平成27年10月28日 千葉実年大学の歴史研究クラブの10月度例会に出席。朝7時半に千葉駅NTT前をバスは出発。途中交通事故のせいで到着が若干遅れる。
最初の目的地は桐生の織物会館。桐生は西の西陣、東の桐生として織物の街として1300年まえから栄えた。ここには当時の古い染色技術、織物の機械など1200点が展示してあり、体験もできる。
次の目的地は渡良瀬渓谷。残念ながら紅葉には半月以上早くその気配もないが渡良瀬渓谷の入り口にあたる高津戸渓谷を散策する。渓谷という名に値する深い谷のキツイアップダウンを橋から橋まで全員が歩く。
最後の目的地は新田荘遺跡。この地は清和天皇を祖とする源義家の子義国を父に持つ義重が新田氏の祖と言われている。足利市と共に源氏の名家。新田家の8代目新田義貞が1333年に鎌倉幕府を滅ぼしたが、後に足利尊氏に敗れ、そのあと衰退していく。その後徳川の時代になり、源氏の末裔という家系を欲しい家康は、この新田氏の系図の中に得川氏が有るのに気づき、それの末裔という事にして源氏の子孫という事にしたようだ。その後家康は、この地の長楽寺を先祖と建てた寺として御朱印地100石を寄進し、長楽寺は明治維新まで栄えていく。
近くには東照宮もある。