中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

田舎暮らしの場所探しの旅

2009-04-30 05:42:12 | Weblog
 平成21年4月26日(日)-28日(火) 26日に畑作業を早い目に切り上げ、この後は田舎暮らしの場所探しの旅にモード変更する。

桜土浦ICから常磐自動車道でいわき湯本ICまで。この128キロが1000円なのは有難い。宿に入るには少し早いので、近くにある願成寺へ。ここの庭園はどこか平泉の毛越寺の様な雰囲気がある。平面的で優しい。庭の真ん中に池があり、その中に白水阿弥陀堂がある。これは国宝に指定されている。その阿弥陀堂の中には国の重要文化財の阿弥陀如来像があるのだが、残念ながら拝観時間の4時を少し過ぎてしまった。宿に向かう。温泉街の中心を走り、以前に行ったことのある外湯”さはこの湯”の斜め向かいにある松柏館へ。ここは以前は本陣だった建物だそうで、余裕のある作りで何となく風格を感じる。料理は十分過ぎる程だったが、眼ヒカリのフライを追加注文。やはりいわきではこれを食べないと。

27日は2か所の候補地を訪問する。宿を9時過ぎに出発していわき勿来ICから国道289に抜けて約30分。田人町に到着。現地の案内人と合流。他にも2組の田舎暮らし希望者と一緒にお話を聞かせて頂く。ここの土地は坪当たり1000円。私の希望は1000坪の土地を買って、半分を果樹に、残りに家を建て、100坪程度の畑と少しの花壇をと考えている。土代が200万円、小さなログハウスを建てて、1000万円程度で収まればと思っている。この候補の土地を数か所案内して頂く。紹介の物件は大体が農耕放棄地。農耕を止めて数年も経てば農地は原野に戻り、雑木林となる。機械力で形になるらしいが、昔の面影を想像するのが難しい。日当たりとか、田舎の方との距離感とかを考えに入れて、取り敢えず検討することにした。

次の約束は更に北に上がった石川町。2時過ぎに切り上げ、小一時間県道14号をひた走り到着。ここでも空家物件を紹介いただき、最近都会から移住してきた方からお話を聞かせて頂く。石川町には3つの温泉がある。母畑温泉、猫啼温泉、片倉温泉。この日我々は母畑温泉に泊まる。ここはラドン温泉として有名だ。高蔵内ホテルという10室程の小さな宿。木をふんだんに使った建物、旬の山菜と野菜を中心にした料理には大満足。

28日の訪問先は夏井川沿いの川前という所に11時。それまで少し時間があるので、今が満開だという越代の桜(写真)を見物にいく。宿の方は山桜としては日本一だと自慢する。途中くねくねとした細い道を不安な思いで看板を唯一の目印に走る。カーナビには福島県の田舎のデータは余り入っていない。更にガイドブックには、有名とは言え桜の住所は書いていないので、一本桜巡りにはカーナビは役に立たない。悪戦苦闘の末やっと桜に巡り合えた。そこだけ開けた場所で、桜を中心に後光が差しこんでいるようで、多くのマイカーとバスが停車していた。

先を急ぐので、同じ様なくねくねした道をJRの川前駅を目指して走る。途中何度も、対向車と行き違うのも大変そうな一車線の箇所を通過してようやく川前駅へ。そこから更に山に入り、案内人の方と合流。空家を数件案内頂き案内人自慢の野菜をいただく。途中から感じていたが、ここの里山の景色が素晴らしい。丁度手頃なサイズの空間の真ん中に田圃が広がり、周辺の駆け上がりに農家と畑がある。混み過ぎず、寂し過ぎることもない。杉や檜というよりは広葉樹が中心で、柔らかい薄い新緑が目に鮮やかだ。

帰りは夏井川沿いに走る。例の如く途中一車線になる県道と、電化されていない単線のJRと、女性的な優しい渓谷美の夏井川。でも時には男性的な面も見せる。これらが途中場所を入れ替えながら、いわき迄三つ巴で絡む様に進んでいく。我々はいわき三和ICから高速道路に乗る事にしていたが、途中で草野心平記念館を発見して見学。近くには生家もある。どうしてこんな辺鄙な所に?と思ったが、生家の場所だから建てたのだろう。閉館時間直前という事もあったが、見学者は我々だけ。折角の記念館だから多くの人に知って欲しい。

いわき三和ICから日立南太田ICまで高速を走り、そこからは国道6号・51号と経由して、潮来から関東自動車道で戻ってきた。やはり高速の割引の恩恵を蒙り有難かった。予想よりも早く8時過ぎには自宅に戻った。

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夏野菜の準備

2009-04-19 22:30:41 | Weblog
 平成21年4月19日(日) 最近は行事が詰まっており疲れ気味。でも夏野菜の準備の為には、今が頑張り時。朝6時に自宅を出発したら畑には7時半に到着。今日は天気も良いし仕事が捗る事だろう。

先ずはスイカ畑で少し残っていたマルチ掛け。サツマイモ用に90センチ幅のマルチを並行して2本作る。次いでマクワウリ用のマルチを張る。ジャガイモが順調に育っている。そろそろ芽かきをしないといけないが、女房が小さいジャガイモが美味しいので、沢山有っても構わないというので、芽掻きは止めて、小さいのを沢山作る事にした。

次いでサトイモ用の畝の残り半分の内の更に半分に、山芋とヤーコンとショウガの種イモを植える。少し場所がまだ残っている。どうするか?

ベース畑に先ずはトマト用の90センチ幅の畝を2本平行に作り、その上にパイプを組んで、後日ビニールを掛ける事にする。トマトは雨が苦手なので雨対策。今の内に篠竹でトマトの支柱も拵えておく。インゲンの苗を植えて、支柱を組み立てる。(写真)  遅い目に種まきしたエンドウに支柱を立てる。ソラマメを良く見ると、アブラムシがぎっしりたかっている。手で潰すが追いつかない。ニラがよく育っている。そろそろ来週辺りから収穫できそう。イチジク、ラズベリーの葉が出だした。
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春が来た

2009-04-16 22:29:20 | Weblog
平成21年4月16日(木) 先週末は土曜日に予定が入り、日曜日は天気が悪かったので畑に行けなかった。出来るだけ早く行きたいと思っていたが、ようやく時間が取れたので、今日畑に行った。平日は国道16号線が混む。でも早く起きたので5時半に自宅を出発。7時過ぎに畑に着く。途中で農家の方と出会った。今日はサトイモを植えたいと言うと、その分だけ機械で耕してくれるという。まず先週やり残した畝にマルチを張った後、サトイモの種を植える。更にその上に保温・保湿・雑草対策用に黒マルチを張る。50米の畝2本にマルチを張るのは大仕事。

3月16日にジャガイモの種を蒔いた。所が寒かった事も有ったが、全く芽が出る様子もなく、心配していた。今日畑に行ってみると、全ての種から芽が出ている。(写真)やはり寒さが影響したのか。一安心した。

ベース畑に戻って、スイカ用の畝に白マルチを張る。ブロッコリーは先々週から自宅で育苗してきた。これを畑に移植し、虫除けのネットを張る。先週種を蒔いたカブ・ミズナ・ラディッシュは元気な芽が出ている。ソラマメは元気に育っている。エンドウもよく育っている。時間差で遅れて種を蒔いたエンドウも新芽がよく育ってきている。タマネギがよく育ち、目に見えて丈夫になっている。梅には小さな実がしっかり成っている。ラズベリーに新芽が出ている。もう春だ。

 
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快適古民家塾

2009-04-13 05:34:00 | Weblog
 平成21年4月12日(日) 古民家改修の断熱についての日帰りセミナーが、福島県の須賀川で行われるので参加した。古民家は、いくら改修して綺麗になったと言っても、やはり冬場は寒いので辛いと聞いている。それをどこまで改善できるのか?知りたいので参加した。
 朝6時半に東京駅八重洲口のヤンマービル前に集合。自宅から最寄りの駅までは、まだ始発のバスもないので、5時過ぎに女房に自家用車で送って貰った。
6時半過ぎに快適古民家再生協会(古民協)手配のバスが出発。バスは首都高から東北道に入り快調にひた走る。1000円高速料金のせいか、少しは車が多いかな?という程度で、道もまだ空いている。

 10時前にはセミナー会場の、須賀川にある福島ビッグパレットに到着。ここは宇宙ステーションの様な形をした建物。平成10年に完成というから、正にバブルの時の作品だ。セミナー等の開催には便利だろうが、実際にはどれ程使われているのだろうか?他には使っている人は少なく、ひっそりとしていた。

 記念講演として、会津大学の先生の古民家のお話を聞いたあと、古民家改築の実例の見学のため高柴デコ屋敷に移動。ここのデコ屋敷のうちの一軒が、この冬に古民協の手で改築、先日完了し10日後に一般公開するので、その前に我々に紹介しようというものである。

 三春人形は、木型の上に和紙を張り、乾かしてから中の木型を取り出し、切り口を修復して、色付けをして完成させる。この地域には本家恵比寿屋、本家大黒屋など数軒のデコ屋敷が300年に渡り、これを受け継いでいる。

 実は私は昨年秋にも福島産業遺産巡りツアーで、同じ店を訪れている。広い間口を開放して商品を並べ、隣でご主人が手作業で一個づつ制作していた。冬はさぞ寒いだろうなと思った。この本家大黒屋は、その後改築工事に入り、今回の我々の訪問直前に完成したという訳だ。私は丁度改修直前と直後を見たことになる。
 建坪70坪という立派な建物で、改修なったあと太い古材を見せた天井の広いスペースは美しい。屋根裏には20センチの厚さのグラス・ウールを張って断熱しているそうだ。壁にも同じ様な手法で断熱し、水周りも近代的に仕上がっていた。最近は少し暖かくなってきたとは言え、大きな家の出入り口を開けっ放しにしてあるので、普通なら寒いのだが、それは全く感じない。
 出口で福島放送が取材に来ていたのにつかまって、インタビューを受けた。先週も銀座のふるさと回帰支援センターで資料を見ている時に、NHKラジオのインタビューを受けたが、インタビュー付いている。最近はブームなのか、マスコミが田舎暮らしだとか古民家等のテーマでよく取材している。

 周りを少し散策していると、でこ屋敷の裏の畑に出た。(写真)
何気ない畑風景だが、そこかしこに色んな種類の桜が満開だ。農作業をしている夫婦がいたが、こんな桜を見ながらの農作業なら楽しいだろう。

 見学を終わり須賀川に戻る。途中の田園風景は典型的な福島の里山風景で、色んな種類の桜が今を盛りと咲いている。こちらはソメイヨシノが少なく、ヤマザクラやシダレザクラが多い。他にもウコンやヤエザクラも有ってピンクのグラデーションが美しい。
 この地域の名前の三春は梅・桃・桜が一度に咲き出す事から三春という名前が付けられたというのは有名な話で、今近所では梅まつりをやってますと聞いた。他にもは白いコブシの花があちらこちらに咲いており美しい。
 渓流沿いに植わっているソメイヨシノも良いが、この里山に一見何の規則もなく、雑然と植えられているバラバラの種類の桜が里山の風景と実によくマッチしており、気持ちが和む。

 セミナー会場に戻り、古民家の断熱技術の説明を受けて、同じバスで東京に戻る。途中少し道は混んだ所もあったが、1000円の影響はそれ程もなく、9時の東京駅に帰着、解散となった。

 
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畝の準備

2009-04-04 20:28:24 | Weblog
 平成21年4月4日(土) 今日は夜に少し雨が降るとの予報。それなら丁度種まきに好都合という事で、いつもは日曜に行くのだが、畑に今日行く事にした。

朝早く出発したら、畑には8時到着。まだ誰も来てない。先ずはジャガイモの様子を見に行ったが、今だに芽が出ていない。既に3週間も経つのに。やはりこれまでの寒さがたたったのだろうか。もう一本の畝を整理していると、農家の方が来られた。今年は畝を3本借りる事になっていたが、もう一本使って良いよと言って頂く。また手が回らず大変になると思うのだが、貸して頂くことにする。ここに何を植えるか?トウモロコシを植えようか。毎週10株づつ植えて行けば、結構長い期間に渡って食べられるから良いかも。取り敢えず一本の畝にマルチを掛けて準備だけしておく。

ベースの畑に準備した一本目の畝に、自宅で育苗しておいたキャベツの苗約30本を植えて、網のトンネルを掛ける。
2本目の畝に先週種まきしたラッディッシュ、カブ、ホウレンソウは不織布でカバーしておいたのが良かったのか、みんな芽が出ている(写真)。
3本目の畝を作り、黒マルチを張って、種をまく。今日はチンゲンサイ、ダイコン、ミズナだ。帰りがけに天気が変わってきた。この分だと夜は天気予報通り雨だろう。植えた種と苗に水をあげない。
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