令和元年8月30日 早朝の海岸を散歩した。
昨日バスガイドさんから、この地でよく見られるエゾタマキ貝の真ん中にドリルで開けられたような穴が開いている物を頂いた。誰かが細工したものかと思ったら、ここに住むツメタ貝というのが開けた穴だという。このツメタ貝は自分の体から酸を出しエゾタマキ貝に穴を開けて中身を食ってしまうのだそうだ。これがホテルの近くの海岸で拾えると聞いていた。
海岸にはエゾタマキ貝の貝殻が沢山打ち付けられている。
その殆どは穴が開いていないが、よく見ると穴が開いている物がある。夢中になり20個程拾った。
これが貝同士の戦いの結果だとはすぐに結びつかないが・・・
朝食の後、バスはホテルの近くの久種湖へ。取り立ててどうという事の無い湖
その後いよいよ専門のガイドさんが付き、高山植物の観察の為に桃岩展望台の散策に。前日までの天気予報は雨で雨カッパ覚悟であったのが、どういう訳か天気は快方に。晴れ間も出る程に。
自然の植物を守るために、遊歩道から出て踏み込むことは禁止。草花に触る事も自然保護と一部毒が有るものがあるので禁止。
この遊歩道はアスファルトが引かれているが、小泉元首相が来た際に慌てて作ったものらしい。
真っ先に目に入ったのがリシリブシ、またの名をトリカブト。猛毒が有り触る事も危険。葉っぱはヨモギに似ているがよく見ると違いが分かる。
チシマフウロ
ハナイカリ
エゾニュウは花が過ぎて枯れていた
ノコギリソウ
ミツバヒヨドリ
サラシナショウマ
ミヤマキンポウゲ
レブンイワレンゲ
高山植物の鑑賞を終えて下に降りて後ろを振り向くと桃岩の全貌が。名前の通りの形をしている。
フェリー乗り場の香港の近くで、昼食はホッケのちゃんちゃん焼き