中年親父的「奥の細道」

日本大好き!旅行大好き!な中年親父の旅行記。
おすすめグルメや温泉スポットを紹介します。今は週末農業で大忙しです。

イタリア・トスカナの旅 3日目

2015-05-31 13:44:38 | Weblog

平成27年5月17日 本日はパルマからボローニャ経由でフィレンツェに入る。

イタリアを鉄道で旅する場合の一番の問題点は荷物。プラットホームから車両に登る際に2段或は3段のステップを、20キロ以上の重い旅行鞄を引き上げねばならない。これが結構キツイ。日本のバスのステップの倍位の高さの差が有るだろうか。日本の電車がほぼフラットになっているのが本当に素晴らしいと実感する。唯一フラットだったのがミラノ・マルペンサ空港とミラノ中央駅を結ばマルペンサ・エキスプレスだった。

もう一つの問題点は荷物を預かってくれる場所が少ないこと。主要な駅には手荷物預かりがある。昔はもっと沢山有ったらしいのだが、最近は減っているんだと。今回私が旅する地域で、手荷物預かりが有るのはボローニャ中央駅、ミラノ中央駅くらいで、パロマにはない。無い場合は一旦ホテルにチェックインして荷物を預け、そこから身軽になって出かけることにしている。

もう一つの問題は電車の遅れ。5分程度の遅れは通常の様な気がした。列車の発車表示の横に「 5'Ritardo」等の表示が。先ず覚えるべきイタリア語は”ショーペロ”(ストライキ)と聞いていたが、今回の旅ではなかった。

切符を買うのもなかなか大変で、係員から買うのに行列ができている。こちらは言葉の問題もあり大変なので私はやらない。どんな駅にも機械が設置されているから私はそちらを使った。先ず言語を選ぶ。英語を選んで次へと進んで行けば次の電車の案内も出てくる。1等・2等を選び、座席指定もして、支払方法も選んで簡単に切符が買えてしまう。またカードが使える。厄介なのは、この機械の周りにスリが多いこと。使い方の説明をするようなポーズで釣銭をさっと盗んで行くようである。

パルマからボローニャまでは短い距離なのでRV(レッジョナーレ・ベローチェ)の1等の切符を買った。荷物を持つと身軽に動けないので、私は1等に乗ることにしているが、困るのはこの1等の車両が7-10両連結の列車の先頭か、最後か、真ん中かの決まりが無いこと。待機していて予想が外れる急いで走ることになる。その点2等の方が車両が沢山あり楽なのだが、やはり客層が気になる。

ボローニャに到着後、1番線の隣にある手荷物預かりに預けて、歩いて10分で市の中心へ。ポイントは結構中心に集まっている。マッジョーレ広場を囲むように市庁舎、サン・ペトロニオ聖堂、アルキジンナージ宮、ポデスタ館とエンツオ王宮がある。少し離れてボローニャの斜塔がある。

サン・ペトロニオ聖堂は14世紀から17世紀にかけて建設され、今もまだ未完成。

 

アルキジンナージ宮は1803年まではボローニャ大学であった。ヨーロッパ最古の大学で、自由都市ボローニャだからこそ教会の反対をものともせず、世界初の人体解剖が行われた。その解剖学大階段教室が公開されている。

 

ボローニャの斜塔は、当時皇帝派と教皇派の対立の中で、どれだけ高い塔(砦)を作るかを競ったと。

ボローニャの観光を終えてボローニャ駅に到着。手荷物預けの隣がitaloの切符売場。これは新しく出来た私鉄でイタリア国鉄の遅れなど悪い点を改善して早く・安いサービスを行っている。新幹線並みの高速で最高は340とか360キロを出すという。ボローニャ-フィレンツェ間を30分で走る。案の定電車は5分遅れで入線したが、途中で頑張って300キロで走り、5分の遅れを取り戻し自慢げに”We are on time"と表示がでた。予定通りの時刻にフィレンツェに到着した。(21,648歩)

 

 

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イタリア・トスカナの旅 2日目

2015-05-28 06:47:12 | Weblog

平成27年5月16日 宿のご主人に最寄りのFERNO-LONATE駅まで送ってもらい、そこからマルペンサ・エキスプレスでミラノ中央駅まで。ローカル線という事で、私の知っている切符販売機とタイプが違う。この機械はキャッシュ・カードは使えるがクレジット・カードが使えないタイプ。4.8ユーロを現金で払う。英語で対話できるので問題ない。

所で友人からイタリアでは抜け目のない悪い人がいるから気を付ける様に忠告を受けていた。もちろんそんな事百も承知。でも持ってないお金は盗られないでしょう。という事で今回は支払いは殆どカードですべく、現金は余り持っていない。現金は960ユーロだけ。それもフィレンツエの下宿に320ユーロ支払う予定で、昨夜の宿は現金しかダメという事で75ユーロ、それにタクシーの25ユロを支払ったので残りは540ユーロ。タクシーとか簡単な昼食や美術館等の入場料は現金しかダメだろうから、逆にこれで残り2週間弱やって行けるのか?心配になってきた。

ミラノ中央駅に到着。ここは他の駅と比べても段違いに大きい。プラットホームは日本式の3階で、ショップが2階、切符の販売は1階にあり、これを長いムービング・ウオークで繋いでいる。切符を買いに降りるだけで時間が掛かる。

今日の目的地はパルマ。先ずはインター・シティーの1等に。長距離列車は概ね座席指定となる。24.5ユーロ。カードで支払う。ミラノ発10:00でパルマ着11:19、便名がIC1545、2号車、座席番号83。

パロマはパルミジャーノ(パルメザンチーズ)と生ハムで、そして大指揮者トスカニーニの故郷。スタンダールの小説「パルムの僧院」の舞台として有名。

更にギターで演奏している曲「マリア・ルイサ」の町でもある。パルマは1545年に教皇パウルス3世が息子にパルマの領地を与えたことにより、パルマ公国が誕生する。その後ファルネーゼ家とブルボン家の支配下にあった後、19世紀の一時期だけマリア・ルイーザが統治した。彼女は神聖ローマ帝国の最後の皇帝フランツ2世の長女で、のちにフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトの2番目の妻になる。ナポレオンがエルバ島に流された後もパルマ公国はマリア・ルイーザに与えられ、人々は彼女を「愛される皇妃」として語り継いだ。

パルマは小さな町なので歩いて回る。先ずはピロッタ宮殿。ここにはヨーロッパ最古の劇場と言われるファルネーゼ劇場がある。ドウーモ広場の正面のドウーモは天井はじめ堂内全体をフレスコ画で飾ってあり、荘厳な雰囲気。隣の洗礼堂8角形6層のユニークな形で内部は素晴らしい彫刻と絵画がある。その後ろにはサンジョバンニ・エバンジェリスタ教会がありフレスコ画で飾られている。観光地を一通り見た後徒歩で宿に戻る。(24,780歩)

 

 

 

  

 

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イタリア・トスカナの旅 1日目

2015-05-27 18:49:04 | Weblog

平成27年5月15-27日 5月11日までに夏野菜を植え終えた。その後のことは少しは心配だが旅をしたい気持ちも募る。2週間ほどイタリアのトスカナ地方を旅することにした。

今回の目的は、①いずれイタリア版”青春18切符の旅”をすべく、その準備としてイタリアの鉄道の旅を経験すること、②フィレンツェにある語学学校に1週間だけ入学すること、③そこで学校が紹介してくれる民家に下宿すること、④トスカナ地方の都市を回ること。訪問都市はパルマ、ボローニャ、フィレンツエ、モデナ、レッジョ・エミリア、ピアチェンツア。

丁度5月にミラノ万博が始まり、アリタリアが増便している。その為か航空券を安く売っている。タイミングが良く15%割引のチャンスがあり、ミラノ往復で72,500円で購入できた。前回ローマに行った際に時刻表を購入しておいたので、大体の旅程を組むのに役に立った。

5月15日に成田を出発、予定通りミラノに到着。今日はマルペンサ空港近くの家族経営の簡素な宿を予約しておいた。電話をすれば迎えに来てくれると。私の海外専用の携帯には相手の電話番号を入れて準備していたのが、準備をしたのが早すぎたのか、いざ使うとなるとバッテリー切れを起こしていたのを、いざ電話する段になって気が付いた。仕方なく迎えに来てもらう事を諦め、タクシーで空港をぐるっと半周した先の宿へ向かう。25ユーロも掛かってしまった。おまけに宿の主は別の客のピックアップで出かけていて留守。携帯に連絡せよとのメッセージが残っているが携帯が使えない。雨が強くなるなか20分待ったころようやく主人が戻って来た。もし携帯が繋がっていたら、一緒に空港でピックアップして貰えた筈なのに・・・。兎に角ようやく長いフライトの後眠ることができた。

 

 

 

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今日は日帰り

2015-05-11 20:12:50 | Weblog

平成27年5月11日 この週末はゴルフとギターの予定が有ったので、変則的に月曜日にクラインガルテンへ行く事になった。朝3時半に自宅を出発。国道16号は一般の自動車は少なく、殆どが荷物を運搬するトラック。道は空いているという程でもないが、結構早く走れる。2時間掛からずにクラインガルテンに着。今日は日帰りなので、手際よく作業をしなければ。

先ず先週植えた夏野菜の確認。カボチャ、トマト、ナス、ピーマンはビニールで風除けをしてあるので良く育っている。ゴーヤも順調。ソラマメは少し実が入っている。急にアブラムシがいなくなった。スナップエンドウはもう食べ頃。収穫する。今は道の駅でも片手に乗るほどで200円もしている。1000円程収穫する。枝豆の種を先週播き不織布で覆っておいた。あれから1週間で、芽が出ている。早く不織布を外してやらなかったので、痛んだものもあった。そこに追加で再度種を播く。オクラの若い苗を植えておいたが、ビニールで保護しておいたのが良かったのか、皆良く育っている。

里芋がようやく芽が出た。京イモはとっくに芽が出ていた。なかなか芽が出なかった石川早生も今日はほぼ全て芽が出ている。ジャガイモは良く育っている。少し多い所は芽欠きをする。花が咲いているものもある。ヤマイモは元気に沢山の芽を出し、蔓が伸びている。

昨年秋に植えたキャベツを1個収穫。春まきのキャベツはまだ手のひら大程度の葉っぱだが良く育ってきた。レタスを収穫。春菊を収穫。小松菜を収穫。先週植えたスイカもよく育って、蔓も伸びてきた。

 

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笠間観光の合間に畑仕事

2015-05-06 13:26:58 | Weblog

平成27年5月1-4日 陶芸の丘での”笠間ひまつり”や稲荷神社の藤などの合間を縫って畑仕事。

先々週あたりから1週間で野菜は大きく成長している。しかも最近は余り雨が降らなかったので、滞在中は毎日水を掛けてあげたところ、ぐんぐんと成長するのが日毎に目に見えて分かった。小松菜などは一日で食べごろ、翌日には行き過ぎる程にぐんぐん成長している。ゴボウが本葉が出かかった頃で、雨が少なく双葉が枯れかかっていたものが、ようやく元気を取り戻した。ヤマイモも給水のお蔭でニュルニュルと蔓を伸ばしてきた。

ソラマメは順調に育ている。丈が伸びすぎたのでその先端を先週切り取ったので、アブラムシは少しましになったが、まだまだ一杯いる。でもそれにも拘わらずソラマメは大きく育っており、鞘を一杯付けている。エンドウがようやく成長のスピードを上げてきた。大きく育ち、沢山の白い花を咲かせている。

近所のホームセンターで苗を購入。ナス2本、ピーマン2本、シシトウ1本、スイカ2本、トマトは愛子の赤と黄の各1本。カボチャ3本。自宅で育ててきたオクラ10株を植え付けてビニールで保温しておく。その横に枝豆を20個程種を播き、その上から不織布で多い保湿とカラス対策。

イチゴは活発に動いている。栄養をあげ過ぎたせいか花は余り増えないが、やたら体が元気で5本も6本もシュートを出している。秋には沢山の株になっていることだろうが。それでも実は大きく育っている。まだ赤くはなっていない。

ジャガイモも日毎大きく成長している。サトイモは京イモがすぐに芽を出したものの、石川早生はまだ芽を出してこない。ヤマイモは沢山の蔓を伸ばしている。

スイカ2株買ったものと、自宅で育てた小さな2株を植え付けビニールで保温する。ルバーブが4株大きく成長している。その内の2株には花が付いている。キャベツは秋に播いたものが食べ頃に成長しているので1個収穫。春に播いたものは大きくなり始めた。

 

 

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笠間火祭りと笠間稲荷の藤

2015-05-05 07:15:37 | Weblog

平成27年5月2-3日 連休に娘が笠間にやって来たので、お目当ての「笠間ひまつり」へ行く。

当初は到着の翌日の朝8時頃に出発して、8時半頃に会場に入る予定であったが、この期間は駐車場がとんでもなく混むうえに、強い太陽で体力を消耗してしまう。今回は皆が一通り見回って帰る、夕方のタイミングを狙って会場に入る事にした。

娘は昼前に笠間駅に到着。クラインガルテンの評判のそば処でお目当ての野菜天蕎麦を、デザートには笠間駅前のグルエールで買ったケーキを食べ、一息ついた所で陶芸の丘の火祭り会場へ。駐車場はほぼ満車状態ながら、帰る車があるのでぽろぽろと空いてきている。我々が着いた時も空きが有り、すんなりと駐車できた。

会場が閉まる5時まで約2時間、段々と太陽が傾きだし暑さは治まって行く。毎年この会場に来ているが、沢山の陶芸家さんと大勢の人。それぞれお気に入りの陶器を購入した。私はワインを飲めそうな陶器のカップを購入。この作者がオーストラリアから来ている外人さんと知って驚く。何となく作品の雰囲気が違ったのもその為か。英語で話すべきか?と思ったが流ちょうな日本語で答えてくれた。

翌日は時間に余裕があったので、笠間駅前の道をずっと行った先にある笠間稲荷神社へ。ここの藤は素晴らしい。八重咲きの物もある。余りの凄さに圧倒される。そして沢山の花から香りが充満してくる。

 

 

 

 

 

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5月の連休はクラインガルテンで

2015-05-04 21:52:37 | Weblog

平成27年5月1日~4日 5月の連休はどこも混むので、それを避けて笠間クラインガルテンで過ごすことにした。途中で娘も合流するとのこと、まだそれ程混んでいない5月1日に笠間に移動。先週あたりから急に暖かくなり、草花も元気になっている。夏野菜の苗の植え付けの前に周りの草花の様子を眺めてみる。

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