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ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

大人のヴァイオリン(その10)・・・弓

2014年11月08日 08時31分24秒 | ヴァイオリン
 フルートの付属品は掃除用の棒とガーゼくらいで、購入した時に付いています。別に購入しても高価なものではありません。他の楽器についてはよく分かりませんが。

 ヴァイオリンの場合の弓。初心者用セットであれば付いていますが恐らく1万円くらいのもの。弓を単独で買えばかなり経費がかかります。弓にお金をかけた方がよいと言う人も居るくらいなので、弓は付属品と言うよりヴァイオリンの一部のようなものかも知れません。

 弓の値段はその1万円くらいから、かなり良いオールド弓が200万円とか300万円。うんと高い弓なら2000万円とか3000万円のものがあると聞いています。どれくらいのものがよいか安易に言うのは憚られますが、楽器が数十万円から数百万円であれば、弓は数十万円から百数十万円くらいではないかと思います。

 伝統的な木弓以外にカーボン弓があります。木弓の棹の原料になるペルナンブーコ(またはフェルナンブーコ)材のブラジルからの輸出が制限されているらしく、遠い将来にはカーボン弓の時代が来るかも知れません。カーボンと言っても炭素そのものではなく繊維強化プラスチック製、強化用繊維としてカーボン繊維が使われています。

 カーボン弓の値段もさまざま、割と好評なCodaのGXは定価が140,000円+消費税、木弓を選ぶのに迷うなら、まずこれを1本と言われています。ただカーボン弓は木弓の上質なものとくらべると音色が違うと私は思います。違うと言っても良い悪いの違いでは決してありませんが、木弓を押し退ける存在にはなかなかならないのではと言う気がします。

 弓を選ぶのは楽器を選ぶよりも難しく、私も困ったことがあります。難しいメロディーを弾く際に弓の違いが分かるような気がしますが、これは他人様におすすめできる内容ではありません。なお、お店に高価な弓が有ったら、買うかどうかは別として遠慮せずに弾かせて貰い、弾き心地を確かめるとよいと思います。


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