トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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一昨日の日記/帰り道

2009-09-18 21:48:45 | 日記
 一昨日、書きそこなった日記です。午前中に、サークルの新聞の編集作業に出かけました。このところ、新型インフルエンザ予防で、外出を控えるようにしているので、サークルの参加も少なくなっています。せめて、新聞部の活動はしなくてはという気持ちで出かけていきました。

 帰りは、市民球場の横を通って行きます。甲子園の予選試合の時は賑やかでしたが、その日は静かでした。



 出かけるとき、急いでいたので、髪の毛はぼさぼさのままでした。最近は、髪が薄くなって、気にしています。学生の時は、ふさふさしていたのに。



 今は無い桜横町踏切。中央線の踏み切りなので、遮断機が下りている時間が多い踏切でした。車の渋滞防止と、自殺防止のためか、高架式になりました。車も人も、線路の下を通ります。先に車道が出来て、歩道はかなり遅れて開通しました。だから、歩道を通るのは2日目でした。







 萩原橋を渡る時は、キューピー山をいつも見ます。本当は、御岳山(御岳山)問うのですが、キューピー頭に見えるのでそう呼んでいます。なお、コウモリの形に似てるという人はこうもり山と呼んでいます。キューピー山の方が可愛い感じがします。




味覚の秋だけれど/アーガメイトゼリー

2009-09-18 21:03:26 | 透析
いよいよ秋らしい日が続くようになっています。朝晩も、涼しくなりました。
秋といえば、読書の秋、芸術の秋等、いろいろな言葉がありますが、食欲の秋という言葉は、無視できませんね。
 果物も、八百屋の店先に並び、木々にも実が生っています。果物は、大好きなのですが、透析患者にとっては、食べすぎは命取りとなります。果物に多く含まれるカリウムが、心停止の原因となるからです。健康な人は、カリウムを過剰にとっても、尿中から排出されますが、尿がほとんど出なくなる透析患者は、血中のカリウム濃度が高くなり、心臓が止まってしまうわけです。まず、唇がしびれるそうです。僕の通っているクリニックには、唇がしびれるほど果物を食べて死に至った患者がいたという都市伝説がありますが、真偽は不明です。ただ、唇がしびれたけれど、ぎりぎりのところで生き残った患者の話は聞いたことがあります。
 でも、患者会で毎年1回のバス旅行は、今年は新型インフルエンザ予防から中止されましたが、いままでに、桃狩り2回、ブドウ狩り、リンゴ狩りに行きました。果樹園では食べ放題ということで、その日は、かなり食べてしまいます。悪いことが好きな患者会に思われてしましますね。
 透析食に関しては、管理栄養士からは、果物は缶詰が勧められます。生の場合は、量を少なくすればいいわけですが、その加減が難しいわけです。果物同様、カリウム含有量が多い野菜は、生よりは、水にさらしたり、ゆでることでカリウムの量を減らすように指導されています。
 
 さて、先ほどの旅行の時や、外食の時に、カリウムをいつもより多くとる時は、カリウムの血中濃度を下げる薬を服用します。

 クリニックからは、防災用にカリメートという粉の薬を保存用として渡されます。地震などの災害が起こった場合、透析施設が破壊されたり、水道・電気等のライフラインの破壊で、透析が何日かできなくなる可能性があり、避難所でも、特に透析食が提供されるわけではないので、その時のために使用する薬です。

 カリメートは、カルシウム型陽イオン交換樹脂剤で、腸内のカリウムイオンと本剤のカルシウムイオンを交換し、カリウムを体外に排泄させることにより、血中カリウム値を低下させることができる薬です。

 防災用に渡されたカリメートは、日常生活でカリウムをいつもより多めにとった時は、臨時に服用して、不足した分はまた補給するようになっています。

 ただ、カリメートは薬としては、おいしくなく、これを飲むのが苦手な人がいます。鉱物の粉を飲むような感じがするのかな。ドロップタイプもあるようですが、ゼリータイプの「アーガメイトゼリー」もあります。

 このゼリーも、結局はイオン交換樹脂剤なのでおいしくはありません。冷蔵庫で冷やして食べればいいという人もいますが、人によっては、粉のカリメートを一気に水で飲んだ方がいいという人もいて、ゼリー化もいまひとつうまくいかなかったようです。





 でも、その後、このゼリーにかけるふりかけ、リンゴ味のフレーバーが出来ました。このことをまだ知らない患者もいますが、このフレーバーでかなり食べやすくなりました。
 以上、透析患者の薬のゼリーの話でした。おいしそうに見えるかな? 




難病助成(治療費軽減) 新たに11疾患/気になるニュース

2009-09-18 12:21:48 | 病気
特定疾患治療研究事業の認定基準、11疾患で大筋了承(医療介護CBニュース) - goo ニュース 

 難病患者の治療費助成制度である特定疾患治療研究事業(現在45疾患)に、新たに11疾患が追加されることが決まった。厚生労働省健康局長の私的諮問機関である特定疾患対策懇談会で決定された。
 患者の自己負担額は、毎月の高額療養制度を利用した場合でも、8万100円が1月の上限額となり、高額の治療費が難病患者の経済的負担となっていた。
 特定疾患に指定されると、所得に応じて治療費が軽減される。この場合、一番負担大きい上限額のケースでも、入院時で2万3100円、外来棟で1万1550円となる。
 今回指定された11疾患は次の通り。
間脳下垂体機能障害(PRL分泌異常症・ゴナドトロピン分泌異常症・ADH分泌異常症・下垂体性TSH分泌異常症・クッシング病・先端巨大症・下垂体機能低下症)、家族性高コレステロール血症(ホモ接合体)、脊髄性筋委縮症、球脊髄性筋委縮症、慢性炎症性脱髄性多発神経炎、肥大型心筋症、拘束型心筋症、ミトコンドリア病、リンパ脈管筋腫症(LAM)、重症性多形滲出性紅班(急性期)、黄色靱帯骨化症。

 なお、実施は今年度を予定している。

青色LEDで心を落ち着けて JR山手線、自殺防ぐ狙い(朝日新聞)/気になるニュース

2009-09-18 01:17:29 | 社会
青色LEDで心を落ち着けて JR山手線、自殺防ぐ狙い(朝日新聞) - goo ニュース

 心理学者の間で、青い光は人の心を落ち着かせ、自殺防止に役に立つとのニュースが報道されたのは、最近だったように記憶していた。ただし、青色が人間の心理に与える科学的効果は専門家の間で意見が分かれるそうだ。

 今回、JR東日本東京支社は15日、山手線全29駅のホームに青色LED(発光ダイオード)照明を導入すると発表したとのニュースを見て、もし、効果があるなら結構なことだと思った。増える飛び込み自殺を防ぐのが目的であるが、全線での導入は全国的にも珍しいとのこと。青色LED照明は部分的には、JR西日本が06年12月に阪和線などの踏切、首都圏の私鉄でも、京急電鉄が08年2月に弘明寺駅(横浜市南区)のホームに設置するなどしている。今回は山手線全線ということだ。

 同支社によると、管内の駅での飛び込み自殺は、年々増加していて、06年度から42人、58人、68人。今年度も8月末までに18人が亡くなったそうだ。
以下、ニュースのこう書いている。
 『列車が進入してすぐのホームから飛び込むケースが多いといい、照明もホームの先端付近に設けられる。

 JR東日本でも、高崎支社管内のJR高崎線北上尾、桶川、北本の3駅(いずれも埼玉県)のホームで今年2月に先行実施している。また、中央線の荻窪、西荻窪両駅では、青色の蛍光灯を設置している。

 山手線では、内外回りとも列車が入り込むホーム進入口に青色LED照明をつける。現在までに東京、新橋、有楽町などの7駅で設置しており、10月末までに完了する。支社は今後、中央線にも青色LED照明を導入する予定で、効果があれば拡大していく方針だ。』
 今度、機会があったら、拝見してみよう。

 しかし、自殺の原因の根本は、貧困などの社会的なものや、精神疾患によるものが考えられるが、そうしたことへの対策を立てることが社会政策上必要な事なのであろう。青色の証明は、対処療法に過ぎないと思われる。