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ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

二度のお勤め

2014年02月07日 20時56分35秒 | その他
 人形町に京粕漬で有名な魚九というお店があります。本店では食事も出来、焼物には当然ながら粕漬が出されると聞いています。銀座や四谷その他でも販売していて、在京中心にデパ地下にも出店しています。

 先日、魚九にしては安価な企画品を見つけたので買い求めました。ぎんだら、キングサーモン、ホッケ(シマホッケ)、それに鯖の小さい切身の合計四切れが漬かっていて735円、普通なら大きめの一切れでこれくらいのお値段になりますから、普段使いには十分お値打ちと思います。表示によればいずれの魚も輸入品なので、値段を抑えることが出来た模様。

 
 一般的には粕漬けと呼ぶのに、魚九では京粕漬と称しています。このお店は大正年間に東京で始まったようなので、京風と言いたいための形容詞なのでしょう。ここの粕漬は十分過ぎるくらい漬かっていますので、スーパーなどにおける粕を塗っただけの速成品とくらべるとさすがに味に貫禄があります。

 自前で粕漬を作ることもあります。酒粕が出回る頃に買い求めて味醂でのばし、塩鮭あるいは塩をした魚の切身を漬けます。値段の安い切身であってもも3~4日、出来れば1週間も経過するとなかなかの味に化けますが、やはり専門店の味は違いますね。表示によれば材料の魚以外に、酒粕、砂糖、塩とありました。味醂の表示が無いので、味醂は使用していないのかも知れません。私は塩鮭の場合は別として魚の方に塩をしており、酒粕には塩味は付けていませんので、比較的あっさり味に仕上がります。

 二度のお勤めとはと言うと、魚九の酒粕が意外と残ったので、家で購入した塩鮭を漬けて見ました。近頃の塩鮭は薄塩なので問題ないと思います。なお、自前で粕漬を作る際にも味醂と混ぜた酒粕は二、三度使えますので、魚九で購入した残りの酒粕も多分使用可能な筈、勿論自身の責任で再使用します。一週間後に期待しましょう。


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