ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリンと花粉症薬

2018年03月15日 21時16分34秒 | ヴァイオリン
 ある種の風邪薬を飲むと音感が狂うと言う奇妙な話があります。真偽のほどは分かりません。あちこち検索して見ると、対象となるのはフラベリックと言う名称、成分がリン酸ベンプロベリンである鎮咳薬(咳止め薬)が原因とされているようで、風邪薬一般が問題である訳では無さそうに思います。

 以前のヴァイオリンの先生も風邪薬を服用しないとの事でしたから、この話を信じている人はヴァイオリン関係では案外多いようで、風邪をひいた際には対症療法を拒み、回復するまでの間苦しむ事になります。

 ところで風邪薬は花粉症の対症療法にも効く場合が有るため、ヴァイオリニストは花粉症対策の薬も避けている可能性があります。現在通っている教室のヴァイオリンの先生が花粉症による目の痒さと戦っていらっしゃるとブログに書かれています。

 医師、薬剤師、薬品メーカーに問い合わせるなどしたらと思いますが、怖いとなかなか踏み切れないのでしょう。

 私自身は風邪薬を服用してもヴァイオリンを弾く上での問題は感じませんが、飲んでも飲まなくても「貴方の音程はおかしい」と言われていて、その証拠に先生は私が弾く一音ずつ「↑」、「↓」のように天井か床を指さします。

 ヴァイオリニストに強くすすめる積りは有りませんが、私が使っているのは漢方の「小青龍湯(しょうせいりゅうとう)」。漢方で花粉症と言ったらまずこの名が挙がります。眠くならないのも大きな利点。1日三回のタイプと1日二回のタイプの物があります。

 以前は麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)と小青龍湯を併用した事もあります。麻黄附子細辛湯単独でも効き目があるとの事でした。

 麻黄附子細辛湯は麻黄、附子、細辛の三種類の生薬を混合したもので、麻黄は漢方の風邪薬には配合される事が多く、細辛は観賞用の植物でもあります。二番目の附子はトリカブトに由来し毒性を弱めたもので、そう聞くと敬遠する人も居ておすすめしづらい点があります。


《コメントを下さる方々へのお願い》
 コメントを下さる方は、恐れ入りますがご自身のブログのURLをご記入下さい。
 お考えとあまりに違うご返事を差し上げるのは失礼になると思いますので、ブログを拝見してどのようなお考えの方かを私なりに理解した上でご返事を書きます。悪しからず。

にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログ フルートへにほんブログ村
にほんブログ村 クラシックブログへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする