路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

山裾を静かな雨と山吹と

2006年05月08日 | Weblog

 朝から雨。断続的に降り、寒い。

 午後、思井図書館へ。
 久しぶりのこの図書館。リニューアルというか、開架の並べ替えをしたというので、どんなものかと。
 以前よりだいぶユッタリとしたスペースになっておるな。
 今まで、文庫や新書で別の棚になっていたものを、全部の本を種類別に配架してある。
 例えば、歴史、という分類の棚に一般の歴史書と、全集や東洋文庫や講談社学術文庫、岩波新書等々が並んでいる。
 確かにコレの方が、普通手にとらない東洋文庫なんかに目がいく可能性は高いな。本の配列はデコボコだけど。

 ここで借りた本は以下の3冊。
 角田光代 岡崎武志『古本道場』(ポプラ社2005)
 池内紀『生き方名人 たのしい読書術』(集英社2004)
 荒川幾男『昭和思想史 暗く輝ける1930年代』(朝日選書1989)

 帰りに城跡図書館にも寄る。
 ここでは開架はザッと巡って、二階のリサイクルコーナーへ。
 以下二冊を拾う。
 古井由吉『行隠れ』(河出書房新社1972)
 北杜夫『牧神の午後』(冬樹社1965)
 この二冊意外と掘り出しモノだったかも。
 いつもながら、アリガトウごぜえやす。

 夜、池内本と『古本道場』読了。なかなか面白かった。

 連休は完全に終わり。(あんまりゴールデンウイークというカンジもしなかったけれど)
 明日からいい日が続きますように。