中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

諏訪温泉と蓼科の紅葉(part2)

2008-10-25 09:28:35 | Weblog
 平成20年10月23日(木) 今日は安曇野をドライブしてゆっくりと美術館巡りをしようと予定していたが、生憎天気予報は曇りのち雨。いくら景色の綺麗な所でも、どんよりした天候では楽しくないだろうと思い急遽方針変更。ゆっくりと諏訪湖周辺を巡ることにした。

 先ずは諏訪大社。昨日は上社の前宮と本宮に参拝したので、今日は下社。先ずは駅から近い秋宮へ。ここは以前に青春18切符を使って日帰りした事がある。丁度菊花展を開催中。ここから春宮へは広い道も有るが、私は前回立ち寄った外湯の”旦過の湯”の前の細い道を通る。ここが旧中山道。古い家並みが数軒続き、その面影を偲ばせる。その先で広い道と合流し、そこが春宮。丁度改装中でも有ったが、秋宮と比べると随分小ぢんまりとしている。

 春宮の横を流れる小川を渡るとその先に“万治の石仏”がある。(写真) 石仏の表情は何となくイースター島のモアイ像を連想させる。何でも春宮の鳥居を作る時に、この石にノミを入れたら、そこから血が流れ出たので驚き、この石に阿弥陀如来を祀ったとか。かの岡本太郎さんもいたく感激されたと。この石仏の周りに収穫まじかの稲が穂を垂らし、石仏が野菜畑の真ん中に有るのが何となく心安らぐ。

 ここから諏訪湖に戻り、諏訪湖間欠泉センターへ。昔は数分おきに、ここから温泉が自憤していたそうだ。最近はそのパワーも衰えてきているので、1日に数回程度に調節しているそうで、次回の自憤は11:30とのこと。少し時間があるので、向かいのタケヤ味噌のショウルームで味噌を味見しながら待つことにした。20人程の観光客が待つ中、11:30定刻にいきなり自憤が数回あった。しばらくエネルギーを蓄えた後、もう一度自憤するかと見えたが、力尽きた様で終わり。確かに力不足の感は否めないが、最初の自憤は素晴らしかった。まだまだ現役だ。

 次いで高島城へ。ここは諏訪湖を背景にした”浮城”と呼ばれた。NHKの大河ドラマの撮影の際は由布姫のシーンをここで撮影したと。お城の庭にあるイチョウの木の下で、銀杏を拾っている人がいるので、つられて我々も拾い出した。幾らでも拾える。風が吹く度に、バラバラと実が上の方から落ちてきて、拾うのに忙しく限がない。でも生憎一番沢山落ちている所で、落下する銀杏の集中砲火を浴び、頭から服まで銀杏の汁を浴びた。水で洗っても匂いが取れず、帰宅するまで匂いに悩まされた。高島城から近くの神州一味噌の丸高蔵に立ち寄り、味噌を味見して昼食にする。味噌をベースにした薄味の味付けに満足。

 SUWAガラスの里を訪れる。可愛いクリスマス用のデコレーションからグラス等各種ガラス製品が販売されており、多くの女性たちが目の色を変えて物色している。買わずとも、見るだけで楽しい。

 次いで近くにある原田泰治美術館へ。味わいのある作品が並んでいる。明るい作品の中にもどこか翳を感じる。作家の生い立ちから現在に至る映像を映し出していた。小さい時から色々苦労されていた様だが、現在は沢山の素晴らしい友人に囲まれて頑張っておられる様子。さだまさしは無二の親友だそうだ。
 美術館の中のカフェで湖面を見ながら休憩。電車の時間まで、まだ1時間程あるので、遠回りして諏訪湖を一周、といっても20分も掛からず上諏訪駅に到着してしまう。余裕をもってレンタカーを返却し、あずさ30号で戻った。
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1 コメント

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Unknown (ellie)
2008-10-28 13:50:58
これは
首が伸びる大仏ですね
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