トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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コミケに行くかも(日記風に2)

2008-07-31 22:20:25 | 透析
 友人から、コミケ(第74回コミックマーケット)に行かないかとの誘いのメールが来ました。最初のメールでは、8月17日㈰に時間が取れるかとだけ聞いてきました。うすうすは、時期が時期だけに内心ではコミケの事かなと思っていました。今年は、8月15日㈮から3日間東京ビッグサイトで開催されます。日本一の同人誌の即売会です。例のコスプレイヤーもたくさん参加します。今や、サブカルチャーから日本を代表する文化になりつつあるのでしょうか。台湾でも、コミケが開かれるようになりました。でも、サブはサブかな。

 と言いつつ、おいらはおたくでは本物のおたくではありません。好奇心が強いだけなんです。コミケも今まで行ったことがありません。友人も、別の友人に誘われての初参加です。新しい体験ができることは楽しみです。

 入場無料というのも、最近知りました。コミケ・カタログが本屋で売られていました。買った方が良いそうです。友人からは、手話を頼まれました。コミケで使う手話は特別な言葉がありそうです。コスプレを手話で表す方法は?なんて、工夫する必要がありそうです。仲間内だけの手話になりそうです。指文字だけでは、きついですから。
 ガンダムも、人によって手話表現が違います。頭の所で手を交差させたり、別の人は「佐々木(小次郎)」と同型の、肩から刀を抜く表現を使っていました。車の好きな人、ダイビングが好きな人、ゲームが好きな人などがサークルを作って活動する時は、仲間だけに通用する手話が生まれるようです。

 読み取りがダメなおいら、練習しておかなくては。3人とも障害者手帳を使えるから、都営交通を使うようにすれば交通費は安くなりそうです。ゆりかもめも半額になります。本当に行くことになったら、ブログに載せます。

日記風に

2008-07-31 20:20:23 | 透析
 7月最終日。今日の透析も、機械で身体をキンキンに冷やしました。ダイアライザーの中を流れる透析液の温度を下げることによって、やはりダイアライザーの中に充填された中空糸という極細の管の中を流れる血液が冷やされます。血流は、透析液と逆方向に流れていきます。今日も、透析中にウトウト状態で、変な夢を見ていました。演劇学校で、劇の発表なんですね。変わった演出方法も考えたりして。短時間に変な夢を見ているんです。夢の記憶はすぐに消えていきます。
 十分に冷えた身体も、帰りは歩いて帰りますから、今度は発汗状態が続きます。今日も、「ロールちゃん」を見つけました。ホイップクリームとチョコレート味ですね。これで、「ロールちゃん」探索の旅は終りとなります。2本も食べてしまいました。最近は、体重が大幅に減っていたので、まあいいかな。中性脂肪の値も正常範囲に落ち着くようになりました。
 最近の研究では、メタボリック症候群と慢性腎炎の関連性が指摘されています。末期慢性腎炎の血液透析導入に至るケースを減らすために、メタボ対策の充実が望まれています。透析医療にかかる費用で、医療費の5%を費やしています。今後の課題は、腎炎対策に重点的に国が取り組むことです。メタボから、腎臓病へ移行することの予防、慢性腎炎患者の透析導入を遅らせる治療法の研究、そして透析に至った場合には、再生医療の進展が腎臓病対策の柱となるでしょう。腎移植に関しては、我が国の場合、問題が多いようです。献腎も少ないし、生体腎移植も家族のしがらみが問題となっています。移植寸前になって、医師のもとに中止を求めてくる肉親の話も聞きました。肉親だから、断りづらいということなのでしょう。父親が、息子に腎移植した後に自らも透析導入に至り、息子も透析に戻ってしまった例もありました。移植の際の投薬の副作用としてのうつ病発祥の可能性も否定できません。移植に伴う、精神的サポートも必要とされます。
 最近は、医学の進歩で血液型が違っても、腎移植が可能になっています。免疫抑制剤を一生服用しなければならないという問題も、解決につながるような実験結果が報告されています。患者団体としては、他の患者団体と共に臓器移植の推進を訴えています。
 いずれは、自分の細胞から臓器を再生することが出来る時代がやって来るのでしょう。

3つの「風のうた」

2008-07-31 01:25:35 | 映画
⑴ 「風の歌を聴け」
 村上春樹の長編小説の第1作目。(1979年)。処女作だそうです。1981年に映画化されています。監督は、大森一樹、主演は小林薫。レンタルビデオで見たはずなんですけれど、内容は完全に忘れています。
 今や、世界の村上春樹なのですが、残念ながら1冊も読んだことがありません。
翻訳も含めて、読まなくてはと思いつつ、先送りになっています。


⑵ 「風の歌が聴きたい」
 高島良宏さんの生き方を、大林宣彦監督が1998年に映画化しています。
先日、テレビで「”風の歌が聴きたい” 音のな世界に生きる聴覚障害者夫婦の16年」というタイトルで放送がありましね。高島良宏(46)、久美子(46)夫妻と息子の怜音君(14)の3人家族の生活を描いていました。怜音君のコーダとしての立場と反抗期が重なって、一時は家族関係がうまく行ってない状況が描かれている場面では、ハラハラしていまいました。最後に、家族で第二の故郷である宮古島へ旅に行って、家族の絆を深めることが出来てホッとしました。「僕の誇りは聞こえに両親です。高島怜音」。
※ろう者の忍足亜希子さんが公式グログで、番組タイトルに「障害者」という言葉が使われていたことに、「邪魔」というイメージがするということで不快感を表していました。「聞こえない人」という言い方が適切ではないかという意見でした。この言葉に関しては、難しい問題をはらんでいます。僕の場合は、内部障害者という言葉には抵抗は持っていませんが。


⑶ 「風の歌を聞かせて」
 桑田圭祐のソロの曲です。プロのウィンドサーファーの飯島夏樹さんと家族を描いた「Life 天国で君に逢えたら」の主題歌になっています。38歳の生涯を懸命に生きた飯島さんの著作に基づいた映画です。飯島さんの実家は、すぐ近所にあります。親御さんの所有するアパートで、一時は精神的にも苦しい時期を送られていました。先に亡くなられたお父さんと天国で再会できたことでしょう。お父さんにとって、自慢の息子でした。夏樹さんの家族が住むグアムに行った時の話をよくしてくれました。島には何度も訪問していて、日本人観光客から、現地の人間に間違えられたそうです。

風の詩を聞かせて


「ロールちゃん」続いて発見

2008-07-30 18:10:32 | 透析

 多摩川町さんのブログに突如現れた「ロールちゃん」。その正体を探すの忘れていました。でも、今日のRunさんのブログで登場。さっそく、手話サークルの新聞の印刷終了後に捜索開始。怪しい雲行きの中、コンビニをさまようこと4軒目でやっと発見。でも、あったのは季節限定の「木苺ロールちゃん」だけで「チョコレート」はなかったのであります。
 これで、謎の「ロールちゃん」
探索は終わりました。後は試食だけです。新聞印刷の時のおやつは、ミスタードーナツでした。甘い物の連続攻撃です。でも、夏はエネルギーをとらなくては。
 けっこう歩きましたよ。目的達成のためですから。
 タイソーで、苔だまも手に入れることが出来ました。
ウトリクラリア・サンダーソニイ」(うさぎごけ)が増えたので、株分けするためです。色々と探し物が見つかった日でした。

 
 


美空ひばり   「一本の鉛筆」

2008-07-30 09:44:18 | 音楽
一本の鉛筆
松山善三作詞、佐藤勝作曲

 美空ひばりという国民的歌手が、広島の平和音楽祭で歌った曲です。
こうした「平和」への思いを歌った事実を知ってもらいたいと思います。
 「平和」の歌を歌える歌手が増えることを望んでいます。※広島平和音楽祭は1993年の第20回まで続きました。

 1974年の第1回広島平和音楽祭(広島テレビ主催)で初めて披露されました。「幼かった私にも、あの戦争の恐ろしさは忘れることができません。尊い肉親を失い、愛する人を失い、その悲しさを乗り越えて強く生きてこられた方がいらっしゃる。二度と戦争が起こらないよう、ご一緒に祈りたいと思います」。

 美空ひばりは、亡くなる1年前の第15回の音楽祭でもこの曲を歌いました。楽屋にベッドを持ち込んで、周りの人に支えられる状態でも、舞台では毅然と歌ったそうです。曲に対する思いを強く感じます。

 あの戦争の記憶が薄れていく中、若い人の中には戦争を美化する動きが見られます。また、こうしている今も、世界の少なくない場所で、争いにより人命が失われています。

 「8・6(はちろく)」を前にして





「異邦人」 久保田早紀・ZARD

2008-07-30 01:29:11 | 音楽
1979年10月に久保谷早紀のデビュー・シングルとしてリリース。ロングヒットとなりましたが、わずか数年で引退してしまいました。地元の中学校の出身です。
 現在は、本名の久米小百合の名前で、賛美歌など教会音楽を中心としたコンサートやCDのリリースといった活動を行っているそうです。

「異邦人」 久保田早紀 


 多くのアーティストがカバーしています。
異邦人 - TAK MATSUMOTO featuring ZARD -


長寿男性は東京近郊在住

2008-07-30 01:04:09 | 社会
 今日のNHK教育テレビ「福祉の未来を考えるハートネットTV②」(後8時)を見て

 今年の春、厚生労働省では市区町村別平均寿命のデータを発表した。普通に考えれば、長寿地域というのは、環境の良い都会以外の地方ではないかと思うのが自然だろう。確かに女性の場合は、長寿日本一は、沖縄県北中城村で、環境や食生活に特徴がある沖縄の自治体が長寿上位10位以内に4つも登場する。これは、あり得ることだと納得が出来た。問題は、男性の場合だ。長生きの上位5位までの地域をあげてみる。

1位 横浜市青葉区  81.73歳
2位 川崎市麻生区  81.71歳
3位 東京都三鷹市  81.388歳
4位 東京都国分寺市 81.381歳
5位 東京都練馬区  81.15歳

 上位5位までは、何と皆東京近郊の自治体だったのだ。番組では、男性長寿日本一の横浜市青葉区を訪問して、長生きするためのキーワードを探っていた。

 まず、青葉区の住民100人に「何故、男性の長寿が多いのか」を聞いた回答の順位が示された。

1位  緑が豊か、公園が多い
2位  医療施設が充実
3位  お金に余裕のある人が多い
4位  運動する人が多い
5位  地域活動・文化活動が盛ん

 区内の公園数は226か所で、横浜市で一番多い。区内にくまなく存在し、街区公園と呼ばれる小規模の公園が住居のすぐそばに点在する。これは、昭和41年に田園都市線が開通するのに伴い、それまでの田園地帯を開発する際に、計画的に地域全体を公園化しようとした事に由来する。
 経済的に余裕がある人が多いことは、健康投資にお金をかける人が多いことの理由になっている。健康に関する関心も強い。
 しかし、後期高齢者医療制度の問題等からも、経済的余裕のない人の場合はどうしたら良いのか。ヒントは、住民アンケートの5位の回答にあるようだ。

 番組では、日本福祉大学の近藤勝則教授が「健康格差」という事を説明した。男性は、女性に比べて生存率が所得別の影響を受けやすいというものだ。所得の低い者ほど、寿命が短くなる傾向にある。医療機関にかかる機会が少なくなるなどの原因のほかに、心理的ストレスも影響している。収入の不安定なものほど、ストレスが健康を脅かす。

 近藤教授は、男性が長生きするためのキーワードとして「ゾーシャル・キャピタル」(social capital)をあげられていた。「地域コミュニティでお互いが信頼しあい、ネットワークへ積極的に参加する社会的基盤」のことである。定年退職後の「粗大ゴミ」扱いされることなく、コミュニティで交流することで友人もできるし、お互いの悩みも話し合える環境を作ることができる。青葉区でも、地主から無償で土地を借りて、畑仕事を楽しむコミュニティが紹介されていた。今まで、近所に住んでいながら交流のなかった人たちが、園芸作業を楽しんでいた。
 

 


遺伝子組換え技術に関する意識調査

2008-07-28 20:40:58 | 科学
 アメリカをはじめとする数か国で、世界的な食糧事情の悪化や気候変動を契機として、収穫量の多い、また病害虫に強い遺伝子組換え作物(GMO=geneticlly modified organism)が開発され実用化が始まって、作付け面積も増えている。

 我が国では、食の安全性や生態系への影響面についての懸念が社会的に強い。実際、消費者としては食品購入時には「遺伝子組換え作物を使っていません」という表示にこだわっているし、農業団体でも遺伝子組み換えの菜の花の拡散の調査と駆除を行っている所がある。国民的コンセンサスが無い時点で、内閣府から「遺伝子組換え技術に関する意識調査」の結果が出された。内閣府のホームページから詳しい内容を知ることができるので、関心のある方はそちらにアクセスして下さい。
 
 内閣府の立場は、今回の結果の概要に述べられている。『しかしながら我が国では、GMOを受け入れることに対する社会的理解と受容が必ずしも十分に進んでいないこともあり、GMOの商業栽培は未だ行われていない。 一方で、我が国はイネゲノム解析をはじめとする優れた育種技術を擁しており、それの活用は我が国の食料問題のみならず国際的な貢献につながっていくことが期待される。まずは、GMOに関する技術の内容、安全性、有用性、生物多様性などへの影響等に関する情報の発信を行い、国民理解を得ることが必要である。 そこで、今回は、GMOに関して教育や消費者に関わる情報に深く関係する「学校教員」、「研究者」、「地方自治体職員」、「メディア関係者」に対して意識調査を行った。』

 今回の調査結果はGMOに関しては、参考になるので内容をピックアップして載せてみる。

 この調査は、今年1~3月に実施された。教員8000人、日本植物生理学会か日本育種学会所属の研究員800人、都道府県職員282人、メディア関係者110人に無記名質問票を郵送し、それぞれ51%、31%、70%、33%の有効回答を得た。

 主な調査結果
①学校教員
★学校教員の75%が授業の中で「遺伝子」、「遺伝子組換え」、「遺伝子組み換え食品」といったテーマについて教えたことがあった。
教科別には、特に、高校の生物の教員が97%、高校の家庭科の教員が81%と高かった。

★具体的な主な授業内容については、高校の生物で「遺伝子組換え技術の基本原理」や「栽培・応用事例」、中学の技術家庭科、高校の家庭科で「表示制度」や「流通実態」について教えていた。
高校の社会科では、4割以上が「遺伝子組換え食品の表示制度」、「遺伝子組換え作物の栽培事例紹介」について教えていた。

★「遺伝子組換え作物・食品」という言葉から受けるイメージとして、安全のイメージを持つ教員は少なく、高校の生物の教員も、安全と答えたものは約4割であった。

★GMOについて、中学校の理科、高校の生物の教員の多くは中立的、中学の技術家庭科、高校の家庭科・社会科の教員の約半数が慎重・否定的な立場。

★多くの教員が、GMOの安全性評価の根拠が分かり難い、GMOを教える時間が十分にない、GMOの情報が少ないと感じている。

★教員の多くが授業を行う上で遺伝子組換え技術・食品の安全死に関する情報や最新の研究動向についての情報が必要と考えていた。

★遺伝子組換え技術の応用については、「病害虫の強く農薬散布が少なくて済む遺伝子組換え作物」以外はあまり知られていなかった。
  

②研究者
★我が国の植物分野の研究者の多く(97%)が、GMOの実用化研究が社会に受容されていないと認識しており、69%の研究者が国に対してGMOの有用性に関する国民理解の促進を期待、その次には45%が国がすべきことに「安全性確保についての国の取り組みの周知」を挙げた。


③自治体職員
★自治体職員の意識については、職員の所属する部門における差は大きく、食品安全・衛生部門の職員の8割以上が、遺伝子組換え作物・食品を「かなり安全」あるいは「どちらかといえば安全」と回答していた。一方で、消費・生活関連部門の職員は、7割以上が「どちらかといえば危険」あるいは「非常に危険」と回答していた。


④マスコミ関係者
★マスコミ関係者の多くは、GMOの安全性に対する国の明確な方針を示すべきであると考えている。