 新・戦争論(著者:池上 彰 他)

 「経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

■    今日のおすすめ

 『新・戦争論』(著者:池上 彰 佐藤 優 文春新書)

 

■        世界情勢を民族と宗教で見つめ直す(はじめに)

 2015年の年明けの世界情勢は、テロ事件で始まりました。1月初めのフランスのパリでのテロ事件、1月下旬から2月1日にかけての「イスラム国」による日本人二人の殺害事件で2015年が始まりました。不安感が沸いてくると同時に、不透明感に襲われました。この不透明感を少しでも払拭できればと、今回もPEST(P:政治、E:経済、S:社会、T:技術)に関る本をご紹介する事にしました。

 紹介本「新・戦争論」は、私たち日本人がどちらかというと不得意な民族、宗教の視点から、世界情勢を分析しています。2015年初めに起きた二つのテロ事件を想定して書かれた本ではありませんが、年初に抱いた不透明感を払拭してくれる本です。

 

■        初めて知った世界情勢のメタ要因

 「イスラム国」の話に入る前に、その他の国の内紛等の民族・宗教のメタをご紹介します。

【ウクライナ問題】

 2014年7月17日に、ウクライナ東部ドネツク州上空でマレーシア航空記が墜落した事件は記憶に新しい事件です。このウクライナの内紛は民族と宗教の視点から紛争の要因を見つけることが出来ます。ウクライナ西部と南部・東部は、民族・宗教・歴史上それぞれ異なった道を歩んできました。そこに紛争のメタがあるのです。詳しくは紹介本をお読み下さい。

【スコットランド独立運動】

 2014年9月18日にスコットランドで独立の可否を問う住民投票がありました。結果は僅かの差で独立反対派が過半数を超え、イギリスが分裂を回避できた事は、記憶に新しい事です。この問題の根底にも宗教問題があります。スコットランドは「スコットランド教会」即ち宗教改革の流れを汲むカルヴァン派等です。一方イングランドは西暦1536年に、当時のヘンリーⅧがカトリックと縁を切り出来た「英国国教会」即ち聖公会です。かつて清教徒革命(1638-1660)で戦った宗派同士なのです。 

 

 お話を「イスラム国」に向けましょう。

【「イスラム国」と中東問題】

 「イスラム国」を含めた中東の問題の根底には、イスラム教の宗派対立があります。大きくはスンニ派(85%)とシーア派(15%)に分かれますが、事は簡単ではありません。スンニ派は4つの法学派に分かれます。その中でイスラム原理主義(ムハマンドの理想的時代に戻そうと言う思想)がハンバリー派。その中でも急進的なのがワッハーブ派です。中東の大国サウジアラビアの国教がこのワッハーブ派なのです。ワッハーブ派の最も過激なグループがアルカイダであり「イスラム国」なのです。  「イスラム国」が余りに特殊で過激なるが故に、アルカイダからも破門されてしまったのです。

 一方シーア派は、五代目イマーム派、七代目イマーム派、九代目イマーム派、十二代目イマーム派がありますが(イマームは「最高指導者」の意)、最大宗派の十二代目イマーム派を抑えておけば十分です。十二代目イマーム派を国教とするのがイランであり、イラクのマリキ政権も十二代目イマーム派に属します。ここでイラクのマリキ政権をイランが支え、アメリカが支えるという奇妙な状況が出てくる訳です。

 さて、2014年6月29日に国家樹立の宣言をした「イスラム国」が発足するまでの経緯は複雑です。まずシリア問題に端を発します。シリアでは少数派(シーア派のアラウィ派=実際はイスラム教の中の被差別宗派。輪廻転生などを教理とするイスラム教の異端とされる。)のアサド政権が、多数派を占めるスンニ派の住民を抑圧・弾圧をしました。この結果、スンニ派住民と殺人は嫌だという政府軍人が「自由シリア軍」を作って内戦状態になりました。その「自由シリア軍」を圧倒し、大きな勢力となったのが、イラクの多数派のスンニ派から成る「シャーム・イスラム国」です。この「シャーム・イスラム国」がイラクからシリアに移動し勢力を拡大し、「イスラム国」を名乗り、更には、勢力範囲をシリアからイラク北部(スンニ派住民地域)に拡大してきたのです。イラクではマリキ政権によって不利な立場にあるスンニ派住民の支持を得て、一時はイラク政府軍が総崩れになる寸前まで行ったのです。この「シャーム・イスラム国」の発生の遠因をたどると、「アメリカのイラク戦争開始(2003年3月)とイラク駐留米軍の撤退(2011年12月)によるイラクの治安と経済の混乱である」と日本経済新聞(平成27年2月3日朝刊)は報じています。

 詳細は紹介本を読んでいただくとして、中東はイスラエルと国交を樹立しているヨルダン・エジプト、サウジアラビアを中心とする湾岸協力会議加盟国(GCC=サウジ・アラブ首長国連合・バーレーン・オマーン・カタール)、イラン、イラク、シリア、トルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、レバノン、その他「アラブの春」以降政権が出来たリビア・アルジェリア、アラビア半島で唯一GCCに加盟していないイエメン等が複雑に絡み合っています。当面は中東情勢の背景にあるメタを理解し、情勢の推移を正確に理解する事が大切と思われます。

 

■        世界情勢を改めて解き明かす(むすび)

 紹介本「新・戦争論」の内容を一部ではありますがご紹介しました。この紹介本により、今まで気付いていない事柄を知る事が出来ると思います。それぞれの国または地域で、どのような事態の発生が予想されるかを構造的に理解できるのではないでしょうか。また国と国との力関係がどのように変化する可能性があるかも理解できるのではないでしょうか。

 グローバル化の時代、私達は世界情勢と無縁ではビジネスを進めることができない時代になっています。その様な時代の世界情勢を読むために、民族・宗教の視点という新たな視点を加える事の重要性を、紹介本は示してくれます。言い換えれば、私達が、『民族、宗教に関する「メタ(meta)」』を身につけることが大切です。(「メタ」とは、表面的に見えるもの或は一般的情報の裏にある真実、つまり背後にある、判断の根拠に出来る事実情報をいいます。)

 この『民族、宗教に関する「メタ(meta)」』を生かしながら、都度起こる事態に対応して、不確実性な世界情勢を解き明かして行きたいと思っています。

 

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。

 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm

  http://sakai-gm.jp/

【 注 】

 著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

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■■【経営情報】 公的機関の補助金・助成金や有益情報

2015-03-09 16:24:36 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営情報】 公的機関の補助金・助成金や有益情報

経 営 情 報

  最新情報(毎日改訂) ←クリック

◆《金融支援》中小企業・小規模事業者への資金繰り支援を強化します
~2月16日から政府系金融機関における制度の運用を開始しています!~

この度成立した「平成26年度補正予算」に基づき、日本政策金融公庫や商工中金において創設・拡充する融資制度の運用を2月16日(月)から開始しています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/2015/150216shikinguri.htm

◆《認定情報》下請中小企業振興法に基づく認定申請を受け付けています

中小企業庁では、下請中小企業者等が、連携して行う取引先の開拓を図る取組を対象とする「特定下請連携事業計画」の認定申請の受付を行っています。法認定を受けると、各種支援措置の対象となります。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2013/131226shitauke.htm

◆《補助金公募》平成27年度下請事業者支援対策費補助金(下請事業者支援対策費補助事業)の公募を開始しました

本事業は、下請中小企業の取引機会の増加を図り、下請中小企業が親事業者に過度に依存せず取引できる環境を整備することを目的としています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2015/150210shitauketaisaku.htm

◆《事務局公募》平成27年度予算「UIJターン人材拠点事業」に係る事務局の募集を開始しました

本事業では、中小企業・小規模事業者が必要とする人材を地域内外から発掘し、紹介・定着までの一貫支援を行うために全国事務局を設置します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2015/140213uijjinnzai27.htm

◆《補助金公募》平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の公募を開始しました

平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の公募を平成27年2月13
日(金)から5月8日(金)まで行います。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2015/150213mono.htm

◆《補助金》津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(商業施設等復興整備補助事業:民設商業施設整備型)の二次公募を開始しています

本補助金は、原子力災害被災地域及び津波浸水地域(岩手県、宮城県、福島県)
において、住民生活を支える商業機能の回復を図ることにより、住民の早期帰
還と復興の加速を図る観点から、津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地
補助金を拡充し、まちづくり会社等による商業施設の整備を支援するものです。

[公募期間]平成26年10月10日(金)~平成27年3月31日(火)

詳細については、以下のページをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2014/141010saigai.htm

◆《補助金公募》平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の公募を開始しました

平成26年度補正ものづくり・商業・サービス革新補助金の公募を平成27年2月13
日(金)から5月8日(金)まで行います。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2015/150213mono.htm

◆補助事業の公募状況一覧表を掲載しています

平成26年度補正/27年度予算に係る補助事業の公募状況(募集期間(開始予定
含む)、支援内容、担当課)を掲載しています。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/hojyokin/2015/koubojyoukyou.pdf

◆《ふるさと名物》平成26年度補正予算「ふるさと名物応援事業(ふるさとプロデューサー等育成支援事業)」の執行団体の募集を開始しました

中小企業庁では、地域の特色を活かした産品をブランド化し、域外に売り出すふるさとプロデューサーなどの人材育成や、地域資源活用などによる海外展開の事業計画を策定できない中小企業・小規模事業者に対する支援のため、経営力強化支援法に基づく認定支援機関に対する事業計画の策定能力向上のための研修を実施するための執行団体の公募を行います。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/2015/150206hurusatopro.htm

◆《説明会等》自治体及び支援機関向けに予算案・税制改正の説明会を東京で開催します

中小企業庁では、平成26年度補正予算、27年度当初予算案及び税制改正案についての説明会を東京都内で行います。また、東京都の中小企業関連施策の説明もあわせて行います。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2015/150209ZeiseiKaisei.htm

◆《人材育成》平成26年度補正予算「地域人材コーディネーター養成等事業」に係る事務局の募集を開始しました

中小企業庁では、中小企業・小規模事業者に多様な人材を橋渡しするコーディネーターの養成等を通じて、中小企業・小規模事業者が必要とする人材を地域内外から発掘し、紹介・定着までの一貫支援を行うために全国事務局を設置します。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2015/140213chiikijinnzai26.htm

◆《事務局公募》平成26年度補正予算「地域中小企業・小規模事業者人材確保等支援事業」に係る事業者の募集を開始しました

本事業では、(1)地域内外の若者、女性(主婦等)、シニア等の多様な人材から、構造的な課題のひとつである中小企業・小規模事業者の「即戦力人材」を広く発掘し、(2)多様な人材と中小企業・小規模事業者のマッチングから定着までを一貫支援する地域人材コーディネート機関を設置することとします。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/2015/150210jinzai.htm

■■ 経営者・管理職の皆様と経営コンサルタントや士業の先生のマッチング

  http://www.glomaconj.com/

 

 


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■■【経営特訓教室】 経営コンサルタントがあかす知って得する情報

2015-03-09 11:33:46 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営特訓教室】 経営コンサルタントがあかす知って得する情報

 情報が溢れている現代では、経営者・管理職が必要な情報を見つけるのは、情報が多すぎてなかなか手に入りません。

 1970年代から経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆様と歩んできました経験から、独断と偏見を持って厳選した情報をお届けしています。

 経営者・管理職に必要な情報は、プロの経営コンサルタントにも不可欠な情報です。一度覗いてみて下さい。

  経営者・管理職の皆様のページ ←クリック


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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月2週 0308 後半

2015-03-08 12:02:01 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月2週 0308 後半

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

 

5日(木)

■【今日の出来事】

政府日銀:民間:車名別新車・軽自動車・輸入車販売台数
米国:労働生産性指数、製造業受注
欧州:ECB理事会の結果発表・ドラギ総裁記者会見、英中銀金融政策委員会結果発表
その他:豪貿易収支・小売売上高

【時事用語解説】
ECB:欧州中央銀行、European Central Bank
 ユーロ圏17か国の金融政策を担う中央銀行(Wikipedia)

■【今日のブログ】

 午前零時 【
今日は何の日
 午前発信 【
今日のマガジン(休載もあります)
 正午発信 【時代の読み方
 夜間発信 【
トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 今年のモバイル動向は?

 アップルが、サムスンを抜いてトップの座についたという報道がなされましたが、スマホの世界は、価格でせめてくる中国ホンファイ他とメーカー間の熾烈な競争は激化をしているようですね。
 AndroidかiOSか、それともMicrosoftが伸びてくるのか、OS競争も激化していますが、ユーザーの気持ちはあまりOSとは関係ないようですね。
 スペインのバルセロナで最新のモバイル機器を集めた世界最大規模の展示会が開催されています。充電時間を大幅に短縮したスマホやウェアラブル端末など、機能面や脱スマホ的な動きが激しくなっている様子です。
 そろそろ日本のメーカーも、ガラケーで培った日本人らしさを、グローバルに展開できるようになって欲しいですね。


■【今日は何の日】 
スチュワーデスの日 3/5

 1931(昭和6)年3月5日に、日本で最初のスチュワーデス採用試験がその一ヶ月前に開催され、その結果が発表されました。それを記念して「スチュワーデスの日」が制定されました。

 「エアガール」という呼び名で募集され、日本最初のスチュワーデスが誕生したのです。試験には140人が応募し、合格者はわずか3人だったそうです。

 我々が若い頃は
・・・・・<続き

■【経営コンサルタントの独り言】

華やかな北陸新幹線開業の陰で

 北陸新幹線開業を前に、連日、華やかにテレビなどで紹介されていますし、開業に期待する関連情報が流れています。旅行業界を始めとして、その期待の大きさが窺えます。
 「光と影」 光が当たる部分があるということは、陰の部分もあるでしょう。期待が膨らむ一方で、現実を見て、地に足を付けた経営判断もなされます。その一つが、新潟県上越市にある北陸新幹線上越妙高駅の駅前開発です。
 当初計画されていた40階建ての高層マンションが、12階建てに急遽変更になりました。コンサルタントが、需要予測などをした結果、採算の見通しが立たないという予測に達したのです。途中の通過駅は、単なる経由地になりがちです。リニア新幹線でも駅の誘致合戦がありましたが、同様な懸念も心のどこかに置いておく必要がありそうです。

■【ウェブサイト更新】

 時代の読み方に新しい記事を追加しました。(2015/03/05)

6日(金)


■【今日の出来事】

政府日銀:閣議、景気動向指数(内閣府)、貿易統計(財務省)
民間:三村日商会頭記者会見
米国:雇用統計、貿易収支
欧州:ユーロ圏GDP

【時事用語解説】

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【杉浦日向子の江戸塾
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 ビール業界の生き残り戦略

 近年、ビール離れが進んでいますが、2014年までの数値ですが、ビール系飲料の出荷量が10年連続で過去最低を更新しています。
 かつて業界トップの座にあぐらをかけるほどのビール業界で独走をしていたキリンビールが、なかなかアサヒを追い抜くことができません。ビール事業をてこ入れするために、主力ブランドについて発酵のしかたを調整して味わいが異なる新商品を開発した新製品を地域限定ですが、売り出す予定です。
 もちろん、他社も負けていられません。アサヒビールが辛口を増したビールを、サントリービールが原材料や製法を工夫して高めの価格に設定したビールそれぞれ販売すると発表しています。
 ビール離れを食い止めることができるのでしょうか。

■【今日は何の日】 秋吉台の山焼き 3/6

 この時期の季節の行事として秋吉台の山焼きがあります。カルスト地形には石灰岩が丘陵に頭を出し、それが羊のように見えます。

 秋吉台の下には秋芳洞があります。もともとは
・・・・<続き


■【経営コンサルタントの独り言】 
都心の一等地に憩いの場

 東京にも2000m級の山があることを先日紹介しましたところ、驚きの声を寄せてくださいました。東京の都心に、「皇居東御苑」という素晴らしい憩いの場があります。現在、わたくしのブログ【今日のマガジン】で、東御苑の写真を紹介していますが、こちらに対しても暖かいお言葉をいただいています。

 皇居東御苑は旧江戸城の本丸と二の丸があった所を中心に、庭園化したところです。本丸跡の石組み、竹林、バラ園、今は河津ざくらが見頃です。まだ、訪れたことのない方は、是非、訪問してみてください。

 見どころや道順など、ブログでも紹介していますが、下記サイトでもご覧いただけます。

 ウェブサイト
 http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/tokyo/higashigyoen.htm

 ブログ
 http://keieishi.dgblog.dreamgate.gr.jp/c2128.html

■【ウェブサイト更新】

 時代の読み方に新しい記事を追加しました。(2015/03/06)

7日(土)


■【経営コンサルタントの独り言】

震災の復興をデザイナーが支援

 東日本大震災の傷跡が、被災地の子供達の心にまだ大きく残っているという痛ましい報道を聞き、災害の怖さを改めて感じました。その震災の復興を支援しようと日本グラフィックデザイナー協会のデザイナーが立ち上がってくれました。
 東北地方の企業の食品を包むパッケージのデザインを、全国から募って、その作品を東京で紹介する展示会が、東京・六本木で開催されました。商品はデザインにより売上が左右されます。若手を含むデザイナーの作品が、売上に寄与し、復興の支援になると良いですね。 関連情報

■【今日のブログ】

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経営コンサルタントになろう
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 補正予算案と平成27年度予算案をわかりやすく http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像

 平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画が中小企業庁から公開されました。

 経営コンサルタント・今井信行が、夢を語る 映像

■【今日は何の日】 メンチカツの日 3/7

 3月7日は、その語呂から「メン(3)チ(7)カツの日」の日です。

 冷凍食品メーカーの株式会社「味のちぬや」が制定しました。

 冷凍食品は、中国製品も多く・・・・・<
続き

■【ウェブサイト更新】

 

8日(日)


■【経営コンサルタントの独り言】 一週間を見るpoint

 テレビや新聞を見る人も、最近ではスマホでニュースを情報を入手をする人が多いのでしょう。「今週、何が起こるのかな?」という視点でいますと、事前情報を得ていると、ニュースや情報を見逃しにくいですね。
 これからの一週間を俯瞰しますと、月曜日にはGDPの改定値や国際収支が発表されます。海外との貿易赤字は、昨今の日本ではあたり前ですが、資本などのやりとりの差額を勘案する経常収支は、6か月連続で黒字なのです。でも、今回は、原油価格の下落が影響してどうなるのか、注目されますね。
 木曜日には、法人企業を対象とした景気予測調査も発表されます。大企業中心の調査ですので、実態からは多少かけ離れた結果がいつもだされます。その辺を割り引いて見ることが必要ですね。

■【今日は何の日】 国際婦人デー 3/8

 3月8日は「国際婦人デー」です。1904年にニューヨークで参政権を要求した女性労働者の運動が契機で制定されました。日本では、1922年に女性の政治的、社会的、経済的自由を訴える演説会として、女性の権利の確立の方向に動き始めました。

 女性の権利と言うことでは
・・・・・<続き

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 今日のマガジン】(休載もあります)
 正午発信 【
マガジン・一週間を映像で振り返る
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報


【映像に見る今日の話題】 映像 動画で観る「中小企業庁の施策」

 政府予算の中で、年間5000億円が中小企業の施策に使われています。これを利用しないのはもったいないです。このページでは、次のような中小企業向けの国の支援策のポイントを、映像で紹介しています。
 ①被災地の復旧・復興
 ②消費税転嫁対策
 ③小規模企業への支援策

 経営コンサルタント・今井信行が、夢を語る 映像


■【ウェブサイト更新】

今日は何の日
で最新一週間分をアップロードしました。(2015/03/08)

【 注 】
 このブログでは、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されたり、リンクが切れたりしていることがあります。前者の場合には、時間を変えてご覧下さるようお願いします。

 
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■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月2週 0308 前半

2015-03-08 12:02:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【時代の読み方・日曜版】 この一週間の映像 2015年3月2週 0308 前半

 一週間の出来事・映像に見る話題

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、映像も交えて、お節介心から紹介しています。

 この一週間、何があったのか、一括しましたので、見落としたニュース等をご覧下さると幸いです。

3月2日(月)

■【経営コンサルタントの独り言】

 非常に多くの人が使っている大手ICT会社の公式アプリを利用しているにもかかわらず、スマホの中味が知らないうちに吸い上げられ、同社のビジネスに利用されてしまっています。
 利用者がまさかそのような使われ方をしていると認識できる人があまりないようなお知らせ文に対して「キチンと了解を取っている」という見方をし、耳を貸さないようなコメントが出されているそうです。(関連記事

■【今日の出来事】

政府日銀:法人企業統計調査・税収実績(財務省)
民間:新車・軽自動車販売台数、百貨店売上高
米国:個人所得、PCE、製造業景況感指数
欧州:ユーロ圏失業率・HICP
その他:インドネシア・タイCPI

【時事用語解説】
CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)
 消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
HICP:Harmonised Index of Consumer Prices
 ユーロ圏の消費者物価指数、日米などはCPIという用語を使っているが、消費者物価指数を表す点では同じ
PCE:Personal Consumption Expenditures
 人消費支出 個人が物やサービスに対してどれだけお金を支出したかを示す指標

■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 新連載【
新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
 正午発信 【
経営マガジン
 夜間発信 【
トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2015/150123yosanan.htm" target="_blank">映像 
国家予算が映像でわかる

平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案について説明した動画を公開しました

平成26年度補正予算案及び平成27年度予算案の閣議決定を踏まえ、予算案の内容について、担当者が直接、分かりやすく説明した動画を公開しました。

■【今日は何の日】
 ミニの日 3/2

 3月2日の語呂合わせで「ミ(3)ニ(2)」から、今日は「ミニの日」の日です。

 ミニチュアなど小さいものを愛そうという日だそうですが、その様な日が必要なのかどうかと言う野暮なことは言わないでおきましょう。

 私の孫が、ミニカーが好きで
・・・・・<続き

■【ウェブサイト更新】 

 

3日(火)

■【今日の出来事】

政府日銀:閣議、マネタリーベース(日銀)、勤労統計(厚労省)、金融審議会総会(金融庁)
民間:長谷川同友会代表幹事記者会見
米国:新車販売台数
その他:豪中銀理事会結果発表、韓国CPI

【時事用語解説】
CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)
 消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)
マネタリーベース
 「日本銀行が供給する通貨」のこと。市中に出回っているお金である流通現金(「日本銀行券発行高」+「貨幣流通高」)と「日銀当座預金」の合計値。(日銀サイト)

■【今日のブログ】

 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 【経営コンサルタントからのメッセージ
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

■【映像に見る今日の話題】 映像 世界のビリオネアが増殖中

 昔は、お金持ちのことを「ミリオネア(百万ドル富豪)」といいましたが、今日ではカンマの1がひとつ上になり「十億ドル」の単位で「ビリオネア(十億ドル富豪)」となっています。
 アメリカの経済誌フォーブスが世界の長者番付を毎年発表しています。いまや世界では1826人もが、年収10億ドルを超えているのです。トップは、もちろん「○○氏」です。そのと身を独り占めせず、社会貢献に投じていることでも知られています。


■【今日は何の日】 桃の節句、上巳(じょうし/じょうみ) 3/3

 上巳とは、五節句の一つで、3月3日にあたります。旧暦の3月3日の頃は桃の花が咲く季節であることから、桃の節句とも呼ばれます。・・・・・<続き

【経営コンサルタントの独り言】

世界のビリオネアが増殖中

 昔は、お金持ちのことを「ミリオネア(百万ドル富豪)」といいましたが、今日ではカンマの1がひとつ上になり「十億ドル」の単位で「ビリオネア(十億ドル富豪)」となっています。
 アメリカの経済誌フォーブスが世界の長者番付を毎年発表しています。いまや世界では1826人もが、年収10億ドルを超えているのです。トップは、もちろん「○○氏」です。そのと身を独り占めせず、社会貢献に投じていることでも知られています。


■【今日は何の日】 桃の節句、上巳(じょうし/じょうみ) 3/3

 上巳とは、五節句の一つで、3月3日にあたります。旧暦の3月3日の頃は桃の花が咲く季節であることから、桃の節句とも呼ばれます。・・・・・<続き

【経営コンサルタントの独り言】

世界のビリオネアが増殖中

 昔は、お金持ちのことを「ミリオネア(百万ドル富豪)」といいましたが、今日ではカンマの1がひとつ上になり「十億ドル」の単位で「ビリオネア(十億ドル富豪)」となっています。
 アメリカの経済誌フォーブスが世界の長者番付を毎年発表しています。いまや世界では1826人もが、年収10億ドルを超えているのです。トップは、もちろん「○○氏」です。その冨を独り占めせず、社会貢献に投じていることでも知られています。


■【ウェブサイト更新】

4日(水)

■【今日の出来事】

米国:ベージュブック、ADP全米雇用リポート、ISM非製造業景況感指数
欧州:ユーロ圏小売売上高
その他:豪GDP、ブラジル中銀通貨政策委員会結果発表

【時事用語解説】
ADP:民間雇用者数:automatic data processing
 給与計算会社のADP社が発表する雇用調査レポート。労働省の非農業部門雇用者数の先行指標として注目されている。
ベージュブック:Beige book
 地区連銀経済報告 米国の連邦準備銀行がまとめた、地域の経済状況を報告する文章のこと。FOMCが開催される2週間前の水曜日に公表する。報告書がベージュ色のためベージュブックと呼ばれる。 (weblio)

■【今日のブログ】
 午前零時 【今日は何の日
 午前発信 【今日のマガジン
 正午発信 新連載【新・新米経営コンサルタントの独立起業日記
 夜間発信 【トップ+コンサルタント情報

【映像に見る今日の話題】 映像 
華やかな北陸新幹線開業の陰で

 北陸新幹線開業を前に、連日、華やかにテレビなどで紹介されていますし、開業に期待する関連情報が流れています。旅行業界を始めとして、その期待の大きさが窺えます。
 「光と影」 光が当たる部分があるということは、陰の部分もあるでしょう。期待が膨らむ一方で、現実を見て、地に足を付けた経営判断もなされます。その一つが、新潟県上越市にある北陸新幹線上越妙高駅の駅前開発です。
 当初計画されていた40階建ての高層マンションが、12階建てに急遽変更になりました。コンサルタントが、需要予測などをした結果、採算の見通しが立たないという予測に達したのです。途中の通過駅は、単なる経由地になりがちです。リニア新幹線でも駅の誘致合戦がありましたが、同様な懸念も心のどこかに置いておく必要がありそうです。

■【今日は何の日】 三線の日 3/4

 「さん(3)し(4)ん」の語呂合せから、3月4日は「三線(さんしん)の日」として琉球放送が制定しました。

 三線は、蛇味線とも呼ばれる沖縄の楽器で、三味線の元となったことでも知られています。・・・・・<
続き


【経営コンサルタントの独り言】

ミリオネアからビリオネア

 お金のあるところにはお金がわんさとあるのですね。ビリオネアについてご紹介したところ、多数の方に目を通していただけました。
 マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏は資産総額792億ドルで、昨年に続き、トップの座を守っています。日本円で10兆円にもなります。日本人のトップは、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長で202億ドル、世界全体では41位です。ソフトバンクの孫正義社長は141億ドルで第二位、全体で75位でした。
 ビリオネアの資産合計は、日本のGDPの1.5倍といいますから、ほんの一部の人達だけに、世界の富が集中しているといっても良いのではないでしょうか。

■【ウェブサイト更新】

 「ミリオネアからビリオネア」【今日のマガジン】で紹介(2015/03/04)


■【ウェブサイト更新】

今日は何の日
で最新一週間分をアップロードしました。(2015/03/08)

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■■【経営コンサルタント道場】 コンサルティング・フィーは高いか?

2015-03-07 20:32:00 | 【話材】 ビジネス関連

■■【経営コンサルタント道場】 コンサルティング・フィーは高いか?

 

「経営コンサルタントの顧問料が高額である」とよく言われますが、これは大企業や団体向けのコンサルティング・ファームのフィーが高額なことを見て、そのような発言となっていると考えます。

 

中小企業などを対象としているコンサルティング・フィーは決して高いとは考えていません。なぜなら・・・・・MORE ←クリック


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