トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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夏の名残り、虫たちの安売り

2009-09-29 00:39:20 | 日記
 いよいよ、半袖だと涼しい日がある。もう10月だものね。今年も3か月ということでもある。

 秋口、夏に売られていた観葉植物をはじめとした夏物の鉢植えが安く売られることがある。シクラメンなどの種類に置き換えていく為と、気温の低下による。

 クランベリーの鉢植えの売れ残りが安く売られていた。どうも、売れ残りを見ると、感情移入をしてしまい、つい買ってしまうこともある。水切れ現金のクランベリー、土が乾ききっていた。このまま、売れ残ってしまえば、枯れるか、廃棄処分となるのであろう。ベビーリーフのミニプランター植えも同じ値段で売られていた。こちらも買ってしまった。サラダにして食べられるかもしれない。



 昆虫も同様の運命をたどる。スーパーで、夏の間、子供たち向けにスクラッチ久慈の景品だったケース入りの虫の在庫処分。それぞれペアで外国産の甲虫たちであった。これもつい不憫になって、買ってしまう。甲虫に関しては、子どもの時から飼育の経験はほとんどないのに。冬越しが難しそうである。

 ケースにくじの等級が書かれている。6等は、オオヒラタクワガタ。5等は、アトラスオオカブト。それぞれペアで300円也。4等は、セアカフタマタクワガタ。かなり獰猛らしい。これは、500円也。

 大きめのケースや餌等を買ってみたものの、寿命の方は、保証できないな。少しは長生きしてもらえれば。

 僕が子どもの頃から、昆虫がデパートで売られるようになったようだ。生き物が商品になるのは、不自然だ。街から田舎に来た子どもが、ハエをみてセミだと大さわぎをしたという笑えぬ話もあるそうだ。

 花屋では、メダカが小さな容器に入れられて売っていた。熱帯魚のベタも。一時期のメダカの缶詰よりは、ましであるが。売れ残る前に、メダカは卵を産んで死んでしまうのか。

 なお、外国産の昆虫は、逃げ出して、日本の昆虫を交配をする危険が高い。やはり、不自然なのかな。

 あのスーパーの売れ残り昆虫たち、秋に向かって処分されるのかな。






地域猫って?/気になるgooニュース

2009-09-28 23:46:09 | その他
「地域猫」のすすめ―ノラ猫と上手につきあう方法
黒沢 泰
文芸社

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迷子のミーちゃん~地域猫と商店街再生のものがたり~
木附 千晶
扶桑社

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教えて!ウォッチャー…野良猫に餌をやるのはいけないこと?(gooニュース) - goo ニュース

 僕が透析に通う道に、2か所ほど、野良猫に関するトラブルがあった場所があります。一つは、橋の下です。そこで、おばあさんが野良猫にえさをやっているというのです。近所の人がおばあさんに止めるように言っても、止めなかったようです。この餌に、カラスが集まることが苦情の内容の中心でした。このおばあさん、自分でパトカーを呼んだそうですが、何故そうしてのかも良く分かりませんし、警察では、こうしたケースには、条例や法律がないので対処できないわけで。もう1か所は、お寺のそばです。墓地に捨てられた猫たちに、おばあさんが餌をやっていて、近所から苦情があったようです。

 八王子では、市としての地域猫の勧めがHPに書いていました。地域猫というのは、「「野良猫を不妊去勢手術の徹底、餌の管理、糞の清掃、周辺美化など地域のルールに基づいて適切に飼育管理し、野良猫の数を今以上に増やさないで一代限りの生をまっとうさせることで周辺住民の認知が得られた猫」のことだと、gooニュースに定義が載っていました。

 東京でも、下町には、昔から、地域猫という言葉がなかった頃から、墓地周辺で野良猫たちが、地元の住人と共存していた所があったようです。

 地域猫のために、避妊手術を施している市民団体もあります。

 なお、最初の本は、初めて地域猫を提唱した保健所の職員の方が書かれた本です。「動物愛護センター」などと実態はその名に反する施設が、野良猫の殺処分を行っています。著者は、地域猫が最善の方法だと結論付けたそうです。

 勝手に、野良猫に餌をやることなく、地域住民との十分な話し合いの上で、餌を一定の場所で与える、すぐに掃除をする等のルールを決めて地域で猫と共存できたら良いですね。今回、gooニュースを読んで気になったことでした。

 

第14回 八王子映像祭

2009-09-28 01:38:09 | 映画
 毎年開催されている八王子映像祭、第14回目の上映会がいちょうホールで行われた。
 その日は、当初は患者会の日帰りバス旅行の予定が入っていたために、映画が見られないとあきらめていたが、新型インフルエンザ予防のため旅行が取りやめとなったために、透析帰りの前日の土曜日にやっと前売りチケットを購入した。

 今回は、音楽に関するドキュメンタリー映画の2本立てであった。例年だと、内外の劇映画が上映される。今年は、かなりのマニアックな作品選択であった。洋楽ファンか、記録映画に対する好奇心の強い人しか、会場に来ないものと思われた。あるいは、内容をよく分からないままに、映画を見に来てしまった人しかと。

 案の定、会場は空席が目立った。良い作品であるが、いささかマニアック過ぎるきらいがあったからだろう。

 それぞれの内容と予告編は以下の通りである。

 「フェスティバル・エクスプレス」は、ジャニス・ジョップリンやザ・バンドなどのアーティストを乗せて列車でカナダ横断のツアーをした時の記録映画である。1970年という年を感じさせた。列車の中は、連日、音楽で満ちていた。他のバンドとの共同演奏もありだった。これは、コンサートの時にもあった。音楽のほかに、アルコールも満ちていた。ご機嫌なアーティストたちの理由の一つにLSDがあったのは、この時代の特徴か。列車の中での、交流も楽しむ姿が印象に残った。
 また、当時は若者の反権力の時代でもあった。入場料無しでコンサート会場への侵入を図る若者たちのグループと、カナダの騎馬警官との衝突も描かれていた。若者たちの行動は、ただ、反抗のための反抗であったようだ。それも、時代の空気であった。ツアーとしては、利益が出なかったというのが本当のところなのだろう。この珍しいツアーに関する記録は、音楽ファンにはかなり貴重な映像であろう。
 洋楽史の第1時限であった。

フェスティバル・エクスプレス(2003) - goo 映画フェスティバル・エクスプレス(2003) - goo 映画

Festival Express Movie Trailer


 トム・ダウドという人物については、初めて知った。彼は、高校生の時から、サウンドエンジニアとして、レコーディングのミックスに関わっていた。その操作は、天才的であった。音楽も得意であることが、その技術に対する知識と結びつき、効果的な録音テクニックと開発は、音楽史に貢献している。また、プロデューサーとしての才能も、レイ・チャールズやエリック・クラプトンらそうそうたるメンバーによる証言により、トム・ダウドの才能ぶりを描いている。
 まさに、アメリカの音楽史の「影」の功労者である。録音技術の改良にも貢献している。また、アーティストをプロデュースする時も、自分を前面に出すこともなく、的確にアーティストの才能を引き出している。
 彼自身の、自分に関する証言も、音楽に対する愛を強く感じさせた。今は、録音機材もデジタル化して、思うような音や容易に出せるようになった。映画の最後の方で、いとしのレイラを、マスター音源を使ってかつてのリミックスを再現するシーンが印象的であった。77年の生涯を、アメリカの音楽史と絡めて表現した映像作品であった。アーティストから信頼を得ていたのも、彼の人柄と才能による。なお、彼は原子物理学をコロンビア大学で学び、原爆やビキニ環礁での水爆実験の研究に参加している。その場面を見るのは、ちょっと複雑であった。今月は、久保山愛吉さんの命日があった。トム・ダウドという人物、もしかしたら、物理学者になっていたかもしれない。人生の選択には、不思議な力が働いているように感じることがある。
 一人の偉大な人間を描いた(その要望は、穏やかであるが)洋楽史第2時限であった。とても、勉強になった1日であった。

 もっと観客が来れば良かったのに。

トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男(2003) - goo 映画トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男(2003) - goo 映画

Trailer City- Tom Dowd and the Language of Music


フェスティバル・エクスプレス [DVD]

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異界への入り口/絵本『漂流物』

2009-09-27 10:41:18 | 絵本・児童文学
漂流物
デイヴィッド ウィーズナー
BL出版

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 漂流物(flotsam)とは「海上や水上に浮かんでいて流れのままにただようもの」。それが浜辺に打ち上げられた時に漂着物となる。どこか遠くの世界からのメッセージ。海岸を歩いて、そうした漂着物を採集してコレクションしている人たちもいる。きっと、その漂着物に対する様々なイメージを膨らませて、空想の世界に浸っているのであろう。

 さて、この絵本には、全く言葉がない。絵だけでストーリーが展開していく。

 浜辺で遊ぶアメリカ人の少年。彼は、流れ着いた箱型の水中カメラを拾う。波が運んできたものである。中をのぞくと、現像されていないフィルムが入っていた。

 少年がカメラ店で現像してもらった写真に写っていたものは!
 見たこともない海の異界の風景であった。
 本当のそんな世界が実在するのであろうか。

 最後の1枚の写真には、日本人かも知れない東洋人の少女の写真が写っていた。良く見ると、少女は写真を持っていた。その写真には、ラップランドかどこか北の方に住む少年の写真が写っていた。その少年も写真を持っている。ブロンドの髪の少女の写真。その彼女も……。
 少年は、肉眼では良く見えない写真をルーペを使ってみる。そこにも同じような写真を持つ子どもの写真。際限なく続く予感がする。ついには、顕微鏡で観てみることにする。倍率を挙げるにつれて、見える写真は年代が古くなっていくようだ。カラー写真から白黒写真への変化。そして70倍で一人の少年の写真にたどり着く。昔の服装を着た浜辺に立つ少年の姿。

 不思議な写真を見てしまった少年が思いついたことは……。

 不思議なカメラをめぐるお話は、素敵な絵によって表現されている。カメラの旅は今も続いているのであろう。

プラネタリウムで「銀河鉄道の夜」の朗読会

2009-09-26 21:41:57 | 日記
 国際科学フェスティバルの一環として、サイエンスドーム八王子では、今晩、プラネタリウムでの朗読会が開かれた。
 昼間は、「銀河鉄道の夜」を投影している。この番組は、好評で現在も投影されている。もう3回も観ている。その延長で、今回の企画にはすぐに参加したくて予約した。

 「銀河鉄道の夜に描かれた宇宙~朗読と星空解説の夕べ」というイベントであった。
1時間の時間の中で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」からのハイライト朗読と、その朗読の間に、星の投影による解説が行われた。
 
 宮沢賢治ということで、会場は、予約の段階で満員であった。マスク姿が目立ったのは、新型インフルエンザのせいである。僕も、マスクを着用して参加する。

 星の解説で、色々気付かされることが多かった。作品の星空がいつの季節のものかという検討もされているそうだ。作品の記述から、8月12日11時という夜空が想定され、その星空が想定された。

 鳥捕りに男の解釈も初めて聞くものであった。殺生を生業としているので、この男は、銀河鉄道に何度も乗り降りを繰り返しているが、決して南十字に行くことができない。タイタニック号の沈没で自己犠牲の精神を見せた家庭教師の青年と対比される。賢治の仏教観が反映されているということか。

 小さな子供連れの親子の姿が多かったが、多分、賢治の「銀河鉄道の夜」の世界は、親の世代には理解できても、子供たちには難しいものだったのだろう。童話ということで、勘違いをしている人が多いようだ。昼間の番組の投影も、子供たちには、退屈そうな様子が感じられる。怪傑ゾロリの番組の投影の方が良いみたいだ。

 とにかく、賢治が生涯、書き換えていった作品である。相手にするのは手ごわい作品である。今回の催しは、参考になることが多かった。

 なお、朗読はフリーアナウンサーの三谷章子さんであった。

 また、昼間、プラネタリウムに出かけてみようと思う。

手嶌葵 時の歌 - Teshima Aoi Toki no Uta


 

インフルで東京都「流行注意報」 患者急増、大半は新型/気になるニュース

2009-09-26 16:13:10 | 病気
インフルで東京都「流行注意報」 患者急増、大半は新型(朝日新聞) - goo ニュース

 いよいよ、東京都では、新型インフルエンザを含めての今後4週間以内の大流行の可能性を見込んで、25日に「流行注意報」を発令した。
 我々、重症化リスクの高い透析患者は、より一層の注意が必要となった。

 ワクチン接種の時期が早まることを期待している。