トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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道案内は苦手です

2009-03-31 18:01:23 | 日記
 今日の透析の帰り、交差点で自転車の若者に駅までの道順を聞かれました。おいらの街は郊外に学校が多いので、この季節、道順を聞かれることが多いですね。でも、おいら、人に道順を教えるのが苦手です。普段歩き慣れている所でも、人に説明するのは、難しい。要は、おいらには、観察力と表現力が欠けているということです。自分では、分かっていることを人に伝えるのは、やはり、能力か、さもなければ技術が必要です。相手が急いでいるときには、とっさに答える必要もあります。

 ろう者で手話が母語になっている人の、手話での道案内は、空間を利用した3次元的説明で、見ていて感心してしまいます。視覚による情報をキャッチする能力が高いのではないでしょうか。聴者は、音も使って記憶のデータを頭の中に入れますが、ろう者の場合は、視覚に頼る所が多いのでしょう。同じものを見ているようでも、観ている範囲が違うのかも知れません。※手話による表現は、時間に沿って進んでいきます。聴者の場合は、表現において時間が前に進んだり、急に過去に戻ったりすることがありますが、手話表現でそうしてことは理解することを困難にするようです。道案内も、目的地に向けた道順に沿って表現されます。実際に、行く様子が表現されます。観ていて、頭の中に光景が浮かんできます。こうした表現は、聴者にも参考になります。分かりやすい説明をするために。

 さて、相手に自分の思いを伝える技術を磨かなくてはならないと、道案内をする度に思うのですが、なかなか、実践には結びつくことはありません。道を聞かれた人と別れた後に、目印となるものを適格に言えなかったことに後悔しています。
 

寝る前に 「変わる自衛隊」

2009-03-31 01:01:23 | 日記
「戦地」派遣―変わる自衛隊 (岩波新書)
半田 滋
岩波書店

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 この岩波新書を読んでいて、シビリアンコントロールの崩壊が始まっていることがよく分かりました。政治家の政治的駆け引き、与党国会議員の無知、陸自と海自の競争意識など、今まで、国民に対して隠されてきた事実が判明されていきます。イラク戦争時の小泉政権のアメリカ追従の目的での自衛隊のイラク派遣をめぐり、国民に隠されていた事実を明るみに出して、自衛隊が本来の憲法上の縛りから解放されて、独自の判断を始めた危険性を指摘しています。今、文民統制が崩れ、イラク特措法をはじめとした法律も、自衛隊の活動を抑えることができなくなっています。

 自衛隊のサマワ駐在に至る政治的動きも、克明に描かれています。国民は、あまりにも知らな過ぎた。いや、大事な情報は隠蔽され、偽りの情報すら流されていた。この本は、現在自衛隊が置かれている状況を知る上での必読書になりますね。
 
 さて、全国に「9条の会」が、草の根レベルで増えています。先日は、大阪で「手話でつなぐ青年9条の会 近畿」の結成大会が開かれたそうです。近畿在住の聴覚障害者と手話関係者で構成された団体です。結成大会には30人が参加、若い人たちの手話を通しての9条の会の誕生は、嬉しいニュースです。これからは、手話と通じて、9条の精神が多くの人に伝わっていくことを期待しています。

小泉政権ブレーンが窃盗容疑

2009-03-30 20:12:08 | 社会
 現在、アメリカでは新自由経済を否定して、皮肉なことに、計画経済路線を推進する動きが見えている。我が国は、あの小泉・竹中政権のとったアメリカ追従路線の悪しき結果が、社会に混乱をもたらしている。今や、大量破壊兵器の存在についての情報の誤りを認めるアメリカの意向に沿った外交政策を含めた各政策の失敗を検討する必要のある段階にきている。当事者の竹中氏は、いまだ、「自己責任」を認めようとしていない。

 今日のニュースは、その小泉政権のブレーンの高橋洋一氏の犯した道徳的に問題のある行為についての驚くべきものだった。

 今後、小泉政権とは何であったか、また、この小泉氏を支持したマスコミ、田原総一郎氏らの「ジャーナリスト」、それにあの国民の異常な熱狂を冷静に分析する必要があるだろう。

小泉政権ブレーンの高橋洋一教授 脱衣場で窃盗容疑(朝日新聞) - goo ニュース

小泉ブレーン・高橋洋一東洋大教授を窃盗容疑で書類送検(読売新聞) - goo ニュース

愛の劇場「ラブレター」が本になっていた

2009-03-30 15:06:05 | 読書
 TBS愛の劇場「ラブレター」がノベライズされていたのですね。鈴木亜美が出演して、手話が使われていました。今年度の、各地の手話の講習会の生徒さんが増えるといいですが。今までも、手話が登場したドラマの後は、手話を学ぼうという人が増える傾向がありました。
 「星の金貨」 (日本テレビ系、1995年)、 「愛していると言ってくれ」(TBS系 1995年)、「君の手がささやいている」(テレビ朝日系、1997年-2001年)、「オレンジデイズ」 (TBS系 2004年)などがありました。聴者がろう者を演じるもので、本当は、ろう者によるドラマがあってもいいなと思っています。でも、手話という言語に対する社会への認識を広めた意味は大きいです。今年は、ろう者が中心となった「ゆずり葉」の上映がありますが、是非、一人でも多くの人に「日本手話」を使ったドラマを観てもらいたい気持ちでいっぱいです。

ラブレター
藤井 清美,松田 裕子,渡辺 啓
汐文社

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 「ラブレター」のドラマの中から生まれた本が「さるくんとブタさん―音が見える絵本」です。ドラマの中の美波と海司の大事なエピソードが元になっています。生まれた時から耳がきこえないブタさんに、さるくんが音を教えます。

サルくんとブタさん―音が見える絵本
たどころ みなみ
汐文社

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Sakaki Mango /親指ピアノ奏者

2009-03-30 13:59:36 | 音楽
 親指ピアノは、アフリカタンザニアの民族楽器です。サカキマンゴーさんは、日本人の親指ピアノの奏者です。
 映画「チョコラ!」の音楽も担当しています。「Diakutumeni」は、映画に使われている曲です。
 「チョコラ!」は、当初は音楽が付かない予定だったそうですが、サカキマンゴーさんという貴重な奏者な日本にいることで、音楽をつけることができたとのことです。

Sakaki Mango


Who is SAKAKI MANGO?


SAKAKI MANGO ft. N'DANA



寝る前に 「またまたプラネタリウムに行きました」

2009-03-30 01:02:21 | 日記
 ブログに関するコメントについては、ネット右翼の人は、名前もURLも書かない名無しの状態でコメントしますね。思想の多様性に関しては、ネオナチとか、ファジズムは例外ですね。内心でどう思うと勝手ですが、ひとたびそれが言動になった時は、他の思想とは別扱いされても仕方がないですね。北朝鮮に関しては、一部の人しか支持はしていないでしょう。他の方のブログにも出ていましたが、ネット右翼が愛国者扱いされる安部元首相をはじめとする与野党の政治家が、統一神霊協会の合同結婚式に祝辞を送っている事実を、ネット右翼の方はどう思っているのでしょうか。不思議なことです。さて、この話題はこれまでにします。

 昨日の日曜日は、八王子のサイエンスドームのプラネタリウムに行ってきました。国際科学映像祭プレイベントへの参加番組の「137億光年-宇宙の果てへの旅-」が投影されるからでした。この作品は、プラネタリウムがリニューアルされた時の記念作品ですが、未見だったので、ぜひ観たかったものです。土日と祝日の朝10時30分の一回だけの投影で、今日が最後の日だったのです。本当は、先週の春分の日に行く予定でしたが、その前日のシャントの再建手術のために行くことができなくなってしましました。今日は、色々と用事のある日でしたが、頑張って行った次第です。

 作品の内容は、ビッグバンから137億年経った宇宙の果てへの旅です。サイエンスドームを出発点にして太陽系から、宇宙の果てまで壮大な旅を短時間で楽しめるものです。今年は、ガリレオが自作の望遠鏡を使って天体観測を始めてから、400年の記念の年です。惑星の説明の時には、ニュートンと共にガリレオの偉業も紹介されていました。この奇跡の星と呼ばれる地球に生きる人類によって、天文学・宇宙科学が学問として体系づけられて、宇宙の解明を続けているというのも、不思議なものです。人間がいなければ、宇宙の仕組みは語られ、記されることはないのですから。

 プラネタリウムの「今夜の星空」の解説も、勉強になりました。前回の時は、冬の星座の説明でしたが、今は、春の星座も登場していました。今年は、土星の輪が見えなくなる年だそうです。

 なお、「銀河鉄道の夜」は、まだ、投影が続いています。もう、2回観ましたが、もう1回観たい作品です。前回の、「コズミック・コリジョン」の時は、うとうととしてしまいました。

いきものがかり プラネタリウム


プラネタリウム/Planetarium/GULOLO


「銀河鉄道の夜」予告編(日本語版)



『宮本涼子写真展』に行きました

2009-03-29 18:49:16 | 日記
詳しい情報は、くまぷう社長のグログを見て下さい

 今日は、府中市三好町にある古本屋さんの「本の越後屋さん」で開催中の宮本涼子さんの写真展を観に行ってきました。
 横浜で開催されていた展示即売会が終わり、やっと府中市にやってきました。

 宮本さんは、聴覚障害のある写真家です。詳しいお話や、展示会の今後の開催の情報を含めては、上のくまぷうさんのブログにアクセスしてください。

 今日は、宮本さんとくまぷう社長が会場に来ているというので、京王線に乗って急いでやってきました。午前から、プラネタリウム見学、その後は、ろう協に賛助会員の会費と、友人に頼まれた分の会費を払いに行きました。最寄りの駅が、京王線高尾駅だったので、そのまま京王線に乗り、分倍河原駅で下車して展示会に急ぎました。

 会場では、くまぷうさんの解説付きで、宮本さんの話も聴きながら写真を鑑賞しました。くまぷうさんも手話を使いながらの説明です。

 その写真を撮った時のことを聴きながら(手話を見ながらですが)、素敵な写真を堪能することが出来ました。

 たくさんの人に、宮本さんの写真を観てもらいたいです。

 宮本涼子さん


 くまぷうさんも一緒に


 くまぷうさんの歌です。今、新しいCDを制作中です。
夢の轍(訪問の家「朋」)



花の声/花屋にて

2009-03-29 18:26:13 | 日記
「だいこんそう」水切れ状態。


 時々、花屋に寄ってみる。最近は促成栽培の鉢植えが多く見られるが、やはり春が近いので、売られている品種の数も豊富になっている。
 以前は、珍しいものや、変わったものを見ると買いまくっていた時期があるが、病気をしてからは、世話をしきれないので見るだけが多くなった。

 でも、売れ残りの鉢ものを見ると、なんだか不憫になってくる。値段も安くなっているので心が惹かれるのだが、鉢数を増やすわけにはいかないので、花の呼びかける声に必ずしも応えることはできない。

 今日は、花の声に応える結果となった。売れ残りの山野草3種。水切れしているので元気がない。値段は何と一鉢105円。

 それに、ただで持って行ってくださいと書いてある植物もあった。ミヤマホタルカズラとすずらんエリカ。後者の方は、かなり、葉も落ちていて元気がない。

 何とか、生き残って欲しくて、今回は5鉢求めた。払った金額は総計315円也。

「斑入りチャルメルソウ」


「乙女あさぎりそう」


「みやまほたるかずら」


「すずらんエリカ」。一番状態が悪い。元気になるかな?


 水やりをしたら、元気になった。だいこんそうも、葉っぱが立ってきました。