令和2年1月16-18日
寒い時期にはどうしても北の方へは足が遠のき、例年この時期には熱海温泉旅行に行くことになっている。ところが女房が何かと忙しく時間が取れないという事で、私一人で行くことになった。でも一人で旅館に泊まるとなると、結構割高になるので、どうしようかと思案していたら、伊東に結構リーズナブルな旅館が有る事が分かった。
熱海は地形的にアップダウンが厳しく、それと言って観光スポットも少なく、立ち寄り温泉は地域の共同温泉も多くなく、旅館が立ち寄り客に温泉を開放しているが1500円とか2000円とかべらぼうな価格なので余り行く気がしない。湯河原は良いお湯だが、谷の奥に入るので寒そうなので、これもダメ。結局は伊東という選択になった。
伊東は大手の旅館は多くない。しかし小さな宿泊施設は結構あり、朝食のみで夕食無しの所もあり、その為夕食はホテルから出て周辺の料理店で食べる事になる。海の近くという事で、やたら沢山の寿司屋が有る。
地域の共同温泉は10か所ほど有り、我々外部の者でも300円程で入れる。温泉はアルカリ性で女性には喜ばれそうだ。泉質はナトリウム系で澄んだお湯で白濁した硫黄系のお湯が好きな私には少し物足りない気もするが。
我が家からJRで3時間程。運賃は往復で5000円余りだが、ジパングのおかげで3700円程になる。往復切符の有効期限は4日間で、途中下車も可能なので、熱海でも小田原でも立ち寄れるので、楽しい旅が組めそうだ。
ところが生憎18日に凄い寒波が来るとの事、気になるがとりあえず16日に出発。熱海からはこの可愛い電車で。
一部の座席の方向がが進行方向と直角に窓側を向いており、海岸を眺められる
伊東駅に到着はお昼を過ぎた頃。駅前のお店に入り、伊東の名物の「うずわ定食」を食べる。
生のカツオに熱々の出汁を掛けて食べるが生臭くはない。私は以前和歌山の古座駅前で同じ様な物を食べた事がある。懐かしい味だ。
宿は15分程歩き、以前泊まったことが星野屋の界の少し先に有る。多分温泉の源泉も同じだろう。
宿に荷物を置いて、天気の良い間に伊東市内の見物に歩く
葛見神社
大イチョウがある
ここは小高い丘になっており、その先に伊東市役所が
この丘を降りて海岸線に出てくる
その近くに七福神の名前がついた毘沙門天芝の湯が有る。ここに入る。300円
中は地元の方で一杯。地元の方は100円で入れる。お湯も思ったより熱めで、少し黄色く濁っており、なかなか手ごたえのある良いお湯だ。
ホテルへの帰り道に昔からの有名な温泉旅館(今は旅館としては営業していない)東海観を通り
我がホテルの近くにも共同温泉が
でも本日はお休み。泉源は多分ホテルと一緒かな。
夕食は歩いて5分程で口コミが良さそうな寿司屋に。伊東は、特にこの辺りには寿司屋さんが多い。大将の寿司に対するこだわりを散々聞かされながらも、ひと手間加わった最高の寿司を、多分都心の半分程の値段で楽しみ大満足。